7.《ネタバレ》 今時分の日本で観るとトミー・リー・ジョーンズはどうしても缶コーヒーのCMに出てくる「宇宙人のジョーンズさん」と重ねてしまう(笑)日本の労働基準法にグチを言い、商用車を駐禁取られ、八代亜紀に泣くこの男が・・・(笑)
前作『逃亡者』のほうはものすごく小さなときに観た記憶がうっすらある程度だったので、続編としてではなくほとんど『追跡者』単独で観たわけですが、それでも十分楽しかった(*^ー^*) アクションとしては長いほうのこの映画ですが、2時間たっぷり充実感があります。もう遅いから早く寝たいな~と思いつつもやめられない、止まらない。
『追跡者』と言うだけあって、サム(=トミー・リー・ジョーンズ)率いる追跡チームの手際のよさにはプロを感じる。今の映画みたいに「製作費~億ドル!」とか「目を見張るほどのSFX」なんて無いし、そういう意味では地味な映画だけど、こういう映画を観てきて育った世代にはこのどこか素朴で純粋なストーリーが単純に面白い。最近無いもんねー、こういう単純に楽しめるアクション。大事にしたい一作だなと感じました。