2.《ネタバレ》 ボクシング映画「拳闘」。
チャップリンの映画はよく殴りあいが描かれるが、殴り合うスポーツであるボクシングがチャップリンの映画に出たのは多分コレがはじめてかも。
これが「街の灯」になると要素の一つとして彩を添えるだえ。その添えるだけの場面を最高に盛り上げるのがチャップリンという人だと思う。
ブルドッグとホッドドッグを食べるシーンからはじまる。
何処となく「犬の生活」の原型も見えてくる。
ひょんな事からボクサーのテストを受ける事に。
シャドーで練習する人も。
採用する側もタンカを用意して次から次に打ちのめす。
チャップリンは「バレなきゃイカサマじゃないんだぜ?」という具合にグローブに馬蹄を入れてしまうWWWちょWW
先輩には“キックボクシング”まで見舞ってしまう。
トレーニングで凶器のごとくボクサー仲間を襲うダンベル。つうかトレーニング中にがぶがぶビールを飲むなよ・・・W
耳で飲んで口から出すシーンは笑った。ビンはキスを隠す道具にも使われる。
今回のエドナ・パーヴィアンスはヤケに巨乳に見える。
ライバルのスカウトマンまで打ちのめして“金だけ”徴収。腕吊りのアレまでブランコに。
クライマックスのボクシングシーン!
かわすにかわし、クリンチでバレリーナのようにグルりと回転までしてしまう。
審判もボカスカ殴られ意識朦朧、どっちもタフで引かないがブルドッグという名の幸運の味方がチャップリンにはついているのでした。