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テキサスの五人の仲間

[テキサスノゴニンノナカマ]
A Big Hand for the Little Lady
1966年上映時間:95分
平均点:7.80 / 10(Review 50人) (点数分布表示)
ドラマコメディウエスタンTVの映画化
新規登録(2003-10-05)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-02-24)【イニシャルK】さん
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監督フィルダー・クック
キャストヘンリー・フォンダ(男優)メレディス
ジョアン・ウッドワード(女優)メアリー
ジェイソン・ロバーズ(男優)ヘンリー・ドラモンド
バージェス・メレディス(男優)ドク・スカリー
チャールズ・ビックフォード(男優)ベンソン・トロップ
ケヴィン・マッカーシー(男優)オットー・ハバーショー
ロバート・ミドルトン(男優)デニス・ウィルコックス
チェスター・コンクリン(男優)チェスター
小山田宗徳メレディス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
久松保夫ヘンリー・ドラモンド(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小林昭二ベンソン・トロップ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大塚周夫オットー・ハバーショー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
滝口順平デニス・ウィルコックス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
槐柳二(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
野沢雅子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
富田耕生(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
緑川稔(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
北村弘一(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
渡部猛(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
勝田久(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
野田圭一(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
脚本シドニー・キャロル
音楽デヴィッド・ラクシン
編曲エドワード・B・パウエル(ノンクレジット)
撮影リー・ガームス
製作フィルダー・クック
ジョエル・フリーマン(製作補)
美術ラルフ・S・ハースト(セット装飾)
ウェイン・フィッツジェラルド(タイトル・デザイン)
その他ジョエル・フリーマン(プロダクション・スーパーバイザー[ノンクレジット])
あらすじ
西部で最大のポーカー勝負が始まった!一筋縄ではいかない曲者5人が繰り広げるポーカーに旅の途中偶然立ち寄った男(ヘンリー・フォンダ)が加わるが、散々いいカモにされた挙句に発作で倒れ大ピンチ!夫の危機を救うべく5人に挑む妻(ジョアン・ウッドワード)が打った大バクチとは…??
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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12
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24.《ネタバレ》 キャスティングの勝利ですね~、これは。製作当時なら、ヘンリー・フォンダはアメリカの「良心」、ウッドウォードなら「貞淑な妻」っていう、正にイメージにピッタリの役者だったはずでしょうからね。まんまと騙されました。善人男女ならおそらく五割くらいのヒトは騙されるんじゃないでしょうか?私はといえば多少映画、世間ずれしているため、フォンダ&ウッドウォードの夫婦コンビには絶対裏があって、ポーカー五人組の中に実は仲間がいるっていう結末に違いない!と踏んでたんですが・・・。おしまいまで見て、ようやく邦題のミスディレクションに気が付いた次第。いやいや、この邦題をつけた方はなかなかの強心臓ですね~(笑)後味がきわめて良いのは、このポーカーゲームで、根っからの女性蔑視主義者や家庭軽視者たち、それぞれの心境の変化が的確に描かれているためだと思います。オーラスで見せた、フォンダの粋ないでたちとカード捌きに私はうなりました。チクショー、よくも騙してくれたな、この千両役者め!(笑)ウッドウォード女史の演技者としての真価を知りたい方は、彼女のオスカー受賞作「イヴの3つの顔」を是非ご覧あれ!
放浪紳士チャーリーさん [DVD(字幕)] 8点(2011-07-17 22:58:39)(良:3票)
23.《ネタバレ》 BS放送分を取り敢えず録画していて、いつの時代のどんな映画かほとんど分かっていない状態で鑑賞をした。
この映画において、その鑑賞のプロセスはとても幸福なものだったと思う。
古い映画だけに、少しでも予備知識が入ってしまっていたなら、この映画の素晴らしい娯楽性を完全に堪能することは出来なかったろう。

テキサスきってのギャンブラー5人が集い年に一度のポーカー・ゲームに興じるホテルに、旅の夫婦と息子が辿り着く。夫は無類のポーカー狂で妻と息子の制止を顧みず、ポーカーに混ざり全財産をつぎ込んでしまう……。

原題は「A Big Hand for the Little Lady」。訳すならば「淑女の大いなる一手」といったところだろうか。
このタイトルも洒落ているが、珍しくも“邦題”に対しても「ウマい!」と言いたくなる映画だったと思う。

ポーカーというトランプゲームは、玄人が突き詰めていくほどに「運」というよりは「ハッタリ」が勝負の行方を左右するギャンブルであり、そういう観点からすれば映画ならではの“騙し合い”を描き出しやすい題材ではあると思う。
しかし、故に数多くのギャンブル映画の題材になってきたし、そもそも観客には疑心が伴いやすいので映画として“ウマくダマす”ことが非常に難しいとも言えると思う。

そんな中にあって、40年以上前の映画でありながら、映画の中の住人たちはもとより、現代人の観客まで“気持ちよく”騙してくれるこの映画の娯楽性は見事なもので、「傑作」という呼称に相応しい。

勝負において感情を表に出さない勝負師を「ポーカーフェイス」と表すが、もっともポーカーフェイスが巧くない者が、実は最もポーカーフェイスが巧かったという、言葉にすると矛盾に溢れる逆転の顛末が爽快だった。
「スティング」を彷彿とさせる爽快感を携えた逆転劇に素直に感嘆できたことは、映画ファンとして幸福以外の何ものでもない。
鉄腕麗人さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-07-04 14:33:03)(良:1票)
22.《ネタバレ》 オチが語られてる映画だが、オチよりもそれまでのストーリーの方が断然魅力。ヘンリー・フォンダのポーカーにのめり込むあまり大金をつぎ込んでいくダメ人間っぷり、奥さんと銀行当主との駆け引き、色々と一言じゃ言い表せない面白さがある。邦題の「5人」てのもずるい。うまいこと5人で被ってるんですから。しかしこのページでこの映画の存在を知った人は不幸だ。「邦題にトリックがある」ことのレビューを一瞬でも目に入れたが最後、そういう視点で物語を追ってしまうから・・・。

オチについてだが個人的には邦題のことを知ってしまってたので(笑)悔しさが残る反面、蛇足かなとも思った。あの余韻のまま終わっててくれれば最高だった。しかしオチよりもそれまでのプロセスだけでも十分楽しめた。
Jar_harmonyさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-06-16 18:40:21)(良:1票)
21.《ネタバレ》 これは一つのアイデアだけを核にした物語だけど、ネタが分かればそれで終わりというものと違って、たぶん二度目の鑑賞にも耐えられると思う。かえって二度目の楽しみってのもあるんじゃないかな。H・フォンダの表情やまわりの連中の表情に、一回目に観たときとは違う味わいが出てくるはず。優位に立ったものの表情と、ヤバい立場に置かれたものの表情とがハッキリしている分、その皮肉がおかしい。それにしてもフォンダの崖っぷちに立ちながら浮かべる強ばった口元だけの笑い、うまいなあ。どうしたってカモそのもの。心配するけなげな子どももいれば、ついつい「お父さん危ない」って思っちゃうもん。また途中で鍛冶屋での妻のカットを挿入して観客の心配を煽るんだ。きたねえよなあ。映画のリズムは冒頭のポーカー仲間が集合してくるところから快調で、ただちょっと終わりがもたつく。ジェイソン・ロバーズが婿に説教垂れて、その直後バカにするようにきれいに落とし、そこでパッと切り上げればいいのに、ややだらけた。あと、銀行家がすぐ乗らず、一度追い返してから乗ってくるつながりがギクシャク感じたが、すぐに応じると不自然で、一度冗談ではないかと疑う時間を入れたほうがリアリティありってことか(引っ掛けられた悔しさで、なにか悪口を言っておきたい)。これそのまま江戸の時代劇に移せそう。「おまいさんバクチはこんりんざい駄目だよ」なんて落語に出てくるような夫婦ものが旅籠にやってきて…と思ったが、やはりポーカーフェイスという言葉があるポーカーでないとぴったりこないな。
なんのかんのさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-09-27 09:27:20)(良:1票)
20.《ネタバレ》 後年製作されたコン・ゲーム映画の原型とも言える作品。まあ、オチはだいたい判るのですが、ポーカーの駆け引きをこれほど秀逸に見せてくれる映画はめったにありません。ジョアン・ウッドワードが銀行に駆け込み、ポーカーの手札を担保にして融資を迫るところなぞ、まさに抱腹絶倒・痛快無比! そう、この映画はジョアン・ウッドワードの快演で盛り上がるところが大です。そして予想外のコメディ演技を見せるヘンリー・フォンダや、冷酷な悪党かと思いきや実はペーソスあふれる役柄だったジェーソン・ロバーズがいい味出してます。ちなみに公開時のポスターを見ると、邦題は『オーシャンと11人の仲間』をもじってつけられたみたいです。銃が一発も撃たれず誰も死なない西部劇というのもたまにはいいもんですね。
S&Sさん [ビデオ(字幕)] 8点(2010-05-21 22:24:15)(良:1票)
19.《ネタバレ》 さすがに落ちは読めました。しかし、まさかタイトルまでが伏線になっているとは・・・
ストーリーは秀逸です。かなり巧妙ですね。

なんか説明しちゃうとよくないので、細かいことは言いません。見てください。

あ、ビデオパッケージ、ストーリー書きすぎです。
θさん [ビデオ(字幕)] 8点(2008-09-20 23:36:43)(良:1票)
18.情報も何もないまま観てたのだけどこれが嬉しい誤算だった。
ヘンリー・フォンダのヘタレっぷりは最高。
観ていて気持ちいい。誰かさんではないが観終わったあとに
「本当に映画っていいもんですね」と思わず言いたくなる作品。
かんたつさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-12-28 09:27:14)(良:1票)
17.ポーカー大好きです。ギャンブル大好きです。今でも友人達とギャンブル三昧。さて、ヘンリー・フォンダはこの大勝負をどう制するのか!?読めた!!読めちゃいました!負けに負けに負けて最後に「絶対勝てるカード」と妻に託したカード。絶対ブタだ。絶対役ナシだ。それでも絶対騙せる。そのために負けつづけたんだから!....ん?....あれ?
.................................だ..ま..さ..れ..た...。
R&Aさん 8点(2004-09-15 11:40:34)(笑:1票)
16.まだご覧になっていない方は絶対に、ネタバレレビューを見てはいけません。

やはり高評価の点数をつける人が多いみたいですね。
これはもう、ジョアン・ウッドワードの役者冥利につきる作品なんじゃないでしょうか。

ポール・ニューマンの奥さんだということは、このサイトに書き込んでいる常連には説明する必要はないみたいです。

貞操な妻が次第に変わっていく過程がユーモラスに描かれていて面白かったです。

この時代の作品の価値観は道徳的なモラルが絶対必須だろうと考えてしまった私にとって、全ての根底を覆す結末には、ただただ驚くばかりでした。

もし私がこの映画を子供の頃に見ていたら、ひょっとしたら結末で描かれていたものを理解できなかったかもしれません。
クロエさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-01-03 17:33:54)
15.《ネタバレ》 触手の動かない邦題は(おそらく「テキサスの四人(1963)」からきたものだと推測)、観終わった今となれば、「ああ、あっちの方ではなく…」という喜びに変わるものでした。彼女に何らかの望外な支援があることが予想される原題よりもいいかも。しょうもないと思っていたモノがきらめく「ひっくり返し」は本作にも通じるもの。イカサマといわれて、「ブラフで勝った」と言いつのるところも好き。最後まで持ち手を明かさないという演出上の決断は勇気があります。それがゆえに、きっと、これから本作のことをしばしば思い出すことになりそう。
なたねさん [DVD(字幕)] 8点(2015-11-25 07:17:12)
14.《ネタバレ》 非常に面白いですね。ギャンブル好きのダメ亭主を演じるヘンリーフォンダのカードを不安そうに
見つめる汗、いいですね。他の役者さんたち、周りの観衆の演出も良かった。
cogitoさん [DVD(字幕)] 8点(2015-11-14 12:46:36)
13.《ネタバレ》 五人の仲間とはそういう意味だったのか。
最後まで観て腑に落ちた。
事前情報なしで観ることができ、気持ちよく騙してくれた。
そういう意味では「スティング」のような面白さがあったけど、欲をいえば登場人物に惚れこむまでには至らなかった。
よくできた物語という印象。
飛鳥さん [DVD(字幕)] 8点(2014-04-05 20:49:24)
12.《ネタバレ》  まんまとやられた。こういうので「俺は騙されなかった」などと嘯く人がたまにいるが、ダマされるのが正しい見方、存分に味わったという事だ。

 正直、途中でこれはコン・ゲームなのでは?と思った瞬間もあったが、銀行の展開以降、やっぱりこれは夫を信じる妻の話なのだと考え直し、結局すっかりやられてしまった。
 そう思わせる演出が実に見事で、あのまま、良き妻の物語として終わっても良かったと思うほどだ。

 こういったものの多くは、最後のどんでん返しで「気持ちよくダマされた」感があるのが常だと思うが、この物語はそこまでの話が良すぎて、却って「気持ちよさ」がダウンしてしまうのが残念でもある。
Tolbieさん [DVD(字幕)] 8点(2014-03-30 14:12:43)
11.《ネタバレ》 自分から入っていったギャンブル中毒の旦那はともかく、完全に巻き込まれた形の奥さんには同情してしまった。どんでん返しについては加点もしないし減点もしない。驚かされた反面、しらけた面もある。とにかくポーカーが面白かった。
リーム555さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-09-26 17:32:10)
10.《ネタバレ》 文句なしに面白い!騙している時と真相が分かった後の役者の表情や空気感の差が凄すぎて、映画を見ていて騙された者はもう笑うしかない。邦題も巧いですね。騙される要素の1つになっています。個人的にはヘンリー役のジェイソンロバーズがお気に入りでした。彼の見せる色々な顔と演技がストーリーを豊かなものにしてくれた気がします。ちょっとした笑いもたくさんあるしお薦めしたくなる作品です。
さわきさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-09-23 11:50:08)
9.「十二人の怒れる男」とは正反対の役柄を演じたヘンリー・フォンダ、顔がポール・ニューマンに似すぎなケヴィン・マッカーシーに雰囲気がアーネスト・ボーグナインに似すぎなロバート・ミドルトン、リー・マーヴィンにクリソツなジョン・クォーレンと見事なキャスト(笑)おまけに主演が前半と後半、見事に変わっちゃうもんだからその辺の展開の組み立て方の脚本も凄い。面白いウエスタン映画は探せばいくらでもあるけど舞台のほぼ半分が一つの建物で展開されて、なおかつ銃が一切出てこない笑えるウエスタン映画っていうのは今作以外には見たらないだろうな。
M・R・サイケデリコンさん [DVD(字幕)] 8点(2011-08-14 09:21:31)
8.《ネタバレ》 こんな昔の作品にまんまと騙されるとは・・・。せっかく嫌味な金持ち達が奥さんの、おかげでいい人になったのに実は・・・でチョっと後味悪いんで7点にしようとも思いましたが昔の面白い作品に敬意を表して8点にします。
よりさん [DVD(字幕)] 8点(2011-07-10 23:35:58)
7.《ネタバレ》 ヘンリー・フォンダが妻に託したその手とは?とにかく凄い緊張感の持続と駆け引き、鑑賞中に次の展開や結末が頭の中で次から次へと湧いては却下してみたり、退屈という言葉がひとかけらも無い面白さ。こんな女がいるのか・・・、僕もそりゃ、グッと来ましたよ。結婚式から逃げさせられた青年、ジェイソン・ロバーズが彼に語った言葉も良けりゃ、逃げ去った青年も正解。彼らに真実を知る必要も無い。世の中そうやって廻って、人は成長するのかなってことまで考えてしまいました。
よし坊さん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-06-23 19:43:42)
6.《ネタバレ》 この映画の面白さをストレートに伝えることは難しい。メインではない部分で興味を引かせ、いかに最後まで鑑賞するように仕向けるか、そこが腕の見せ所ですね。
ひでさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-05-13 23:49:44)
5.すげーなー! 40年も前に、こういうの大マジメに作っちゃうんだ? なんといっても邦題が秀逸ですね! 父親に「面白いからとりあえず観ろ」とだけ言われて観た(笑) どんなストーリーか聞いても、全く教えてくれなかった。 そりゃ教えてくれないわなぁ(笑) 俺も色んな友達に勧めてるけど、どんなストーリーかうまく教えられない(笑)  面白いからとりあえず観てみ! (笑)
とっすぃさん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-10-27 10:09:39)
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【点数情報】

Review人数 50人
平均点数 7.80点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
512.00%
6714.00%
7714.00%
82448.00%
9816.00%
1036.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.33点 Review3人
2 ストーリー評価 8.25点 Review4人
3 鑑賞後の後味 8.60点 Review5人
4 音楽評価 8.00点 Review3人
5 感泣評価 10.00点 Review1人
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