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不良姐御伝 猪の鹿お蝶

[フリョウアネゴデンイノシカオチョウ]
1973年上映時間:88分
平均点:8.00 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
アクションシリーズものヤクザ・マフィアエロティック漫画の映画化バイオレンス
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監督鈴木則文
助監督志村正浩
キャスト池玲子(女優)猪の鹿お蝶・葛西杏子
根岸明美(女優)仕立屋お銀
三原葉子(女優)八重路
河津清三郎(男優)黒川義一
名和宏(男優)岩倉直蔵
遠藤辰雄(男優)稲村
林真一郎(男優)常太郎
殿山泰司(男優)葛西徳造
有川正治(男優)倉科
成瀬正(男優)柊修之助
中村錦司(男優)市長
大泉滉(男優)羊川実磨
笹木俊志(男優)木崎
脚本掛札昌裕
鈴木則文
音楽荒木一郎
撮影わし尾元也
企画天尾完次
配給東映
編集市田勇
録音堀場一朗
あらすじ
三歳の頃、目の前で父を惨殺された猪の鹿お蝶。犯人の手がかり猪鹿蝶の三枚の札「=三人の犯人」を持ち敵討ちの旅を続けていた。旅の空知り合った少女が女郎として売り飛ばされる事を知った彼女はポーカー勝負で黒幕のところへ乗り込むが、その男が敵の一人と知り仇を取ることに成功する。ところが残る二人は彼女にとって意外な関係を持つ人物であった。日本最高のバットガールであり「ポルノ女優第一号」池玲子の最高傑作の一本。
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1.《ネタバレ》 はっきり言ってこの様な高評価を付ける輩は多分自分ぐらいであろう。話は荒唐無稽であるし、女優も当時は凄いグラマーで美人だったかもしれないが現在の目で見れば劣ることこの上ない。そしていつもの私ならば憤然と反論するが、この作品に関しては『「馬鹿馬鹿しい」と片付けられた』世評の方がまったくもって、正しい。ただ私は邦画界の斜陽化が進む中、観客の要求に応えるべくまさに「ど根性」で撮りあげたこの作品が大好きで仕方がない。冒頭の襲撃・惨殺シーンからオープニングに至る流れはまさに任侠映画で名を馳せた東映の実力の片鱗を見せており素晴らしい。森鴎外「舞姫」の換骨奪胎である異人女スパイと若者の恋物語も笑ってしまうかもしれないがたまらなく良いのだ。そして池玲子。初めて伝説の「全裸殺陣」を見た時はドキドキするどころかその役者根性に対して圧倒されたというのが正直な感想であった。そして復讐を終えた彼女が胸に着いた血を拭き取れないままよろよろと歩き、苦悶の表情のまま雪が花札に変わるラストシーンの中で彼女はポルノという範疇を超えた、まさに名女優と化した。昨今の「脱いだ脱がない」で騒いでいる女優・風潮に本当、池玲子の爪の垢の1ミクロンでも飲ませたい気分である。日本最高のバットガール、池玲子の魅力がダイナマイトのごとく炸裂する!(なんじゃこの文章。でもこんな感じなのよ、実際。)
Nbu2さん [映画館(邦画)] 8点(2021-11-07 16:12:58)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 8.00点
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200.00%
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400.00%
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600.00%
7133.33%
8133.33%
9133.33%
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