英国王のスピーチのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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英国王のスピーチ

[エイコクオウノスピーチ]
The King's Speech
2010年上映時間:118分
平均点:6.65 / 10(Review 156人) (点数分布表示)
公開開始日(2011-02-26)
公開終了日(2011-09-02)
ドラマ伝記もの
新規登録(2010-12-12)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2020-09-22)【S&S】さん
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監督トム・フーパー〔監督〕
キャストコリン・ファース(男優)ジョージ6世/バーティ
ジェフリー・ラッシュ(男優)ライオネル・ローグ
ヘレナ・ボナム=カーター(女優)エリザベス
ガイ・ピアース(男優)エドワード8世/デイヴィッド
ティモシー・スポール(男優)ウィンストン・チャーチル
デレク・ジャコビ(男優)大司教コスモ・ラング
イヴ・ベスト(女優)ウォリス・シンプソン
マイケル・ガンボン(男優)ジョージ5世
ジェニファー・イーリー(女優)ローグ夫人
クレア・ブルーム(女優)メアリー皇太后
アンソニー・アンドリュース[男優](男優)ボールドウィン首相
堀内賢雄ジョージ6世/バーティ(日本語吹き替え版)
壤晴彦ライオネル・ローグ(日本語吹き替え版)
佐々木優子エリザベス(日本語吹き替え版)
宮本充エドワード8世/デイヴィッド(日本語吹き替え版)
糸博大司教コスモ・ラング(日本語吹き替え版)
宝亀克寿ウィンストン・チャーチル(日本語吹き替え版)
山根舞エリザベス2世(日本語吹き替え版)
浦山迅(日本語吹き替え版)
脚本デヴィッド・サイドラー[脚本]
音楽アレクサンドル・デスプラ
作曲ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト歌劇「フィガロの結婚」序曲/クラリネット協奏曲イ長調
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン交響曲第7番イ長調第2楽章/ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
ヨハネス・ブラームスドイツ・レクイエム
編曲アレクサンドル・デスプラ
撮影ダニー・コーエン[撮影]
ザック・ニコルソン(カメラ・オペレーター)
製作総指揮ジェフリー・ラッシュ
ハーヴェイ・ワインスタイン
ボブ・ワインスタイン
配給ギャガ
美術イヴ・スチュワート(プロダクション・デザイン)
ジュディ・ファー[美術](セット装飾)
衣装ジェニー・ビーヴァン
編集タリク・アンウォー
字幕翻訳松浦美奈
その他アレクサンドル・デスプラ(指揮)
あらすじ
現イギリス女王エリザベス2世の父君、ヨーク公(コリン・ファース)は、幼い頃から吃音障害に悩まされていた。夫の苦悩を見かねた妻エリザベス(H・ポナム=カーター)は、オーストラリア人の言語矯正専門家(J・ラッシュ)を探し、型破りな独自の治療法が始まる。折りしも父王の薨去、兄王エドワード8世(ガイ・ピアース)は女性問題で退位を表明。意に染まぬ王位が彼に巡って来る。迫り来る第二次大戦への不穏な時代の流れの中、イギリス国民は王の力強い「スピーチ」を求めていた・・・。2010年度米アカデミー賞主要4部門を制覇。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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12
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31.《ネタバレ》 兄エドワード8世の「愛する女性の助力無しに、国王の公務は成し遂げられない」という言葉が非常に切実に感じられた。たとえ相手が王妃にふさわしくない女性であったとしても、彼にとっては、かけがえのない女性だったのだろう。王として、私を捨て去ることを求められ、それを拒む兄と、望まぬ戴冠を国民のために受けようとする弟の苦悩は、「平民」の我々には想像を超えた葛藤なんだろうな。
王と対等な立場での治療にこだわるローグは、たとえ売れない役者でも誇りを持って生きていることを、身をもって王に教えているように感じられた。圧巻は、ウエストミンスター寺院でのリハーサル。ローグの素性を知った王が彼を詐欺師だと糾弾する場面で、王座に座るローグ。
「たかが椅子だ」。
鳥肌が立つ程の緊張感が漂い、二人の名演が光るシーンだった。
余計な説明をしない、品格のある映画だった。
roadster316さん [インターネット(字幕)] 8点(2019-04-06 01:48:52)(良:1票)
30.《ネタバレ》 音響や映像が洗練されていることは勿論なのだが、なにより登場人物の掘り下げ方がよかった。際立つのはローグの持つ温かみ、安心感。表情から発する言葉全てが温かみを持ち、終末シーンのスピーチのときの言葉「私に向かって話してみなさい」がとてもそれを象徴している。同時に、エリザベスやローグ夫人といった女性の登場人物も、それぞれの夫を一番の理解者として支えている姿が涙もの。特に、王位継承直後の自宅のシーンでジョージ6世が書類に目を通しているシーン。それまでに精神的に磨り減ったすえに言ったジョージの言葉"I'm not the king." ここで自分も涙してしまった。その後のエリザベスの寄り添う姿が本当に素敵。また、ジョージとローグが朝に散歩をして口論して別れたシーンの後で、事情を知らないローグ夫人が全てを悟ったかのように適切なアドバイスをローグに与える。このシーンでも同時に夫を支える夫人の器の大きさに感動した。言語障害(どもり)がテーマの1つになった映画だが、その症状を通して見る者にこれだけの愛を伝えてくれた映画。
カジノ愛さん [DVD(字幕)] 8点(2015-06-28 03:08:50)(良:1票)
29.《ネタバレ》 英国王室が舞台・・・堅苦しくて脇役が誰がだれなんだか混乱するかなと思っていたんですが、全くそういうことはなく、とても観やすく馴染みやすい作品です。
風景やセット、カメラもイギリス映画のそれで、無駄な派手さや演出が無くて良いです。
そのままエリザベス1世時代が舞台になってもOKなキャスト、ウォルシンガムもいるしね。
コリン・ファースはイングランド人だし、上品な顔立ちが貴族的で国王役にぴったりです。元々イギリス文芸物、コスチューム物には欠かせない俳優さんですね、ほんとブリティッシュジェントルマンというイメージにぴったりです、声もイイ。
大英帝国の衰退、ナチス、戦争、そういったものが背景にはあるものの、ジョージ6世の成長とローグとの信頼関係と友情の成り立ちが中心なので後味も良いです。
「アナザー・カントリー」から気にかけていたコリン・ファース、TVシリーズ「高慢と偏見」のミスター・ダーシー役でイギリスで最もセクシーな男と認められ、「ブリジット・ジョーンズの日記」のマーク・ダーシー役から俄然目立ってきた、そしてイギリス作品のイギリス国王役でオスカー主演俳優受賞となりました、なんかドラマチックです。
ローグの奥さん役、なんとなく見覚えがあると思ったら「高慢と偏見」のエリザベスじゃないですかぁ、ミスター・ダーシーとめでたく結婚する。イギリスではコリン・ファース=ミスター・ダーシーというのが相当根強いと見た。
しかしなんですね、時代物はあっちもこっちもみんなエリザベスで、男はジョージかヘンリーでここんとこが混乱の素です。
envyさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-11-20 12:15:31)(良:1票)
28.《ネタバレ》  猫は、いい。するすると人が行き交う中から、ちょっとした植え込みへ座る場所を変えて、寝転ぶ。時々はニャーとかなんとかないて、人を呼びつけたかと思うとやっぱりどうでも良くなってまたするする逃げる。
 彼らは自由だ。ものすごく。毛皮を着ていても風に吹かれれば寒がるし、冷房の空気が流れ込むところを見つければ、それに人が気がつく頃には先に寝転んでいる。この失礼極まりない、だれにも媚びない彼らが一つニャーニャー泣き叫んで欲しがる物がある。

 カリカリだ。フリスキーだ。キャラットもウマい。

 欲望に忠実すぎて、餌の前では全くの囚人でありながら、ぐるぐるならす喉と出し過ぎなくらいの腹から見ても間違いないくらい満足しているのだろう。

 ジョージ六世は、割と自由だ。囚人のようでいて、自分を伸ばし可能性を広げるチャンスを生かす自由を選ぶことが出来た。時々ローグのしつけからするする逃げ出してしまう彼だが、ローグのやり方だってまずい時もある。
 でも、彼らの関係は時折、猫と人の様に対等以上で、なびかない猫を見た人間が手の打ちようの無さに落胆を隠せない時のようなことだってある。
 それに、猫のように気高いジョージは、ただの人であるローグに容赦ない尊大な態度を取る。それでいいんですよ、とローグは説明するがジョージは高貴な生まれを巧妙に使いつつもそれに迷う。

 だけど、お互いがまた存在を確かめ合うときっとお互いに、
「ありがとう」
 って言うんだろう。ジョージがウンコファックと絶叫したあの時間の中に、くくりを超えた熱があった。うっすら光り始めた何かはその時消えてしまったけど、それでも彼らはズンズン前に進んでいった。
黒猫クックさん [地上波(吹替)] 8点(2014-02-28 15:46:51)
27.王室継承とか戦争スピーチなどは好きではないが、伝記物映画としてはなかなかの感動ものだった。吃音症の国王役コリン・ファースはもとより、治療に当たった言語療法士のジェフリー・ラッシュが良い味を出していたし、支えになった王妃役のヘレナ・ボナム=カーターもまた良い。演技達者な俳優陣が揃って良い映画になっていたと思う。
ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 8点(2014-02-05 08:28:50)(良:1票)
26.《ネタバレ》 アカデミー賞作品賞受賞作ということで、最近のアカデミー賞は微妙なのが多いという不安も抱えつつ見に行った。だが、そうした不安は解消してくれるいい出来栄えで、また中身がきちんとある映画だった。

■ストーリーは「吃音という障害を抱えながら、国民に語りかけるという役割を負う国王にならざるを得なかった男の話」という言ってしまえばありがちな感じなのだが、しかし作品中では「吃音の克服」に対してはさして描写は割かれていないのはポイントだろう。結局「幼少期のトラウマ」が「吃音」という形で表れているわけで、本作では「吃音の克服」は同時に「過去の克服」でもある。さまざまなしがらみや人間関係を乗り越えていくところにこそ、「努力」は現れている。

■そして、「国王」という仕事が、自らの望むと望まざるとに関わらず、さらにいえば向き不向きにもかかわらず、家系によって強制的に「させられる」仕事であるというのは相当なことなんだなぁと見ていて思う。普通ならば話すのが苦手なら話さなくていい仕事を選ぶしそうすべき(ローグも最初そう言っていた)。しかしジョージ6世は選べない立場なのである。冒頭のスピーチは本当に苦境だったであろう。
だが、他方で兄がその立場を蹴って女を選び、王位を降りたという事実も忘れてはならない。本作では兄は迷惑な存在というポジションで描かれているが、彼の行動の方がよほど「一般市民」に近いし、またそうなりたがるのは納得できるところである。運命を受け入れてその中でもがくか、運命自体をどれだけ批判されようとも打ち破りに行くか、そういう対比でもあろう。

■ここのレビューでは、カメラワークの凡庸さが批判されているようだが、ハリウッドではない、ヨーロッパの作品はこういう静かな映しが多いと思う。むしろ、ローグの診療所での練習シーンでの壁へのズーム&アウトや、卑猥な用語を連発するときに突如ジョージ6世の周りを回転するように映し出す方法は、カメラの写しの軽重とジョージ6世の心情のレベルとをうまくリンクさせていて、なかなか面白い手法だと思った。
θさん [DVD(字幕)] 8点(2013-09-10 00:20:01)(良:1票)
25.《ネタバレ》 史実として観るのか、それとも、エンターテイメントに振ったモノとして観るのか、、、そこらへんは評価の分かれるところかと思います。少なくとも、「王室」の壁を越え、一友人として国王に仕え、支えた気持ちは十分に理解できたかと。ラストのスピーチへ持っていく展開は、ある意味ハラハラドキドキで、重い責任とその責任感を果たせた安堵感は間違いなく共有できたかと、感じています。国家を背負う重圧と一個人としての葛藤を、力演したコリン・ファースは賞受賞にふさわしい。そして、それを支える素晴らしいキャスティングにイギリスの誇りを伝える監督の手腕はお見事でゴザイマシタ
Kanameさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-03-18 22:24:32)(良:1票)
24. もしかすると、テンポがないとか、暗いとか、いろいろ批判もあるかと思います。しかし、一人の人間が欠点を克服していく姿、そしてそれを献身的に助けていく姿は心打たれます。いい映画を見ました。
海牛大夫さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-12-25 17:00:36)(良:1票)
23.これぞムービーってな気がいたします。良い意味で。ただし、理解しておきたいのはコレ、既に歴史的認識の高い専門家から事実とはかなり違うと指摘なされているように、私ら客人に向けてかなりエンターテイメントな方向にアレンジ・脚色されているものだという事は知っておくべきでしょうね そう思います。例えば、アルバートの吃音のひどさはかなり誇張されている だとか、例えば、アルバートとライオネルの出会い時期がかなり変更されていた事だとか、アルバートと兄貴:ジョージ5世との関係が実際の関係よりもドラマ性を持たせるために敵対的に描かれていた点だとか、まあ仕方がないとは思えるんですがね エンターテイメントムービーなんで。ただし、その辺、歴史的作品という括りでお取り扱いされる事が予想された以上、フィクション or ノンフィクションという在り来たりの表示だけではなく〝この物語は事実とはかなり異なりますと〟という表示をきちんと万人に分からせる必要があったのではないのかな なんて思ってみたりしています。
3737さん [インターネット(字幕)] 8点(2012-12-07 21:29:52)(良:1票)
22.《ネタバレ》 王族の話、しかも実在したジョージ六世の伝記映画と聞くと平民には分かりにくそうな話の気がしますが、実際に観てみるとストーリーが一種の主人公の成長物語となっており非常にオーソドックスなお話で大変面白かったです。なんせ主人公のジョージ六世は吃音症に悩まされながらも、あの歴史上でスピーチの天才の一人に数えられるであろうヒトラーに打ち勝たなければいけないんですから。そうでないと国民の士気はどんどん下がり、戦争にも不利になってしまう。そんな吃音症を患うジョージ六世をコリン・ファースが熱演、アカデミー賞受賞に恥じない名演技でした。また個人的には彼の吃りを治療するローグを演じた名優ジェフリー・ラッシュのいつも人を食った様な演技が素晴らしかったと思います。彼がアカデミー賞を獲れなかったのは非常に残念です(調べてみたら獲ったのは『ザ・ファイター』のクリスチャン・ベールだったんですね。ものすごいレベルの高い助演男優賞争いだったんだんですねえ)。とにかくその位、役者の演技が魅力の作品でした。では演劇的なシーンばかりかというとそんなことは無く、広角レンズで下から撮ったり、吹き抜けの家を真上から映したり、ジョージ六世が踊りながらスピーチの練習をするシーンはカメラも一緒に回ったり。カメラの面白さの極致はハイライトとなるスピーチの場面。ジョージ六世とローグを交互に映しながらスピーチは進みますが、殆どの画面には必ずスピーチの象徴であるマイクが画面前面に写り込んでいる。つまりこの場面は必然的にテイクをバラバラに撮ったことになりますが、全くそんな編集を感じさせないスピーチになっていました。凡庸な監督なら一つのセンテンスを纏めて適当にパンでもしながら撮っちゃいそうなものです。そんな風に画面の動きを楽しめる部分も多く、監督賞をトム・フーパーが獲ったのも納得でした。監督としてはまだ年齢では中堅ですのに、これだけの名優のコントロール、カメラワークの面白さ、効果的な音楽の使い方。次回作の『レ・ミゼラブル』への期待が高まります。
民朗さん [DVD(字幕)] 8点(2012-11-23 20:18:38)(良:2票)
21.《ネタバレ》 “王”たる者にとって周囲の人間とは「臣民」・「臣下」それに「家族」の三通りしかいないのではなかろうか。「友人」は存在し得ない。神から遣わされた絶対君主に、対等な相手など認められないのだから。しかし時は20世紀、キングであっても平民のドクターに力を借りなければならない時代なのだった。「友人」という前例の無い関係を築くにあたって、それはそれは骨の折れる精神作業だったことでしょうなあ。王にとってもローグにとっても。王族の生まれとはいえ、そこは人間、けっこうなかんしゃく持ちだったり、突如迫ってきた王座のプレッシャーに耐えられなかったり、コリン・ファース演じるジョージ6世はしごく生々しい人間くささをあらわして、畏れ多くも共感できる。妻を相手に「重大な間違いだ。私は王なんかじゃない。」と弱音をぼろぼろこぼすジョージ6世。ああ、弱いところを見せられる相手がいて良かったなあ、と思った。その王妃を演じるヘレナがまた上手い。背中まわりの肉付きのよさにトシを感じてしまうけれど、それがまた王妃たる貫禄になってもいる。ラストのスピーチにはまんまとほろりとさせられた。一言一言、王様が単語を発するたび、次を促すべくローグとともにリズムをとる自分がいた。それにしても、これから戦争だという緊張のほかに、王のスピーチのつつがなきことをも祈らなきゃならなかった関係者各位の気苦労を思うと・・大変だったろうなあ。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-06-12 00:05:12)(良:1票)
20.《ネタバレ》 国王としての地位が、一種の職業と考えれば、望んで就いたか否かは別にして、その職におけるプロとしての自覚があったかが評価の分かれ目となる。戦争に臨んで、国民の気持ちを一つにすることがリーダーの勤めの一つであり、国民に直接語りかける演説はその重要な手段である。演説と言えば、ニュースフィルムで流れるヒトラーの演説を観て、娘達でさえ上手いと評価している。方やジョージは残念ながら見劣りしてしまう。今の我々が見ても、確かに生まれ持っての才能の差はいかんともし難いと思うほどだ。しかし、この作品は、表面だけで物事を判断してはいけないと語る。国王としての自覚を持ち、ハンディを克服する努力をし、準備を怠らなかった彼こそが、真のプロフェッショナルなのであって、だからこそ、国民はその演説に感動したのだと。誠実さ、謙虚さ、ひたむきさこそが大事であり、自らの立場に真摯に向き合う姿勢こそが人々を感動させるのだ。
パセリセージさん [DVD(字幕)] 8点(2012-05-09 22:30:45)(良:2票)
19.能力があれば誰でも王になれるわけではなく、またなりたくもないのに王にさせられる人もいる。 エリザベス女王の父ジョージ6世は「悲運の代理王」のイメージだったけれども、それを大きく覆す作品。 自分に不相応と思える場を与えられた人誰もが感じるであろう戸惑いと陰の努力を描いて衒いなく、洒脱なユーモアをまぶして踏み外さない。 インディーズでそれほど豪勢に金がかけられていないのも「しょせん王族の話」との冷ややかな見方もされにくいだろう。 父ジョージ5世がいみじくものたまうように王室という場所で仕事をする人の話。 コリン・ファースはどちらかといえば寡黙な役が多かったように思え、それゆえバーティが必死に言葉をつぎしゃべろうとする姿は新鮮に映り、最後のスピーチは感動的で新たな代表作に。 ともすれば自虐に陥りやすい王を友人として理解し導くライオネル(彼も舞台俳優として挫折を味わっている)のジェフリー・ラッシュは見せびらかすことなく巧み、始めは王が平民の自分に歩み寄ることを求め、最後には自ら一歩退くライオネルには引き際を知る人の清しさがある。 クレジットではファースとラッシュの名が横に並び、この二人三脚の映画にふさわしい。 芸暦長いヘレナ・ボナム=カーターは近年のバートン作品とは違う顔を見せ、愛情深く聡明な王妃。 王と療法士が親しく呼び合うのを内心快く思わぬ彼女が最後にライオネルを名前で呼ぶのは、深い感謝の表れ。 「高慢と偏見」でファースの相手役をつとめたジェニファー・イーリーが、ライオネルの妻として姿を見せるのも嬉しい。 映画の中で幼い王女として登場するエリザベス女王も鑑賞され、愛する父がこのように描かれたことに懐かしさと共に誇らしく思されたのではないかと思う。
レインさん [映画館(字幕)] 8点(2012-03-30 07:35:30)(良:2票)
18.《ネタバレ》 役者それぞれの魅力がとても発揮されてたんじゃないでしょうか。バーティーとローグの掛け合いは楽しく、時に心の友の様にバーティーの子供時代の話を聞くしっとりとした場面もとても良かった。ヘレナ・ボナム・カーターのお茶目で可愛らしい雰囲気もすごく良かったし、こういう伝記映画は敬遠しがちだけど退屈せずに見れましたよ。吃音でろくにスピーチも出来ないという、普通に喋れる人達からすればそう大した問題ではなさそうだが、ラストのあのスピーチは散々訓練して、困難を乗り越えた後に訪れた最大の山場だったのでとてもドラマティックでしたね。見応えありました。
mikiさん [CS・衛星(吹替)] 8点(2012-03-27 22:11:30)(良:2票)
17.吃音ってもぴんときにくいけど どもりだよね 
日本ではこれが元で金閣が燃えたそーな 
米国?ではスキャットマンが誕生したんだとかそーでもないんだとか
 
これのどこが大変かってーといまだに原因不明 
だいぶよくなったと思って油断してたら突然ひょっこり顔出してNGワードができたり
なんつってもおもしろいこと思いついてドキドキしちゃったらいいタイミングで言えなくなる 
そしてクールなキャラ気取るしかなくなってくんだよね
 
まぁ そんなこんなに 王妃の『素敵な吃音 きっと幸せになれるわ』
 
ぐっときたぜっ!
 
最後のスピーチはロックだった
 
歌はうまくなくていいんだよ 
坂本九が我が子に言ったらしい 
うまくないからこそ伝わるものがある 
必死だった 戦争が始まる それの重さじゃない どもりであるが故の必死さが偶然にも人々の心を打つ演説になった 
感動もするがなんともドラマチックな話 
 
けど どもり持ちな僕には王妃のあの一言が何よりもよかった
おでんの卵さん [DVD(字幕)] 8点(2012-03-27 02:40:06)(良:2票)
16.《ネタバレ》  案外と事実の方がフィクションより面白いことは、よくあることで、この映画も初めてジョージ六世という人物の困難とそれを乗り越えた努力、またそれを支えた「友人」を知ることができただけでも見たかいはあったと思います。
 また、兄のウィンザー公やシンプソン夫人のわがままさ、傲慢さをきちんと描いているところも、恋愛至上主義のハリウッド映画とは完全に一線を画していて好感がもてました。
ヘレナ・ボナム=カーターさん、すごく落ち着いた素敵な感じだなと終始好感を持って見ていたら、なんと赤の女王様!少しびっくりしました。
rhforeverさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-03-03 12:55:28)
15.とりあえず私は全く知らない史実だったので、あんな時代にそんな事実があったなんて、とても素敵だと思った。
英国王室近代史だけでなく当時の時代背景も分かりやすくとても勉強になったし、それだけでもかなり価値のある映画だと思った。
アキラさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2011-12-31 01:48:27)
14.《ネタバレ》 地味ではあったけど、見終わった後に『良かったなあ・・・』と思える作品。
派手な演出が無い分、気負わず、ゆっくりと作品を楽しめた。
『冷たい熱帯魚』の後に観たせいかな?(笑

ななのじさん [DVD(字幕)] 8点(2011-12-24 21:59:22)
13.《ネタバレ》 「オスカー獲るほどの映画か?『ソーシャル・ネットワーク』の方がいいじゃん」という批判があったことは承知してますけど、まあこれはこれで良かったんじゃないですか。作品賞はともかくとしても、演技賞は三人とも受賞すべきだったのは間違いなしです。とくにジェフリー・ラッシュ、なんか怪しげなところもあるライオネル・ローグを絶妙な演技で表現していて、脱帽です。コリン・ファースが手に汗握るスピーチをしている前で、始めはまるでオーケストラの指揮者の様に奮闘していたラッシュが、最後には王の言葉に打たれて畏敬の念を示してゆくのはホント名シーンでした。そしてバックにベートーベンの交響曲七番第二楽章を流されては、もう泣くしかありませんでした。 余談ですが本作の日本版予告編は予告編史上に残る大傑作だと思います、これだけで泣けます。
S&Sさん [DVD(字幕)] 8点(2011-11-17 08:05:25)(良:4票)
12.《ネタバレ》 戦争に突入したのにハッピーエンド?
SINさん [DVD(字幕)] 8点(2011-11-12 01:13:47)
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【点数情報】

Review人数 156人
平均点数 6.65点
000.00%
110.64%
200.00%
310.64%
474.49%
52214.10%
63119.87%
75333.97%
83119.87%
995.77%
1010.64%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.72点 Review11人
2 ストーリー評価 6.64点 Review14人
3 鑑賞後の後味 7.07点 Review14人
4 音楽評価 6.66点 Review12人
5 感泣評価 5.58点 Review12人
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【アカデミー賞 情報】

2010年 83回
作品賞 受賞 
主演男優賞コリン・ファース受賞 
助演男優賞ジェフリー・ラッシュ候補(ノミネート) 
助演女優賞ヘレナ・ボナム=カーター候補(ノミネート) 
監督賞トム・フーパー〔監督〕受賞 
脚本賞デヴィッド・サイドラー[脚本]受賞 
撮影賞ダニー・コーエン[撮影]候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)アレクサンドル・デスプラ候補(ノミネート) 
音響賞 候補(ノミネート) 
美術賞ジュディ・ファー[美術]候補(ノミネート) 
美術賞イヴ・スチュワート候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞ジェニー・ビーヴァン候補(ノミネート) 
編集賞タリク・アンウォー候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2010年 68回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)コリン・ファース受賞 
助演女優賞ヘレナ・ボナム=カーター候補(ノミネート) 
助演男優賞ジェフリー・ラッシュ候補(ノミネート) 
監督賞トム・フーパー〔監督〕候補(ノミネート) 
脚本賞デヴィッド・サイドラー[脚本]候補(ノミネート) 
作曲賞アレクサンドル・デスプラ候補(ノミネート) 

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