真田風雲録のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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真田風雲録

[サナダフウウンロク]
1963年上映時間:100分
平均点:7.30 / 10(Review 10人) (点数分布表示)
公開開始日(1963-06-02)
SFコメディ時代劇ミュージカル青春もの戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(2003-12-25)【ぐるぐる】さん
タイトル情報更新(2023-08-02)【イニシャルK】さん
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監督加藤泰
助監督鈴木則文
勝間田具治
冨田義治
キャスト中村錦之助(男優)はなれ猿の佐助
ジェリー藤尾(男優)かわうその六
ミッキー・カーチス(男優)由利鎌之助
渡辺美佐子(女優)むささびのお霧
本間千代子(女優)千姫
千秋実(男優)真田佐衛門佐幸村
河原崎長一郎(男優)穴山小助
水木襄(男優)豊臣秀頼
大村文武(男優)木村長門守重成
花柳小菊(女優)淀君
佐藤慶(男優)大野修理亮治長
田中邦衛(男優)坂崎出羽守
阿部九州男(男優)後藤又兵衛基次
小川虎之助(男優)大野道犬
春日俊二(男優)筧十蔵
常田富士男(男優)どもりの伊三
米倉斉加年(男優)根津甚八
岡村春彦(男優)
大前均(男優)ずく入の清次
明石潮(男優)織田有楽斎
岡島艶子(女優)老婆
住田知仁(男優)
岡田由紀子(女優)
桜井基男(男優)
山室公男(男優)
木村英世(男優)
安中滋(男優)
西本雄司(男優)
中村時之介(男優)
中村錦司(男優)
片岡半蔵(男優)
遠山金次郎(男優)
木南兵介(男優)
鈴木金哉(男優)
大里健太郎(男優)
林彰太郎(男優)
阿波地大輔(男優)
汐路章(男優)
那須伸太朗(男優)
島田秀雄(男優)
原京市(男優)
唐沢民賢(男優)
藤川弘(男優)
五里兵太郎(男優)
有川正治(男優)
若井緑郎(男優)
小山田良樹(男優)
矢奈木邦二郎(男優)
戸塚新八(男優)
藤本秀夫(男優)
利根川弘(男優)
晴賀俊介(男優)
江木健二(男優)
土橋勇(男優)
高根利夫(男優)
田中亮三(男優)
鶴岡淳一(男優)
松田利夫(男優)
宍戸邦博(男優)
岩尾正隆(男優)
笹みゆき(女優)
高橋漣(女優)
菊村光恵(女優)
勝山まゆみ(女優)
岡村佐代子(女優)
原田甲子郎(男優)
笹木俊志(男優)
原作福田善之「真田風雲録」
脚本福田善之
小野竜之助
神波史男
音楽林光
作詞福田善之「真田軍隊歌」/「あなたなんだかおしえてよ」
作曲林光「真田軍隊歌」/「あなたなんだかおしえてよ」
主題歌ジェリー藤尾「真田軍隊歌」/「あなたなんだかおしえてよ」
撮影古谷伸
製作大川博
企画小川貴也
翁長孝雄
美術井川徳道
編集宮本信太郎
録音中山茂二
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3.《ネタバレ》 これは、この時代だから撮れた作品です。とにかく出ている俳優の顔ぶれ、組み合わせの凄さと時代劇とミュージカルの混合の様な風変わりな作品の中で繰り広げられる世界を楽しめ!とでも言わんばかりの作品です。中村錦之助の笑い声、千秋実の男らしい生きざま、色んな意味でこの作品には今時の時代劇には無い物が見る事が出来る。加藤泰監督が描く世界はどことなく変だけど、その変な世界こそこの監督の魅力の一つである。
青観さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2016-09-15 21:34:43)
2.《ネタバレ》 私、こういう作品好きです。前にVIDEO鑑賞で気に行って、今回、スクリーンで楽しむことができた。堂々たる絵巻時代劇的な作品でもいいんですが「真田モノ」は、あのキャラクターからも、製作者の創造力が試される格好のネタであると思う。

ミッキーのギターと猿飛佐助が超能力を使えるというコトを早めに出していたのは正解だと思う。序盤から「変調」な作品であると宣言したほうが良い。
結構、ブラックしていて面白く、真田勇士だけではなく、千姫・秀頼・淀君らも面白く描かれていたのが好感。千姫のダンスシーンでの衣裳、秀頼とのあや取り、最後に渡辺美佐子に言う「要は、捨てられちゃったということなのネ」は最高でした。

あと、「七人の侍」以上に輝いていた真田幸村演じた千秋実。彼を筆頭に楽しそうな笑みを浮かべながら街を「人生50年、カッコ良く死にてえな!」と行進するシーンが特に好きです。

また、ただ、キワモノ作品ではなくて、作品全体に虚無の世の中に「生き様」を求める若い者達の青春群像が統一されていたと思います。
サーファローザさん [映画館(邦画)] 8点(2008-04-01 17:05:10)(良:2票)
1.新規登録要望にこの作品を出した時【なるせたろう】さんより「初めて観る加藤泰作品がこれですか?恐れを知らないなあ」というお言葉を頂いたのですが、実際観てみて納得。なんと言うか、ハチャメチャなのです。猿飛佐助は超能力者だし、霧隠才蔵は女だし、ミッキー・カーチスはギター持ってるし・・・という、「座頭市」の金髪たけしもビックリな設定。当時としては型破りすぎたのか、興業的にも大失敗だったとか。しかしこの作品、ただの珍作かというとそうではなく、当時の学生運動全盛の気運を色濃く反映しているのです。言ってみれば徳川方が政府で真田十勇士は全学連(とすると豊臣方のお偉いさん達は旧社会党・共産党か?最近の選挙の結果を見ると笑い事じゃないかも)のメタファー(隠喩)として読めるわけです。つまり劇中で現代語が堂々と使われているのは、一種の確信犯な訳ですね。なおかつこの映画が凄いのは(だって当時、学生運動を反映した作品は様々な分野で存在していたので、それだけなら別にどうってことはない)、そうした世相をニヒリスティックな視点で捉えながらも(後半で猿飛佐助に追い詰められる大野修理亮治長のセリフに注目!)、そのニヒリズムを乗り越えようとする情熱と野心に溢れている所。戦いには敗れながらも、なおかつ「自分のための戦い」を戦おうとする猿飛佐助の姿には、きっと学生運動のことなど何も知らない若い人達も心打たれると思います(ということでジャンルにあえて「青春もの」を加えさせていただきました)。
ぐるぐるさん 8点(2003-12-26 19:36:55)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 10人
平均点数 7.30点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5110.00%
6220.00%
7220.00%
8330.00%
9220.00%
1000.00%

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