ショックプルーフのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ショックプルーフ

[ショックプルーフ]
Shockproof
1949年上映時間:79分
平均点:8.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
ドラマサスペンスモノクロ映画ミステリー
新規登録(2010-11-27)【ミスター・グレイ】さん
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監督ダグラス・サーク
キャストコーネル・ワイルド(男優)
エスター・ミンチオッティ(女優)
脚本ヘレン・ドイッチェ
サミュエル・フラー
音楽ジョージ・ダニング〔音楽〕
撮影チャールズ・ロートン・Jr〔撮影〕
製作ヘレン・ドイッチェ
編集ジーン・ハヴリック
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1.《ネタバレ》 唐突なハッピーエンドはおそらく製作会社側の意向で、本来ならば逃避行が始まった時点で、というよりもそもそも女が男の前に現われた時点で、破滅に向かっていくのが当然の成行きだったと思います。というのも、誰もが言及せずにはいられないであろう冒頭のファム・ファタール登場シーンの流麗さが素晴らしいからです。通りを進む脚から始まり、ショッピングを開始するブルネットの彼女の姿を見せ、美容室に移り脱いだ帽子のショットから、帽子を被った彼女の移動につながり、後姿のままコーネル・ワイルド(いかにも真面目そうだ)の事務所に現れ、彼がいつも通りに何気なく顔を上げるとその目は釘付けとなり、金髪の彼女の姿が映し出される…。これぞまさに運命の女との出会いであり(しかもここまででは事務所が保護監察局で、彼女が仮釈放中の犯罪者とは分からない!)、このシークエンスが圧倒的な力を有しているからこそ、サスペンスの筋立としてはお粗末であるにもかかわらず、最後まで物語を持続させられるのでしょう。
ミスター・グレイさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-12-01 18:26:20)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 8.00点
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