男と女(1966)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 オ行
 > 男と女(1966)の口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

男と女(1966)

[オトコトオンナ]
A Man and a Woman
(Un homme et une femme)
1966年上映時間:102分
平均点:7.34 / 10(Review 87人) (点数分布表示)
公開開始日(1966-10-15)
ドラマラブストーリーシリーズものロマンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-04-09)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督クロード・ルルーシュ
キャストアヌーク・エーメ(女優)アンヌ・コーチエ
ジャン=ルイ・トランティニャン(男優)ジャン=ルイ・デュロック
西沢利明(日本語吹き替え版【1975年TBS/1983年TBS】)
中田浩二(日本語吹き替え版【1975年TBS】)
納谷六朗(日本語吹き替え版【1975年TBS/1983年TBS】)
藤本譲(日本語吹き替え版【1975年TBS/1983年TBS】)
堀勝之祐(日本語吹き替え版【1983年TBS】)
信沢三恵子(日本語吹き替え版【1983年TBS】)
脚本ピエール・ユイッテルヘーベン
クロード・ルルーシュ(ノンクレジット)
音楽フランシス・レイ
作曲フランシス・レイ"Un homme et une femme"
撮影クロード・ルルーシュ
ダニエル・ラカンブル(アシスタントカメラマン)
製作クロード・ルルーシュ(ノンクレジット)
配給ユナイテッド・アーチスツ
編集クロード・ルルーシュ(ノンクレジット)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想(8点検索)】[全部]

別のページへ(8点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
12
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
22.《ネタバレ》 映画というよりも、むしろ詩と歌と絵、いささかミュージックビデオの方に近いとも思われる作品で、実はストーリーはあって無い様なもの、かも知れない。しかし、詩的で抒情的な愛の語らいは洒脱なフランス語で音的にも心地良く(フランス語って、愛を囁くためにある言語ですよね)、そして音楽は何と言ってもフランシス・レイの超傑作ウルトラ・スタンダード・ナンバー。なんと予算不足が原因とのことだけど、モノクロの綯交ぜになった映像面の美しさも実に味わい深く、ここに加えて、フランス的美意識のひとつの到達点とも言うべきアヌーク・エーメの芸術的な美人ぶりが正に至高、という。

愛とは甘さ、であるかの様にただ甘くて、最後に少しだけほろ苦甘く融けてゆく後味の良さも含め、あくまで雰囲気映画だが、その部類では随一、という作品。傑作かと。
Yuki2Invyさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-07-25 01:26:25)(良:2票)
21.クロード・ルルーシュの出世作にして、代表作の1つである作品。
本作で最も印象的なのは、ルルーシュの作品と言えばこの人、フランシス・レイの音楽。
本作を知らない人も、作品を印象的に彩ったこのスキャットを聞いたことが無い人はいないのではないでしょうか。
かなりの低予算を余儀なくされ、その結果モノクロパートが挿入されたということですが、
それも人生のパートナーを亡くした男と女、それぞれの淋しさ、孤独感、そんな感情がうまく表れていたのではないかと思います。
フランシス・レイの甘美なるスコア、独特の気だるさのある雰囲気の中にいる男と女。2人が語らう滑らかで美しいフランス語の響き。
その一方でダバダバダ♪のスキャットやシャンソンの歌声を前面に出し、敢えて台詞を入れていないシーンの2人の姿もまたいい。
ストーリーよりもその場の雰囲気に酔う、という典型的な作品だと思いますが、その表現方法は今に見直しても古さを感じさせません。
とらやさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2019-07-07 17:10:05)(良:1票)
20.Amour (2012)でこの映画のことを思い出しました。シリーズは全部見ていないので、評価はまた後日。
HRM36さん [DVD(字幕)] 8点(2015-07-13 10:51:20)
19.シンプルながら実に良い映画だ。男と女の感情の違いをまざまざと見せてくれる。
夫を事故でなくした女と妻を自殺でなくした男、男には息子がいて、女には娘がいる。しかも同じ寄宿学校に預けていて仲良しであれば、美男と美女の二人の運命は最初から決まったようなもの。それが確実にその方向に進みながらも一直線といかないところが良い。
ところでこの映画、DVD特典やHPなどを見てみると低予算で作られ、ハンドカメラを使ったり、撮影にも監督自身が携わっている。脚本もよくできているが、細かいところは演技者任せだったりしている。つまり演技が自然なのだ。
だから最初映画館で見た時に気になったA・エーメがしきりに手を髪にやる動作も、おそらく彼女自身の癖なのだろう、それが逆に自然の動作に思えるようになった。
ひとつだけ驚くのは、24時間レースをやった後にさらにモンテカルロからパリそしてドービルと立て続けに運転できるタフさ、さすがレーサー。
ESPERANZAさん [映画館(字幕)] 8点(2011-07-31 07:27:41)
18.《ネタバレ》 低予算で作られた映画。片乗せカメラしかなかったので、揺れ動く映像に。カラーフィルム代が無かったので室内を中心に半分はモノクロに。撮り直しできなかったので、カメラにゴミが付着したまま。こういった状況を逆手に取り、斬新な”映画詩”が出来上がった。流麗な音楽、顔と手のアップの多用、不安を煽る下からのアングル、ガラス越しのカット、他愛もない会話、どれも研ぎ澄まされたように感覚的だ。全てが主人公二人の感情のゆれ動きを表現している。共に子持ちで、若く無い二人。子供が同じ寄宿学校で、配偶者を亡くしたという共通点が親密さを深める。男は初対面で女に恋をする。男は亡き妻に関しては心の整理ができており、恋人もいる。浮気者であるが、うぶなところもある。女は夫の思い出の中に生きている。突然現れた男に心が大きく揺れる。夫はスタントマンという危険な職業で、スタント中に事故死。男もレーサーという危険な職業。夫と男が重なる。事故続出のレース展開に、どれだけ男のことを案じただろうか。男が完走したと聞いて、思わず「愛している」と早まった告白電報を出してしまう。男は有頂天になり、車を飛ばして女の元へ。恋の手管をあれこれ思案しながら運転する楽しさ。昂ぶる心を抑えきれず、いざベッドイン。だが女の心に火はつかない。まだ夫の影を引きずっているのだ。頂点から失意のどん底へ。電車で帰る女。急ぎ過ぎたのか?反省する男。そうではない。女が自分を愛しているのは確実だ。大いなる愛で女を受け容れ、女が過去と決別するのを気長に待とう。男は車を飛ばし、駅で待ち伏せ。男を見た女は満面の笑みを浮かべて、その胸に飛び込んでゆく。危機を乗り越えた二人。愛は人間より強いのだ。男と女は理由なく魅かれ合う。たとえ自分が傷つくことがわかっていても。それがこの映画の主題だろう。それを言葉ではなく、音楽と映像で描く。雨降りのお花畑のような、明るいアンニュイの漂う恋愛詩。それまで誰も試みたことがない野心作だ。今後二人はどうなるか?男がレーサーを辞めるまで女の葛藤は続くと思います。あと夫が歌うところだけミュージカル仕立てだったのが気になりました。
よしのぶさん [DVD(字幕)] 8点(2009-09-29 09:00:26)(良:3票)
17.とにかく上品です。僕の人生において『ダバダバダ♪』が流れるような恋愛はしたことありません。
たいがーさん [DVD(字幕)] 8点(2009-08-13 02:13:27)
16.映画を見ながらテーマ曲に合わせて膝の上に抱いたミミさんの耳元で「ダバダバダ、ダバダバダ」って。しかしこっちは『男とオス』だ・・・。さて、『男と女』、中身なんてあってなきが如き映画。もう物語とかテーマとかメッセージとか、そういうのを考えたって意味ないレベル。美人スクリプターとレーサーの恋なんて、元からリアリティもへったくれもありゃしませんしね。ただキレイでオシャレもしくはカッコいい、おフランス映画の画が延々と続く、それだけ。そしてそれだけで十分。あんな画、日本で撮れって言ったって絶対撮れませんがな。しかも、それが実は結構厳しい台所事情と即興にも近い状況下で撮られたシロモノだって言うんだから、おフランス侮りがたし。現実を忘れる、ひとときの夢心地な世界。100回見たって苦にならないような映画。部屋になんとなく流れてるとか、片隅で映ってるとか、そんなんで十分な感じだし。もちろん、私のように猫と遊びながらでもオッケー(あ、一応ちゃんと見ましたよ)。
あにやん‍🌈さん [DVD(字幕)] 8点(2009-04-24 23:51:37)
15.《ネタバレ》 ストーリーはシンプルながら良質な映画だった。アヌーク・エーメの指を口元にやる仕草が可愛い。(篠原涼子はあの眉毛を真似してるのだろうか?)回想シーンを言葉でなく、映像やラジオで表現する辺り、無難かつ、うまいなぁと思ってしまった。言葉で説明してしまうとありふれてしまうし、平凡になってしまいそうだし。二人がだんだん惹かれあっていくさまが本当に繊細に表現されていてよかった。子供たちも可愛くてイイ子達でみていて心が和んだー。微妙なラストだが、アレでいいと思う。あんなステキな旦那の記憶は、というか本気で愛した人の記憶はそう簡単に消えないと思うから。二人が傷に向き合っていくのはこれからだろう。しかし男は雄弁だが、妻の記憶はあんまりないんだなぁ、寡黙だが思い出の多い女とは対比的だった。レースシーンと恋愛シーンの緊張感と緩和が良かったが、レースシーンは緊張感出しすぎではないだろうか。「え?誰か死ぬのコレ?」とハラハラしっぱなしで疲れた。
リュカさん [DVD(字幕)] 8点(2007-07-30 00:06:31)
14.《ネタバレ》 シンプルなストーリーをセンスだけで詩や絵画の域にしてしまえるのはフランス人の特権なんでしょうか。宮崎アニメやハリウッドがこれを作ったら超駄作になることは間違いないでしょう。モノクロもカラーも綺麗だし、アヌーク・エーメが綺麗ですね。バービードールみたいなハリウッド女優には絶対出せない人生経験を得た女性の色気。そして電報を受け取った後、段取りを考えてながら泥だらけのレース・カーを飛ばしてきたジャン・ルイは可愛くて健気。それにしてもスタントマンの亭主を一風変わった男ってレーサーのあなたが言うか・・・。あと大詰め、ジャン・ルイは乗換えと聞いた時、駅まで先回りすることを決めてたんでしょうか?何にせよ、直行便じゃなくて良かったね。
くなくなさん [DVD(字幕)] 8点(2006-05-21 04:01:14)
13.《ネタバレ》 「う~ん」と唸る粋な作品ですよねえ。時代を反映した映像があまり見あたらないせいか、今でも全く古さを感じません。男女の気持ちの揺れを表現した映画だから古さを感じないのかな。40年位では人の気持ちの動き方は変わらないですものね。フランシス・レイの音楽はもちろんいいですしね。最後は車で電車の待ち伏せですものね。あれやられたら、どうでしょう。やっぱりアヌーク・エーメみたいになちゃうのかな。
ひよりんさん [DVD(字幕)] 8点(2006-05-14 22:36:16)
12.この映画の良さは、男の気持ち。彼女に逢いたくて飛ばした車の中で想うセリフ。そして女の色気。フランスの香が漂う映像と音楽。お洒落な大人の物語。
smiLey'70さん [DVD(字幕)] 8点(2006-04-29 23:53:26)
11.映画の素晴らしさが詰まったような映画らしい映画。昨今、奇をてらった様なストーリー重視の映画が多い中で、音楽、映像、ストーリー、これら全てがここまで噛み合った映画は見直されるべき。何でもない恋愛の一場面をどうやって魅せるか、大事に大事に考えて、演出で補っていきながら映画にしたような作品。音楽のテンポやカット割りだけでここまでもっていけるもんなんやなぁ・・・って、映画監督の腕前を実感できた映画。
ハッシーふりかけさん [DVD(字幕)] 8点(2006-04-22 20:02:09)
10.《ネタバレ》 映像・台詞・音楽などの能力を最大限に使いこなせばこんなにも無駄なく美しく出来上がる。素晴らしく効率のいい映画。前戯のシーンでも「ダメ、やっぱり・・・私ダメなの・・・やっぱり・・・前の夫のことが忘れられないの!私の記憶に住みついた彼の亡霊が消えてくれないの!」なんて野暮なことは言わない。ちょっとだけ複雑な表情を見せ、前の夫との楽しい思い出の映像を流す。これで充分伝わる。音楽の歌詞にも気持ちを乗せる。過剰な説明も説明不足もない。シンプルでありふれた展開だが、簡素な美に惹きつけられる。
stroheimさん [DVD(字幕)] 8点(2006-04-15 04:01:23)
9.月9的展開はご愛嬌。車の描写に監督の愛を感じるね!
kさん 8点(2004-06-07 12:33:52)
8.アヌーク・エーメめちゃめちゃいい女です。
(ビデオ)
zero828さん 8点(2004-02-24 21:12:32)
7.「愛してるわ」と女からの電報を受け取った後の男の揺れ動く心、独白がチャーミング。「あんな美人が・・・信じられない・・電報を打とうか・・いや電報のあとすぐに現れたら不自然か・・etc.」その逡巡がまさに恋。この世の春そのものなのに、肌を合わせた途端現実に引き戻されるなんて、せつないです。映像のどこを切り取ってもポストカードにしてしまいたいような完璧な美しさとあの音楽、堪能しました。
Reiさん 8点(2004-02-06 20:01:41)
愛人/ラモスさん 8点(2004-01-09 10:25:17)
5.うおおおうっ!だめだぁ~!参った~!どうにでもしてぇ~!がさつなわたしもメッキリメロメロトロトロリン。えらいぞ!この時代のフランス映画!!
モートルの玉さん 8点(2003-07-13 02:41:10)(笑:2票)
4.これはもう大人の恋を映像と音楽で、ロマンティックな気分に浸りきって堪能する映画ですよね。すごくムーディでフランスらしい、おしゃれで粋な映画です。F・レイの音楽「ダバダバダー・・」の単純なのがすごく流行りましたねぇ。
キリコさん 8点(2003-05-18 18:08:56)
3.白黒とカラーの使い分けとか、全体がとってもシャレてる!最後のシーンが大好きです!すっごく幸せな気分になれます!
さみーさん 8点(2003-04-28 20:56:25)
別のページへ(8点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
12
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 87人
平均点数 7.34点
000.00%
100.00%
200.00%
322.30%
422.30%
5910.34%
61517.24%
71517.24%
82225.29%
91112.64%
101112.64%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review8人
2 ストーリー評価 8.00点 Review8人
3 鑑賞後の後味 8.87点 Review8人
4 音楽評価 9.46点 Review15人
5 感泣評価 7.80点 Review5人
chart

【アカデミー賞 情報】

1966年 39回
主演女優賞アヌーク・エーメ候補(ノミネート) 
監督賞クロード・ルルーシュ候補(ノミネート) 
脚本賞クロード・ルルーシュ受賞 
脚本賞ピエール・ユイッテルヘーベン受賞 
外国語映画賞 受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1966年 24回
主演女優賞(ドラマ部門)アヌーク・エーメ受賞 
外国語映画賞 受賞 
監督賞クロード・ルルーシュ候補(ノミネート) 
主題歌賞フランシス・レイ候補(ノミネート)"A Man and a Woman" 作曲

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS