ドラッグ・ウォー 毒戦のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 ト行
 > ドラッグ・ウォー 毒戦の口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

ドラッグ・ウォー 毒戦

[ドラッグウォードクセン]
DRUG WAR
(毒戰)
2012年上映時間:106分
平均点:9.00 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
公開開始日(2014-01-11)
アクションサスペンス犯罪もの刑事ものヤクザ・マフィア
新規登録(2014-08-18)【8bit】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督ジョニー・トー
キャストスン・ホンレイ(男優)ジャン警部
ルイス・クー(男優)
ホァン・イー(女優)ベイ刑事
ラム・シュー(男優)ファット
ラム・カートン(男優)ドン
ロー・ホイパン(男優)チュエ
脚本ジョニー・トー
ワイ・カーファイ
ヤウ・ナイホイ
撮影チェン・チュウキョン
製作ワイ・カーファイ
配給アルシネテラン
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想(8点検索)】[全部]

別のページへ(8点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
1.映画ファンとしては恥ずべきことだが、監督作品50本以上という香港の名匠ジョニー・トーの映画世界に触れてまだ日が浅い。
鑑賞数は今作でまだ3作目。実は、まだまだこの監督の世界観の本質が掴みきれていない。
ただ、共通することは、三度とも「この映画は面白いのか?面白くなかったのか?」というとても基本的な鑑賞直後の判別がつかなかったことと、それに伴う“ざわつき”みたいなものが心にジワリと残るという独特な後味だった。
つまるところ、これほどまでに“一筋縄ではいかない”作品を作り続ける映画監督もなかなかいないということだ。

今作も、まさに“独特”。
ストーリーの概要は、“麻薬を取り締まる公安警察と麻薬密売組織との攻防”であり、題材としてはハリウッドをはじめとして世界中で作り続けられている普遍的なものと言えるだろう。
が、描き出す人と、描き出される国が違うとこうも“異質”な映画になるものかと、唖然としてしまうくらいにこの映画のオリジナリティは際立つ。

何と言っても、キャラクター描写が異質だ。
通常の娯楽映画であれば絶対にあるはずの登場人物同士の“関係性”が、意識的に排除されている。
代わりに、個々のキャラクターにおける生々しい人間性が、まさに飾り気のないありのままの姿として強く描き出される。
決して綺麗事ではないその様は、不格好で、愚かしく、汚らしいが、それ故に「人間」を正直に描き出しているとも感じられ、潔い。


前述の通り、鑑賞直後は“どういう映画”を見せられたのか理解が追いつかないくらいに戸惑い、果たして自分はこの映画が面白かったのかどうなのか判別がつかなかった。
そして、一晩よくよく映画世界を振り返ってみて、数々の印象的なシーンがフラッシュバックされると共にようやく確信する。

「ああ、面白かったな」と。

この独特な面白さはまさに麻薬的だ。危険で刺激的な感覚はきっとクセになる。“中毒者”になってしまうのにそう時間はかからないだろう。
鉄腕麗人さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-09-27 23:29:27)
別のページへ(8点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 9.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
700.00%
8150.00%
900.00%
10150.00%

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS