候補者ビル・マッケイのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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候補者ビル・マッケイ

[コウホシャビルマッケイ]
The Candidate
1972年上映時間:110分
平均点:7.33 / 10(Review 15人) (点数分布表示)
公開開始日(1976-11-20)
ドラマコメディ政治もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-04-26)【TOSHI】さん
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監督マイケル・リッチー
キャストロバート・レッドフォード(男優)ビル・マッケイ
ピーター・ボイル〔男優〕(男優)マーヴィン・ルーカス
メルヴィン・ダグラス(男優)ジョン・J・マッケイ
アレン・ガーフィールド(男優)クライン
カレン・カールソン(女優)ナンシー・マッケイ
モーガン・アプトン(男優)ウォーリー・ヘンダーソン
マイケル・ラーナー(男優)ポール・コーリス
ケネス・トビー(男優)フロイド・J・スターキー
バリー・サリヴァン(男優)本人
ナタリー・ウッド(女優)本人
ブロデリック・クロフォードナレーター(ノンクレジット)
野沢那智ビル・マッケイ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
池田勝マーヴィン・ルーカス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大木民夫クロッカー・ジャーモン上院議員(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
弥永和子ナンシー・マッケイ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
村松康雄(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
緒方賢一(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
嶋俊介(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
石井敏郎(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
鵜飼るみ子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
若本規夫(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
西村知道(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
広瀬正志(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
横尾まり(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大滝進矢(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
山本千鶴(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
脚本ジェレミー・ラーナー
撮影ジョン・コーティ(撮影&第二班撮影監督)
ヴィクター・J・ケンパー
製作ウォルター・コブレンツ
ワーナー・ブラザース
配給日本ヘラルド
美術ジーン・キャラハン〔美術〕(プロダクション・デザイン)
パトリツィア・フォン・ブランデンスタイン(セット・デザイナー)
衣装パトリシア・ノリス[衣装]
編集リチャード・A・ハリス
録音リチャード・ポートマン
ジーン・S・キャンタメッサ
字幕翻訳清水俊二
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5.《ネタバレ》 結局、父親への反発心から従来の政治家に対して、批判的だっただけで、候補者マッケイには中身は無かったのだ。いや、あったかもしれないが、選挙戦の中で、人形みたいに従っていくうちに見失ってしまったのだ。海岸で若者たちに語りかけていた頃の彼が一番良かった。そこを育てるのが本当の選挙屋じゃないのか?テクニックばかりが重要視される。そして大物政治家に勝つのがありえない話ではなくなってくると、スタッフの中にも緊張感が薄れてくる。マッケイに至っては、テレビ番組の途中で笑いが止まらなくなるのだ。選挙に勝つということだけで、テレビ局の約束に間に合わせようと交通ルールを無視して車を走らせる彼ら。これは何のための政治家なんだ?という考えから考えてみると不真面目な態度だ。政治家には色々いる。この敵だった大物も森林火災の時に見せた対応振りは見事だったし、一番最初に映画に出てきた、選挙には落ちたが、「本物」の候補者もいる。この時代、あえてそういう「本物」を主役にせず、マッケイのような若者を主役にしたかといえば、やはりニューシネマの影響だろう。最後、途方にくれた彼を見て、「大丈夫かよ!」と言いたくなってしまう。これが創り手の狙いだったんだろうね。ニューシネマ好きの自分にはそれが楽しい。でもそういう「本物」の政治家映画を創るとまた面白かったかもしれない。ゼロ年代の「スミス都へ行く」みたいな話も観てみたい。
トントさん [ビデオ(字幕)] 8点(2010-09-14 18:27:34)
4.《ネタバレ》 日本には『選挙』というその名もズバリのドキュメンタリー映画があるが、これはそのアメリカ版ともいえるような、数少ない選挙映画。レッドフォードが、美男子というだけで民主党の上院選候補に祭り上げられ、操り人形として戦わされていく。

■後半から、自分が完全に操り人形にされていることにいらだちを感じたレッドフォードは、ささやかに抵抗を試みはじめる。テレビ討論で台本にないことを言ったり、独占放送の機会を笑いが止まらずにふいにしたり(しかしなぜ彼が笑ってしまうのかはよく分からないのだが)、ミーティングに遅れていって反感を買うようなことを言ったり。

■しかし、そもそもの問題は、操り人形以前に自分の中に「自分を操るべき意志」がなかった、いや最初はあったのかもしれない(テレビで「出てきた最初はビル・マッケイはよかった」と報じていた)が、選挙戦を戦ううちにその意志は失われてしまったことだ。それが最後の「どうすればいいんだろう」を象徴している。意志もなく表れて選挙に勝ってしまう、人々も彼に投票する、あざといばかりに皮肉な状況があぶりだされているラストだ。
θさん [DVD(字幕)] 8点(2010-07-28 12:29:25)
3.選挙戦をすごいぐらいに皮肉ってて尚且つ悲しさを伴うラストのセリフは何とも・・・。違う意味でバッドエンド、キツいなぁ。何も知らない輩が政治の世界に飛び込んですべてを操られながら成長するわけでもなくただただ流されていくだけの姿はある意味怖い。巧みに描かれた脚本はアカデミー賞受賞、納得です。住民はそんなこと知らずにビル・マッケイに投票しちゃうもんだからなぁ、、はぁ~、、選挙に行くのが嫌になっちゃうよ(笑)
M・R・サイケデリコンさん [DVD(字幕)] 8点(2010-02-23 23:58:11)
2.あのー。すごく言いにくいんですけど、これ大統領選じゃありませんよね。誰が言い始めたんだか知りませんけど、わたしもどこかで大統領選の話だと書かれているのを見てうっかりこの時期に手に取ったんですけど^^; 内容的にはいかにもアメリカン・ニューシネマという感じでこの時代のこの手の映画が好きな人には最後まで納得の出来栄えだと思います。系列としては『ネットワーク』とか『カンバセーション ・・・盗聴・・・』あたりに似たテンションだと思いますが、選挙戦という明確な一本柱を背負っていますのでニューシネマ独特の淡々とした運びが苦手な方でも比較的受け入れやすいストーリーなのではないでしょうか。ロバート・レッドフォードが正統派の美男子でありながら個性を重視したこの時代のアメリカ映画で一時代を画したことの理由には適切な役選びと、単なる二枚目に期待される以上の演技力があったと思います。この作品でもただのド素人であった彼が選挙戦を戦い続ける中である種のトランス状態に入り込み、圧倒的な高揚感の中で自分自身にすら手の届かない存在になって行ってしまう様子を表情ひとつで演じ切ってしまった。この力量は評価されて然るべきだと思います。それにしてもわたしより少し上の世代の人がブラピを見ては口を揃えて「レッドフォードにそっくり」と言う理由がこの作品を観て初めて理解できました。若い頃のレッドフォード作品は一通り観て来たつもりですが、この作品の彼が一番よく似てますね。いろいろな意味でレッドフォード無しには成立し得ない作品ですが、こういうのが一つの流行りであったとはいえ今なお残り続けているだけの価値は充分にある作品だと思います。こちらを先に観ていたら『ボブ・ロバーツ』をあれほど面白いとは思わなかったかも知れません。
anemoneさん 8点(2004-10-31 15:27:07)
1.なかなかシブくて、皮肉たっぷりの作品。選挙モノ映画ではNo1だと思います。
東京50km圏道路地図さん 8点(2003-12-22 05:33:55)
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【点数情報】

Review人数 15人
平均点数 7.33点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
516.67%
6320.00%
7426.67%
8533.33%
916.67%
1016.67%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
chart

【アカデミー賞 情報】

1972年 45回
脚本賞ジェレミー・ラーナー受賞 
音響賞リチャード・ポートマン候補(ノミネート) 
音響賞ジーン・S・キャンタメッサ候補(ノミネート) 

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