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メルシィ!人生

[メルシィジンセイ]
Le Placard
2000年上映時間:84分
平均点:7.30 / 10(Review 30人) (点数分布表示)
コメディ
新規登録(2003-07-21)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2011-08-07)【とらや】さん
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監督フランシス・ヴェベール
キャストダニエル・オートゥイユ(男優)フランソワ・ピニョン
ジェラール・ドパルデュー(男優)サンティニ
ティエリー・レルミット(男優)ギョーム
ジャン・ロシュフォール(男優)コペル
ミシェル・オーモン(男優)ベローヌ
ミシェル・ラロック(女優)メユ・ベルトランド
アレクサンドラ・ヴァンダヌート(女優)クリスティーヌ
脚本フランシス・ヴェベール
音楽ウラディミール・コスマ
撮影ルチアーノ・トヴォリ
配給メディアボックス
あらすじ
毎年決まった日に社員全員の集合写真を取るほど家族的な経営の(裏を返せば社員同士のプライバシー情報がお互い筒抜けの)メーカー会社が主な舞台。その会社での境遇、自らの私生活の状態に嫌気がさしている中年の男性社員が一人登場。ひょんなことから彼は自室の隣に住む風変わりな老人と知り合いになる。その老人からの、一見突飛に聞こえる、しかしその実豊富な体験に裏打ちされたアドバイスによって、中年社員の人生が公私にわたって少なからぬ変わりようをみせる。
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10.ウィットに富んだやり取りにやんわりと社会風刺を挿入しながら笑わせ、冒頭で自殺しかけていた中年男の人生を見事に再生させてみせるコメディです。

とある会社に送りつけられた社員の私生活を暴露するタレコミに、噂話に流される者に、翻弄される者に、それを利用して同僚を陥れようとする輩に、ただの噂話に「私は前から怪しいと思っていたのよ」なんて知ったような台詞を吐く者に・・・そうこうしてる間に嘘が真になってしまい・・・と小さな1つの会社の人間模様で見事に社会の縮図を作り上げています。

90分に満たない小品ながら主演のダニエル・オートゥイユにドパルデューに久しぶりに見たなあ・・・ミシェル・オーモンなどフランスの実力派が顔を揃えたキャストの面々も皆が流石のとても可笑しな人間模様を見せてくれます。

生きる希望を失いかけている冴えないおじさんの人生が、あるきっかけであれよあれよと言う間に好転していく。結構都合のいい展開でもありますが、そんな中に生きる希望を見出す「人生にちょっと疲れた冴えないおじさんの人生一発逆転モノ」って、これでいいんだと思います。
とらやさん [DVD(字幕)] 8点(2011-08-04 22:13:40)
9.《ネタバレ》 邦題がひどいがこれはけっこうすごい大人むけのコメディー。
私はアメリカ製のコメディよりも、イギリス製のコメディの方が好きだったけどさらにフランス製の方が好きかもしれない。
なんというか笑わせ方の違い。ドタバタや大声を極力省いて笑わせるそのテクニック。…かなりすごいかもしれない。洗練、という言葉が浮かぶ。
からかわれている対象が見ていないところですかさずスマイル、というのが一つのパターンで、とても「愉快」な感じがする。この感じは、一部の日本の少女漫画にもあった気がする。
ピニョンも含め、登場人物たちが笑う時は、目は笑わず口元を両方釣り上げる。これがなんとも愉快。
ドパルデューのサンティニが、簡単に暗示にかかっていくのもとっても愉快。3人の意地悪な同僚たちが、入れ替わり立ち替わりすれ違いざまに笑っているのがなんともおかしい。がこれも、悪意に満ちたからかいでないところがいい。
考えてみると、落ち込んでいるときのピニョンとあまり変わらない状況の私が、何度も大声で笑ってしまった、そんなコメディ。ラストのエロシーンは余計だったが、ただそこに居るだけでおかしいオートゥイユに免じてあげよう。
パブロン中毒さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-04-14 17:36:25)
8.差別意識を逆手に取ったストーリー展開で、一般社会の何気ない偏見を辛辣に風刺すると共に、マジョリティ以上の力を身に着けてしまった嘗ての被差別者を前にして、一般社会が右往左往する現状もチクリと皮肉ってる、かなりエスプリの利いた傑作コメディ。ゲイを装うことを提案された主人公が「ゲイの真似なんか出来ない」と言った時、隣人が答えた台詞に本作のテーマが集約されている。「君は変わらなくても良い、周りの目が変わるんだ」。しかも映画は単なる風刺劇で終わらず、周りの目が変わっていくに従い、自分の人生を見つめる主人公自身の目が変わっていく過程を描いた、邦題通りの爽やかな人生賛歌にもなっている。「奇人たちの晩餐会」の何倍も楽しませて貰って、メルシィ!監督って感じです、8点献上。
sayzinさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-08-16 00:08:38)
7.これは面白かったです。ただ、「ゲイパレードに出る=カッコイイ」という主人公の息子の価値観は「?」でしたが。
Kさん 8点(2005-02-24 20:10:42)
6.《ネタバレ》 元ゲイ嫌いの男が主人公に告白するシーンはよかった。
HKさん 8点(2004-06-26 22:39:52)
5.笑いってのは、まず対象を冷ややかに突き放して観察することが必要で、この監督は実に人間をよく見ているなと感じた。社会に対する皮肉もある。笑わすための無理やりなシーンはあまりなく、あくまで自然な流れの中で笑いのツボをつかんでいる。実に緻密で計算され尽くした笑いだ。一つ気に食わないのは、同僚をからかって楽しんでたスカしたエリートっぽい男が何の災難もないところ。できれば世渡りのうまいやつに対する皮肉も盛り込んで欲しかった。
ラーションさん 8点(2004-03-06 04:30:01)(良:1票)
4.コメディなんだけど、「生きる」ことへの前向きなメッセージが、しっかり底辺を流れています。馬鹿笑いを誘うような何も考えずに見れる作品もいいと思うけど、僕はこの作品に「コメディ」の理想形を見た気がしました。
woodさん 8点(2003-09-28 16:52:35)(良:1票)
3.主人公の同僚でホモ嫌いのおっさんよかったです。かわいい。
キュウリと蜂蜜さん 8点(2003-09-19 21:55:12)
2.なかなか面白かった。話題になった「アメリ」より、私はこっちの方が好きです。子猫の扱いが良いなと思った。同じ子猫と言い張る主人公に何処か違うと言う隣人。そっくりだけど違う。いいなあ。最初と最後の記念撮影もよかった。あと、上司。さすがに名優、大いに笑わせてもらったので、1点追加。人生、ほんのちょっとのことで何がどうなるかホントわからない。
大木眠魚さん 8点(2003-08-30 01:47:57)
1.リストラを回避する為に“ゲイ”を偽装した主人公の顛末や如何に!彼の勤めているのがコンドームの会社というのがミソで、噂が噂を呼んで社内中が大騒ぎにはなるものの、話の進展は意外な方向へ・・・。うだつの上がらぬ主人公の人生巻き返し物語といった、至ってありきたりなテーマではあるが、F・ヴェヴェール監督が描く独特のエスプリの効いた本作は、少々大袈裟に言えば、我々観客に生きていく希望と勇気を与えてくれる。差別問題をも孕んで重くなりそうな展開を、からっと明るく、いかにもフランス映画らしいウイットに富んだ笑いに包み、さらに極めて鋭いその人間観察により、見事な人生賛歌となっている。
ドラえもんさん 8点(2003-07-24 23:45:01)
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【点数情報】

Review人数 30人
平均点数 7.30点
000.00%
100.00%
200.00%
313.33%
400.00%
5413.33%
626.67%
7723.33%
81033.33%
9516.67%
1013.33%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review2人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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