ウィンター・ウォー/厳寒の攻防戦のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ウィンター・ウォー/厳寒の攻防戦

[ウィンターウォーゲンカンノコウボウセン]
The Winter War
(Talvisota)
1989年フィンランド上映時間:125分
平均点:5.80 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
公開開始日(2017-05-28)
戦争もの小説の映画化
新規登録(2016-08-08)【かっぱ堰】さん
タイトル情報更新(2018-06-17)【S&S】さん
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監督ペッカ・パリッカ
キャストタネリ・マケラ(男優)マルティ
脚本ペッカ・パリッカ
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1.《ネタバレ》 上映時間三時間超の全長版で鑑賞。今までの公開バージョンよりきっちり一時間長いわけですが、はっきり言って冗長というのが偽らざる感想になります。対ソ情勢が悪化してゆき戦闘が始まるまでに一時間近く費やします。その間は記録映像など一切使わず、招集されてゆく兵士たちの目線だけのストーリーテリングですから、フィンランド人ではなく予備知識を持ってない者には戦争にいたるまでの経緯が判りにくいでしょうね。戦闘場面では陣地を守るフィンランド軍に戦車を随伴させたソ連歩兵が攻めてきて撃退される、延々とその繰り返しを見せられたような気がします。フィンランド軍は激しい砲撃を浴びせられるのですが、これが意外と損害を与えません。至近距離で砲弾がさく裂してたしかに泥や土塊を浴びますが意外と無傷、中には狭いタコつぼ陣地の中で砲弾が着弾しても平気というシーンまであり、さすがに?でした。最前線でもサウナだけはきちんと作って休養する、さすがフィンランド人と納得させられるシーンもあります。あとこの冬戦争期間中はとてつもない寒波が続きソ連軍なんかは森の中で連隊全員が凍死していたなんて史実がありますが、暖冬だったのかさすがに厳冬期では野外ロケは無理だったのか、映像からはその冬らしさがあまり伝わってこなかったと感じました。 史実ではフィンランド軍の十倍近い圧倒的な兵力差のソ連軍が大損害を被り、半年近く攻めてからくも休戦に持ち込んだというところです。それでも領土の一割近くをソ連に割譲させられたので、フィンランドには苦い結末だったことは否めません。ソ連は開戦早々にお得意の傀儡政権まで準備して完全にフィンランドを併合するつもりでしたから、独立を維持できただけでも大勝利と言えるんじゃないでしょうか。ソ連・ロシアと地続きの国境で接するということは、昔も今も大層厄介なことであることは変わらないということです。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2018-06-14 22:53:07)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 5.80点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4120.00%
5120.00%
6120.00%
7240.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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