サン・ジャックへの道のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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サン・ジャックへの道

[サンジャックヘノミチ]
Saint-Jacques... La Mecque
2005年上映時間:112分
平均点:7.12 / 10(Review 26人) (点数分布表示)
公開開始日(2007-03-10)
ドラマコメディロードムービー
新規登録(2007-08-03)【ぽーち”GMN”ありしあ】さん
タイトル情報更新(2015-06-27)【+】さん
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監督コリーヌ・セロー
キャストジャン=ピエール・ダルッサン(男優)クロード
マリー・ビュネル(女優)マチルド
マリー・クレメール(女優)カミーユ
脚本コリーヌ・セロー
製作シャルル・ガッソ
コリーヌ・セロー(製作補)(ノンクレジット)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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【クチコミ・感想】

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12
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26.《ネタバレ》  ロードムービーはどちらかと言えば苦手なジャンルです。ここでの評価がよほど高くなければ見ることはありません。  結論から言えば、素直に最後まで飽きることなく見ることができました。  ロードムービーの良さというものを堪能できた気がします。  まず第一に風景。  そして第二に、一緒に旅をする仲間との連帯感。  第三に、旅の過程において変化・成長していく一人一人の心。  第四に、宿や食事、洗濯に歯磨き、買出しなどの、旅先ならではの生活感。  そういったものが、矢継ぎ早に次々と映し出されていくスピード感と心地よいリズムが、この作品にはあります。そう、1つ1つのシーンが短いのがこの作品の特徴ですね。長い長い旅なのに、スピード感があるので、最後まで一気に見れてしまうのです。  小粒なエピソードを、軽快なテンポで見せてくれるので、まさに一緒に旅をしているような感覚になります。  三兄弟の長男社長が、『俺は最後まで旅を続ける』と言ったとき、すごく共感するんです。観ている側も同じ気持ちになれるってのは、ロードムービーとして貴重。  ただ個人的にこの作品で残念な人物が、三兄弟の中で仕事をしていないダメ人間の次男。  飲んだくれ。頭が悪い。自制心がない。人に依存する。平気で嘘をつく。自己中心的。空気が読めない言動、行動。私は、こーゆー人間が一番嫌いなんです。  そんな人間でも、例えば劇中で他人の荷物を持ってあげるとか、心の変化が見られればまだ救いがあったのですが、一切ありません。  むしろ、後半になればなるほど、彼に対するいらいらは募るばかりです。  それに、これは自分の問題ですが、『宗教』『世界史』、本当に疎いのです。  おそらく夢の世界を含め、宗教や哲学的なメッセージが発信されているように感じるのですが、その真意が知識不足でつかめず、残念。  とは言え、誰が見ても楽しめるように作られている作品ではあります。  特に、メインの9人以外の登場人物を頻繁に絡ませる演出は素敵ですね。  これによって、9人の擬似家族の絆が、コントラスト効果によって、より色濃く鮮明に浮き上がる感覚が好きです。
たきたてさん [DVD(吹替)] 7点(2017-04-03 14:12:26)
25.評価の高い本作、BS放映でやっと観ることに..う~ん、思ってたほどの、良作ではなかった..でも、作中繰り広げられるエピソードは、とても自然な流れで無理がなく、それぞれ それなりに良かったかな..ロードムービーとしては、可もなく不可もなく..もう少し感動させてくれるかと思ってたので..ごく普通の出来...
コナンが一番さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-07-21 22:42:54)
24.あまり記憶に残らない映画。
aimihcimuimさん [DVD(字幕)] 5点(2014-08-29 01:39:08)
23.後半の夢の部分が私にとっては意味不明だったけど、その他の部分は大変良い。最初不仲だった三人の心が打ち解け合ったり、いっしょに旅した者の連帯感が生まれてくる過程などすばらしい。ロードムービーであると同時に、人間回復のヒューマンドラマだと思う。コメディとしても大変おもしろく、BAで「バ」CAで「カ」続けて読むと・・・には笑ってしまった。
ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 8点(2013-06-27 07:42:22)
22.女性監督コリーヌ・セローが描く、旅の一群。 遺産相続の条件を満たすための巡礼の道程は1500キロ、フランスからスペインの聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラへ。 気丈な教師クララは神経質な長男ピエールと犬猿の仲、アル中の次男クロードは失業中。 彼らに加え人種も背景もちがう総勢9人のグループは、素晴らしい自然の中ひたすら目的地めざして歩く。 少しづつ生まれる家族のような連帯感が、余分なプライドを心から剥がしていく。 文盲の少年に教師魂をかきたてられるクララ、ノルマを果たしても仲間といたいピエール。 「キリスト教もイスラム教も同じようなものさ」 こんな気持ちのゆとりがあったら、宗教戦争なんておこらないのかもしれない。 「夢」はここだけフランスのエスプリという感じでシュール。 兄弟の歩み寄りもさりげなく、悲劇にも幸せへ通じる道がある。
レインさん [DVD(字幕)] 8点(2013-04-04 06:50:40)
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21.2012.12/25 鑑賞。何といっても美しい自然と文化遺産が溢れる巡礼路ロードムービー。 ジャン・コクトーを感じさせる描写は私にはチグハグ感が強いし、よく解らない。でも3人の兄弟姉妹の旅での心情変化は素晴らしい。
ご自由さんさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-12-28 21:00:14)
20.最初にいがみ合っていた兄弟が旅を通してだんだん仲良くなっていってよかった。日常生活でつい自分勝手で目先のことばかり考えてしまう。いちど立ち止まって心をリセットすることも大事なんだなーとおもった。
ホットチョコレートさん [地上波(字幕)] 8点(2011-09-17 20:13:09)
19.《ネタバレ》 巡礼を題材にしながら宗教に批判的なところが垣間見えるのが面白いし、現代人の背負っているいらないものを削ぎ落として本来あるべき姿に回帰させるをいうのも受け入れやすく、ストーリー全体も分かりやすい。またコメディの要素も楽しめた。ただ夢のシーンについては全くピンとこなかった。
さわきさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-06-08 12:42:19)
18.《ネタバレ》 「道まかせ」という名の聖地お遍路ツアーに参加した老若男女9人の物語。不仲の三兄妹を始めとした、我らが御一行様はあーだろ、こーだろと揉めながらも、しだいに理解を深めていく。政治も宗教も硬直してしまって話にならん、人生というのは道まかせの旅のようなもの、そこでの出会い、理解、融和こそ意味があるということか。旅のシーン、風景と人とのカメラワークが美しい。ぎこちない幻想シーンのいくつかは不要、最後の母の幻想シーンだけで良いかも。
ねこひばちさん [DVD(字幕)] 7点(2011-06-07 19:04:49)
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17.ストーリーもキャラそれぞれの描写もわかりやすく、入り込みやすかったです。人種、宗教のしがらみがあまりない日本にいますが、世界に出れば否応なしに体験させられるでしょう。何より風景がすばらしいかったです、また個人的に夢の挿入効果も好きです。 
HRM36さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-06-06 10:09:20)
16.筋的には細切れのエピソードを重ねただけという感じですが、ただの道を黙々と歩いている風景とか、その辺でぼてっと休んでいる状態とか、映像的には意外に面白いのです。
Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-06-03 04:15:44)
15.苦労しても何かをやり遂げるっていいですね!!
白い男さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-04-28 11:24:49)
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14.クセのありすぎる仲の悪い三人兄妹と、他の同行者達の罵声飛び交うギクシャクロードムービー。この人達と一緒に旅してる気になってしまい、旅の終りではなんだかもう少し旅を続けたい気持ちになってしまい、切なくなりました。夢の描写は若干邪魔くさかったけど、景色も良かったし、いい旅させてもらいました。 
すべからさん [DVD(字幕)] 8点(2010-04-25 19:03:34)(良:1票)
13.コメディとリアルヒューマンドラマの融合具合が絶妙で、個人的にはもうちょっとコメディよりにしてもいいのにと思うところもあるんだけどおそらくはこれがちょうどいい塩梅なんだ。やり過ぎると面白くなくなる。三人兄妹のキャラクターがハッキリしすぎの面もあるけどここもあまりリアルにしすぎると退屈になっちゃうからこれでいいのだろう。体力的に過酷な長旅を共にする面々が徐々に打ち解けてゆく展開はベタベタなんだけど、こういう旅って絶対そうなるんだろうなあという説得力があるから気にはならない。女教師が「教える」という本業に目覚めるクダリは感動的ですらあった。キリスト教の聖地巡礼の旅を描いているのに、願い事を大幅に改ざんするシスターや露骨な人種差別、宗教差別をする神父とか出てくるあたりを見ると、「1500キロ(ほとんど本州縦断!)を歩く旅」がいいのであってキリスト教自体はむしろ否定的にとらえられているようだが、その描き方も深刻ぶっていないのが好感が持てる。物足りなさもあるんだけど気持ちのいい映画です。
R&Aさん [DVD(字幕)] 6点(2009-09-10 15:03:25)
12.《ネタバレ》 亡くなった母親の遺言に強制され、あるいは遺産目当てで巡礼の旅に出た仲の悪い3人の兄弟が旅の果てにもっと大切な物に気付くというストーリーを軸に、この3兄弟と共に旅に出る人達が皆個性豊かでひたすら徒歩で行くゆったりとしたロードムービーの展開の中、様々な事情を抱えた彼らが次第に心を通わせ1つになっていく過程に心が和みます。最初は最もこの旅をバカにしていた長男が「一緒に旅をしている僕らは皆兄弟だ!」と神父に盾突くシーンがとても良かったですね。旅が終わり、皆が笑顔になっていたラスト、特にラムジィが温かく迎えられる様子に観ている僕の顔にも自然に笑みが広がっていました。
とらやさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-03-18 22:45:39)
11.《ネタバレ》 旅っていいですね!キャラも個性的で面白かったです。ラムジの母の死はかなり辛かったですが、エンディングでクララに引き取られているのを見て、少し救われました。
hum7en-j%:?#?さん [DVD(吹替)] 7点(2009-03-05 19:00:00)
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10. ロケが奇麗だし、自分も巡礼って死ぬまでに一度は体験してみたいって思ったけど、その中で繰り広げられる人間ドラマが陳腐で私には入り込めませんでした。  三兄弟の仲が悪い理由が全く描かれてないから、心が通い合う理由も伝わってこない。  登場人物たちの心境の変化にも、「え? そこで変わる?!」って思うところがアチコチあって…。  吹き替えで観たせいかな? なんだか海外ドラマ的っていうか、セリフのやりとりに日本語の自然さが全くないんですよ。  それにCGを頻繁に使うのは、せっかくのロケを台無しにしていると思う。なんだか実物までCGじゃないかって疑ってしまう。  本作に似た旅企画って、日本のテレビでもたくさん放送されているし、例えば「電波少年」のヒッチハイクとか「あいのり」なんか観ちゃうと、映画として観るのはもういいかなって感じです。私的には同じレベルです。  ロードムービーは私の大好きなジャンルですが、正直ガッカリの一本でした。   
クロエさん [DVD(吹替)] 5点(2009-01-30 07:04:07)
9.《ネタバレ》 もう泣いたり笑ったり、存分に楽しませてもらいました。いい年の大人になってまで、公共の場(みんなが見てる前)で殴り合いの喧嘩ができる兄妹がとっても羨ましい。ツアーのメンバーも個性的で、それぞれにドラマがあって最後のエンディングが流れてからが、また良かった。ラムジィのお母さん、なんで亡くなってしまったんでしょう。彼は本当に善良な青年なのに・・・
さらさん [DVD(字幕)] 8点(2008-06-26 13:19:31)
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8.《ネタバレ》 世間での立場や抱える問題と無縁な舞台で、考える余裕もなく一つの目的に向かうという行為自体が人を振替って内省する機会になるのかもしれません。 本作でもいがみ合う兄弟が他の参加者へ心を開いていく中で兄弟の仲もわずかながらも変化させていくさまがさわやかでした。いい映画だったなと素直に思えました。
飴おじさんさん [DVD(字幕)] 8点(2008-04-16 22:37:21)
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7.《ネタバレ》 巡礼もピンと来ないし、ストーリも何となく読めるな・・と思いつつも 見終わった時には、巡礼の旅に出て自分の中の余計なものをそぎ落としたくなりました。
あずきさん [DVD(吹替)] 7点(2008-03-18 21:46:40)
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【点数情報】

Review人数 26人
平均点数 7.12点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
527.69%
6415.38%
71038.46%
8934.62%
913.85%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.50点 Review2人
4 音楽評価 4.00点 Review1人
5 感泣評価 4.00点 Review1人
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