ラビット・ホールのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ラビット・ホール

[ラビットホール]
Rabbit Hole
2010年上映時間:92分
平均点:7.00 / 10(Review 14人) (点数分布表示)
公開開始日(2011-11-05)
ドラマ戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(2011-09-06)【Carrot Rope】さん
タイトル情報更新(2018-12-30)【Olias】さん
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監督ジョン・キャメロン・ミッチェル
キャストニコール・キッドマン(女優)ベッカ・コーベット
アーロン・エッカート(男優)ハウイー・コーベット
ダイアン・ウィースト(女優)ナット(ベッカの母)
サンドラ・オー(女優)ギャビー
マイルズ・テラー(男優)ジェイソン
タミー・ブランチャード(女優)イジー(ベッカの妹)
ロブ・キャンベル[男優](男優)ボブ
ジャンカルロ・エスポジート(男優)
ジョン・テニー(男優)
田中敦子〔声優〕ベッカ・コーベット(日本語吹き替え版)
沢田敏子ナット(ベッカの母)(日本語吹き替え版)
野沢由香里ギャビー(日本語吹き替え版)
野島健児ジェイソン(日本語吹き替え版)
恒松あゆみイジー(ベッカの妹)(日本語吹き替え版)
後藤敦(日本語吹き替え版)
原作デヴィッド・リンゼイ=アベアー(原作戯曲)
脚本デヴィッド・リンゼイ=アベアー
音楽アントン・サンコー
撮影フランク・G・デマルコ
製作ニコール・キッドマン
レスリー・アーダング
衣装アン・ロス〔衣装〕
編集ジョー・クロッツ
字幕翻訳太田直子
あらすじ
ベッカとハウイーのコーベット夫妻の生活が一変したのは8ヶ月前、最愛の一人息子ダニーが突然事故に遭い、4歳にしてこの世を去ったからだ。それ以来夫婦は埋めようのない欠落感を抱えるようになる。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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1
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14.《ネタバレ》 深い闇の中からの再生を静かにそして繊細に描いています。内容的にはドロドロで決してきれいごとだけではない物語なのですが、不思議と癒される作品でした。
TMさん [地上波(字幕)] 7点(2019-02-06 01:24:57)
13.《ネタバレ》 冒頭、庭園のシーンの意味ありげな導入に胸が躍り、エッカートがぽつんとスマホの動画を見ているシーンの気品に期待が高まる。・・・が、その後は、それっぽいシーンが細かく積み重ねられるだけで、消化不良のままに終わってしまいました。例えば、マイルズ・テラーが夫婦宅を訪れて「しまう」シーンなんて、まさに心理の重層的な綾が衝突する重要ポイントなはずなのに、そこもあっさり、後のフォローもなし。もったいないです。
Oliasさん [DVD(字幕)] 4点(2018-12-28 00:13:39)
12.《ネタバレ》 ○子供の死を機になかなか前進できない夫婦。終盤の手前までなかなか溝が埋まらないのに少しイライラするが、ベッカの母親の一言と、特にジェイソンのパラレルワールドの話を絡めた辺りにセンスを感じた。
TOSHIさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-07-16 18:01:53)
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11.《ネタバレ》 4歳の我が子を亡くした喪失感を埋められない夫婦。 ささくれ立った妻の気持ちと、気を遣う周囲とのギスギス感がよく出ている。 気持ちのすれ違いで崩壊寸前の二人が、なんとか手をつないだラストが救い。 よくある話ではあるものの、丁寧に作ってあるし役者もいい。
飛鳥さん [DVD(吹替)] 6点(2014-08-17 14:05:08)
10.子どもを亡くした夫婦の話。よくある内容だけど、この映画は主役二人の演技と細かな演出がいいな。でも何回も観ようとは思わない。
nojiさん [地上波(字幕)] 6点(2014-05-20 00:21:30)
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9.ニコール・キッドマンに見とれる。いい演技だと思う。 静かな印象を残す映画だが、退屈ではない。パラレルワールドの話もなかなかいい。 エンドロールで流れている音楽が素晴らしく、映画の最後のシーンを振り返りながらずっと聞いていた。これは自分にはかなり珍しい。評価できる。
simpleさん [地上波(字幕)] 7点(2014-05-06 12:58:24)
8.《ネタバレ》 肌触りでいうと絹のようなと言うんですか、細やかなかつ丁寧な映画ですね。派手な演出が無い代わりに、子どもを失った夫婦の葛藤を演じているニコール・キッドマンが素晴らしい。そして母親役のダイアン・ウィーストがいう深い言葉がとても印象的です。でもなぁ、いわばわが子を殺した憎き人間にあんな平然と会えるかなぁ、、、旦那さんの反応の方が普通だよなぁと思ったりして、それに普通に暮らしてるっぽいけど何らかの罪には問われなかったのか?高校生だから??アメリカの法律は分かんないな、、、。どうもそこらへんがやっぱり気になってシマイマシタ
Kanameさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-01-22 11:09:05)
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7.《ネタバレ》 印象を一言で表すと"繊細"な映画。交通事故で幼い子を亡くした夫婦同士、また夫婦を取り巻く周囲の人々との交流の描写が本当に繊細です。例えば妻のベッカは映画の冒頭で隣人の奥さんが知らずに庭の植物を踏んでしまったことに気づきちょっと眉を(ホントにちょっとだけ)顰める。ここでベッカは(少なくとも子どもの死以降)神経質な人間と解る。ベッカには妹がおり、妹は姉に妊娠を告げる。妹の彼氏は経済的に不安定なミュージシャンだった。また妹はかつて死んだ兄についてベッカから見れば早々に自分の中で決着を付けたらしい。 だから中々自分の子どもの死に決着というか踏ん切りを付けられないベッカは妹のタフさにコンプレックスを抱いていることが様々なシーンでチラリと描写される。またそれらの感情の機微が画面の構図やライティングと絶妙に対応している。この様な繊細な描写が凄く多いのでとても見応えがありました。 ストーリーもとても素晴らしく、どんなに忘れようとしても死んだ我が子の事を記憶から抹消できない事を冷酷に描いている。そんな中でベッカの母親の「重さが変わってくる。最初は重かった岩が段々ポケットの中の小石に思えてくる。でもポケットの中に手を入れた時に思い出さされる。それは無くならないけど我が子が居た証だと思えば辛くない」という言葉は主人公夫婦にとって福音だったでしょう。 我が子を亡くした夫婦という重い役柄を演じたニコール・キッドマンとアーロン・エッカートは流石の演技力。自制が効かず周囲に当たってしまうベッカと、携帯電話に残った我が子が生きていた頃の動画を愛おしそうに見つめるハウイーの姿には胸が締め付けられる思いだった。
民朗さん [DVD(字幕)] 8点(2013-11-10 20:20:44)(良:2票)
6.《ネタバレ》 WOWOWで、何度か放送されて、録画もして、消して、たまたま、午前2時頃、100インチのプロジェクターで、見ていたら、放送が始まった、ニコールの素の姿が、美しい、思わず、引き込まれてしまいました、映像も、ドキュメント風なのか、コントラストも明るめ、、、。それがまたいいんですいね。アーロンもかっこいいし、何の仕事をしているのだろうか?、最後の方で、裏庭でバーベキュー、椅子に二人が座り、手を握り合う、その景色には、湖まで映っている、、、素晴らしい、環境だな、自分の趣味のカヌーが、裏庭でできる、、、。家の大きさは、3000へイベー、土地ですけど、ヤク900坪、、、。日本では、坪10としても、ヤク一億円、家が、5000万くらい、まあ、あの大きさなら、家、土地、2億か。そして、ニコールの乗っているベンツ、エンジ、旦那のトヨタ、両方で、2-3000万円、、、。また、子供作ればいいじゃん、と思いながら、見ていました、日本なら、事故での人の値段は、3000万円から、、任意保険しだい、、、。この生活なら、弁護士を立てるだろうから、1億位は、もらうんだろうな、とか考えたら、、、。びみょ~な雰囲気です。でも、ニコールもアーロンも美しかった。ちなみに、自分も、一億円手にしたが、家や土地、キャンピングカーなどで、すべて使い果たした、、。子供や、将来を考えると、、何が良いのか難しい。でも、家は、大きなものを、ドラマには叶わないけど、手に入れられました、今や、税金で、苦労しています、映画って最高に素晴らしいです、偶然にミハジメタノダケド、楽しめました。
yasutoさん [地上波(字幕)] 10点(2013-03-12 04:58:10)
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5.《ネタバレ》 正直ピンとこない作品でした。ストーリーはリアルなんだけど吹き替えで観たせいか、リアルさが伝わってこない。 この作品、字幕で観たほうがいいかも。 こういう身内を交通事故で亡くした家族のドラマって、運転免許の書き換え更新で教習所に行って見せられる安っぽいドラマのほうが痛く伝わってくる。
クロエさん [地上波(吹替)] 5点(2013-03-05 20:47:52)
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4.《ネタバレ》 事故や事件の被害者となって大事な人を失った者は何によって癒され、立ち直っていくのか、あるいは立ち直ることがないのか…。周囲の人の支え、家族の励まし、あるいは被害者の会などで同じ境遇の人と交流を持つことか。作中のキッドマンにとっては、そのどれもが意味のないことだった。何をやっても失った息子は戻ってこない。それがすべてなのである。しかし町で偶然見かけた加害者少年と交流を持ち始めて少しずつ変わっていく。キッドマンにとっては、亡くなった愛息を感じることができる唯一の対象が彼だったのだ。そうして始まった幾度かの対面により、加害者の事件への深い悔恨の念を知り、少年が描いたパラレルワールドを題材とした漫画「ラビット・ホール」を読むことになる。ラビットホールの世界ならば同じ自分たちが幸福な人生を歩んでいたかもしれないという少年との会話が切ない。 同じ境遇にある旦那さんの葛藤、終盤の母親のセリフなど印象的な場面多数。キッドマンはこれくらいの演技はやって当然か。全体としてなかなかの良作で7点。この少年を加害者役に起用したことに+1で8点。
レイブンのかなづちさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-11-02 19:30:42)
3.《ネタバレ》 キッドマンママの行動が痛々しい。憎むべき相手がいない悲劇とは、本当の悲劇かもしれない。夫は加害者のクソガキを憎むが、キッドマンママはわんこを憎む。しかしやはり夫婦とも、誰も憎んでいない。だから心が苦しい。交通事故で家族を亡くした時、なぜかあやしい団体が、めざとく被害者を見つけ出して、勧誘をかけてくる。しかしキッドマンママはそこに救いを見いだすことができない。むしろ神を憎むようになる。さもありなん。この世で何の罪もない子供が虐待で殺されたり、事故で死んだりするのは、この世に神がいないことを証明している。これを試練だとほざく連中などクソ食らえである。人間は野獣だ。いや、こんなことを言ったら、本当の野獣に失礼だろう。野獣は、人間のように芸術的な残酷さは秘めていない。トラなんざ、せいぜい噛みついて引き裂くくらいだ。人間を殺すのは常に人間だ。クソガキは単なる偽善者だ。こういう奴こそ、被害者の親にとっては、真の野獣なのだ。神はいない。だから罪がなくても、子供は罰を受ける。子供の死に対する親の苦しみは、時間がたつと、重い石から、ポケットの小石に変わるという。それは子どもの死を受け入れた証拠なのか?それともその死を諦めた証拠なのか?この物語は単なる夫婦の喪失の物語だが、本質は別にある。人間は必ず生きている間に、同じ人間から苦痛を与えられる。そのとき、赦すか、赦さないかではなく、乗り越えるか、乗り越えられないか、そういう物語なのだと思う。 私が被害者の親だったら、あの偽善者のクソガキは絶対に許さない。
花守湖さん [DVD(字幕)] 9点(2012-11-01 18:09:33)(良:1票)
2.辛い。正直お金を払って暗い映画は観たくないですね。やっぱり子供は親より先に死んではいけない。最低限の親孝行なのでしょうね。毎度書きますがN・キッドマンは綺麗。ただ、ちょっとやつれた演出・メイクではあるのだろうが、、、ちょっと老けたかな。
kaaazさん [DVD(字幕)] 7点(2012-04-28 20:38:00)
1.ピュリツァー賞に輝くデヴィッド・リンゼイ=アベアーの戯曲を、ハリウッドを代表するニコール・キッドマンが製作と主演を兼ね、心血を注いで映画化したものである。物語は静かに始まって静かに終わるが、決して平坦ではない。子どもを亡くした夫婦の心情を悲しむでもなく、励ますでもなく、リアルなままに描き出す。だから何かが起こったり変わったりする映画ではなく、感じ取る映画なのだろうと思う。
ESPERANZAさん [映画館(字幕)] 7点(2012-01-25 15:16:33)
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【点数情報】

Review人数 14人
平均点数 7.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
417.14%
517.14%
6321.43%
7428.57%
8321.43%
917.14%
1017.14%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.50点 Review2人
2 ストーリー評価 7.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.50点 Review2人
4 音楽評価 6.50点 Review2人
5 感泣評価 7.00点 Review2人
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【アカデミー賞 情報】

2010年 83回
主演女優賞ニコール・キッドマン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2010年 68回
主演女優賞(ドラマ部門)ニコール・キッドマン候補(ノミネート) 

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