アメリカ,家族のいる風景のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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アメリカ,家族のいる風景

[アメリカカゾクノイルフウケイ]
Don't Come Knocking
2005年上映時間:124分
平均点:5.75 / 10(Review 20人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-02-18)
ドラマロードムービー
新規登録(2006-02-10)【sayzin】さん
タイトル情報更新(2010-06-09)【S&S】さん
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監督ヴィム・ヴェンダース
キャストサム・シェパード(男優)ハワード
ジェシカ・ラング(女優)ドリーン
ティム・ロス(男優)サッター
ガブリエル・マン〔男優〕(男優)アール
ジェームス・ギャモン(男優)老いた牧場労働者
カート・フラー(男優)デイリー
サラ・ポーリー(女優)スカイ
ジョージ・ケネディ〔男優・1925年生〕(男優)ディレクター
フェアルーザ・バーク(女優)アンバー
エヴァ・マリー・セイント(女優)ハワードの母
マーリー・シェルトン(女優)スターレット
原作ヴィム・ヴェンダース(原案)
サム・シェパード(原案)
脚本サム・シェパード
音楽T=ボーン・バーネット 
製作総指揮ジェレミー・トーマス〔製作〕
配給クロックワークス
字幕翻訳菊地浩司
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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【クチコミ・感想】

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20.もうヴェンダースに期待するのをやめようか。
aimihcimuimさん [DVD(字幕)] 4点(2014-09-12 00:53:44)
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19.パリ・テキサスのコンビ。この映画の世界観、音楽、せりふ、登場人物、みんな憎めず好き。 
HRM36さん [DVD(字幕)] 8点(2010-07-07 11:49:51)
18.「パリ、テキサス」の暖かさをそのまま持続していて、これも良かった。新、旧、豪華に揃った芸達者な配役陣にも感激!!
白い男さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-07-21 23:27:26)
17.登場人物の心境の変化や,関係性についての説明がちょっと無さ過ぎて気になった.お話としては取り立てて特筆すべきものはない.
nojiさん [地上波(字幕)] 4点(2009-06-01 07:36:33)
16.《ネタバレ》 まだ幼い息子と再会を果たし妻を捜す旅に出た「パリ、テキサス」。あれから20年が経過した。本作の主人公ハワードは初老の男。再会を果たす子供も成人している。確かにあれから20年経ったんだな、と感じる設定ですが、「パリ、テキサス」に似た雰囲気があります。ハワードは有名な俳優であり、いい年をした男が映画の撮影現場を無断で放り出して向かった先が何十年も連絡もしなかった母の元であり、何十年も前に別れて音信普通だった女の元であり、会った事も無い子供の元である。ハワードの無責任さと甘さがずっと気になって仕方がなかった。という訳で主人公にあまり感情移入できなかったのですが、このラストに持っていくには説明不足の感はあるものの、本作の明るいラストはハワードの余生と家族のこれからに少し希望を感じさせてくれました。
とらやさん [DVD(字幕)] 5点(2009-05-18 20:57:50)
15.サム・シェパードとか特に渋かったけど、風景の映像を見せたいなら映画じゃなくていいと思います。家族のドラマと言われてもピンときませんでした。
色鉛筆さん [地上波(字幕)] 4点(2009-03-07 11:31:42)
14.「パリ、テキサス」の監督だけあって、作品スタイルは「パリ、テキサス」に似てましたね~ 人生を語る、と言うか.. アメリカ、アメリカ人、そしてアメリカの地方都市、をリアルに描いているように思えます.. 何だか分からないけど、考え深い作品でした...
コナンが一番さん [DVD(字幕)] 7点(2008-08-21 12:50:53)
13.風景がキレイだった。主人公を360°ぐるりと回るカメラワークも。内容はシブく、派手な盛り上がりがあるわけじゃないから少々眠くなってしまった。あと、インタビューでも役者が言ってたけど、登場人物が意味不明な行動をすることがあって、それが細やかに丁寧に描かれるわけじゃなくて、心情が理解しにくい。それでも、何回も見たい映画ではある。 ・・・と、ここまで9ヶ月前に書いたのをすっかり忘れて、初見のようなつもりで借りたら途中で二度目だって気がついた。どんだけ忘れてんだ、自分、と思いながら気がついたら熟睡してた。悔しいから全部見直そうとした三回目、半分でギブ・アップ。もう、何回も見たいなんて言わない。
●えすかるご●さん [DVD(字幕)] 5点(2007-07-29 22:33:46)
12.「パリ、テキサス」という地は、やっぱり幻だったのだなぁ、と。
永遠さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-05-13 01:11:12)
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11.ヴィム・ヴェンダースは、実は画家なのではないか!?映画の中にちりばめられている絵画のような静止画の美しさ…アメリカ原風景のアーチ、乾いた荒野、ネオンとカジノ、ダイナーとコーヒー、モンタナ州ビュートの錆びれた街角…「アメリカ好き」の私にはもうたまらない。よし、次はモンタナ州ビュートに行こう…(即決)それくらい魅力的なアメリカ北西部の小さく静かな田舎町だ。 
ふぉんださん [DVD(吹替)] 6点(2007-05-12 14:54:42)
10.《ネタバレ》 もうのっけから良い。西部劇を匂わせながら現代に突入し徐々に本題へと入っていく。情報量が少なく主人公と共に物語を紐解くように進み興味が湧いてくる。一貫してカウボーイルックのハワードは時代に取り残されているようで孤独を感じさせる。他の登場人物たちもまた同じであり遺灰を胸に抱くスカイの姿や路地裏で泣くドリーンの姿、部屋を破壊するアールの姿、TVで野球を観戦する母の姿、ハワードを追跡するサッターの姿にそれぞれの孤独を感じさせる。また、舞台である寂れた町の景観も抜群であり一つ一つのカットが芸術的であることに驚かされる。作中に漂う雰囲気も素晴らしくその世界観にただただ引き込まれてしまうばかりである。ただ後半は少々展開が早い、と言うか甘い。短時間でハワードは目的を達し満足するし、アールともけっきょく簡単に和解する、町は淋しくも画面も決して寒々とはしていない。最後にティム・ロスに厳しい台詞を言わせるが変わり者であるサッターは観察者であるからして学者の戯言にしか聞こえないし、大局的過ぎる視点は現実味が薄い。そんなところにヴェンダース監督の温かさや優しさを感じる。まぁ結局のところこれもこれで好きなのだが、個人的には同時期に似通ったテーマ性で撮られたジャームッシュの「ブロークン・フラワーズ」の方が若干好みである。
ミスター・グレイさん [DVD(字幕)] 8点(2007-02-20 18:07:54)
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9.《ネタバレ》 私にはつまらなかったです。 単に面白くないというだけでなく、サム・シェパード(主演・脚本)とベンダースコンビに対して、「私にこんなもの見せるな」という嫌悪感を感じたのだった。だったら見なければいいのだけれども。商業映画として公開された以上は、想定外の〝彼らの価値観〟を見せられてしまったことについて、言わねばならぬと思うことがある。 もう、ストーリーなんてものはあんまりにもくだらないのでどうでもいいのだが、「自分の知らない間に何人子供が生まれていた」とか「たとえ一度も会ったことがなくても、血がつながっていれば何かを感じるはず」だとか、つまんない男性の幻想を2時間もの映画にしてしまうことも、大御所のオジサン2人が顔を寄せて考えたとは思えぬあまりにも幼稚な発想だなあ。まさか本気で言ってるんじゃないよなあ。 それから、作り手が「目に見えぬ家族の絆というもの」を持ち上げたいばかりにこれでもかと「物質否定」を繰り返し見せること、これが私には耐えられない。 なにも「家族の絆」を強調したいからって、「モノなんかどうでもいいんだ。モノに意味なんかなにもない。モノなんかこうしてしまえ!」という描写に走るのはあまりにも芸がないうえに短絡的。 〝モノ〟に罪はありません。ハワードにしろアールにしろ、物を粗末にしすぎます。食べ物だって、おいしくいただかなければかわいそうです。お母さんが用意してくれた朝食くらい、素直にいただきなさいよ。お母さんが、大切に磨いて乗っている車は、もっと大事に乗りなさいよ。ゴミをそこらへんにポイするのはいけませんよ、ハワード。それに、たまにはシャワーを浴びて体をきれいにしなさい。 人様に借りているアパートの窓ガラスを、故意に割ったりしてはいけませんよ、アール。そのうえ、窓から家具を放ったりしては、よその人にケガをさせるかもしれないから危ないでしょう。それに、まだ使えるものを、わざわざ壊したりしてはいけません。モノは、使われるために誰かが作ってくれたものなんだから。それに、あなただけの道ではないのだから、自分で散らかしたら、ちゃんと片付けなさい。………と、私の言いたいことは生活指導の先生のようになってしまい、そうか、ハワードもアールも中学生並みの精神年齢ということなんだなあ、などと思う。 シェパードとベンダースコンビには日本のこの言葉を知ってほしい。〝もったいない〟
パブロン中毒さん [DVD(字幕)] 0点(2006-11-26 18:53:51)(良:3票)
8.この監督の作品を観るのは初めてですが、なぜか作品全体を通じて「懐かしい」匂いがしました。田舎の一本道を走る車、ロングショットで映し出される古びた町の風景がそう思わせるのか、老いた主人公の視点で観ていたからなのか。静かに流れるストーリーと併せて、少しの郷愁と、爽やかな後味を残した作品でした。
ライヒマンさん [DVD(字幕)] 6点(2006-11-23 22:17:28)
7.「みせもんじゃねぇぞ。」スペンサーはスターだから、どこへ行っても匿名の存在になることはできない。だれからも「ハワード・スペンサー」として見られる。それはかつて彼自身が望んだことだったし、家を飛び出した理由でもあった。でも、他人がおもっているスペンサー像は、本人とは違う。だからスペンサーは自分を「ハワード・スペンサー」として以前に、「息子」や「父」として端的に付き合ってくれる人たちを訪ねていったのだとおもう。ウェンダースの映画らしく、ユーモアに溢れ、美しい山々に溢れ、優しさに溢れた映画だった。サラ・ポーリーもウェンダース映画の天使の系統をしっかり継承していて素晴らしい。ジェシカ・ラングも内に秘めた苦しみをものすごく暖かく表現していて見直した。それに、本当の自分を捕まえたスペンサーがまた元の世界に戻っていくところがとてもいいシーンだった思う。原題もステキだ。
wunderlichさん [DVD(字幕)] 9点(2006-10-17 02:36:58)
6.アメリカの広大さを映した風景や、多くを語り過ぎないところは良いのだが、説明がなさすぎてわかりづらい場面もあった。家族がいるとわかったとたんに、急に人生の目的が変わってしまっておかしな気がしたが、現場を逃げ出すところからしておかしいんだから、まあいっか。
にゃ~さん [映画館(字幕)] 5点(2006-07-23 00:07:28)
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5.アメリカなのに懐かしくて自分がソコで育ったような錯覚をおぼえる不思議な映像でした。どの画面をとってもポストカードになりそう・・・。始めの方にハワードとハワードのお母さんのアップばかりだし、ジェシカ・ラングの首と手の皺を見たら、もう皺の波に酔いそうだったけど、そのうちその皺が「なによ!私は私の人生を自信をもって生きてきたのよ、ふん」って主張してることに気づきました。ジェシカ・ラングは本当にすばらしい女優さんになりましたね。サラ・ポーリーもアメリカでは珍しく透明感のある女優さんだし、出演してる人全員がよかった。 邦題はヒドイなぁって思ってましたけど、見終わってこの題名にしたくなった気持ちもわかる気がしました。
さらさん [映画館(字幕)] 8点(2006-05-25 13:33:23)
4.意味的なものは分かる気がするし、エドワード・ホッパーを明らかに意識した映像は確かにキレイですよ。だけどこれは「私の」ヴェンダースじゃなーーーーい!どうしたの?何もかもがまるっきり違うじゃない。これはですね、恋人の突然の心変わりに似ています。あんなに親密だったのに一夜にして突然赤の他人になっちゃて、何を考えているか分からなくなってしまうあの感じ。二人で泣いた夜を忘れたの?どこのオンナに甘えているのさ!あまりに愛していただけに傷は深い。男の裏切りは許さない!怒りの3点!  あ、でもこんなに怒っているのは私の周辺では私だけなので、気になってる人やヴェンダース・ファンは観てね。
黒猫クロマティさん [映画館(字幕)] 3点(2006-05-02 20:56:35)
3.ヴェンダースがとうとうドイツに戻る。その前に愛するアメリカをぎゅっと押し込めた作品を届けてくれた。その背景となるアメリカがとにかく美しい。とりわけ物語のメインとなるビュートの町並みの色が真っ青な空の色に映える。虚構のヒーローが現実の孤独から逃れるように姿を消す。母に道を示され、元恋人に叱られ、初めて会う娘に孤独ではないことを教えられる。息子とその恋人の関係も含めて、「女によって救われる男たち」という一見安易な、しかし極めて映画的な公式のもとシンプルに進行してゆく。『パリ・テキサス』以来のサム・シェパードとのコラボレーションとなる今作は、ヴェンダース特有の映画との関わりに対する使命感のようなものが消え、ひたすらに原点回帰に努めているように感じた。曖昧な目的のまま飛び出した旅がもたらすものの大きさがまさにロードムービーの原点を見せ、アメリカとジョン・フォードへのオマージュがヴェンダース初期の作風に回帰している。サラ・ポーリーが大きく映し出され、おそらく感動的な言葉が発せられたシーン、、サラ・ポーリーが美しいのではなくサラ・ポーリーがアップで映された画面がとてつもなく美しく涙が溢れた。だから字幕を見損なった。目が字幕を追うことをやめた瞬間、この映画は私の映画となった。
R&Aさん [映画館(字幕)] 8点(2006-04-24 13:11:26)(良:1票)
2.サム・シェパードの魅力満載です。
たまさん [映画館(字幕)] 8点(2006-02-25 22:02:53)
1.名作「パリ、テキサス」から20年以上経過してる訳ですが、映画のテーマはほとんど変わってません。本作は続編ではないですけど、「パリ~」の姉妹編といった趣。大人どころか、既に初老に差し掛かってるにも関わらず、いつまでも自分を確立できない男の心の旅が描かれます。全てを放り出した「初老の」主人公が真っ先に向かうのが母親の元(!)という所に、この男の全てが表れてる。ヴィム・ヴェンダースという人はセンチメンタルな人なんだなぁと、つくづく思います。出演者の中では、ジェシカ・ラングが飛び抜けて良かった。サラ・ポーリーも演技が上手いんだか下手なんだか良く判りませんが、存在感だけは凄い女優だということは判りました。ところで、この邦題は本年度のワーストにランキングしたいです、6点献上。
sayzinさん [試写会(字幕)] 6点(2006-02-11 00:05:45)
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【点数情報】

Review人数 20人
平均点数 5.75点
015.00%
100.00%
200.00%
315.00%
4420.00%
5315.00%
6315.00%
7210.00%
8525.00%
915.00%
1000.00%

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