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男の敵

[オトコノテキ]
The Informer
1935年上映時間:91分
平均点:8.33 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
ドラマモノクロ映画小説の映画化
新規登録(2003-10-08)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2014-12-28)【イニシャルK】さん
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監督ジョン・フォード
キャストヴィクター・マクラグレン(男優)ジポ・ノーラン
ヘザー・エンジェル(女優)メアリー・マクフィリップ
ウォーレス・フォード(男優)フランキー・マクフィリップ
ウナ・オコナー(女優)マクフィリップ夫人
ドナルド・ミーク(男優)ピーター・マリガン
ダーシー・コーリガン(男優)盲目の男
フランシス・フォード(男優)フリン
ジェームズ・マーレイ〔1901生〕(男優)端役(ノンクレジット)
脚本ダドリー・ニコルズ
音楽マックス・スタイナー
撮影ジョセフ・H・オーガスト
バーネット・ガフィ(カメラ・オペレーター)(ノンクレジット)
製作ジョン・フォード(ノンクレジット)
RKO
特撮ハリー・レドモンド・Jr(特殊効果)(ノンクレジット)
ハリー・レドモンド・Sr(特殊効果スーパーバイザー)(ノンクレジット)
美術ヴァン・ネスト・ポルグレス(美術監督)
衣装ウォルター・プランケット(ノンクレジット)
編集ジョージ・ハイヴェリー〔脚本/編集・1889年生〕
録音ロバート・ワイズ(sound effects editor)(ノンクレジット)
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6.《ネタバレ》 全編にわたり霧がたちこめているように、画面がモヤモヤしているのはセットに予算を掛けられなったのが原因との事(←DVDパッケージの作品紹介より)点数が少々低めなのは、タイミングが悪い事に、この映画を「邪魔者は殺せ」(8点)の直後に鑑賞してしまった為。どちらもアイルランド共和軍紛争が背景に存在し、男が一晩中街中をあちこち彷徨うストーリー。置かれた状況設定も、追われる対象も目的も全く異なるけれども「邪魔者~」がJ・メイスンの名演と相まって非常に格調高い作品という印象に対して、こちらは少々格が落ちるという印象を持ってしまいました。「豪快で大らかなユーモア、アイルランド人的気質」これ、ジョン・フォード監督作品を語る際、必ず出てくるワードかと思います。でもそれが時として場面として表現された時に、どうも自分とは肌が合わないと感じる事があるんですよね。何故なのか理由はわかりませんが・・・。大酒飲みで無頓着極まりないV・マクラグレンの、愛すべき憎めないキャラクターは好きです。
放浪紳士チャーリーさん [DVD(字幕)] 6点(2021-04-29 09:17:53)
5.《ネタバレ》 金を取るか?友達を取るか?という問題を鋭く描いた作品として見応え十分!金の為に友達を裏切る男の哀れな人生の最後、裏切って警察に密告し、友達を売った男がラスト、その相手の男の母の前で全てを打ち明けて死んでいく姿とそれを涙を流しながら見て許す母の姿が忘れられなくなるぐらいの印象を残します。重くなりがちな内容でありながら飽きることなく見せるジョン・フォード監督の演出、それに応えて見せた俳優の演技の素晴らしさ、どんなジャンルの映画を撮らせても水準以上の作品に仕上げるジョン・フォード監督の凄さを改めて知った気がする。
青観さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-01-31 15:20:40)
4.《ネタバレ》 金欲しさに旧友を官憲に密告する行為に情状酌量の余地など1㎜も無し。加えて「大男総身に知恵が回りかね」そのままのキャラで、罪悪感に苛まれながらも悪あがきを続けるザマにイライラが治まりません。骨太監督が描くと最低男も骨太でヴィクター・マクラグレンの熱演もあって強烈なインパクトを残します。1922年のダブリンが舞台で、ラストシーンに、残った者は共に全てを水に流し建設的に生きて行こうというアイルランド系監督の紛争への思いを感じました。オスカー受賞4部門(監督、主演男優、脚色、作曲)も納得の傑作。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 9点(2019-02-10 00:17:29)
《改行表示》
3.愚かな大男の、哀しい人生だ。この男の考えの浅さ、お調子者な浮かれっぷり、いるよなあこういう奴。飲み代をたかりに周囲をとりまく忌々しい連中。こいつらのせいで、ジッポの愚かしさが際立っちまう。 悪い奴じゃないんですよ、ちょっと足りないだけなんだ。この男を追い詰める貧困とアイルランドの寒さがやり切れない。 おそらくセットで撮ったであろう霧深い街角の陰気な湿っぽさなど、カメラを通して伝わる臨場感が古さを感じさせないのは凄いなあ。警察が押し寄せた際の階段の乱闘シーンのカメラアングルはちっとも古びていない。初手からラストまで、流れるようなカメラワークは観やすくて、何気に卓越したセンスと思う。さすが巨匠。この作品で初オスカーだったとは、意外でびっくり。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-07-04 23:53:33)
2.《ネタバレ》 自分が生きるために友達を売るか、友達との友情を優先して自分の生活を犠牲にするかこれはほんとに難しいところなんですがそれをまぁ見事にヴィクター・マクラグレンが演じてくれてます。何このかっこよさ(笑)大男なのに優しい心の持ち主で組織や友達を売ったことに対する後悔の念に苛まれる姿がハマりすぎてなんとまぁ、ほんとにすごい。アイルランド独立運動を絡めてモノクロ映画ならではの寂しさと雰囲気がたまらない、ジョン・フォードらしさが溢れる一品。
M・R・サイケデリコンさん [DVD(字幕)] 10点(2013-05-07 13:16:56)
1.名匠ジョン・フォードが初のオスカー(監督賞)に輝いたのは十八番の西部劇にあらず!何と自らのルーツであるアイリッシュテーマの沈鬱な一作であったのは実に意外に感じる。しかも重く暗い本作の主題を体現する主人公ジポーを演ずるはヴィクター・マクラグレン!!フォード一家の大番頭といった風情の豪快で渋い玄人好みの名優だが、本作で卑劣な裏切り者の葛藤と魂の救済を見事に演じ切りオスカー(主演男優賞)をゲットしている。少なくともジョン・ウェインではこうはいかなかったハズ。オスカー脚本賞にも輝いた名シナリオを書いたのはダドリー・ニコルズだが、受賞を拒否している。後のマーロン・ブランドやジョージ・C・スコットの遥かなる先輩が此処にいた!フォードの演出は最高の素材を最大限に活かして息をも吐かせない圧倒的迫力であり、テーマの重さに引きずられない力強さが魅力的。こんな巨匠にも二度と出逢えまい。フォードに限りない敬意を込めて9点。
へちょちょさん 9点(2003-10-12 20:26:30)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 8.33点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6116.67%
700.00%
8233.33%
9233.33%
10116.67%

【アカデミー賞 情報】

1935年 8回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞ヴィクター・マクラグレン受賞 
監督賞ジョン・フォード受賞 
作曲賞(ドラマ)マックス・スタイナー受賞 
脚色賞ダドリー・ニコルズ受賞※受賞拒否したが2年後に受理
編集賞ジョージ・ハイヴェリー〔脚本/編集・1889年生〕候補(ノミネート) 

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