ザ・フォッグ(2005)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ザ・フォッグ(2005)

[ザフォッグ]
The Fog
2005年カナダ上映時間:99分
平均点:4.40 / 10(Review 15人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-07-29)
ホラーサスペンスミステリーリメイクオカルト映画
新規登録(2006-07-19)【M・R・サイケデリコン】さん
タイトル情報更新(2020-11-17)【イニシャルK】さん
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監督ルパート・ウェインライト
演出ケン・カージンガー(スタント・コーディネーター)
伊達康将(日本語吹き替え版)
キャストセルマ・ブレア(女優)
マギー・グレイス(女優)
ケネス・ウェルシュ(男優)
日野由利加(日本語吹き替え版)
稲葉実(日本語吹き替え版)
青山穣(日本語吹き替え版)
咲野俊介(日本語吹き替え版)
脚本クーパー・レイン
ジョン・カーペンター(オリジナル脚本)
デブラ・ヒル(オリジナル脚本)
音楽グレーム・レヴェル
製作ジョン・カーペンター
デヴィッド・フォスター〔製作〕
デブラ・ヒル
製作総指揮トッド・ガーナー
ダン・コルスラッド
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
特殊メイクトビー・リンダラ
ジェフ・レッドナップ
ハーロウ・マクファーレン
特撮コリン・ストラウス(視覚効果デザイン)
グレッグ・ストラウス(視覚効果デザイン)
トビー・リンダラ(操演)
編集デニス・ヴァークラー
あらすじ
オレゴン州沖に浮かぶ小島にある港町アントニオ・ベイでは、町の創設100周年を記念して発展の父とされる4人の銅像の除幕式の準備が進められていた。しかし、式典と時を合わせるかのように奇怪な殺人事件が発生。更には不気味な濃霧が町へと迫り、やがて亡霊が人々を襲い始めるのだった。町の繁栄の裏側には、ある陰惨な出来事が隠されていたのだ。ジョン・カーペンター監督による同名ホラーのリメイク作品。同監督は製作に回り、ルパート・ウェインライト監督がメガホンを取った。
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15.《ネタバレ》 つまらない作品に共通している原因は、やはり脚本構成や演出が大雑把という点。せっかくの面白そうな設定も、映画としての作りそのものがいい加減では、その設定を昇華出来なくて当然。  特に今作は、ストーリー展開上、「観客に対して伏線として開示すべき情報と、そうでない情報の取捨選択」といった脚本管理が杜撰。  かつて町を救ったとされている四人組みが「過去に何か悪事を働いた」という序盤からすでにネタバラシになっているように、謎が謎として機能していない場面が多く、飽きずに見続けさせる求心力に欠けている。ミステリーのような謎解きが中心ではないにせよ、観客の興味を持続させ、物語に没入させるためには「謎の提示の仕方」や「タイミング」と言うものにもっと気を使わなければならないはず。  こうした脚本管理に対する考えの甘さは、演出面にもセンスの無さとして表れている。例えば船で女をナンパしていた友人が怨霊に襲われるシーンでも、観客に対して襲われるところを見せてしまっているので、翌日、主人公が誰もいない船を発見して「何があったんだ」と不安に駆られても、すでに何があったかを「知らされている」観客にとっては謎やサスペンスとして機能しないばかりか、このシーン自体が時間の無駄ですらある。  しかも前述したように、この町での事件が「怨霊というオカルト絡み」であることが確定しているので、「誰かの陰謀かも知れない」というミステリー的疑念すら持つ余地も無く、最初から最後まで退屈なモンスターパニック映画として見るしかないのである。  また、襲ってくる怨霊たちも、その能力(殺し方)に統一感が無く、中途半端に何でもアリになっていて、わざわざ霧という形をとっている意味が無い。そのため襲われる側も対処の仕様が無いので、逃げるばかりで、かえって恐怖感が薄くなっている。この辺の恐怖演出にもセンスが無い。  エリザベスが前世の姿に戻るというラストも、彼女の過去や主人公との関係をきちんと描いていないから、現世の肉体を捨ててまで前世の旦那と共に逝くというオチが唐突に感じる。
FSSさん [DVD(字幕)] 2点(2007-05-24 19:12:19)(良:1票)
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14.《ネタバレ》 原作は随分と昔に鑑賞してこちらのサイトにはレビューを書いていないため、リメイク版で初レビューです。 と言っても、原作とプロットは酷似しているものの別モノと捉えても良いのでは?と思えるストーリーですね。登場人物の設定やキャラクターも似て非なる?いや大分違うといった感じ。なので、リメイク版と意識しないでの感想です。  結論から言えば、ホラー作品としては思いのほか楽しめましたが、何にしても登場人物のキャラがいただけない。ニックは真面目に働く遊漁船の船長、とは言えずチャラくて女にだらしない青年、エリザベスは如何にもホラー映画のヒロインといったお約束だらけの思考・行動にまみれた危機管理能力ゼロの女子、スティービーは愛息の世話を親戚に任せっきりでやはり危機管理能力低過ぎ。その他の登場人物もことごとく感情移入出来ない人物ばかり。これじゃ百年越しの恨みで怨霊に取り殺されても仕方ないや、と思えてしまいます。  この設定なら良作になりそうなんですけどね。残念。原作はどうだったかな?見直してみた方がいいかも。
タコ太(ぺいぺい)さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-04-12 11:57:02)
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13.オリジナルは何度もTV放映で観ていながらも、期待せずに鑑賞。 これはこれでなかなか楽しめた。
ガブ:ポッシブルさん [DVD(吹替)] 7点(2017-09-10 20:29:46)
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12.《ネタバレ》 かつての遺恨が霧に乗って子孫たちに降りかかる、っていうミステリーホラー。 だけどアクション映画みたいになっちゃってますね。 亡霊の描写は見事だけど、怖くない。 ゾクゾクさせる怖さにはもってこいの亡霊と霧を使って、こうもドタバタやられちゃぁね。 ゴーストシップとかミストとかに似てるけど、それらに比べるとチト落ちるかなぁ。
ろにまささん [地上波(字幕)] 4点(2013-08-21 10:47:23)
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11.《ネタバレ》 ジョン・カーペンターの名作をリメイクした作品。 ところが変にストーリーを脚色したことでオリジナルの完成度とは程遠い作品となってしまいましたね。 特にラストシーンの改変は致命的。 オリジナルであったクールでスタイリッシュな終わり方とは正反対のもの。 美味しい素材でも調理を間違えるとまずくなってしまう典型的な作品でした。 オリジナルが大好きだった人間にとっては辛い映画です。 
ゆたさんさん [DVD(字幕)] 5点(2011-04-04 09:23:44)
10.《ネタバレ》 ありゃ、リメイクだったのか。また知らずに観ちゃったよ~。プロットはいいのに出来はイマイチって結構リメイクに多いんだよね。静かな港町、その町を築いた英雄たちの隠された蛮行、その復讐に霧と共に海からやってくる亡霊、っていうプロットは古典的な恐怖ものの感じで面白い。まあ、実際に復讐されるのは英雄たちの子孫であり、その子孫は先祖の蛮行を知らないんだから、極めて理不尽な訳だけど、そこの謎解きでミステリー要素も出せる訳だし。それに霧って小道具も本当にいいと思うのよ・・・ふぅ、要はもっと面白く出来るはずじゃん、ってことです。霧って設定が生かされてないのが一番ダメ。あんな超常現象起こせる強い亡霊、霧にまぎれる必要ないし。個々のエピソードも怖くもハラハラもしない。友人とそのナンパした女性が沖で襲われるとこしかり、女性DJと息子のエピソードしかり。そして基幹ストーリーも復讐される側の子孫だったはずのヒロインが、唐突に(一応伏線はあったものの、張り方が下手っぴ!)実は亡霊側のトップ、ブレイク船長の妻の生まれ変わりだった、ってあっちに行っちゃってハイ、終了。…いい題材がつまらなく料理された映画、って感じ。前述のようにプロットはいいので、機会があればオリジナルは観てみたい。
あっかっかさん [DVD(字幕なし「原語」)] 4点(2009-03-10 13:08:25)
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9.《ネタバレ》 はじめに言っておこう!本作を「ジョンカー・ペンター監督作品」と間違えたのだ! あまり面白くなかったっていうか普通。 鐘の音も雰囲気が良く、壁を叩く音が不快で不安な感じを覚えた。 「平穏な小さな港町」という舞台もとても良いし、港町の海っぽい感じも良かった。 「海からやって来た」というのが良い。 「幽霊船ホラー」って、とても僕の知っている範囲ではなかなか無いが、しかし「幽霊船」と聞くとすこしロマンチックで幻想的なものを連想する。 「霧」という題材も良い。 深い霧に包まれて真っ暗になるのなんてとても超自然的で不安になる。 しかし雰囲気が少しばかり足らないような気がする。 場面場面で「美しい」とは思うものの、これといって素晴らしいものが無かったように思う。 「スプラッターホラー」も好きだが「不気味なホラー」も大好きだ。 そして「不気味なホラー」を期待して観た本作品はなんと「ティーンエイジャーホラー」だった! 「リメイク」ってややこしいね(タイトルが同じだから)!「ジョン・カーペンター」が好きだから彼の「ザ・フォッグ」を購入したつもりが「ルパート・ウェインライト監督」だって、、、こいつぁ何のジョークだい? まあ、「ジョン・カーペンター」のオリジナルに期待したい。  しかし、この村の墓地にある女神像はとても良い雰囲気を出していて素晴らしい。  このDVDを売ろうとも思うが、売ろうとした途端に良い作品に思えてくるから困る。 どうやらジョンカーペンターの「フォッグ」がリニューアルされて発売させるらしい。 僕は早速それを予約注文した。今はそれを楽しみに待っている。
ゴシックヘッドさん [DVD(字幕)] 4点(2008-02-09 04:12:15)
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8.《ネタバレ》 冷凍庫に閉じ込められても死なない船員の人間離れした生命力。パッと見は、つのだひろなのに。 あれだけ湿気の多い場所に長期間埋め込まれていたにも関わらず、どこも腐食しておらず、楽にページをめくることのできる日記。まさにオーパーツだ! 半年振りの再会にしては、セックスがあまりにもアッサリしている主役の男女。あの若さで倦怠期か? あの高さから車ごと落下しても死なないDJのおネエちゃん。ジェイソン・ボーンもびっくりだ。 DJのおネエちゃんと息子との再会があまりにもアッサリし過ぎていて、それまでの前振りがすっかり無駄になってしまっている。ホラー映画にはあり得ない緊張感の無さだ。 ストーリーがそもそもあの4人の子孫以外には関係が無い。他の島民(特に島の外から移住してきたような人)にとってはまったくハタ迷惑な話である。 幽霊の顔が思いっきりゼイリブな件。さすがカーペンターのリメイクだ。 そんなこんなで、まさにすべてが五里霧中の作品。プギャー! 
鳥居甲斐守さん [DVD(字幕)] 3点(2007-12-04 23:26:33)
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7.《ネタバレ》 カーペンターのオリジナルはなかなか面白いなと思いましたが、こいつとなるといささかはてなマークが付きます。 復讐云々と言っていながらなんか関係ない人も死んでるような…。 そして、本作最大の愚行は、“何でも恐そうなものを見せれば良い”と思いこんでる最近の勘違いホラーにありがちな、CGの幽霊等をデデ~ンと見せてしまっていること。 もう少し、見せるものと見せないものの区別を付けてほしいものです。
クリムゾン・キングさん [DVD(字幕)] 4点(2007-11-23 03:53:32)
6.霧っていってるけど使ってるのは超能力やん。別に霧じゃなくても・・・って感じます。ジョン・カーペンター独特の映像がなくなった普通のリメイクでメインキャストにどこの誰だか知らない若造を使って最近良くある普通のイマドキの低予算っぽいホラー映画っぽくなってるように思います。雰囲気はそれなりにいいんですが、なんせ霧の半分以上はCGなもんで微妙な違和感を覚えます。だんだんとストーリーは複雑になっていってとどめのオチには「え?」。それはないっしょー。
M・R・サイケデリコンさん [DVD(字幕)] 4点(2007-08-04 08:10:42)
5.霧なら霧らしい殺し方してほしい。まぁ深く印象に残る作品じゃないから、忘れた頃にまた観たい。
真尋さん [DVD(吹替)] 5点(2007-03-25 00:58:23)
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4.《ネタバレ》 なんだかとても惜しい気がする作品だ。 これは、悲劇と夫婦愛の話であるから、怖いとかそういうことを期待してはダメなのだ。 なんといっても、現代っ娘としての自分と、よみがえる前世のブレイク夫人としての自分との狭間で翻弄されるエリザベスをどう描くかという脚本演出、そして女優さんのウデにかかっているわけだ。 それは、ニックのガールフレンドとしてのエリザベスと、19世紀に生きるやり手の商人ブレイク船長夫人としてのエリザベス、それぞれの男性の吸引度を秤にかけてもらわなければならない。 が、どちらも中途半端なんだよなあ。だいたいニックというのが単なるハンサムのスケコマシ、ブレイク船長とは、ハナから太刀打ちできぬ軟弱な奴だ。これでは、「どちらの男性を選ぶか」などと悩む必要もなし。ドラマにならない。ブレイク船長というのが…この俳優さんは誰だか知らないがこの作品の中では格の違う出色の出来なのだ。しかも、ほとんどセリフなどないに等しいというのに、そのたたずまい、もう、目いっぱい「19世紀」している。なんでもうちょっとガイコツじゃない通常の場面を増やして、エリザベスとの夫婦愛を表現しないかなあ。惜しすぎる。 そして、エリザベス役の女優さんというのが、役不足。前世の記憶がところどころよみがえるという場面の後では、自分でもワケのわからぬ「過去の夫」への思いに、とらわれている様子を表現してくれなくては。単に「何かマボロシを見ちゃったわ」とか思っている場合じゃないのだ。物語のキモなのだぞ。 子々孫々タタられても仕様があるまい、というような悪業を犯しておきながら、リベンジに来られたと思ったら、妻を取り返したら気が済んで帰っちゃった、というオチにするならば、それほどの「夫婦愛」をきっちり描いておいてくれないと。例えば、この夫婦は結婚して5年くらいでまだ子供も居ないようだから、「移住したら、子供を何人作ろう」とか、「庭を作って、花の種を植えたいわ」とかさ。 全般に、「あらあらそんなわざとらしいハマり方して」というような凡庸な演出であり、複線の張り方にも工夫がない。監督の力量は知れている。 が、ラスト、結婚時のポートレートで終わったことは誉めておきたい。これはよくできたいい写真だった。ここはエリザベスも毅然としたいい表情だったね。ブレイク船長役の人はとにかく素晴らしかった。(ガイコツじゃない時の)
パブロン中毒さん [DVD(字幕)] 6点(2007-02-24 00:09:12)
3.J・カーペンターのオリジナルは個人的に好きで何度か観ていますが、正直リメイクされるほどとは思ってもいませんでした。興味本位でこのリメイクも観てみましたがオリジナルが傑作と思えるほどの出来の悪さに脱力しました、映像技術が進歩しただけで全然怖くもない、これは地上波で観るレベルですね、わざわざDVDを借りてまで観た自分が情けないです。
眼力王さん [DVD(字幕)] 3点(2007-01-15 21:44:40)
2.《ネタバレ》 霧と共に幽霊が町へ復讐にやってくる、という設定はなかなか面白い。だが、この幽霊は姿が不透明な割に物理的な力が凄い(霧に包まれた部屋から人が吹っ飛ぶ事が何度かある)し、特殊な殺し方もやってのけるので、別に霧に紛れなくとも十分強く、霧による恐怖演出が余り恐怖として伝わってこない。また、良質であることを第一と考えているのかどうかわからないが、全体的に下手に上手くこなしてるので安心してドキドキできるという感じがどうも嫌。「怖い気分に浸りたい為にホラー映画を見ている私は、本当に怖い気分にはなっていない」、これである。
Qfwfqさん [映画館(字幕)] 5点(2006-08-22 21:52:08)
1.70年代の作品か?と思ってしまうようなバレバレでベタベタな展開と地味さ加減が寂しいなと。テレ東の昼か深夜にやるのが似合いそう。嫌いじゃないですけど。
ロカホリさん [映画館(字幕)] 5点(2006-08-02 23:23:10)
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【点数情報】

Review人数 15人
平均点数 4.40点
000.00%
100.00%
216.67%
3213.33%
4533.33%
5533.33%
616.67%
716.67%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review1人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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