静かなる男のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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静かなる男

[シズカナルオトコ]
The Quiet Man
1952年上映時間:129分
平均点:7.83 / 10(Review 23人) (点数分布表示)
公開開始日(1953-03-03)
ドラマコメディロマンス
新規登録(2003-06-30)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-07-04)【イニシャルK】さん
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監督ジョン・フォード
助監督アンドリュー・V・マクラグレン(第二助監督)
ジョン・ウェイン(第二班監督〔ノンクレジット〕)
キャストジョン・ウェイン(男優)ショーン・ソーントン
モーリン・オハラ(女優)メアリー・ケイト・ダナハー
バリー・フィッツジェラルド(男優)ミケリーン
ウォード・ボンド(男優)ピーター
ヴィクター・マクラグレン(男優)レッド・ウィル・ダナハー
ミルドレッド・ナトウィック(女優)サラ・ティレイン
フランシス・フォード(男優)ダン・トビン
メエ・マーシュ(女優)ポールの母(ノンクレジット)
フランク・オコーナー(男優)リングサイドの撮影者(ノンクレジット)
マイケル・ウェイン〔製作〕(男優)レースのティーンエイジャー(ノンクレジット)
堀内賢雄ショーン・ソーントン(日本語吹き替え版【VOD】)
魏涼子メアリー・ケイト・ダナハー(日本語吹き替え版【VOD】)
魚建ミケリーン(日本語吹き替え版【VOD】)
沢木郁也ピーター(日本語吹き替え版【VOD】)
廣田行生レッド・ウィル・ダナハー(日本語吹き替え版【VOD】)
日野由利加サラ・ティレイン(日本語吹き替え版【VOD】)
小林昭二ショーン・ソーントン(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
永井一郎ミケリーン(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
大宮悌二ピーター(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
雨森雅司レッド・ウィル・ダナハー(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
脚本フランク・S・ニュージェント
音楽ヴィクター・ヤング
撮影ウィントン・C・ホック
アーチー・スタウト(第二班撮影監督)
製作ジョン・フォード
メリアン・C・クーパー
美術フランク・ホタリング(美術)(美術監督)
ジョン・マッカーシー・Jr.〔美術〕
チャールズ・S・トンプソン
編集ジャック・マレイ
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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【クチコミ・感想】

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12
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23.作品的評価をひとまず置くなら、ジョン・フォード監督の作品中でも最も好きな映画。緑、緑、また緑の風景の中、愛すべき人物ばかりが登場して、酒にケンカに明け暮れるこの映画の中のアイルランドは、まさに本物のユートピアじゃないか。有名な延々と繰り広げられる殴り合いシーンも、野を越え山を越え、酒場でお互いひと休みして、また再開…といった、おおらかにしてユーモラスな名場面。何回見ても、あまりの幸福感に思わず嬉しナミダがにじんでしまう、本当に本当に本当に愛すべき映画です。ハレルヤ!
やましんの巻さん 10点(2003-11-13 12:41:55)(良:4票)
22.《ネタバレ》 ジョン・フォードの最高傑作!人同士が暮らす以上、当然そこには歴史的、宗教的背景や個人的過去などから価値観の対立が生じてしまい、その対立が憎悪になり、果ては戦争すら引き起こすことすらある。映画でもソーントンは持参金の持つお金以上の意味を理解できなし、メアリーはソーントンの過去が分からない、ダナハーに至っては完全に外側の人間で、ソーントン・メアリーだけでなく観客すら理解のできない悪役になっている。最後はダナハーという完全なる悪役を中心に、周囲に人の輪が出来てめでたし・めでたしというお決まりの展開と思わせ、あのラスト!このラストこそ、この映画を傑作としている!と個人的には思う。フェリーニ監督作品を思わせるかのようなラストの“ケンカ”、言い換えるなら“祝祭”がすべての対立を飲み込み、映画的エネルギーに溢れている。このエネルギーにはヒューマニズムというより、人生の苦難や人同士の対立は乗り越えられるという“人間の持つ可能性”を感じずにはいられない。この映画はフォード監督がすべての人に贈る“人生の応援歌”と言っても過言ではないし、このような映画に出会うことがあうから、ハズレを引いても映画を観ずにはいられない!
ペリエさん [DVD(字幕)] 10点(2009-01-12 10:30:49)(良:2票)
21.ジョン・フォードで一本、となると私はこの映画を選ぶ。え、まじ?と言われようと、だって滅茶苦茶盛り上がるじゃん、としか言いようがない。この映画を前にしたら、ほんとに言葉がない。馬鹿じゃん、と言われようと、だって楽しいもん、としか答えられないっす。「カルフォルニア・ドールズ」「フレンチ・カンカン」と並んで、映画史上三大盛り上がり映画。
まぶぜたろうさん 10点(2003-12-04 02:40:17)(良:2票)
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20.強烈に目に焼きつく色彩、た~くさんの緑とその中に映える赤、アイルランドの風習に根ざしたユーモアと情感が、たっぷりとそして絶妙なバランス感覚で描かれた大傑作。 ジョン・ウェイン、モーリン・オハラ、ヴィクター・マクラグレン・・・この魅力的なキャスティングと胸はずむ音楽の楽しさ。この地、この家、この人々への憧憬が、心の中でどこまでも膨らんでくる。自分にとってもジョン・フォード監督の数々の傑作の中でも1、2を争うくらい、たまらなく好きな作品。 
よし坊さん [DVD(字幕)] 10点(2006-07-23 09:40:13)(良:1票)
19.《ネタバレ》 「大らかな」という形容がぴったりな名作。野を越え山越え谷越え川を渡り、殴り殴られ話は進む。私のハートも殴られる(失礼)。名匠ジョン・フォードはアイルランドの緑溢れる地を映画ファンへの「桃源郷」として提供したのか。(私にとってはモニュメントバレーよりもここ)スクリーンで見る事の出来た人達、本当にうらやましい。文句なしの10点。
Nbu2さん [DVD(字幕)] 10点(2006-04-16 22:07:42)(良:1票)
18.《ネタバレ》 感動しました。いや、その内容そのものもそうだけど「今から50年以上前にこんな“パッチギ的”映画があったなんて!」って思って(誰かさんの口真似すると「思わず『パッチギだ、』と叫んでしまった」って感じかな)。もちろんジョン・ウェインは塩谷瞬ではないし、モーリン・オハラも沢尻エリカではないし、ヴィクター・マクラグレンはむしろガッツ石松なのだけれども、この映画の中には恋があって歌があって酒があって、対立があってケンカがあって和解があって、悲しみと苦難があってそれを乗り越えようとする意思があって笑顔と温かいユーモアがあって、つまりは「生きる歓び」に満ち溢れている。あの、感動的なクライマックスにおける人々の「わらわら」は、やがて海を渡ってマキノの「ワッショイ、ワッショイ!」に受け継がれ、そして2005年、京都を爆走する朝鮮高校生達の「どどどどどー!」に結実したのだ・・・などと言うと良識的映画ファンから嘲笑されそうだけど、僕は良識的映画ファンじゃないので別に良いです(開き直りっ)。
ぐるぐるさん [DVD(字幕)] 8点(2006-02-09 12:18:09)(良:1票)
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17.アイルランド旅行の前のお勉強と思って、まったく期待せずに借りてみたら、もう最高でした。 とにかくお約束的なエピソードと演技の連続でありながら、不思議に斬新で展開が読めず、やたらと盛り上がるのはどうしてなんでしょう。 女優さんの表情の作り方とかは、最近のディズニー映画そのもので、相当この映画を研究したんだろうという感じがしました。ちょっと男まさりだけど、実はけなげでかわいい、みたいなキャラクター設定も、そのまま借りてきちゃっている感じですし。 あと、脇役の動かし方や、殴りあって仲良くなるみたいなところは、宮崎映画の源流だなあと感じました。  ちなみに最初に書いたような事情でアイルランドの近代史などを勉強していると、この映画に描かれるプロテスタントとカトリックの融和が100%おとぎ話の理想郷であることがわかるんですが、そういうところも含めて、良い映画だったと思います。 一緒に「クライング・ゲーム」や「マイケル・コリンズ」などのアイルランド人監督の映画を見ると、この映画のそうした意味での凄さが伝わるような気がします。
小原一馬さん 10点(2004-07-27 19:46:46)(良:1票)
16.ケンカ好きの負けず嫌いでアイルランド魂のかたまりのようなレッド・ダナハーが、妹に近寄るジョン・ウェイン演じる主人公が気にくわずこう言います「手帳に書いてやる!」。これは(お前を俺のブラックリストに載せてやるぞ)というような慣用句だと思って観ていたら、本当に目の前で手帳を取りだしカキカキとなにやら書き込んでいる(笑)。そして「ほら、お前の名前を横線で消してやったぞ」などと得意になっているのです。これはされた方もかなり不愉快でしょうけれど、少なくともいきなり殴り合いになるよりはスマートな方法で、私もいつか真似してみたいと密かに思っています(笑)。頭にきたことを手帳に書いて線で消すだけでも結構イライラ解消に効果的なような気がするのです。映画では結局最後は殴り合いですが、最高に楽しい殴り合いです。それから「風と共に去りぬ」のスカーレットのあの気性がどうも、、という方も多いと思いますが、そういう方にも、この映画のケイトの、誇り高く気が強い悍馬のごときアイルランド女性の気質が魅力的に感じられるのではないかと思います。
あまみさん [ビデオ(字幕)] 10点(2004-02-03 00:37:05)(良:1票)
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15.《ネタバレ》 いやぁ面白いですね~ 面白い映画の原型を見た思いですよ♪  舞台はアイルランド。 粗野な大男のお兄さんと妹の一家が住んでいた。 そこにアメリカ人がやってくる。 さぁその妹さんに恋をした。  最後は、二人の男の殴り合いになる。 喧嘩と言えば、ウォルターヒルを思い出すが、また一味違う。 勝敗はどっち?  それは観てのお楽しみ♪  ※それにしてもジョンフォードはアイルランドがお好きですね。
トントさん [DVD(字幕)] 9点(2022-07-20 21:50:56)
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14.私がこの作品に10点をつけない理由があるとしたら、「↓すでに何人も10点つけてるから、もういいか」ぐらいのもんで。いやホントにこの作品、見終わって何ともうれしくなり、何ともしみじみしちゃう。また10点を増やしちゃいますけど、勘弁してください。 アメリカから故郷のアイルランドの小さな村に帰ってきたジョン・ウェイン、これが実にイイ男。知り合ったモーリン・オハラは気の強いところもあるけれど、お互い憎からず、というわけでトントン拍子に結婚へと向かいたいところ、しかし彼女の兄が偏屈者で、ジョン・ウェインを滅法、嫌ってて。 そういう、人間関係やら、田舎らしい因習やら、主人公の過去やらが、物語に起伏を生じさせるのだけど、全体的な基調はおおらかで、なんと言ってもユーモラス。彼らを取り巻く面々のやることなすこと、とにかく可笑しくて、あともう少し誇張してやれば、ショートコントのネタにも使えそうな。 豊かな自然も見どころだけど、馬のレースなんかのアクションも交えたり。 見てると、ほとんどお膳立ては整っていて、義兄弟同士が殴りあえば解決しそうな雰囲気が漂っているのだけど、そこになかなか踏み込めないのが人間。人間だけが、最後の障壁。しかしもう、行くしかないよね。というわけで、あとはもう、盛大に殴り合い、盛大に馬鹿騒ぎ。この肯定感が、たまりません。
鱗歌さん [インターネット(吹替)] 10点(2021-04-25 14:58:05)
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13.キャメラの美しさにまず圧倒。アイルランドの美しい景色の中を男が2人延々殴り合う のだが、それをこんなに爽やかに抒情実を称えて描けるのはやはりジョン・フォードしかいないでしょう。 大傑作!!文句なし!!
ひろみつさん [DVD(字幕)] 10点(2015-12-05 16:48:54)
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12.この映画はね、「脂ぎったオッサンたちが延々と殴り合う」という図式が好き(?)という人間のためにある映画です。 アイルランドの美しさとか、ギシアンでベッドがひしゃげているとか、そんな些細な事はどうでもええんです。 個人的には「鉄腕ジム」とか「赤い河」みたいなハードなド突き合いの方が好きだし、フォードにしても「果てなき航路」とか「我が谷は緑なりき」の方が好きだ。 ウェインにしたって脂ぎったワンマン中年より、若気の至りで拉致されて仲間に助け出される人間臭いウェインの方が好きだ。人間らしい弱みを見せる男気の方が惹かれるしさ。  だが、このお祭り騒ぎみたいなエネルギーの塊!こういう映画が好きな俺にはたまらん。 御託はいい、乾いた殴り合いもいいが、たまには湿り気のあるウェットな殴り合いも悪くない。 確かにノリはアイドル映画だな(笑) と言っても「狂った果実」じゃなくなり「黒部の太陽」になった石原裕次郎と三船敏郎が殴り合うような(違うか~)
すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 8点(2014-03-27 15:44:43)
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11.タイトルの「静かなる男」が虚しく思えてくる、コミカルタッチの妙な作品。 アイルランドの田舎の風景や、ほのぼのとしたシーンはいいんだけど、 勝ち気なヒロインが無骨で不快だし、主人公も男らしそうで実はいい加減。見ていてカッコ悪い。 最後はドタバタに終始していて笑うに笑えなかった。ジョン・ウェイン主演のアイドル映画か? 日本の映画に例えれば、昔の石原裕次郎作品や、加山雄三の若大将シリーズのような・・・。 そんな印象しか残らない映画だった。
MAHITOさん [DVD(字幕)] 2点(2011-08-08 10:44:54)
10.共感できない人ばっかり登場してる感じ。なんとまあ殴り合いの好きな人たちなんだろう。この人たちの心境が伝わってこない。良かったのはアイルランドの風景ぐらい。
きーとんさん [DVD(字幕)] 4点(2010-07-28 19:06:05)
9.《ネタバレ》 アイルランドの片田舎が舞台。素朴で、大らかなで、伝統を守って暮らす人々の中に、ヤンキーのソーントンが移住してくる。メアリーを一目見て気に入り、いきなり結婚を申しこんでびっくり。ソートンはリタイアした身で、50歳くらいと思っていたので。ソートンが始めて自分の家に入ったときにメアリーがいて、いきなりのキスにもびっくり。メアリーは野生そのままの女だけど表情は豊か。伝統的な意味の強い「持参金と嫁入り道具」に執拗にこだわるのには、理解できませんでした。最後のほのぼのとした大団円に水を差すようですが、二人の結婚生活はうまくいかないと思いますよ。外国人が異文化に溶け込むにはお祭りのような通過儀礼が必要。それがクライマックスのソーントンとダナハーの大喧嘩。要するに、これを見せるための映画ですね。わっしょい、わっしょい。みんな楽しそうですね。「静かなる男」が静かでなくなったとき、村に溶け込めました。ケンカをやめさせるべき神父や牧師までもが高見みの見学で、賭けまでするのはどうかと思います。アイルランド人蔑視に取られないかと心配になります。酒とケンカと賭け事とお祭の好きな人向けの映画。古きよき伝統、理想郷と取るか、打破すべき因習と取るかは意見が別れそう。何しろ奥さんをずるずる引きずってゆきますからね。完全な男社会です。「これで奥さんを殴りなさい」と枝を渡した奥さんって親切?サブストーリーは、試合で相手を殺して、人を殴れなくなった元ボクシング・チャンピオンが殴れるようになるという成長物語。これは描写不足で不発ぎみ。そもそもソーントンという人物像がよく見えてきません。年齢不詳。無口であまり心を開かないですね。バラは似合わないと思うけど、父親が庭にバラを植えていたのを再現するんですよね。でも競馬のときどうして未亡人の帽子をとったの、教えて!忘れられないのは都会生活を説明するのに「溶鉱炉で熱した鋼鉄を胃に飲み込むのさ。だがな、強くなりすぎると折れやすい」という名台詞。たったこれだけで都会生活のハードさと孤独が見えてくる。感服しました。作品の意図はわかるのですが、田舎の人を馬鹿にしているような印象がぬぐえず、あまり楽しめませんでした。 御者ミケリーンのキャラは好きですが、定型で作りすぎ。多様な価値観社会の現代には支持されない映画かもしれません。
よしのぶさん [DVD(字幕)] 5点(2009-09-26 07:46:25)
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8.これはつまらない。 乱暴な男に、がさつな女。 そんな二人のラブストーリー。  終わりそうで終わらず、変に寄り道するストーリー展開にイライラ爆発。 このままエンドレスかと思いきや、無理矢理ハッピーエンド。 なんじゃこりゃ。
にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 1点(2009-09-06 23:07:09)
7.正直申せば、○○ファミリーとかって徒党を組む輩が好きじゃありません。コルレオーネじゃあるまいし。一緒にしちゃ悪いかも知れませんが、昨今の日本でいうところの橋田壽賀子さん率いる橋田ファミリーとかって、ハッキリ言って気色悪いです。何なんですか、あの内輪ノリ野暮ドラマは。確かに、イーストウッド&シーゲル、みたいな名コンビは映画史上たくさんありますよ。いいんですよ、鮮度あるエネルギーを生み出せる陣営を作るのなら。でも、ファミリーはどうでしょう? ファミリーなんて名前がついちゃうのって・・・、気持ち悪いです。・・・というわけで、フォード一家総出演と呼ばれるこの作品も、ハッキリ言って気持ち悪いです。どこが? 例えて言うなら、つまんねーギャク連発しているオヤジと、それに閉口しているオネェちゃんのくだらんコントを見ている感じです。アイルランドが好きで、この映画を見ました。ビジュアル的には美しい自然に黒ビールに陽気な人々に可愛らしい建物などは良いとしても、内容的にはなんのセンスもないドタバタをラブコメなんて言われても「はぁ?」です。・・・でも、どういうわけか、橋田ファミリーものも、フォード一家のこの作品も、世間の評価は高いのです。もしかして、世間もファミリーの一味なのかしら? ファミリーに加わっていないのは、私だけだったりして。ま、加わりたくもないので構わないのですが。高得点オンパレードのなかスミマセンがこの点で。
すねこすりさん [DVD(字幕)] 4点(2009-06-09 14:28:10)
6.《ネタバレ》 アイルランド最高!
ホットチョコレートさん [ビデオ(字幕)] 9点(2009-05-24 08:54:22)
5.《ネタバレ》 とぼけていて楽しげな町の人々や軽快な音楽が気持ちよい。それにしてもモテないおっさんダナハー氏の純情をふみにじった人気者の色男と、ワガママな嫁にはどうにも共感できず、そんな二人があっさりくっついて痴話喧嘩してるだけの中盤までは退屈しどおしでした。急に加熱し、お祭り騒ぎになる後半は素直に楽しく、最後にはきちんとダナハーさんにもフォローがあって安心しました。別に無口な男じゃないんだな。
すべからさん [DVD(字幕)] 7点(2009-01-18 21:07:02)
4.すっと登場人物たちの心情に入り込んでいける清々しさがあります。まあ、日本人の感性という観点からするとやや不可解だったりする場面が(ただのドメスティック・バイオレンスでは? など)あったりするのですが少し難点でしょうか。「人物の感情の機微」というより、「文化の相違による価値観の違い」の要素のほうがやや強く出てしまっていることは否めない気がします。
Kさん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-12-13 22:05:53)
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【点数情報】

Review人数 23人
平均点数 7.83点
000.00%
114.35%
214.35%
300.00%
428.70%
514.35%
600.00%
728.70%
8417.39%
928.70%
101043.48%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review2人
2 ストーリー評価 6.66点 Review3人
3 鑑賞後の後味 6.66点 Review3人
4 音楽評価 7.00点 Review3人
5 感泣評価 5.50点 Review2人
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【アカデミー賞 情報】

1952年 25回
作品賞 候補(ノミネート) 
助演男優賞ヴィクター・マクラグレン候補(ノミネート) 
監督賞ジョン・フォード受賞 
撮影賞ウィントン・C・ホック受賞 
撮影賞アーチー・スタウト受賞 
美術賞フランク・ホタリング(美術)候補(ノミネート)美術
美術賞ジョン・マッカーシー・Jr.〔美術〕候補(ノミネート)装置
美術賞チャールズ・S・トンプソン候補(ノミネート)装置
脚色賞フランク・S・ニュージェント候補(ノミネート) 
録音賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1952年 10回
監督賞ジョン・フォード候補(ノミネート) 
作曲賞ヴィクター・ヤング候補(ノミネート) 

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