ポンヌフの恋人のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ポンヌフの恋人

[ポンヌフノコイビト]
The Lovers The Point-Neuf
(Les Amants du Pont-Neuf)
1991年上映時間:125分
平均点:6.95 / 10(Review 61人) (点数分布表示)
ドラマラブストーリークリスマスもの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2021-06-04)【イニシャルK】さん
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監督レオス・カラックス
キャストジュリエット・ビノシュ(女優)ミシェル
ドニ・ラヴァン(男優)アレックス
エディット・スコブ(女優)
脚本レオス・カラックス
撮影ジャン=イヴ・エスコフィエ
製作クリスチャン・フェシュネール
その他サミュエル・フラー(thanks)
アンリ・アルカン(thanks)
サンドリーヌ・ボネール(thanks)
パトリス・シェロー(thanks)
フィリップ・ガレル(thanks)
ジャン・ルーシュ(thanks)
あらすじ
レオス・カラックスが放つ“アレックス三部作”の最終章。片足を車にひかれた男と不治の眼病を患った女が、ポンヌフ橋で出会い、そして恋に落ちていく・・・ポンヌフ橋は実物大のセットによるものであり、巨額の費用を投じたレオス・カラックスの恋愛大作。
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未見の方は注意願います!
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【クチコミ・感想】

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61.《ネタバレ》 アレックス三部作の最終作。そしてカラックスが映画から遠ざかった、もしくはカラックスから映画が遠ざかった原因となった問題作。巨額の制作費が批判され、会社も倒産という苦汁を味わうことになる今作、その巨額の制作費はおそらく撮影の許可が下りなかったゆえのポンヌフ橋のセットにかかったのだと思いますが、お金をかけただけあって、あの花火のシーンの豪華な美しさはなかなか味わうことの出来ない美を放っています。駅の改札を走りぬけるアレックスや水面を切る石を画面の真中に捉えつづける画は前作の疾走感を継承し、三角関係の一角の作中での不在もまた前ニ作と同様。そしてビノシュのポスターの燃えるシーンは花火のシーンとはまた別の、アートとしての美しさを持っています。それ以上に驚くのは、冒頭の収容所シーンのドキュメンタリータッチで描く生々しさである。男女の恋愛という古典的題材のメルヘン性と現実性の同居は、前作から見せ続けている古典的と新感覚の同居以上に劇的な合致だと思う。しかしラストに唐突に訪れるハッピーエンドは大不満である。バッドエンドだったものをビノシュにねだられて変更したとか。それでいいのか?悲劇だからこそ、あの超ハッピーな花火のシーンが生きてくるはずなのに!
R&Aさん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-07-14 17:03:20)(良:1票)
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60.「目覚めよ、パリ!」この美しいラストに尽きます。ビノシュ絶頂期の可愛らしさがパンパンに詰まっている(当たり前か、恋人が作った映画だ)。随分前に見たので、また見直してみよう。最初に見たときと同じ気持ちでまたあのラストにたどり着きたいです。 (2004/2/21追記)約十年ぶりくらいに見直しました。感想は変わらず、素敵な映画でした。あのぶっさいくなドニ・ラヴァンの最後の笑顔を変わらず美しいと思いました。この映画が発する電波を捉えることができた自分が嬉しいし、長い時間が経っても、変わらず胸を射抜くような感覚を持つ映画があるのは幸せだと思ったので追記させてください。 
のはらさん 9点(2004-01-12 17:00:28)(良:1票)
59.バランスの取れた傑作とは言い難い作品ではあるけれど、レオス・カラックス監督自身が、そんな体裁や見た目なんかまるで気にしていないんだし。とにかくカラックスには、極限の愛と、絶望と、歓喜と、悲しみといったエモーションしかない。それを形良く観客に差し出すことより、ナマのままぶつけてくる。だから、受け付けない人も当然いるだろうし、逆にとことんハマル人だっているだろう(ぼくもそのクチだ)。いずれにしろ、ここ最近の映画のなかで、これほどまでに自分に、そして映画に対して真摯で誠実な作品はない。素晴らしい。
やましんの巻さん 9点(2003-09-25 14:59:21)(良:1票)
58.技術的なことはよく分からないけど、観客が有無を言わさずにその圧倒的な天才性を見せつけられる監督っていますよね、キューブリックとか。で、僕にとってはカラックスも然りと。まばたきすらも惜しむほどにその美しい映像をただただ見つめていたい映画。
モーリスさん 10点(2001-07-16 03:38:09)(良:1票)
57.《ネタバレ》 純粋な愛だなぁと思いました。ボロボロの二人が花火の中で戯れる橋の上。CGでは感じられない美しさがありました。この映画の見ごたえ十分さには、人には教えたくない名作だって気がしました。公開当時は、ずっとロングランだったらしいけど、今の若者はこんな映画体験、あまりしないだろうなぁ。うふふ、とっておきの一本だ。今ではDVDもあって、女性なんかにプレゼントすると、ポイントアップって感じの作品です。
トントさん [ビデオ(字幕)] 10点(2012-11-13 02:22:15)
56.10年前に見て衝撃を受け、もう一度見返したら少し感動が0.5点分減っていた。今の映画と比べちゃかなり地味になったからなかなぁ。
afoijwさん [ビデオ(字幕)] 8点(2012-03-04 16:20:13)
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55.天涯孤独ほどつらいものは無い。 やはりこの世は1人では生きていけない。  今後“愛”をテーマにした作品として、 本作を一番に挙げるだろう。  現在、私は28歳。  もう少し早く出会いたかった。
ナラタージュさん [映画館(字幕)] 8点(2011-05-16 11:32:36)
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54.アレックス三部作、最後の作品。  前、前作のような画面から発散される「若さ」だとか「青さ」みたいなものを全く感じ取ることができなかった。 これらの理由として、ビノシュとの破局、予算超過等々様々な理由が挙げられているが、やはりカラックス自身30を過ぎ、もう子供ではなくなったことが最大の原因なのではないかと感じる
せかいのこどもさん [DVD(字幕)] 5点(2010-12-11 22:12:21)
53.ビノシュが望んだ結末でなく、カラックスが望んだ結末だったらどうだったのだろう。 どちらがよかったのだろう。
レインさん [映画館(字幕)] 7点(2010-08-18 00:00:04)
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52.《ネタバレ》 ラストシーン、雪の降りしきるポンヌフ橋での、ミシェルとアレックスの再会シーンに打ち震えた。 これ以上なく美しいシーンであり、まるで二人の心象風景の様に美しい雪のシーンであった。  恋愛モノとして、内容の純粋さは際立っており、レオス・カラックスによる美しい映像との相性は抜群であった。   その他、印象に残るシーンは数多くあり、“アレックス三部作”の中では一番好き。
にじばぶさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-03-27 17:04:39)
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51.《ネタバレ》 花火がドーーン。 彼女のポスターを燃やすシーンが秀逸。
翼ネコさん [ビデオ(字幕)] 9点(2009-11-17 11:25:47)
50.震えました。
Balrogさん [DVD(字幕)] 10点(2009-07-06 23:20:34)
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49.《ネタバレ》  絶望と疎外感の中で生きている男女のラブストーリーが、レオス・カラックスの独創的で素晴らしい映像感覚で表現されていて見応えのある作品でした。   あの花火と水上スキーのシーンは、幻想的で華やかな美しさが奇跡的に映像として結実していて、まさに映画史に残る名シーンであると断言できますね。  
TMさん [ビデオ(字幕)] 8点(2009-06-06 16:53:17)
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48.すいません。引きました。 こういう生き方をしている人を思い浮かべてしまって、大丈夫かよ?って突っ込んだ。 こういうのより、歩いてあえる距離にすんでるのに長電話でだらだらポンヌフの恋人につっこみ入れて昼を過ごして、夜遅くまで一緒にお茶を飲んで過ごすような恋仲の方が好きだ。
黒猫クックさん [DVD(字幕)] 5点(2009-01-03 21:20:29)
47.素晴らしい映像と、ちょっとどうかなと思う話の展開とが半々ずつぐらいでした…
j-hitchさん [ビデオ(字幕)] 6点(2008-12-14 19:24:25)
46.《ネタバレ》 フランス人ってホント運命的なものが好きなんだなぁと感じてしまう。恋に盲目であるが故に行動が実直過ぎるのは、正直、日本人にとっては少々不可思議にもとれてしまうんですよね・・・。でも、ドニ・ラヴァンの執着心には感服。彼でしか成し得ない役どころではあると思うが、カラックス3部作「汚れた血」での印象が強かったせいかいまいちのめり込めなかった。作品自体は、莫大な製作費を掛けただけあって、ポンヌフ橋の造形美は素晴らしいし、撮影中の困難さも伝わってくる。あの花火のシーンはホント美しい。そして抱き合うシーンも。
シネマブルクさん [DVD(字幕)] 6点(2008-06-12 11:45:40)
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45.公開時に一度見たきりなのに、強烈に印象に残っています。 そんな生き方もありなの?って思いました。その後、フランス映画をいろいろ見るにつけ、フランス人は(フランス映画は)恋愛に関してはものすごく狭く深く自己中であることが判明。恋愛中はほかの事はどうでもいいのね。
のまっとさん [映画館(字幕)] 8点(2007-11-09 22:49:05)
44.《ネタバレ》 冒頭、青白いトンネルの光を追うように、コダーイの無伴奏チェロ・ソナタが流れるシーンが最高に良い。自分の中でのベスト・オープニングだ。しかしその後の映像は美醜がまじり、題名からは想像もできないほど馬鹿笑いとゴミと垢にまみれた恋人達の物語になる。最初の収容所のシーンは特に衝撃だった。あのオープニングから繋がる作品とは思えなかった。でも時折、本当にハッとするほど美しいシーンがさしはさまれているし、笑いどころもあって楽しい映画ではある。しかしアレックス役のドニ・ラヴァンの頭のかたちがすごくて入り込めなかった…。確かに今思うと、彼だからこそこのような美醜が絶妙にまざった映画ができたと思うのだけども。
リュカさん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-07-28 10:24:35)
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43.《ネタバレ》 確か"東京で半年近くのロングラン”と書いてあったので、はじめの方の展開で「おや?もしかして俺、見る作品間違えた??」と思ってしまいましたが、次第に見ていて、作品に引き込まれていきました。 まあ、完全に引き込まれてしまったわけでもないんですが、中盤あたりで、ハンスが初めて自分の身の上を話す場面(マイノリティであるがゆえに、マジョリティになりうるミシェルを"こちらには来るな”と警告するあたり)は、とてもよかったです。 終盤にかけての展開も、まあこういうのもありかなと。 考えて見る、というよりは、感性に訴えてくる作品のような気がします。
クリムゾン・キングさん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-04-04 03:40:46)
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42.《ネタバレ》 全く先が読めない&難解な展開は相変わらずのカラックス作品。途中までいい雰囲気を 出していました。が、最後のハッピーエンドは如何なものか。ストイックなまでにバットエンドにこだわってほしかった。
さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-05-07 18:52:39)
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【点数情報】

Review人数 61人
平均点数 6.95点
000.00%
111.64%
200.00%
323.28%
458.20%
569.84%
61016.39%
71321.31%
8711.48%
91016.39%
10711.48%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.66点 Review3人
2 ストーリー評価 4.66点 Review3人
3 鑑賞後の後味 4.66点 Review3人
4 音楽評価 7.00点 Review3人
5 感泣評価 4.00点 Review3人
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