黙示録の四騎士(1921)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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黙示録の四騎士(1921)

[モクシロクノヨンキシ]
The Four Horsemen of Apocalypse
1921年上映時間:114分
平均点:8.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
ドラマ戦争ものサイレントモノクロ映画小説の映画化
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タイトル情報更新(2010-08-13)【にじばぶ】さん
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監督レックス・イングラム[監督]
キャストルドルフ・ヴァレンティノ(男優)フリオ・デスノイヤース
アリス・テリー(女優)マルグリート
ジョセフ・スウィッカード(男優)マルセロ・デスノイヤース
アラン・ヘイル(男優)カール・フォン・ハートロット
ジーン・ハーショルト(男優)教授 フォン・ハートロット
ウォーレス・ビアリー(男優)フォン・リヒトホーフェン
原作ヴィセンテ・ブラスコ・イバニェス
脚本ジューン・メイシス
撮影ジョン・F・サイツ
製作レックス・イングラム[監督]
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1.《ネタバレ》 本作は本来サイレントなのだが、NHK衛星第二オンエアでは澤登翠の語りが挿入され擬似活弁を体験できたのが良かった。微妙な台詞回しにもいちいち字幕に神経を払わずに済んだからだろう。さて今回の評価ポイントは先ず時代性。第一次大戦の記憶冷め遣らぬ1921年時点で、第一次大戦をクライマックスとするイバニェスの大河小説を(ダイジェスト風とは云え)一本の作品として堂々と映画化したレックス・イングラムの高い力量は充分賞賛に価しよう。いかに当時としては破格の予算をつぎ込んだとしても、その内容が伴わなければ名画のステイタスは獲得できないからだ。その意味で本作でデビューを果たしたルドルフ・ヴァレンチノの身に纏う”色男オーラ”は圧巻である。後に「血と砂」や「シーク」「熱砂の舞」で見せるエキゾチックな魅力こそ未だ発揮してはいないが、主演級ではあっても単独主演ではないから当然だ。勿論イングラムもこの稀代の美男俳優には只ならぬポテンシャルを感じ取ったと見え、アルゼンチン・タンゴの舞踏場面に破格の尺を取って彼の魅力を増幅させている。正に彼がフリオを演じたればこそ、人妻マルグリートも思わず彼によろめく展開に抜群の説得力を生むのである。元来、役者と演出とは斯くの如き幸福なる二人三脚で相互に補完し合って作品のクオリティを高めていた、という一事が本作からも見事に読み取れる。その意味で名画であるコトは疑いようもないのだが、如何に長編ダイジェストとは言え余りに多いストーリー字幕インサートには些か辟易させられたので止む無く2点減点。悪しからず。
へちょちょさん 8点(2004-04-24 02:38:07)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 8.00点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
700.00%
81100.00%
900.00%
1000.00%

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