オキナワン チルダイ〈特別版〉のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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オキナワン チルダイ〈特別版〉

[オキナワンチルダイトクベツバン]
Okinawan Chirudai <Special Edition>
1979年【】 上映時間:78分
平均点:9.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
ドラマ
新規登録(2011-07-19)【まいか】さん
タイトル情報更新(2011-07-27)【まいか】さん
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監督高嶺剛
キャスト平良とみ(女優)
照屋林助(男優)
撮影高嶺剛
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1.沖縄の「チルダイ」が本土資本によって買い占められようとしている、そんな危機的な事態が、のんびりとしたテンポではあれ、中心的なテーマとして描かれています。「チルダイ」というのは日本語の「気だるい」が沖縄風に訛ったもので、いわば「テーゲーでもなんくるない、沖縄特有のうちなぁタイム」とでもいうような、沖縄の社会や人々の怠惰な特性を表す言葉だとされています。しかし、私が見たところ、この映画における「チルダイ」は、「気だるい」というよりもむしろ、本土の言葉でいう「かったるい」の感覚に近い。すなわち、そこには少なからぬ暴力的な衝動が秘められていると感じました。前作の『オキナワン・ドリーム・ショー』に「死臭」のようなものが漂っていたとするなら、さしずめ本作には、そこはかとない「殺意」のようなものが漂っている。そして、それは本土に向けられたものであろうと私は考えずにいられませんでした。処女作の『サシングヮー』とこの作品こそが、高嶺剛の本質を強烈に感じさせる傑作であり、これ以降の劇場用作品ではそうした面が薄まっていくばかりで残念です。ちなみに『サシングヮー』は、ソクーロフの『ロシアン・エレジー』にも匹敵するような危険な傑作。
まいかさん [映画館(邦画)] 9点(2011-07-29 08:12:20)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 9.00点
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600.00%
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