英雄の証明(2011)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。
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(レビュー・クチコミ)
英雄の証明(2011)
[エイユウノショウメイ]
Coriolanus
2011年
【
英
】
上映時間:123分
平均点:
6.00
/
10
点
(Review 2人)
(点数分布表示)
(
アクション
・
ドラマ
・
小説の映画化
)
新規登録(2012-09-23)【
ザ・チャンバラ
】さん
タイトル情報更新(2022-04-19)【
Yuki2Invy
】さん
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監督
レイフ・ファインズ
キャスト
レイフ・ファインズ
(男優)
コリオレイナス
ジェラルド・バトラー
(男優)
タラス・オーフディアス
ヴァネッサ・レッドグレーヴ
(女優)
ヴォラムニア
ブライアン・コックス〔男優・1946年生〕
(男優)
メニーニアス
ジェシカ・チャステイン
(女優)
ヴァージリア
アシュラフ・バルフム
(男優)
カシアス
声
田中正彦
コリオレイナス(日本語吹替)
久保田民絵
ヴォラムニア(日本語吹替)
原作
ウィリアム・シェイクスピア
脚本
ジョン・ローガン
製作
レイフ・ファインズ
ジョン・ローガン
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2.
《ネタバレ》
シェイクスピアの古典劇を現代にアレンジしたドラマティックな悲劇。なのだけど、どうしてこの仰々しい台詞回しが延々と続く戯曲を現代に移し変えて撮らなければならなかったのかかなり疑問。このひたすら続く情熱的に絶叫するような演技やセリフって劇場の舞台のうえでこそ映えるのであって、画面展開がどんどんと切り替わる現代の映画のなかでは明らかに浮いてしまっている。この違和感のせいで最後まで映画のなかに入り込むことが出来なかった。ジェラルド・バトラーが好きなだけに残念な作品だった。
【
かたゆき
】
さん
[DVD(吹替)]
4点
(2013-05-05 14:41:23)
★
1.
《ネタバレ》
シェイクスピア原作の映像化作品は現代風のアレンジを加えるものが主流という中で、本作は悲劇『コリオレイナス』をほぼ忠実に映像化した異色作。鑑賞前には「どうせ企画倒れのくだらん文芸作品になるだろう」と高を括っていたのですが、これがあまりに面白くてブったまげました。原作における着眼点や切り口の鋭さ、ジョン・ローガンによる見事な脚色、余計なことをせず王道に徹した演出、これらすべてが吉と出たようです。。。
物語は、民主主義の欠陥を鋭く追及するという興味深い内容となっています。ローマに対する忠誠心、確かな実行力、外敵に対する勝負強さを兼ね備えたコリオレイナスは執政官に相応しい人物ではあるのですが、彼はポピュリズムに負けて国を追放されます。彼の足を引っ張るのは、その一挙手一投足をヒステリックに騒ぎ立てるプロ市民と、コリオレイナスにリーダーになられては困るとプロ市民の行動を焚き付ける野党議員たち。優秀なリーダーが責任を負わぬ素人によって糾弾され、権力の座を追われるという構図は現代日本においてもしばしば観察されるものであり(経済・外交面で着実に成果をあげていた麻生総理が、マスコミと民主党による異常なネガティブキャンペーンによって引きずり降ろされたのは記憶に新しいところ)、人類というのは何百年経っても進歩がないのだなぁと実感させられました。。。
後半はコリオレイナスとオーフディアスという正反対のタイプのリーダーによるドラマとなるのですが、こちらも興味深い内容となっています。どこまでも一本気なコリオレイナスに対し、オーフディアスは優秀な軍人であると同時に政治家としての柔軟性も兼ね備えています。コリオレイナスが領内に姿を現した時、軍人としてのオーフディアスは生涯の宿敵を抹殺しようとするものの、政治家としての狡猾な一面がコリオレイナスを利用せよと囁きます。オーフディアスは時に汚い手も辞さない人物なのですが、どこまでも美学にこだわるコリオレイナスはそんな彼の正体を読み切れず、軍人としての高潔さを理解してくれる相手だと勘違いして新たな悲劇を生み出すわけです。
【
ザ・チャンバラ
】
さん
[DVD(吹替)]
8点
(2012-09-29 23:55:59)
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【点数情報】
Review人数
2人
平均点数
6.00点
0
0
0.00%
1
0
0.00%
2
0
0.00%
3
0
0.00%
4
1
50.00%
5
0
0.00%
6
0
0.00%
7
0
0.00%
8
1
50.00%
9
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