日曜日のピュのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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日曜日のピュ

[ニチヨウビノピュ]
Sunday's Children
(Sondagsbarn)
1992年スウェーデンデンマークフィンランドノルウェーアイスランド上映時間:118分
平均点:6.50 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
ドラマ
新規登録(2007-02-07)【こまごま】さん
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脚本イングマール・ベルイマン
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2.イングマールの息子、ダニエル・ベルイマン監督作品だが、脚本担当の父の匂いが漂う、とりわけ『野いちご』。神の沈黙と湿疹ってのは『冬の光』にもあったモチーフだが、キリスト教に何か象徴があるのかなあ。孤独という罰、周囲に息苦しさを与えてしまう性格、息づまる家庭…、ただそれを少年に観察させたことによって、柔らか味が出た。父と子の不和と和解というテーマより、あくまで父を観察するものとしての子ども、というテーマ。つまりイングマールとその父の物語に、イングマール-ダニエルの親子が重なって、一興。『野いちご』が幼年時代の記憶にひたって幕を閉じたのの裏返しのように、この作品は終わる。そこが救いのような、甘さのような。『野いちご』のイサクに対するほど厳しく裁いてはいない。それでも息子を愛していたのだ、そういう形でしか息子を愛せない父だったのだ、っていう了解があり、それを子どもも知ってやる。せがれに対する贖罪のシナリオなのか、弁明のシナリオなのか。うまくいってない夫婦の会話を書かせると、この人はいくらでも書けるのね、どんな人生を歩んできたのやら。父と子の間にいい感じが出るとバッハが流れ出す。とりわけ朝の湖の場が美しい。あいかわらず、時計への偏執。どうしたってイングマールの映画という印象だ。かつて『冬の光』が公開されたとき、併映で『ダニエル』という短編も公開された。このダニエルの幼年時代を撮ったホーム・ムービー。そこではモーツァルトが流れていた。そして「たえず人と触れ合おう」というようなことが語られた。孤独な父の道を歩むな、といういましめの映画でもあったのか。あの子がこう、お父さんのシナリオで映画を撮るまで大きくなったのか、と時の流れに素直に驚嘆させられる。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 7点(2010-08-04 10:23:27)
1.《ネタバレ》 ハートウォーミング系の映画だと思っていたので、ピュのオカルトチックな空想シーンに少し動揺した。最初は人物関係がいまいち掴みづらかったのだが、ベルイマン監督の幼少時代からの父との関係を描いた作品ということを鑑賞後に知りなるほどと思った。幼少時代の父子の関係は些細なわだかまりがあってもとても仲良さそうなのに、年取った後は修復困難にまでなっている。今、自分もあまり父親とうまくいってないのでこういう映画は心が痛いです。スウェーデンの大自然はとても美しい。
こまごまさん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-02-08 21:30:47)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 6.50点
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200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6150.00%
7150.00%
800.00%
900.00%
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