誰も知らない(2004)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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誰も知らない(2004)

[ダレモシラナイ]
Nobody Knows
2004年【日】 上映時間:141分
平均点:6.99 / 10(Review 185人) (点数分布表示)
公開開始日(2004-08-07)
ドラマ犯罪もの実話もの
新規登録(2004-05-28)【こじ老】さん
タイトル情報更新(2019-01-02)【イニシャルK】さん
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監督是枝裕和
キャスト柳楽優弥(男優)
北浦愛(女優)京子
木村飛影(男優)
清水萌々子(女優)ゆき
韓英恵(女優)紗希
YOU(女優)母・福島けい子
串田和美(男優)大家・吉永忠志
岡元夕紀子(女優)大家の妻・吉永江里子
平泉成(男優)コンビニの店長・中延司
加瀬亮(男優)コンビニの店員・広山潤
タテタカコ(女優)コンビニの店員・宮嶋さなえ
木村祐一(男優)タクシーの運転手・杉原
遠藤憲一(男優)パチンコ屋の店員・京橋
寺島進(男優)少年野球の監督
ささの翔太(男優)
脚本是枝裕和
音楽ゴンチチ
作詞タテタカコ「宝石」
作曲タテタカコ「宝石」
挿入曲タテタカコ「宝石」
撮影山崎裕
池内義浩(撮影助手)
製作バンダイビジュアル(「誰も知らない」製作委員会)
シネカノン(「誰も知らない」製作委員会)
テレビマンユニオン(「誰も知らない」製作委員会)
企画李鳳宇(企画協力)
プロデューサー是枝裕和
浦谷年良(アソシエイトプロデューサー)
川城和実(ゼネラルプロデューサー)
制作テレビマンユニオン(制作プロダクション)
配給シネカノン
美術磯見俊裕
三ツ松けいこ
編集是枝裕和
録音高橋義照(録音応援)
照明佐藤譲(照明応援)
その他シネカノン(宣伝)
あらすじ
福島けい子は、父親の異なる四人の子を持つシングルマザー。しかし子供たちを学校へは通わせておらず、彼らが近所の人に見つからないように気をつけながら暮らしていた。 実際にあった出来事をもとに、閉鎖的な状況下で生きる子供たちの姿を、生き生きと描く。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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145.《ネタバレ》 子供だけで残されてしまった兄弟たちのサバイバル。最初は母親がいなくても驚くほど秩序が保たれていた生活が下降線をたどる。いくつかのエピソードを絡めながら、淡々と描かれる子供だけの荒んだ生活。部屋が散らかり、着ているものが汚れ、ライフラインが停められ、口にするものも細って行く。でも、これは有り得ないほど奇麗に描いていると思ってしまう。兄の思いやりや、一緒に暮らしたいと願う兄弟の連帯感が。死んだ妹を羽田に埋めに行く行動などは、これっぽっちもリアリティを感じなかった。ドラマを盛り上げるためだけの演出だ。モデルになった実話があるらしいが、その通りに作れと言うつもりはない。映画は現実を誇張したフィクション部分でテーマを浮き彫りにするのが常套なので、文法的には間違っていない。でも、モデルケースがあったなら、変えてはいけない部分もあるはずで、本作はそこを思いっきり履き違えていると思う。生活が崩れて行く中で健気な精神を保っていたら、それは感動的に映る。そこが嘘くさくって仕方が無い。自分の常識だと、兄は荒んで兄弟のことを構わなくなるし、兄弟たちはさらに自分勝手に走るはず。その上で兄弟の心理を描写して欲しかった。普段は見慣れない情景が展開するので見応えはあるのだけど、感想が持てない映画です。子育て放棄の母親を責めるための映画ではないがYOUは適役でした。そこにプラス1点。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 3点(2010-06-12 13:32:48)(良:2票)
144.《ネタバレ》 母は年端も行かぬ長女京子の爪にピンクのマニキュアを塗る。いいかげんなこの母にとってそれは悪ふざけの一環としての単なる遊びだっただろう。だが母のその気まぐれに、京子は顔をほころばせる。大人の女のように爪を赤く飾りたいから、ではない。そのマニキュアを塗れば自分も母とお揃いの爪になれるからだ。そして何よりも当の母が自分の手を取り丁寧にその「お揃い」を施してくれることに、京子は喜ぶ。だがこの至福に引き続き描かれるのは、手を滑らせ大切なマニキュアの瓶を床に落としたがため今度は母にこっぴどく叱られる彼女の姿だ。そして、ある日突然失われるこの母の存在。母との親密さの象徴たる誇らしい爪のマニキュアは日を経てあっけなくはがれ落ち、過ちの痕跡としてこびりついた床のマニキュアだけが拭い去れぬまま在り続けるその部屋で、京子は不安な母の不在に懸命に耐えなければならない。母が去ったのは、彼女にとってはマニキュアの瓶を台無しにしてしまった自分のせいなのだ。つまり、事の真相を知る長男明を除いた3人の子のうち京子だけは、罰を受けるように自分を責めながら、母の帰りを待つ。本来責めるべき母を罰すべくその服を売り払おうとする明を必死に阻止する役回りは、だからこそ、彼女でなくてはならない。今度こそ京子は母の大切な所有物をその身を呈して守らねばならないのだ。そうして彼女は母の代わりに罰を受け続ける。本作は、一般的に認知される通り長男明の映画だ。だがもう一方では長女京子の映画でもある。子どもが正当に子どもでいられぬ悲劇を、是枝裕和監督はこの幼き長男長女に託し、静かに見据え続ける。自分の過ちのせいで母を失い、またきょうだいたちからもその存在を奪ってしまった京子。やがて彼女は自らこそが母となることで、その罪を贖おうとする。妹を隠したスーツケースを不安に見送る弟のその手を確かな力で握りしめてやる「母の役割」を補い担うのは、やはり京子だ。その姿に私たちは、彼女が母の不在をついに永遠のものとして受け容れたことを知る。そして、子どもが子どもとして存在しうる正当な幸福を幼い彼女が痛みを伴いながらも自ら抛つその瞬間を、息を呑んで目撃する。照りつける日差しの下、もはや希望も絶望もなくサバイブし続けて行く子どもたち。生ある限り彼らは逞しく生き抜くだろう。だが、剥奪された彼らの尊い子ども時代がその手に再び還ることは、もう決してない。
BOWWOWさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2010-06-04 18:07:43)(良:3票)
143.《ネタバレ》 『誰も知らない』は、登場人物達の絶対的などうしようもなさを残酷なまでにリアルに描ききった作品である。親たちは何の悪気もなく、子供を突き放し、結果的に彼らを疎外する。そのどうしようもなさ。その衝撃。そして、子供たちは何の屈託もなく、親たちを赦し、結果的にそういう社会を自明のものと受け入れる。そのどうしようもなさ。その衝撃。

カズオ・イシグロの『わたしを離さないで』や『日の名残り』の主人公たちを思い出す。彼らは自らの運命を受け入れ、そこから決して逸脱することがない、限定された世界の住人たちである。彼らの独白は、限定された世界から決して外れない、彼らの世界観の中でこその語り、その絶対的な記憶であるが故に、僕らにある種の違和と共に欠落を想起させた。
それが『誰も知らない』の子供たちにも言える。諦念という言葉では当てはまらない現代的な心情、そのどうしようもない底の浅さと生来的な欠落を感じさせる。

しかし、全く救いのない物語の中に、子供たちの生き生きとした姿を感じてしまう(『空気人形』の人形と同じに)、そこで描かれる救いとは一体何だったのだろう。彼らが否応もなく受け入れた世界。それを自明のものとして引き受ける逞しさとアカルさに現代的な救いと希望を感じてしまう。ある種の恐ろしさをセットにして。。。
onomichiさん [DVD(邦画)] 10点(2010-04-03 09:16:44)
142.もっと陰惨で救いのない描写になるのかと思っていたのですが、意外に地に足の着いた堅実な描写に感心しました。この作品が優れているのは、特定の誰かをスケープゴートにしてしまって終わり、にしていないところです。ネグレクトの発生原理や防止策はそんな単純なものではないし、極端な描写はかえって現実の身の回りの事象を気づかせにくくしてしまう。本質は何よりもまず彼らの素朴な日常生活と向き合うことです。それを分かっているという点において、この作品は一歩抜き出ています。あと、音楽もいい感じですね。
Oliasさん [DVD(邦画)] 7点(2010-03-10 00:38:20)
141.《ネタバレ》 ○観た後で事件のことを調べてみたが、映画とは結構違うようである。そのため、本編の最初に書いてあったように、あくまで大枠を参考に作ったと解釈するのが妥当。○社会は映画であり青春映画でもある。青春そのままの柳楽優弥は非常に良かった。○育児放棄、責任逃避など時代を象徴する言葉が浮き彫りとなっている。そして、これらの子供たちは生きているのだと実感。
TOSHIさん [DVD(邦画)] 7点(2010-02-05 11:03:55)
140.《ネタバレ》 なぎら君よりも弟君のナチュラルな演技が良かった。
osamuraiさん [DVD(邦画)] 5点(2009-09-15 14:56:42)
139.《ネタバレ》 面白かったです。長い間、なんとなく敬遠していた作品だったのですが、今回思い切って見て、本当によかった!と思えました。「実話をもとにしている」とか、「母親がひどい!」とか、そういうことよりも、とにかく子供たちのリアルな描かれ方に心を奪われます。YOUの演じた母親もよかったです。絵の撮り方も、とても丁寧でした。
コウモリさん [DVD(邦画)] 8点(2009-09-14 16:53:59)
138.これが実際の事件を題材にしていたことは後からネットで調べて分かった。話はとても悲しい内容である。自分も一人の息子を持つ親であるがあんなに小さい子供を置き去りにするということが考えられない。親にこれからなる人、あるいはすでに子供がいる人には一度見て欲しい。見ると子供には親が必要であり、自分には育てる責任があるということを感じることができると思う。
MSさん [DVD(邦画)] 8点(2009-05-06 19:18:52)
137.ドキュメントタッチの悲しさ漂う佳作。悲惨で腹立たしい実話とのギャップにとまどいも
Q兵衛さん [映画館(邦画)] 7点(2009-04-29 08:26:39)
136.柳楽優弥の演技は光っていたが、韓英恵のピュアさも良かった。
山椒の実さん [地上波(邦画)] 6点(2009-04-08 00:14:16)
135.《ネタバレ》 大抵の重い映画に対して、自分は免疫が付いていると思っていたのだが・・・・本作は重すぎる。鑑賞に耐えられなくなり、観るのを途中で止めようかとまで思った初めての映画。子供たちの無垢な演技に胸が潰れそうになった。 ここまで後を引いた映画は初めてだし、今後も出会いそうに無い。点数を付けること自体ためらうような映画だが、ここまで心を揺さぶられたこと、悲しい気持ちにさせられた映画は今まで無かったので、10点献上。
おーるさん [DVD(邦画)] 10点(2009-01-17 11:50:17)
134.《ネタバレ》 現代社会の無関心をえぐりだした社会に対する警鐘作品・・・と言いたいのだろうが、敢えて言う。誰も知らないほど世の中は甘くない。公園の水道で洗濯するシーン、コンビニで余り物をもらうシーン。こういう「普通じゃない行動」をしている人間を社会は見て見ぬふりをしてくれるだろうか・・。答えは否だ。金節約のためにこういう事をしようとした僕自身の経験から見て間違いない。困っている人の無知や防衛術のなさに付け込んで、経済的、精神的、肉体的、そして性的に搾取しようというとする連中が必ず出てくる。そういうハイエナどもは一般人や役所の人間よりも鼻が効くし、知的障害者、老人、当然子供だって容赦はしないだろう。現代はこの作品以上に危険で不寛容な時代であり、登場する子供たちが行方不明になったりしなかったのは現実では母親が月何回は見に来ていたからだろう。そういう意味でこの作品は所詮一種のファンタジーであり、あるいは「普通じゃない行動をする人」に対する変な憐みにしか僕には感じないのである。
はち-ご=さん [DVD(邦画)] 4点(2009-01-12 00:47:24)(良:1票)
133.《ネタバレ》 実際にあった事件をもとにしているとはいえ、あくまで基本設定を借りただけで実際の事件の映画化では決してないと思う。事件の再現が目的なら間違ってもこのような映画にはならないでしょう。よって完全なフィクションと解釈。キャストを2、3年くらい共同生活させてそれをそのまま撮ったようなリアリティはすごいの一言。おそらく脚本も細かくは書かれていないのでは。あからさまな結論を出さずに置き去りにされた子供たち(と周りの大人たち)を淡々と描写することで逆説的にこの映画のメッセージが突き刺さってきます。ゆきちゃんを埋めた後、何一つ変わることなく暮らしていくラストシーンに「誰も知らない」というタイトルが辛辣に響きます。
8bitさん [DVD(邦画)] 6点(2008-10-20 00:22:25)(良:1票)
132.本当に脚本がないんだろうと思わされるような自然な空気感を作った子供等と監督が凄すぎます。多少長いんですが、目が離せなくなる力を持ってます。あれからどうなったのかが気になります。たぶんもう見ないけど。
すべからさん [DVD(邦画)] 8点(2008-06-10 17:54:34)
131.演技レベルの高い映画でした。みんないい顔してる。
悲しい映画だけど、子供の強さを見た。小さな幸せがすべてな世界だった。
すごくピュアな世界があった。
そしてそれが、たまらなく悲しい映画だった。
しゃっくりさん [DVD(邦画)] 7点(2008-02-11 02:31:32)(良:1票)
130.リアルです。明君の気持ち、痛い程わかります。いくらしっかりしてったて、子供だけで生きていくのは、厳しい社会なんだと痛感しました。
Yoshiさん [DVD(邦画)] 8点(2008-01-14 23:03:23)
129.痛い。ただただ痛い。虚しくなりますね。でも映画としてはなんかパンチ力が足りないなあ。子供達の演技は自然で良。
すたーちゃいるどさん [DVD(邦画)] 6点(2008-01-04 17:02:02)
128.現代の日本をとてもよく描き出している映画だと思います。 もちろんごく限られた一部分を、ですが。 淡々とした、清涼だといってもいいほどの雰囲気や、 まったく日常のテンションでおこなう、リアルな演技など、 傑作だと思います。
チビすけさん [DVD(邦画)] 9点(2007-12-10 22:15:00)
127.この映画は評価できません。なぜこんな映画作ったのかわからない。演技はいいけど、脚本も編集もだめ。もっと短くできるでしょう。わざとメッセージを抑えているようですが、もっと強く「子育てに責任もて」と訴えるべきでは?娯楽のために映画観てる自分としては、この映画は時間の無駄でしかありませんでした。
よしふみさん [DVD(邦画)] 3点(2007-11-25 20:17:57)
126.母親から見捨てられ、認知もされずに、生きていく子供達が痛々しくて見ていられませんでした。
SATさん [DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2007-10-21 22:42:55)
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【点数情報】

Review人数 185人
平均点数 6.99点
021.08%
100.00%
242.16%
363.24%
4105.41%
5147.57%
62211.89%
74323.24%
84122.16%
93418.38%
1094.86%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.30点 Review13人
2 ストーリー評価 8.53点 Review15人
3 鑑賞後の後味 5.66点 Review18人
4 音楽評価 8.10点 Review19人
5 感泣評価 6.75点 Review16人
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