顔(1999)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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顔(1999)

[カオ]
Face
1999年【日】 上映時間:123分
平均点:6.48 / 10(Review 64人) (点数分布表示)
公開開始日(2000-08-12)
ドラマ犯罪ものロマンスロードムービー
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2018-09-24)【イニシャルK】さん
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監督阪本順治
助監督大森立嗣
キャスト藤山直美(女優)吉村正子
豊川悦司(男優)中上洋行
佐藤浩市(男優)池田彰
大楠道代(女優)中上律子
岸部一徳(男優)花田英一
國村隼(男優)狩山健太
牧瀬里穂(女優)吉村由香里
渡辺美佐子(女優)吉村常子
中村勘九郎(五代目)(男優)山本俊郎
早乙女愛(女優)狩山咲子
九十九一(男優)車掌
内田春菊(女優)喫茶店の女
脚本阪本順治
音楽coba
作詞coba「顔」
作曲coba「顔」
主題歌coba「顔」
撮影笠松則通
製作石川富康
松竹
中沢敏明
宮島秀司
毎日放送
配給東京テアトル
美術原田満生
赤松陽構造(タイトルデザイン)
衣装宮本まさ江
編集深野俊英
録音橋本文雄
照明石田健司
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64.福田和子より着想を得たとの事ですが、人を殺して逃げ回る以外は特に何も共通点が無かったのはちょっと拍子抜け。完全オリジナル脚本です。逃避行を続けるうちに、無機質だった正子がだんだん人間的になっていく…のはいいんだけど、特に感動ポイントもなく。藤山直美を目当てに見たが、自分が知ってる氏は必殺橋掛人当時。まだ二十代の頃。四十代となったこの映画では随分と太ったなぁという印象。ただおっぱいがでっかくなっててそこは嬉しい。勘九郎に思いっきし揉まれてるし、走ればよう揺れる。てか正子よりむしろ律子さんがねぇ、本当にいい人で。この人お陰で人情ドラマに仕上がってます。藤山直美のおっぱいと律子さんで加点。
にしきのさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2018-09-23 03:25:40)
63.《ネタバレ》  喪服のままで強姦されて、純潔を散らす事となった主人公の正子。
 そんな彼女が相手の男に対し「これ、あげる」と香典を渡すシーンが印象的でしたね。
 流石に気味が悪かったのか、突き返そうとする男を罵倒するように「取っとけ!」と啖呵を切る姿なんかも、妙に格好良くて、惚れ惚れする思い。
 美しい妹を殺してしまったがゆえに、逃亡犯としての旅に出る事となった正子だけど、本当の意味で「生まれ変わった」「旅する決意をした」のは、この瞬間であったように感じられました。

 その妹との確執に関しても、短い尺の中で巧く描いており「お姉ちゃんの存在が恥ずかしかった」と言わせた辺りなんかは、大いに感心。
 他人ならば何ともないのに、家族だからこそ「その存在が恥ずかしい」という感情が湧き出てくる訳で、それを的確に表現している台詞ですよね。

 全体的に、暗い作風とも明るい作風とも言い難いものがあって、暗いというにはあっけらかんとしているし、明るいというには陰鬱過ぎるという、不思議なバランス。
 この独特の空気感を心地良く感じる人もいそうですが、自分としては、ちょっと苦手だったりもしました。

 妹殺害のシーンなども「直接殺した光景は描かないで、まず主人公が風呂場で自殺未遂を起こす姿を描く」→「その後に旅支度を始める主人公の足元で、妹が死体となって倒れているのを、サラッと映し出す」という演出になっており、上手いなぁと感心する気持ちと、ちょっと回りくどいよなと思う気持ちが半々になったりして、どうも素直に褒められない、肌に合わない部分が目に付いてしまったのです。
 作中で最も悲劇的に描かれていた「流産」に関しても、主人公が信じる「輪廻転生」に共感が持てなかったりしたもので「あぁ、彼女なりに妹を愛していたんだなぁ……」と冷静に考える程度で終わってしまい、感動にまでは至らず、残念でした。

 その代わりのように、主人公が成長するロードムービーとしての魅力は感じ取る事が出来て、そちらに関しての満足度は高め。
 旅の中で、周りの人達と交流し、自転車の乗り方を習い、泳ぎ方を習い、それが結果的に「土壇場で逮捕の手を逃れる手段」に繋がるストーリーが、実に皮肉で面白いんですよね。
 主人公のモデルになった、ホステス殺人事件の犯人と思しき女性と、喫茶店で会話を交わしていたと判明する瞬間なども、観ていて驚かされ、印象的な場面でした。

 また、本作においては、実際の事件と違って「整形」という要素を用いなかった辺りも、良い判断だったかと。
 何せ主演の女優さんが演技巧者なものだから、最初は生気を失った顔だった主人公が、段々と生き生きして魅力的になり、まるで別人のような「顔」に変わっていく様を、説得力満点に演じてくれているのですよね。
 全体のストーリーラインをなぞれば、非常に胡散臭い話であるはずなのに、不思議なくらい真実味を帯びて感じられたのは、やはり彼女の存在が大きかったからなのだろうな、と思えます。

 お世話になった女性の律子さんに電話を掛け
「ごめんなさい」「ありがとう」
 という想いを伝える件なんかも、凄く良かったですね。
「死ぬぐらいやったら、逃げて」「お腹が減ったら、ご飯食べて」
 という励ましの言葉を、手首に傷のある律子さんが口にするのだから、何とも切なくて、情感溢れる名場面。

 恐らく、本作の主人公は「逮捕されてしまえば罪悪感に耐え切れず、留置場や刑務所で自殺してしまう」と分かっているからこそ、懸命に逃げ続けているのだと思われます。
 そんな事情を加味したとしても、現実逃避、罪から逃れるという行いは、間違いなく悪い事なのでしょう。
 それでも、たとえ悪だとしても死よりはマシだ、前を向いて走って、逃げ続けて生きるべきなんだ、というメッセージが窺える、味わい深い映画でありました。
ゆきさん [DVD(邦画)] 6点(2016-08-01 09:04:31)(良:1票)★《更新》★
62.《ネタバレ》 かつて10代の服役中に2度レイプされたという福田和子、とその後の事件をBaseにしているようですがストーリーなど、特に正子の性格を違ったものにして強盗の部分をなくしているようです。逃げる心理にはこういうのも働くのだろうなあといろいろ考えてしまいますが、なんといっても役者さんたち全員に圧倒され、久々にいい映画を見させていただきましたと思うばかりです。
HRM36さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2016-05-06 11:07:34)(良:1票)
61.一風変わった逃亡劇。スリリングさは無いが泥臭さがある。
最後にどうなるかの期待感はちょっとあるものの、この映画は好き嫌いが分かれるんだろうな、と思う。
自分にとっては得るもの無し。
simpleさん [CS・衛星(邦画)] 3点(2016-05-04 23:30:04)
60.犯人に不安や怯えや葛藤といった罪と罰が感じられないので、逃亡劇としての緊迫感・緊張感がない。単に、解放されちゃってる。中年の引きこもりが街に出て、自分探しをする話としてみれば面白いのだが、その原因が殺人であり、逃亡中であるというベースがあるのでどうしても違和感がある。
東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2016-03-23 14:19:54)(良:1票)
59.内容としては普通の逃亡劇なんだけど、主人公のインパクトが強くて印象に残る。特にヤバそうになって逃げ始める時の様子が可笑しい。
nojiさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-03-22 23:08:43)
58.見応えのあるキャスト陣でした。脚本、演出、演技に無理がないので登場人物の心情に抵抗なく寄り添えるようで、妹殺しの主人公に思わず感情移入してしまいます。自己防衛のために心を閉ざしていても心に響くものは何かしらあるもので、居場所が無くてもそれが人間の生存本能を強く刺激する事を実感させられます。
ProPaceさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-03-21 23:30:18)
57.面白くありませんでした。スリリングな逃亡劇を期待したのが間違いですね。追手が身近に迫ってとにかく逃げる・・・というシチュエーションが最後だけだったのが残念。他はダラダラしていて疲れました。ムスッとしていた主人公が表情豊かになる描写が作品の主眼だったのでしょうけど。藤山直美さんが独特な個性をもった役者だと分かったのは収穫です。襲われた時の悲鳴とか・・・。
次郎丸三郎さん [DVD(邦画)] 3点(2015-03-15 22:54:44)
56.久しぶりに映画らしい映画を観ました。主演女優がすばらしいです。トヨエツは、温泉卓球(サッポロビールの名作CM)だけかと思ったら、この映画ではなかなかいい味だしているなぁと思いました。終盤の狐面の踊りが、なぜかほんのちょっぴり官能的でした。
la_spagnaさん [DVD(邦画)] 8点(2014-09-12 22:07:56)
55.藤山直美さんにしかできないと思えるほど、どんハマり役でした。タイトルから勝手に福田和子の物語なのかと思っていたので、整形しないなしないなーなんて思っていましたが、途中でニュースにて福田和子っぽい事件が流れた時点でようやく『あ、別物の話なんだ』と←遅。終盤、川堀沿いを浴衣と下駄でドタバタ走る藤山直美さんはお父様の寛美さんに生き写しでしたね。彼女の犯した事は確かに悪い事ですが、それを犯した事で彼女の世界が開けるという皮肉、なぜか応援したくなるキャラクターでした。 ほな、サラバじゃ!!
movie海馬さん [地上波(邦画)] 6点(2014-02-11 17:31:30)
54.《ネタバレ》 なんといっても藤山直美がすばらしい。
天才役者寛美の娘であることを再認識させてくれる。
母の死後、以前から犬猿の仲だった美人の妹を諍いの末に殺しての逃亡生活。
阪神大震災も重なり、そうなると暗い基調になるのが従来の日本映画だが、主人公のキャラのせいか一生懸命だけどどこかユーモラスなので暗くならない。
引きこもりで表情もなかった正子が犯行後は皮肉にも次第に表情も出てきて、最後は浮き袋で必死で泳いで逃亡する姿がたくましい。
ただ、展開が単調になって中盤からダレてくるのが残念。
飛鳥さん [ビデオ(邦画)] 6点(2013-06-06 00:07:03)
53.《ネタバレ》 殺人を犯した人間が逃走する様を、実にリアルに描いている。
人間、何がなくても何とか生きていけるもんだなぁ、と別なところで感心してしまった。

行く先々で色んな人と出会い、別れ、ひどい目に遭い、ちょっとした幸せも感じた。

そして何より、劣等感の塊だった一人の女性が、逃亡生活の中でちょっとずつ自我を発掘し、今までの人生で抱えていた劣等感を克服して、活き活きとしていく様が実に興味深い。

社会から隔絶していた人間が、反社会的な行動に出た時、初めて社会と本当の意味で接することができた。
何たる皮肉、何たる人生の数奇さよ。

人間、どこまで堕ちたとしても、とりあえずは生きているべきだということ、それを本作から学ぶことができた。
実に有意義な2時間だった。
にじばぶさん [DVD(邦画)] 7点(2011-10-20 02:34:31)
52.《ネタバレ》 面白かったー。久々に面白い映画見れて良かったです。藤山直美さん格好よすぎ。私もレイプされたらああ言いたい、とっとけ!って。トヨエツも無駄にかっこいいし、大楠さんもよかったですし佐藤浩市もいいし(あの約束のセリフは漫画ネタなのかな?あのシーンで不覚にも泣きました)岸部さんもよかった。
しかし一番すごいのはN○Kだ。何がって朝ドラのキャスト!わざとなの?知っててやったの?だとしたらこええよー。(すみません、大分昔の感想です)
ところで、冒頭に妹を殺した主人公が震災に会い、「うちのばちや、ばちがあたったんや~!」と叫ぶシーンがあるのですが、村上春樹の『神の子どもたちはみな踊る』と同じことを言っているんですよね~。偶然の一致?いえいえ、時代を背負う人々に往々にして起こりうる必然の一致でしょう。
最後のほうのお祭り中の踊る狐のお面を被った子どもの撮り方を見て、この監督は本物だと思いました。『闇の子供たち』をこの方が撮ったのはとてもよいことだったと思っています。
towaさん [地上波(邦画)] 8点(2009-07-19 16:50:49)(良:1票)
51.《ネタバレ》 阪本順治監督作品ってことだけで見たので、牧瀬里穂の姉という設定とは思えぬ中年ぶよぶよのおばちゃんが主人公って事に戸惑いました。顔ってタイトルだし、犯罪を犯したから整形して逃げまわる話だなと思いきや、最後まで役者の交替はありませんでした。
最低最悪な人生をたどりながらも引きこもりだった頃に比べて段々といい顔になっていく正子は醜くも美しく、ラストシーンはなんとも清々しい。鬱々としたストーリーなのに辛気臭くならないのは、この物語が悲劇としてではなく、一人の成長記として語られているからなのだろうか。それでもやはり絵面の汚さは気になったし、テンポも悪く感じたので総合ではこの点数くらいで。
すべからさん [DVD(邦画)] 6点(2009-03-18 11:14:23)
50.こういった人情話には弱いので別府のラストは泣けた。
そこに至るまでの経緯もそれなりに見所はあったし、よく出来た作品だと思うんだけど、最後の島はいらなかったような気がする。
なんだか物語が一気に茶番化してしまったような気がする。
せっかくいい役者を揃えて濃密な作品に仕上がってるのに最後で駄目にしちゃった感じ。
もとやさん [DVD(邦画)] 6点(2008-07-22 03:34:38)
49.《ネタバレ》 ずっと見たかった映画なんですよね。すごく泣けるって聞いてたんだけど?始めに出てた女性と「さらばじゃ」になる過程が不明。姉妹もっと憎しみあうシーンが多い方が説得力あるような・・・。中村勘九郎の演技がスゴイ。
さらさん [DVD(邦画)] 6点(2007-10-11 13:20:14)
48.《ネタバレ》 身近な人が死にすぎる。だから、話から醒めてしまい入り込めない。藤山直美の凄まじさには拍手も、ラストにまた興ざめでこんなところ。
monteprinceさん [DVD(邦画)] 5点(2007-05-15 23:02:32)
47.予備知識なく、佐藤浩市見たさに鑑賞。深刻な内容を含むのだが、からっとした部分があって、良い映画だった。藤山直美、牧瀬里穂が良かった。平凡なタイトルで損をしているかな。
ジャッカルの目さん [DVD(邦画)] 7点(2007-01-08 22:18:37)
46.きれいな映像はほとんど皆無、汚くってみっともなくて、泥臭さの漂ってくるような映画。嘔吐の場面が四回もある(笑)。でもたまにはこんなとことんかっこ悪い映画があっていいと思う。映画に限らず、多くのドラマというものは、苦悩や悲劇ですらかっこいい。主人公たちが辛い思いをしていても、それなりに格好がついている。だけど、現実にはそんなええかっこばかりでは生きていけないもの。辛いことがあれば酒飲んでゲロを吐くこともある。地面を這いずってでも生きていくことにしがみつく、なりふりかまわない強さ。主人公は劣等感の塊ではあっても、ネガティヴになってくよくよ悩むことはない。嫌なことがあれば大声で泣きわめき、とりあえず忘れて全力で逃げる。彼女の常に前に進む姿があるからこそ、この深刻な物語が暗いトーンに支配されることはない。彼女の身体の奧から湧いてくるようなエネルギーには爽快感すら覚えた。「どんなに滑稽でもいい。とにかく生きろ!」――監督の力強い応援の声が聞こえてくるかのようだ。快作。
no oneさん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-01-12 14:53:01)
45.これ、良いです。役者が何と言っても良いです。特に藤山直美、凄い。さすがは名優、藤山寛美の娘だけのことはあると思える。本当に素晴らしい演技しています。そんな藤山直美という女優の魅力を十分に引き出した阪本順治監督の手腕もお見事です。個人的には「どついたるねん」と同じぐらい好きな作品です。この年のキネマ旬報での日本映画部門第1位も納得の出来栄え、単なるサスペンスとしてでなく、社会派の映画としても見応え十分の力作だと思います。
青観さん [DVD(字幕)] 8点(2005-08-03 22:32:14)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 64人
平均点数 6.48点
000.00%
100.00%
200.00%
3710.94%
446.25%
557.81%
61421.88%
71421.88%
81218.75%
957.81%
1034.69%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.50点 Review2人
2 ストーリー評価 6.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 5.66点 Review3人
4 音楽評価 5.50点 Review2人
5 感泣評価 1.00点 Review2人
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