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(レビュー・クチコミ)
ロストケア
[ロストケア]
LOST CARE
2023年
【
日
】
上映時間:114分
平均点:
6.83
/
10
点
(Review 6人)
(点数分布表示)
公開開始日(2023-03-24)
(
ドラマ
・
サスペンス
・
犯罪もの
・
小説の映画化
)
新規登録(2023-01-03)【
にゃお♪
】さん
タイトル情報更新(2023-03-20)【
イニシャルK
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監督
前田哲
キャスト
松山ケンイチ
(男優)
斯波宗典
長澤まさみ
(女優)
大友秀美
鈴鹿央士
(男優)
椎名幸太
坂井真紀
(女優)
介護老人の娘
戸田菜穂
(女優)
介護老人の娘
峯村リエ
(女優)
ヘルパー
綾戸智恵
(女優)
梶原善
(男優)
警部補
岩谷健司
(男優)
検事正
藤田弓子
(女優)
検事の母
柄本明
(男優)
斯波正作
脚本
龍居由佳里
前田哲
主題歌
森山直太朗
「さもありなん」
製作
日活
(製作幹事/「ロストケア」製作委員会)
東京テアトル
(製作幹事/「ロストケア」製作委員会)
東映ビデオ
(「ロストケア」製作委員会)
東宝芸能
(「ロストケア」製作委員会)
制作
日活
(制作プロダクション)
配給
日活
東京テアトル
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6.
《ネタバレ》
割と早い段階で話がサクサクと進行したところは良かった。心震えるラスト15分という予告に違和感。流れ通りというかその15分にさほど意外なものはなかった。
【
ほとはら
】
さん
[DVD(邦画)]
5点
(2024-03-09 14:11:30)
5.
《ネタバレ》
42人を殺し、それを救いだったと主張する斯波宗典と、安全地帯から正論を並べるだけの検事・大友秀美の対比が描かれている。テーマはとても重く、救いも無く、答えも出されるわけではないが、現代日本の現実としてみんなが考えていかなきゃならない、そう思わせることに成功しているのだから作り手の勝利。あとは好みの問題になるけど、自分としてはお涙頂戴感がやや強いかなと…。濃さ半分でも全然伝わると思うし、そっちの方がリアルさが増して良いような気もするが、どうだろうか。
【
リーム555
】
さん
[CS・衛星(邦画)]
6点
(2024-03-04 17:31:37)
(良:1票)
4.
《ネタバレ》
介護問題はする方も、される方も、誰にでもなりうる問題なので、色々、想像しちゃって、犯罪者を単に悪人と断罪できない自分がいて、心がザワザワしちゃいます。なんか家族での過酷な介護シーンを観てると、普通以上にわびしくて、残酷で、せつなくなるのはなんでなんやろなー。映画自体は、サスペンスとゆーより、犯人と検事の対話によって、社会の落とし穴を浮き彫りにするような感じでした。鑑賞後、人間や社会について、色々、考えちゃう、そんな映画。
【
なにわ君
】
さん
[インターネット(邦画)]
7点
(2023-11-15 20:32:47)
3.
《ネタバレ》
どちらも正義。どちらの正義があなたを救うか・・・。
母親を殺された女性が「救われた」という事に対し、父親を殺された女性が裁判の傍聴席で「人殺し」と叫ぶ。両者の感情を見せることで、どちらがあなたの正義か、を考えさせられる。
生きていれば老いは平等に訪れるが、周りを取り巻く環境は平等ではなく皆違う。
斯波(松山ケンイチ)が父親を殺すに至るまでが見ていて辛い。。。
だからというわけではないが、あの役場の受付は最悪だし、次は私の番だから退けとばかりに割って入ってくる奴も感じ悪い。
【
リニア
】
さん
[インターネット(吹替)]
8点
(2023-08-15 11:58:27)
2.
少子高齢化社会の根源的な課題をテーマにした作品であり,おっさんの私にとっては非常に身につまされる映画でした.
答えはないですが,斯波(松山ケンイチ)の考え方に共感を覚えます(行動は別です).尊厳死(又は安楽死)の法制度を整えてほしいと切に願います.
【
あきぴー@武蔵国
】
さん
[映画館(邦画)]
7点
(2023-04-18 19:11:46)
★
1.
《ネタバレ》
少なくとも、この現代を生きる人間というのは、生きているコト・長く生きてゆけるコトが必ずしも「幸せ」と同義ではないから、そして残念ながら我々は未だ「幸せとは何か=人間が必ず幸せになれる方法は何か」というのを見い出せていないから、その「人の生き死に」を絶対的な尺度として社会を裁くのに用いるというのが次第に困難な時代になりつつある…というお話(=社会問題)だと思って観ていました。今作は、その部分に係る結論を導き出すというよりは、社会に対するいったんの問題提起を主眼としてつくられた作品だとも思います。全体としてもサスペンスというよりはドラマであって、特に後半は主張を違えるふたりの主人公の議論・対話と、そして彼らが一応の相互理解に至るまでを比較的穏やかに描く、という作品だったと思っています。
まず感じたのは、その問題提起としてはごく非常に分り易い・明解な映画だ、というコトでした。台詞回しやその発声からして、また登場人物のキャラクターやその背景に至るまでも実に分り易くシンプルだった、と。ある種「捻りが無い」という感覚にも繋がるモノかとも思われるのですが、私としてはそれは製作者の明確な意図・狙いだった様に思われました(=誰にこの内容をいちばん伝えたいのか、という意味での「選択」だと)。重ねて、その効果は大いに的確に発揮されていたと思いますし、キャストの方々の真摯で真剣な演技というのも、総じてそれを描き出す・表現するのに十二分に上質なモノだったと思います。見応えがありました。
個人的に、ひとつダケ少しダケ残念なコトが在るとしたら、前述どおりこの映画は「結論を出す」というモノでは(おそらく)なくて、だから主人公ふたりの議論にも明確な決着は付かない=どちらの意見にも「共感」或いは「非共感」の何れもを抱き得る、という形式で進んでゆくのですね。だからと言うか、中盤その議論がいっとき白熱するシーンというのは、それが議論であるコトは明白なのですが実のトコロふたりの主張というのは全く嚙み合っていないのです。私には、むしろ不自然なマデにふたりともに感情的で、そして何よりも言葉に「説得力が無い」とも感じられました(特に長澤まさみの方)。私としてはココだけは多少(分り易くはあるが)ワザとらしいかな…と思ったと同時に、それ以上にこのふたりであれば(結論には辿り着かないまでも)もう少し「進んだ=深い」議論ができたのではないか…というコトが少しダケ残念にも感じられましたね。
重ね重ね、作中で何らかの答えというのは提示されないのですが、あくまで私個人の考え・「答え」として、私自身は、少なくとも私と私の家族が(表向きにでも)幸せに過ごしてゆくのに求められる「強さ」を、これからも人として追い求めてゆきたい、と思います。それは、結局それがいちばん手っ取り早くて(シンプルに)「安易」だからです。勿論、真に強い人間というのは、社会そのものの弱さ=作中で言うトコロの「穴」を、あくまで自分事と捉えてそれを変えてゆく+変えてゆける人間だと思いますし、そーいう人間こそが人々の先頭に立つべきだ、とも思っています。しかし、私はおそらくそこまで強い人間には為れない(というコトが、今まで生きてきて判ってしまった)のですよね。私は、今作の松山ケンイチや長澤まさみの様な「強い」人間にはもう為れないでしょう、がそれでも、散々に挫折と絶望を繰り返しても未だ、人の為に自分が強く在りたい、という意識を(いま再び)持てて居るコト自体には、どちらかと言えば(手前味噌ながらも)ごくポジティブな感情を抱けて居るのです。
今日の映画館でも、泣きながら観ている人がワリと目立っていた作品に思いました。私も、柄本明のシーンはまだ耐えたのですケド、しかし終盤のまさみちゃんと藤田弓子さんのシーンは完全に号泣してしまいましたよね。映画を観ながら泣く、というコト自体は(個人的には)決して珍しいコトではないのですケド、それでもそれで「目が開けられない」とゆーのは、ちょっとあまり記憶に無いコトではありましたですね(だから、実はあのシーンはチャンと観れてないのです…)。
【
Yuki2Invy
】
さん
[映画館(邦画)]
8点
(2023-03-28 14:21:18)
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【点数情報】
Review人数
6人
平均点数
6.83点
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3
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16.67%
6
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16.67%
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33.33%
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