ソウ2のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ソウ2

[ソウツー]
Saw II
2005年上映時間:100分
平均点:6.49 / 10(Review 208人) (点数分布表示)
公開開始日(2005-10-29)
公開終了日(2006-01-20)
ホラーサスペンスシリーズもの
新規登録(2005-09-06)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2010-07-10)【イニシャルK】さん
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監督ダーレン・リン・バウズマン
キャストドニー・ウォールバーグ(男優)エリック
ディナ・メイヤー(女優)ケリー
フランキー・G(男優)ザビエル
エマニュエル・ヴォージア(女優)アディソン
トビン・ベル(男優)ジョン/ジグソウ
ショウニー・スミス(女優)アマンダ
グレン・プラマー(男優)ジョナス
山路和弘エリック(日本語吹き替え版)
乃村健次ザビエル(日本語吹き替え版)
岡寛恵アディソン(日本語吹き替え版)
平川大輔ダニエル(日本語吹き替え版)
宇垣秀成ガス(日本語吹き替え版)
辻親八ジョナス(日本語吹き替え版)
藤貴子アマンダ(日本語吹き替え版)
石田太郎ジョン/ジグソウ(日本語吹き替え版)
脚本ダーレン・リン・バウズマン
リー・ワネル
音楽ドン・デイヴィス[音楽・1957年生]
チャーリー・クロウザー(テーマ音楽)
撮影デヴィッド・A・アームストロング
製作マーク・バーグ
オーレン・クールズ
製作総指揮ジェームズ・ワン
ピーター・ブロック[製作]
リー・ワネル
配給アスミック・エース
特撮C.O.R.E. デジタル・ピクチャーズ(視覚効果)
編集ケヴィン・グルタート
あらすじ
ある日、残虐かつ奇妙な殺人事件が起き、犯人は刑事エリックを名指しで挑発してきた。その手口と類似点から連続殺人犯ジグソーの影が浮かび上がる。一方、時を同じくするかのように拉致された8人の男女。不気味な小部屋に閉じ込められた彼らの中には、エリックの愛息ダニエルが含まれていた。そして今再び、ジグソーの繰り出すゲームが始まるのだった…。大ヒットした「SAW」の第2弾。前作の謎が今明らかにされる!
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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【クチコミ・感想】

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208.《ネタバレ》 個人的には前作の「オチから発想した」ような脚本構成が好きになれなかったけど、今作は割りと素直に楽しめた。確かにインパクトという点では前作に負けているが、その分、良い意味で肩の力が抜けてこなれた感じ。

謎解き部分はシンプルながら、最初から犯人が捕まっているので、どういうストーリー展開になるか不安だったが、ビデオ映像である事を利用して人を翻弄するという構成が、「ソウ」特有の厭らしさと上手く絡んでいる。

確かに「セブン」や「CUBE」を模倣している部分は多いが、単純なパクりではなく、それなりに「ソウ」の世界観として昇華させている点は評価したい。

ただ、残念ながら相変わらず突っ込みどころも多い。映画である以上、こんな事を言っても仕方ないけど、ちょっと閉じ込められた人間のやる事が頭悪すぎ。焼却炉に入る時くらい、扉が閉まらない様に注意しとけって。すでに銃で撃ち殺された人間を見てるんだから、そこらじゅうにトラップが仕掛けてある事くらい分かるだろ。あれじゃ罠にかかるイノシシレベルだぞw。めちゃくちゃ怪しげなガラスケースに何の躊躇も無く手を入れる女もアホすぎ。

「常識的な注意」や「人間の心理の裏」をかくような、考え尽くされたトラップを仕掛けて、こうした突っ込みを回避して欲しいところ。その辺に手抜き感が目立つ。

また、「内部に裏切り者がいる」という密室劇特有の要素も弱く、閉じ込められている人間にしてみれば、単にトラップに翻弄されるという物理的な恐怖ばかりが先行しているのが難点。贅沢かも知れないが、見ている観客をも疑心暗鬼にして心理的に翻弄するようなミステリー的な謎解きに特化してくれていれば傑作になったはず。所詮はサスペンス止まりの作品。惜しい。
FSSさん [DVD(字幕)] 7点(2006-10-16 16:51:35)(良:3票)
207.《ネタバレ》  個人的な好みで言えば1作目より今作のほうが好き。どちらもミステリー要素があるのですが、今作のほうがわかりやすくてスッキリします。
 前作で、ジョンに対し事務的に『死』の宣告をしたゴードン医師。それが許せなかったジグソウ。今作のゲームは、今までで最も簡単であり、最も皮肉に満ちています。たった一つの条件、『他者の生を大事にする』、これにさえ気付けば、難なくクリアできるというのが最大のポイント。
 全員が力を合わせれば全員助かる『金庫のゲーム』。首の後ろの番号を、虹の色彩の順番に並べるだけで良い。もし『自分さえ助かればよい』という選択をするのであれば、個々人に用意されたゲームへのチャレンジへと移行します。今作の挑戦者が選んだのはこちらのゲーム。ですが、『他者の生を軽んじる選択』に対し用意された個々人へのゲームは、そのほとんどがクリア不能のデスゲームなわけです。
 マシューズ刑事にしても、狙われた理由はおそらく他者の人生を踏みにじったからでしょう。そこでジグソウは最後のチャンスを与えることにします。マシューズ刑事が目の前に座る末期癌患者の『生』を尊重するだけでクリアできる、究極の心理ゲーム。この期に及んでもし『自分』と『自分の息子』のことしか考えず、他者の生を軽んじるのであれば、即ゲームオーバー。
 結果、マシューズ刑事はこのゲームに失敗。瀕死のジグソウが言い渡す『ゲームオーバー』は自分ではなく、マシューズ刑事に向けてのもの。言葉通りの意味なわけです。
 今作でのゲームは『心理トリック』がメイン。物理的なトリックはほとんど引っ掛け問題。その単純な構図がゆえに、鑑賞中の『面白さ』と答え合わせの『衝撃』を共存することができたのかもしれません。
 それにしても、『もしかして脱出できるのか。』とやっとたどりついた先が、前作のゲームのステージだったときの絶望感といったら、言葉にできないくらい素晴らしいですね。
 末期癌患者最大の生命力をほこるタフネス・ガイ、ジグソウ。悪のカリスマ。ポストレクター。
 これからもお元気で。命を軽んじるものたちを正しい道へと導いてください。
たきたてさん [DVD(字幕)] 8点(2017-06-18 14:24:10)(良:2票)
206.《ネタバレ》 またこのジジイかよ!・・・ってノッケからソウ思った。
だってクドイ顔してんだもん。
くわえてセリフがクドイんだこれがっ!!
「生きる努力をしない奴に生きてる資格はない!」って?
あんたに言われたかぁないよってね!
末期癌だからって何をやってもいいってか!?
死を意識する限界の状況ってのはソウいうもんじゃないでしょ。
貪欲な生を得させようと足掻く為に死の押し売りを強要する。
・・だからさぁ、何度も言ってるだろ!大きなお世話なんだって!!
今回も明確な動機を示されないままエンディングまで雪崩込み、
挙句の果てに弟子までつくりやがって・・。
あの女が出てきた瞬間、興醒めしたね!
強引に3部作にしようってか!?ケッ!!その手は喰わねぇって~の!!
(・・・と言いながら、ソウ3のレンタルコーナーの前に立つ私)
sting★IGGYさん [DVD(字幕)] 4点(2007-05-01 12:58:38)(笑:2票)
205.《ネタバレ》 犯人がすぐ捕まるから「もぅ捕まっちゃったんだ」って思ったけど、「ジクソウは最前列で見ている」ってやつ、今回もそうだったね。ストーリーにのめり込んでたから、前回の衝撃のラストをちょっと忘れつつあったんだけど、前回のバスタブが現れた瞬間鳥肌が立った。アマンダが登場した瞬間、彼女はゲームに勝ったわけだから、彼女中心にゲームに挑んでいくのかと思いきや。。それにしても2は1にも増してイタイイタイ!まじ目を覆いたくなるようなシーンばっかだった。映像が録画だってこと最後まで気づかなかったし、バスタブから女性っぽい手が見えるまで犯人が分からなかった。3の製作もちょっと期待しちゃう。でももっともっとショッキングな映像になるなら、大画面で観るのは痛々しいよぅ。
アンナさん [DVD(字幕)] 8点(2006-07-04 23:04:00)(良:2票)
204.《ネタバレ》 終盤のオチだけは流石と感心したが、期待していた”密室の恐怖”に関しては不満が残るものであった。オチ9点、それ以外4点といったところ。「1」の時の圧倒的な切迫感・緊張感が無いのだ。毒ガスというのが嘘臭く、部屋数が多いのがまず原因であろう。そして、自分の常識と異なる行動ばかりする犠牲者達に共感出来る訳がなく、のめり込めない。もう少し用心するなり、協力し合えと。先ず、あのヒントなら最初に身体なり服に数字がないか確かめるのが普通ではないのか?気付くの遅すぎ。しかも例え数字が揃ったとして何通りの組み合わせがあるというのか、それとも作者共々金庫を嘗めているのか? 結局、金庫に関しては投げっぱなしだし、殆ど謎解きになっていない。一番ど肝を抜かれたのは、注射器の池に放り込むシーン。どう考えてもメチャクチャである。
まさサイトーさん [DVD(字幕)] 6点(2006-03-26 10:11:12)(良:1票)(笑:1票)
203.《ネタバレ》 あのお姉ちゃんもまさか自分で用意した注射器の罠にダイブするはめになるなんて予想だにしてなかっただろうなあ・・・相当焦ってたし。
8823さん [DVD(字幕)] 7点(2006-03-16 20:13:47)(笑:2票)
202.警官の息子がSAW5あたりでジグソウになると私は睨んでいます。
たまさん [映画館(字幕)] 6点(2005-11-13 00:25:09)(笑:2票)
201.続編は駄作と言われがちな映画界の中でここまで完成度を落とさなかったことが賞賛。
SAWの世界感をしっかり継承してるし、カメラワークや期待感が持てるクライマックスも健在。
そういう意味でいえば1か2かと言われれば2を選ぶね。気が付けばジグソウのファンになってる自分。
mighty guardさん [地上波(字幕)] 8点(2015-07-26 23:52:32)(良:1票)
200.《ネタバレ》 マラソン鑑賞中。改めて連続で鑑賞すると公開当時とまた違う印象を受けました。続けて観ると結構イケていますね。
パート2は1と同等レベルの評価を付けたい。「ただ最後まで話ができれば良い」「息子は安全な場所にいる」等、ジグソウが嘘をついていないのが高評価に繋がっています。意外と名作かもと感じさせる部分がなくもない。

今回は人数が多いので個別の拷問クオリティは低めです。マッチョ男が力技で動いてしまうせいで結構グダグダ感がありますが、人が集まればあんな風にグダグダになるものです。全体的な雰囲気自体は前作同様に「こじんまり感」をシッカリ残してくれていたので好印象でした。結構イイ、意外とイイ。
アラジン2014さん [DVD(字幕)] 6点(2015-01-15 17:20:37)(良:1票)
199.《ネタバレ》 大ヒットした作品の続編なんて大抵は駄作だけど、本作は例外的に出来が良かったです。
ビデオのトリックは秀逸な演出でした。ジグソウの言う「最後まで付き合えば良い」と言うのも納得ですが、どうしてもそう言うわけにはいかずに墓穴を掘ってしまうと言う展開はグッド。
それに加えてアマンダの再登場も良かった。この2点で並以上の出来になったと思います。
いい調子。3作目も期待できそう。
ぴのづかさん [映画館(字幕)] 8点(2013-01-07 21:58:15)(良:1票)
198.《ネタバレ》 この度『SAW』シリーズを制覇する決意をし、ただいま第二作目。

前作ではさながら脱出ゲームのような、限られた空間・限られた範囲で手がかりを探しヒントを探し、脱出手段を探すというものでしたが、今回は家一軒丸ごとを範囲としてしまったため、前回ほど知恵を絞る要素が無かったのが残念です。前作では死体のテープレコーダーひとつをとるのに、やれシャツを脱ぎ、やれバスタブの栓をつなげてようやく取れるという工夫が必要だったのに対し、今回は行き当たりばったり的に罠にはまったりヒントを得るのが前作から比べると結構な違和感でした。まあそれも含めてこれはジグソーじゃなくてアマンダがやりましたよ、ってことなんでしょうか。罠や人選の設定に対する深みの無さもそう考えれば納得です。

しかしこのシリーズはある意味映画界に革命をもたらしましたね。それまでも怖いだけの映画ならいくらでもありましたが、まさか「痛い」映画を作る人が出てくるとは。このシリーズの創始者は仁侠映画か北野映画でも観たのだろうか。どこらへんからインスパイアされてこんな痛い映画を作ろうと思ったのか。いやはや頭が下がります。少なくとも映画界に「痛い」映画という新ジャンルを作ったのですから。その功績には脱帽。ま、観る人をかなり絞る映画ですがね。

2011.06.03現在の点数分布;
『SAW』→8点
『SAW2』→6点
TANTOさん [DVD(字幕)] 6点(2011-06-04 01:15:21)(良:1票)
197.まだ一本の映画としても成り立つ構成になっている。警察が絡み始めて密閉空間でのドラマ性は薄れてしまったが、最高の特等席でゲームの行方を見物する手法も健在で、ラストのドンデンは「おおっ!」となる。一見不条理に思えるゲーム内容も逃げ道が存在しており、「命の大切さ」についてそれなりのメッセージを投げかける。余命わずかなジグソーの後継者も現れ、このレベルなら続編にも期待が出来、十分及第点と思う。
しぇんみんさん [DVD(吹替)] 7点(2010-04-09 21:57:58)(良:1票)
196.1が面白かっただけに残念。だだイタイだけの映画になってしまった…
N.Y.L.Lさん [DVD(字幕)] 3点(2008-10-01 01:39:27)(良:1票)
195.《ネタバレ》 首の後ろに数字が書いてある事は、テープを聞いた時点で疑わないか?みんな仲良くやろうぜって思った。
六爺さん [DVD(字幕)] 6点(2008-04-28 10:27:39)(笑:1票)
194.《ネタバレ》 まぐれでヒットした低予算映画の続編はたいていロクなものがないのですが、本作はその珍しい例外。前作の公開からわずか1年で企画→脚本→撮影→編集→公開という凄まじいハイペースで製作されただけに前作の恩恵に預かっただけの駄作になるかと思いきや、前作と同等のクォリティを維持しているのに感心しました。一瞬たりとも飽きさせずハラハラさせっぱなしの演出は見事です。ジグソウの正体がわかっている以上本作に謎解きの要素は少なく、即別的な展開やスプラッタで内容のなさを補っていると言えなくもないですが、過剰なスプラッタがあってこそこのスリルは出せたとも言えるので製作側の姿勢に間違いはなかったと思います。ただし、前作の時点ですでに怪しかったジグソウの行動原理が本作ではさらに危なくなっており、「生の悦びを自覚させるためのゲーム」という体裁がほとんど崩壊寸前のところにまで来ているのは問題だと思います。自分の命を軽んじたり、倫理的に誤った生き方で人生をムダに費やしている者に生死をかけたゲームをさせ、生きていることへの感謝を再認識させるというのがジグソウの目的であり、そのゲームには被験者達の普段の行動を皮肉った仕掛けが準備され、苦痛に耐えてでも生き延びるか、そのまま死ぬかの二者択一を迫られます(セブンのジョン・ドゥと似てますね)。ここでポイントなのがジグソウの要求に耐えれば必ず生き延びる道が準備されているということなのですが、今回のサバイバルゲームには生き延びる道がなかったように思います。死ぬと予定されていた者は死ぬしかない展開でした。また、今回のゲームの最終的な目的は刑事を罰することにありましたが、この刑事が命を奪われねばならないほどの悪人だったとも思えないし。確かに彼は証拠をでっち上げて多くの人間を刑務所に送っており、その行動のツケを払わせると言うのならジグソウの行動も理解できますが、彼がかつて刑務所に送り込んだ犯罪者達をジグソウ自身もサバイバルゲームで罰する対象に選んでおり、つまり彼らが罪人であることはジグソウ本人も認めるところだと言えます。法で裁けない罪人を個人の裁量で罰したという意味ではジグソウも刑事も同じ行為をしたのに、なぜ刑事が処刑の対象になるのかという論理的な矛盾があります。2代目ジグソウが個人的な恨みをぶつけただけの話なら、それこそ説教キラー・ジグソウの名が廃ります。
ザ・チャンバラさん [DVD(吹替)] 7点(2006-11-26 16:13:10)(良:1票)
193.《ネタバレ》 ジグソー親子、そこらの芸人より体張ってます。
たいがーさん [映画館(字幕)] 7点(2006-11-14 21:12:45)(笑:1票)
192.前作に引き続き、瀕死の老人の一方的な価値観の押しつけ感は否めませんが、えこひいきや犯人に対する賞賛は少なく感じられ、不思議と前作よりも印象は良いです。あらかじめ前作を観ておくことが必須条件ではありますが、逆に言えば前作を観たことのある方々には必見の作品です。
長毛さん [DVD(字幕)] 8点(2006-06-18 02:28:16)(良:1票)
191.ここにきてようやく、ソウ派とソウでない派に別れそうですよね~。1の見事なオチにやられた人でも、結局ソウの世界観そんなにおもろいと思わないかもって、これ観て冷静になってしまう。やられる人たちってほんと馬鹿だよな~って、安全圏で観てる俺たちが思うのは当然なんだけど、それでも1はなんとなく納得できた。流石に2の途中のダラダラした展開では、警察の無能さや、被害者たちの知能指数の低さにちょっとウンザリ。もともとそんなにカリスマ性がないジグソーの底も見えた感じ。でも、実は映画を観終わって、わりと満足してる自分がいるねん。3を楽しみに思ってしまう俺はどーやら、どっちかゆうとソウ派みたいやわ。
なにわ君さん [DVD(字幕)] 7点(2006-05-09 22:11:04)(良:1票)
190.なかなか面白かったです。前作よりは密室性が低いからか、若干映画としての持ち味は落ちますけど、グロテスクな描写がいい方向に作用してますよ。これ以上やっちゃうと単なる嫌悪感しか抱かない、というラインの手前でぎりぎりストップしてますから、うまい具合に恐怖へと昇華出来てますね。最初が面白い作品で、その続編てのは大抵コケるのが多い中、これは続編としてはよくやった方ですね。このまま3も素晴らしい出来で完結すれば、コアのファンが出来る伝説の傑作シリーズになるかもしれません。
あろえりーなさん [DVD(字幕)] 7点(2006-05-04 10:26:24)(良:1票)
189.《ネタバレ》 前作SAWが面白かったため、期待して鑑賞しました。第1印象は「今回も良く出来ているなあ。」です。ただ、前作は「密室劇」としての面白さがありましたが、本作は舞台が広くなったため、その要素が薄まっています。それでもSAW「最大の魅力」は健在ですので、感覚的に「痛い」表現が大丈夫な人にはお勧めできる作品です。(以下ネタバレの要素を含みます。ご注意ください。)以下は気になった点です。①前作同様、「タイムリミット」の設定があるにも関わらず、その部分での緊張感が希薄だったこと。②表面上のゲーム(毒ガス屋敷)でのトラップや謎解きの部分がおざなりだったこと。(暗号解読の放置。脱出要件の無いトラップなど。)③前作の犯人には、まがりなりにも思想が感じられたが、本作の犯人には思想が感じられなかったこと。(前作は復讐の中に主張が感じられたが、今回はただの復讐に見えた。)④ゲームの勝利条件が「生を得るために何かを犠牲にする(=生を強烈に意識する)」ことであったはずなのに、本作の真のゲーム(新ジグソウVS刑事)において、そのルールが当てはまっていないこと。(今回意識すべき対象は、刑事自身の「生」ではなく、刑事の息子の「生」であったはず。なら、刑事の犠牲と引き換えに息子の「生」が得られなければならない。ところが刑事の犠牲とは関係なく息子の「生」は保証されていた。これでは単に刑事を罠にかけたかっただけに見える。)以上の点から、自分の中では前作の方が上だと感じました。
目隠シストさん [DVD(字幕)] 7点(2006-04-24 23:20:04)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 208人
平均点数 6.49点
000.00%
131.44%
210.48%
341.92%
4146.73%
5199.13%
65425.96%
76330.29%
83516.83%
9146.73%
1010.48%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.37点 Review16人
2 ストーリー評価 6.54点 Review35人
3 鑑賞後の後味 6.30点 Review33人
4 音楽評価 6.27点 Review18人
5 感泣評価 2.80点 Review15人
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