マンマ・ミーア!のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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マンマ・ミーア!

[マンマミーア]
Mamma Mia!
2008年上映時間:108分
平均点:5.98 / 10(Review 95人) (点数分布表示)
公開開始日(2009-01-30)
ラブストーリーコメディミュージカルシリーズものロマンス戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(2008-10-29)【放浪紳士チャーリー】さん
タイトル情報更新(2019-08-14)【Olias】さん
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監督フィリダ・ロイド
助監督クリストファー・ニューマン[助監督]
キャストメリル・ストリープ(女優)ドナ・シェリダン
ジュリー・ウォルターズ(女優)ロージー
ステラン・スカルスガルド(男優)ビル・アンダーソン
コリン・ファース(男優)ハリー・ブライト
ピアース・ブロスナン(男優)サム・カーマイケル
クリスティーン・バランスキー(女優)ターニャ
アマンダ・セイフライド(女優)ソフィー・シェリダン
ドミニク・クーパー(男優)スカイ
一柳みるドナ・シェリダン(日本語吹き替え版)
田中秀幸サム・カーマイケル(日本語吹き替え版)
福田信昭ハリー・ブライト(日本語吹き替え版)
小島幸子ソフィー・シェリダン(日本語吹き替え版)
一龍斎貞友(日本語吹き替え版)
挿入曲アバ"Dancing Queen","Gimme! Gimme! Gimme!"他多数
撮影ハリス・ザンバーラウコス
製作ゲイリー・ゴーツマン
ユニバーサル・ピクチャーズ
製作総指揮トム・ハンクス
リタ・ウィルソン
配給東宝東和
特撮フレームストアCFC(視覚効果)
美術マリア・ジャーコヴィク(プロダクション・デザイン)
衣装アン・ロス〔衣装〕
ヘアメイクJ・ロイ・ヘランド(メリル・ストリープ担当)
字幕翻訳石田泰子
あらすじ
美しいギリシャの海に浮かぶ小さな島。リゾートホテルを経営するシングルマザー、ドナに育てられたソフィーは結婚式を翌日に控えある計画を練っていた。昔からの夢だったまだ見ぬ父親とヴァージンロードを歩く為、父親候補サム、ビル、ハリー三人の男を母には内緒で島に招待したのだ。果たして自分の本当の父親は誰なのか・・・?大ヒット舞台ミュージカルの映画化。「シカゴ」「グリース」を抜き、ミュージカル映画世界興行収入ナンバーワンヒット記録を更新中。時を経ても色褪せないABBAのヒットメロディーの数々が全編を彩る。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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95.もうね、だめ…。だめなのよん。ABBAの曲が始まるだけで、胸のドキドキワクワクはおさまらない。なんだか楽しくなっちゃって、あのキレイな青色をバックに、一緒に歌って踊り出したくなっちゃう。ストーリーとかどうでもいい!…コトもないけれど、多少は全然目つぶれる!それくらい、全編を通してステキな曲を聞かせて頂きました。特に、ダンシングクィーンではまさかの涙!!!桟橋で踊るダンスをマスターしようと思った小星でした…。しかし、そんなABBA様でも、あの殿方達の歌唱力はカバー出来ず。。。ミュージカル映画で、一体何を基準にしてキャスティングしたのでしょうか。。許せないよ。ドミニクはいいんだよ、ドミニクは。アマンダたんと2人、ほんとにステキでしたよ。でも、あの親父3人組は…トホホ。小星がドナなら、間違いなくあの3人の誰にも惚れない!!!
小星さん [映画館(字幕)] 7点(2013-03-16 00:29:14)(良:1票)(笑:1票)
94.《ネタバレ》 映画館で2回観て、最近DVDまで借りて観たのですが、回を重ねるごとに魅力が薄れていきます。ミュージカルの骨格となる、聴かせるシーン/見せるシーンが著しく欠如しているからでしょう。最初観た時の感動は、ひとえにABBAの曲の素晴らしさによるもの。

ミュージカルならば歌唱力は必須のはずですが、このキャスティングは疑問だらけです。メリルストリープはそれなりに健闘しているものの、途中でぶっ倒れるんではないかとハラハラさせられます。声が出ず苦しそうに歌うブロスナンは哀れで惨め、ジェームズボンド役で築き上げた精悍なイメージが台無しです。バランスキーのみが柔軟で躍動感のあるミュージカルらしい演技をしていました。

慣れない役者の動きをカメラと編集で補おうという作戦なのか、歌の随所に煩わしいカットが数多く挿入され、気が散ってしまいます。せっかくの Voulez-Vous のダンスシーンもぶつ切れで観賞どころではありません。ただひとり、アマンダだけが歌唱力とコケティッシュな魅力をアピールしていた気がします。

名曲をベースに全世界でロングラン公演されている名作が、小手先の技術で安易にリミックスされてしまった印象で、悔やまれます。
windanceさん [映画館(字幕)] 5点(2009-09-07 23:04:46)(良:2票)
93.《ネタバレ》 能天気で、ミュージカル大好きなおばちゃんの私にはとても楽しい作品でした。
おまけにインド映画も大好きなので、突然!男組と女組に分かれて踊りだしてもOK、OK(ルンルン♪)
突飛なストーリでもちょい下手な歌でも、え~いこのノリとABBAの音楽の素晴らしさがあれば、もうノリノリですぅ♪

私には、矢島美容室さんみたいなオバサマ3人の歌が特に楽しかった。
メリル・ストリープさんはもちろんですが。
ジュリー・ウォルターズさん、どこかで見た人だ?と思ったら「ハリー・ポッター」シリーズのロンのママ!
大笑いさせてもらえて、ますますファンになりました。
クリスティーン・バランスキーさんにも、振り子のようなバストをフリフリのダンスにはもう!脱帽です。
ここまで吹っ切れると、小気味いいですね(笑)

日本でもこういう”芸能”あったなぁ?と考えたら、おお!「かしまし娘」さんがいたなあと思い当たりました。
♪うちら陽気なかしまし娘~♪
テンション高いオバチャンの歌とお笑いは、人種を超えて地球規模?なんだなぁとしみじみいたしました。

それと私、ピアース・ブロスナンさんのファンなのでロマンス・グレーのお姿が見られて、嬉しかったです。
糊のきいたシャツがお似合いですね。

♪それではみなさま ごきげんよう~♪
あ、違いました(笑)
♪ダンシング・クイーン~♪

たんぽぽさん [映画館(字幕)] 8点(2009-02-08 22:30:24)(良:2票)
92.《ネタバレ》 土曜の朝、何も予定なし、こんな日はこいつを見ろよと言わんばかりに思い切り楽しめました。映画館は9時の早くだと言うのに…かなり混雑。それも、うちみたいな熟年二人ずればかり。年の割には好きものが多いのか笑いどこ、泣きどころの反応はとっても良かったみたい。もちろんアバの曲のおかげでもあるのかな。
メリルストリープがよくここまで踊り、はしゃぎ、歌い、泣き、笑い、できたと、それだけでもやる気をもらった感じがしました。できがどうのこうのの作品ではない。(私はできもいいと思う)映画の基本でしょうと思いました。帰りに前を歩く中年夫婦の白髪混じったお父さんが「たのしかったな!!」と妻に語りかけていました。こんなことがすっと出てくる映画、いいじゃあーりませんか!美しいエーゲ海!みんな仲良く、楽しく、元気に行こうよとみんなが思えると思います。スト-リーはべただけど、最後に結婚式の主役が子供から親に変わるなんてハプニングもあって、テンポのいい展開は好感が持てますよ。でも、最後のアンコールはやめてもらいたかった! ほんとに…
としべいさん [映画館(字幕)] 8点(2009-02-01 11:23:05)(良:2票)
91.《ネタバレ》  エーゲ海はギリシャのカロカイリ島。母子家庭で育ったソフィの願いは、父親とヴァージン・ロードを歩くこと。母の日記を内緒で読み、父親の可能性のある昔の恋人3人に結婚式の招待状を出すと、本当に全員やってきて・・という話。

 ブロードウェイ・ミュージカルを映画化した作品で、日本でも劇団四季が未だ公演中ですね^^ 作品向けに楽曲が作られたわけではなく、既存の楽曲を軸に脚本を作るというジュークボックス・ミュージカルと言われるスタイル。この既存の楽曲が過去世界を席巻したABBAというダブル夫婦グループのヒット曲の数々から。タイトルも同作品中の楽曲の一つです。
タイトルでもある"Mamma Mia!"はイタリア語直訳で"私の母"ですが、意味は"おお!、なんてこったい!"という、英語でいう"Oh my god!"と同じだそうでw

 ソフィ役には、「ミーン・ガールズ」のアマンダ・セイフライド。母親はメリル・ストリープ。父親候補の3人にはピアース・ブロスナン、コリン・ファース、ステラン・スカルスガルド。配役はイメージと歌唱力で選ばれたんでしょうけど、みんな上手いですよねー(ピアース・ブロスナンを除いてw)。
 ソフィの結婚式を主軸にストーリーが進んでいくんですが、カッコイイ・カワイイ若者たちも結構多かったにも関わらず、ほとんどが引き立て役。真の主役はメリル・ストリープであり、その親友や昔の恋人たちが中心メンバーですw

 結婚式をネタに父親探しを行うという、確かに彼氏や母親、呼ばれた母親の元彼たちにしてみれば噴飯ものの流れ。が、それはそれ、エーゲ海辺りには楽天的な土地・人柄が多いのでしょう、みんな心広く和やかに受け入れるわけです。イギリスでは「タイタニック」を超えて、史上歴代興収1位になったそうで、もしかしたら閉塞感を打ち破りたいという願望が表れているのかもですね。
 なにしろミュージカルって、みんなが能天気になったり或いは思い込み激しく叫んだりで、ストーリー中にいきなり歌い踊りだすってゆー展開が普通なんですが、そういうお約束を受け入れて観れば、ミュージカル好きでなくてもツボにはまれます。そして何より、30年も前の楽曲ながら色褪せずに見事に融合しているABBAの作品って凄かったんだなぁと思わせますよね^^
尻軽娘♪さん [試写会(字幕)] 8点(2008-12-23 22:30:10)(良:2票)
90.美しい景色に軽快なメロディー。見ているだけで幸せになれる感じがしました。
親友との友情、親子の愛情、アバのメロディーと相まって感動が膨れ上がります。
私自身、何故かは分かりませんが、自然と涙が流れてきました。
しかも、2度3度…。
役者陣の歌唱力も抜群です。
世界中で大ヒットは伊達じゃありません。
かずまるさん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2008-12-11 11:06:50)(良:2票)
89.《ネタバレ》 完成披露試写会にて先日鑑賞。オリジナル舞台の演出家による映画化ですが、はっきり言って『ミュージカル映画』ジャンルとしての完成度自体は、秀作「シカゴ」は言うに及ばず、「プロデューサーズ」や「ヘア・スプレー」にも劣る出来栄え。高得点にしたのは何の主義主張も見当たらない(←だがそこがいい!)ノーテンキなストーリーに加え、いささか強引とも思える押しの強さとノリの良さに一種の感動?すら覚えてしまった為。アバが流行っていた全盛期は自分の世代とは微妙にズレているんですが、アメリカ人のみならず私のDNAの内部にも、彼女たちの楽曲は既に体内深く染み込んでいたらしい。この作品に関しては、監督の果たした役割とか完成度云々より、ギリシャの風光明媚な風景、芸達者な出演者のパフォーマンスプラス数々のアバの名曲をひたすら愉しむという鑑賞方が一番正しいような気がします。メリルの歌唱力が玄人はだしな事は「今宵、フィッツジェラルド劇場で」等で証明済みだけどここまで弾けてくれるとは・・・。渋めの演技派コリン・ファースまでもがここまで・・・と、もうワハハと笑い飛ばすしかね~べ。中年6人の男女に重点が置かれているせいか、若手カップルの存在感がイマイチ薄い。ハナシは全く違いますが、ノリの傾向としては懐かしのジョン・トラ&オリヴィアの「グリース」と似ているかも。♪ギミギミギミ~♪♪マニマニマニ~♪はどっちも捨て難い名曲。(追記)サントラ購入し、曲の順序まで覚えた状態で二度目の鑑賞にトライしたところ更に楽しめたので1点追加。映画としては決して出来が良い訳ではない事は、重々承知してはいるんですが(笑)有無を言わさぬ強引さに、惹かれてしまったというべきか。比較的若い世代の方々の辛口なレビュー意見も良く理解出来る。「ディア・ハンター」(8点)の頃から、メリル・ストリープという演技派女優の変遷を見てきた年代の人間からすると、感無量といった気持ちなんですが。いや、そんな事なんざ知ったこっちゃないっていう方には関係のない話なんですがね(笑)
放浪紳士チャーリーさん [映画館(字幕)] 9点(2008-11-07 11:54:02)(良:2票)
88.舞台から派生した映画って、自分にとってはハズレばかり。
脚本にこだわりすぎるあまり、映像がとにかく退屈で、それに引きずられて映画全体として退屈ってことが多い。
そんなわけで、アバは知っていたけど、この映画にはあまり期待していなかった。
ところがだ。
いやー、まさかこんな映画とは全然思わなかった。
だって、ストーリーがムチャなのはともかく、歌は結構ヘタだし、ダンスもそろってないんだもん。
若い嫁さんが可愛くて歌もうまいからもっと見たいのに、なぜか下品なオバチャンがしゃしゃり出てくるし。
でもね、見ているうちに気にならなくなってくる。
とにかくノリとテンポがよくて、強引だけど美しい風景も合わせてメチャ楽しいから。
そうなると、後半のムチャなストーリー展開さえ、大笑いして許せる。

映画って、こういうのでも全然アリだと思う。
見終わったあと、幸福感あるし、誰かと話したくなるし。
なら、この映画は、映画として王道でしょう。
まかださん [DVD(字幕)] 8点(2011-09-04 02:57:20)(良:1票)
87.ばあさんとじいさんの老いらくの恋って感じで、ちっともノレなかった。
ピアースブロスナンは歌へたすぎ。せっかくのABBAが台無し。

もうちょっと若くて、40歳前後のキャスティングで出来なかったのかな。
うどんさん [DVD(字幕)] 4点(2010-08-07 17:55:47)(良:1票)
86.陽気で可愛く、躍動感に溢れ、自然と浮き浮き!!次々に飛び出してくるアバの数々のヒット・ナンバーと共に'70年代の自分に若返るように青春時代が甦り、大変心地よく穏やかに優しい気分になる楽しいミュージカルでした。
白い男さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-12-26 22:41:52)(良:1票)
85.《ネタバレ》 アマンダ・セイフリードが美しい、それ故になぜ彼女をメインにしなかったのでしょうね。メリルの女優としての経歴は解るが、いかんせん中年のおばさんでは華がない。それに大阪のおばタリアンのような馬鹿騒ぎの連発で雰囲気が台無し。正直、息の詰まった苦しそうなピアース・ブロスナンにウケましたね(笑)ABBAの曲は素晴らしいが映画で聞かなくても、アルバムを借りれば良いと思います。マネ・マネ・マネ~♪♪
マーク・ハントさん [DVD(字幕)] 4点(2009-10-29 01:16:17)(良:1票)
84.《ネタバレ》 劇団四季のファンなので舞台版「マンマミーア」も観ています。映画は最初からそれほど期待していませんでした。美しい海辺の景色を眺めるだけでいいかな、と思っていました。しかしこれはひどい。あまりにもひどい。バカを通り越してスーパーバカです。わたしは今まで数々のミュージカル映画も観てきましたが、この映画はそのなかでもスーパー最低レベルだとおもいます。俳優たちのテンションが高いように思いますが、日本のくだらないバラエティー番組と同じノリです。中年女性の星であるメリルを主役に抜擢するのはよく分かります。しかしミュージカルというのは、当たり前のことですがやはり歌が基本なんです。歌という土台がしっかりしてなければミュージカルなんて、穴のあいた傘のように意味がないのです。ピアース・ブロスナンなんて頭の悪そうな男が出ていたときから多少嫌な予感がしていましたがあのやろう、オンチにもほどがある、めまいがしたぜ!歌が下手だと感じてしまったらもう何を見ても好意的に受け止めることができません。羞恥心のかけらもないオバサンたちが、裸の男たちに囲まれてぎゃあぎゃあ騒いでいるというマイナスの見方しかできなくなってしまいます。ちなみに「マンマミーア」は母と娘というテーマはあるにはあるのですが、お客層をオバサンに絞っていますので、裸の若い男がたくさんでてきて、おばさんたちはモテモテ状態になるという物語です。私はこういうのは嫌いではないほうですが今回は下品に見えて仕方ありませんでした。
花守湖さん [DVD(字幕)] 3点(2009-08-13 11:10:08)(良:1票)
83.《ネタバレ》 すっごい楽しい映画でした!!もともとミュージカル映画って大好きなので、この映画もすんなりストーリーに入り込めました。ソフィーがドナの着替えを手伝ってるシーンは、とっても感動的でした。自分の結婚を想像してしまいました。笑
リノさん [DVD(字幕)] 8点(2009-07-14 23:56:50)(良:1票)
82.ブロードウェイで舞台も見てますが、映画のほうがデキは数段上! 登場人物たちの「歌いたい」「踊りたい」という欲求がきちんと爆発しています。だから歌がはじまるときに素直にノリノリで見られる。これってミュージカル映画にとって大事なことじゃないかしらね。ま、もともとのストーリーがご都合主義満載なんで傑作とはいいがたいけど、あのバカ丸出しの舞台をよくここまで仕上げた、と感心しました。
ケルタさん [映画館(字幕)] 7点(2009-04-28 18:09:06)(良:1票)
81.だめだ。完全においてけぼりをくらってしまった。しょっぱなから、あのテンションについていけなかった。ABBAの曲は素晴らしい。だけど、あくまで一つの「曲」として完成してしまっていて、ストーリーの展開に合わせて作られたものではなく、その逆。だから曲だけが孤立してハイテンションで、なんだか無理があるように感じた。舞台は未見だが、舞台なら許されるのかもしれない。だって生だから。ライブだと、じかに俳優の息づかいが観客に伝わって、観客も一緒に舞台のテンションを作っていけるのかもしれない。それに客席と舞台との距離もある。でも映画では私にはきつかった。すでに小学生くらいの孫でもいそうな女優陣が、ケバケバの衣装で踊る姿・・・。「年取ってる」ってことがスクリーンだと丸見えだし。痛々しいとしか言いようがない。せめてもうひと世代若い女優を使うべきだったのでは・・・。だって、あれじゃあハタチそこそこのイケメンが口説きたくなる訳がない。説得力に欠けるってもんよ。ほかにも説得力に欠ける部分は多々ある。特にソフィとスカイが口論になり、「ほんとに結婚してもいいか分からなくなった」みたいなことをスカイが言うが、そのあと和解することもなく、何事もなかったかのように結婚式を迎えるのは、ちょっとあまりにも大事なことをはしょりすぎでない?そしてあのエンディング・・・。はぁ。最後の最後までおいてけぼりだわ。ミドルエイジが元気に若々しく頑張ってる映画・・・私には無理してテンション上げてる下品なおばあちゃまたちにしか見えなかった。ごめんなさい。
あやりんさん [映画館(字幕)] 4点(2009-02-27 23:56:36)(良:1票)
80.《ネタバレ》 ABBAについてはよくは知らなかったが、「どこかで耳にしたことがある、この曲ってABBAの曲だったんだ!」という驚きが大きかった。
それにしても、30年前のグループの曲なのに、音楽が生き続けて、歌い続けられるということは“奇跡”と思わざるを得ない。
年月を経てもまったく色褪せないのは、音楽くらいではないだろうか。
歌のチカラはやっぱり凄いと実感させられる。
はっきりいって「歌がそれほど上手くない」「ストーリーがメチャクチャ」「恐ろしいほどにダサい」とは思ったが、“それがどうした?”というような映画だった。
“楽しくて、ハッピーならばそれでいいじゃないか!”というノリで押し切られてしまった。
いい意味での“適当さ”や“ダサさ”がABBAの曲やギリシャの陽気さにマッチングしている。
ミュージカルは完璧さが追求される世界かもしれないが、完璧なダンスや、メチャクチャ上手い歌を聴かされたら、本作においては逆効果になるかもしれない。
また、ストーリーと世界観とのバランスが難しく、「二兎を追うもの一兎も得ず」ということになるくらいならば、「ハッピーになれる」という長所を確実に狙ってきたのだろう。
奥深さは全くないが、狙い自体は成功したといえるのではないか。
上映終了後、劇場で鑑賞していた女性たちは皆楽しそうな表情をしていた。
ただ、ストーリーにケチを付けるのは野暮だが、映画としては、あまり高くは評価できない仕上がりにはなっている。
ドナとソフィの親子愛、女の友情、ある意味では敗者であるドナの悲哀、若いソフィが狭い島から抜け出して、世界に羽ばたくといったことなども、きっちりとは歌い込まれているが、あまり高いレベルの深さはなかった。
すべてをきっちりと高いレベルにしろとは言わないが、何かひとつ“ドナとソフィの親子愛”辺りは感動できるようなレベルにまで、きっちりと描いて欲しかったところだ。
六本木ソルジャーさん [映画館(字幕)] 6点(2009-02-11 22:47:39)(良:1票)
79.なんだか酷く雑な映画だなぁ、って。半分観光気分のロケでだらーって撮りました、って感じでメイクとかヘアメイクとか衣装とかカメラワークとかめちゃくちゃテキトーだし、振り付けって言えるだけのレベルのモノも映ってないし、みんなテキトーな演技しかしてないし(ブロスナンなんか、それでいいんかい?ってレベルだ)、そもそも中身なんてなーんにもない、ミュージカルって言っちゃいけない、ミュージカルごっこしてるだけってレベルの映画で。全ての歌がABBAのオリジナル楽曲に比べたらシロートのカラオケ大会レベルでしかなくって。でも、途中で気付きました。ほぼ自分がソラで歌える「ダンシングクイーン」のところで。これって映画と観客とがABBAを共有するモノなんだって。だから、本当は観客も歌ってナンボなんでないの?みたいな(歌詞字幕付き上映っていうのが存在するのも、多分そのためでしょう)。だから、他愛もない映画だけれども、ABBA心があれば楽しめるし、それがなければキツい、って。世代的にど真ん中な私は、以降は画面の登場人物達と共に歌う事を楽しみました。もちろん、500人以上は入ってるシネコン、周り誰も歌ってやしませんから、心の中で、ですが。一体化して楽しむって点じゃ舞台にゃ敵わないでしょう。とても受動的なメディアの映画じゃ客席の温度だって一定にゃならないでしょう。そういう点で、これを映画化した事はどうなんだろ?とは思うのですが、参加型映画なんてものが今の時代に成立しそうにない気がしないではないのですが、でもそういう「歌声映画」があってもいいんでないの?
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 7点(2009-02-07 19:31:09)(良:1票)
78.予備知識はアバのみ。中学・高校時代アバに夢中でしたので、全編に亘る楽曲の数々に歌い出してしまいそうになるのを何とか堪えました。もう、ストーリーは二の次、三の次です。期待以上だったのが、メリル・ストリープ、コリン・ファース、ピアーズ・ブロスナン、ステラン・スカルスガルドが歌って踊っていた事で心底驚きました。弾けている皆さんに「眉間に皺寄せてばかりでなく、元気出して、明るく暮らそうや」と励まして戴きました。     ♪♪So I say thank you for the music ♪♪
The Grey Heronさん [映画館(字幕)] 8点(2009-02-01 22:11:25)(良:1票)
77.おバカ映画に出会ってしまいました。以上。
映画さん [DVD(字幕)] 2点(2009-01-31 00:38:08)(良:1票)
76.国際便の飛行機の中で鑑賞。
最初軽薄なノリとテンションについていけなかったが、だんだん強引なストーリーに引き込まれていった。
メリルストリープがはじけていてびっくり。当たり前だが、プラダを着た悪魔とは別人!
青い海、白い建物がキレイで目にやさしい。ロケーションは最高。
深いことは考えずに、アバの曲で楽しいひとときを過ごすのにオススメ。
アレヒさん [ビデオ(吹替)] 7点(2008-12-10 23:19:46)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 95人
平均点数 5.98点
000.00%
111.05%
211.05%
344.21%
41313.68%
51616.84%
61920.00%
72526.32%
81212.63%
944.21%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.14点 Review7人
2 ストーリー評価 4.50点 Review14人
3 鑑賞後の後味 7.46点 Review13人
4 音楽評価 8.35点 Review17人
5 感泣評価 4.61点 Review13人
chart

【ゴールデンラズベリー賞 情報】

2008年 29回
最低助演男優賞ピアース・ブロスナン受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2008年 66回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 候補(ノミネート) 
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)メリル・ストリープ候補(ノミネート) 

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