100,000年後の安全のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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100,000年後の安全

[ジュウマンネンゴノアンゼン]
INTO ETERNITY
2011年デンマークフィンランドスウェーデン上映時間:79分
平均点:6.85 / 10(Review 13人) (点数分布表示)
公開開始日(2011-04-02)
ドキュメンタリー
新規登録(2011-04-12)【ちゃっぷまん】さん
タイトル情報更新(2015-06-18)【かっぱ堰】さん
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13.《ネタバレ》 たぶん、この施設の現場の人達が平然としていられるのは、100000年ではなく、使命感を持ちながらも生きている間の自分の仕事として、自分の部署としての責任で仕事をしているからだと思います。
自分も全く日々、「自分の仕事」をしているだけの存在にすぎません。
実のところ、原発推進派でも、政治家でも、電力会社の人でも、一個の人間としては善良で家族思いで、人類が滅びれば良いという人はいないと思います。
しかし、日本列島が今の形になって3万年ぐらい、10万年以上も民主主義国家の下で安全に管理できる場所などどこにも無いということは、日本の歴史上でも、政治的な歴史、人類の歴史、地学的にも明白なことです。
原発が出来てたった50年で未来永劫に渡る負債を日本は背負ってしまったのです。
まずは原発をやめること。やめなければ未来は無いこと。やめた上で対処を考えること。
廃棄物が持っている放射能は、家族の一人である前に、誰かの友人恋人である前に、某社の社員である前に、某国の国民である前に、一個の人間である前に、人類の一員である前に、地球の生き物であるという高度な認識を持てるかという問題だと思います。
「生き物の生存」よりも「科学の意義」や「政治家の立場」を優先するのが悲しい人間の性でもあります。
この映画は、人間が考えうるギリギリの対処の仕方を極めて冷静に示してくれます。
まずは「やめること」しかありません。それが人間として極めて冷静な判断だと思います。
「科学」を使うなら錬金術の「もんじゅ」よりも廃棄物を宇宙へ放り出す「軌道エレベータ」のほうが100000年単位で考えればよほど有望です。まずは「やめる」ことです。 やめなければ「生き物」にとって未来はありません。
どっぐすさん [DVD(字幕)] 10点(2013-03-08 01:17:13)(良:1票)
12.放射性廃棄物の危険性を声高に訴えるのではなく、むしろ肯定派の話に耳を傾ける手法を取ることで説得力を増しています。彼らが建前を語りながらも苦しそうに本音も語るところが、日本の官僚と異なるところでしょうか。ほぼ全員が10万年後には人類が滅んでいるだろうと推定していることに圧倒されます。同時に、結局はそれほど危険なんじゃん、とも。
人類滅亡の原因が原発じゃないといいですね。
傲霜さん [映画館(字幕)] 8点(2023-04-24 08:36:52)
11.《ネタバレ》 淡々とした映画だが、映像的に美しいのでそれほど退屈しない。余計な人間が映っていないため世界の果てのような印象がある。背景音楽としてシベリウスのValse Triste(劇音楽"Kuolema"(死)の1曲)を流していたのはわざとらしくもあるが、使い方としては効果的だった。
現地は地質的に安定した場所とのことで、この映画でも技術的なことはあまり問題にされておらず、制作者も「地震や火山のない地域」であれば可と考えていたようである。代わりに後世に危険をどう伝えるかの方に重点が置かれた形になっており、この辺は日本人としてはずれを感じるところだが、ナレーションが未来の人間に語りかける形式のため、映像の印象と相まって10万年後の伝説を語るようなファンタジックな感覚がある。ナレーションに出る「君」は英雄志向の若者のようなイメージだが、最後は洞窟の怪物の返り討ちに遭って終わったらしい。
登場人物としては、一緒に出ていたスウェーデン人のオジサンとオバサンが微妙に慣れ合った感じで和む。一方でフィンランド政府の当局者?(肩書きがアドバイザー)は、映像的には黒で悪人イメージながら人物がいかにも頼りなく、これは本物かどうか疑わしいような気もする。

なお公式発表によれば、わが国でも先月下旬の閣議決定で最終処分の基本方針が改定され、これまでは外部の法人に任せていた候補地選定に「国が前面に立って」取り組むこととし、「国が科学的有望地を提示し、調査への協力を自治体に申し入れる」ことまでするらしい。同時に国民の理解を深めるためとして全国でシンポジウムなり説明会を始めているようで、そういう点で時宜にかなった映画とはいえる。
かっぱ堰さん [DVD(字幕)] 7点(2015-06-18 00:58:44)
10.福一では放射性物質が日夜垂れ流され続けてるというのにオンカロではこんな大袈裟な施設で10万年封印しようというんだから、悪い冗談としか思えない。
原子炉で重大な事故が起きてメルトダウンするリスクと地中500mに埋められた放射性物質が掘り起こされるリスクを天秤に掛けるなら、どう考えても前者の方が大きな問題なわけで、現実にメルトダウンしてしまった現状を考えると空虚な作品に成り下がった印象が強い。
出演者が嘘吐いてるとまでは思わないけど、10万年後という設定があまりにも現実離れし過ぎてて、結局は何もわからないとしか言い様がないのが残念。
もとやさん [DVD(字幕)] 5点(2015-01-07 18:40:56)
9.311の後に見たから深く心に残る映画。やっぱり原発はコントロールできないって。
aimihcimuimさん [DVD(字幕)] 7点(2014-08-10 02:19:43)
8.《ネタバレ》 とても興味深い内容でしたので観てみました。なるほどね~、なかなかこれはむずかしいよ。100年先でもかなり先のことなのに、10万年後だからねぇ…。こういうことを真面目に考えちゃうとこにフィンランドの国民性が少し見えたりして。ちょいと地味目な内容、かつ無音場面が多いので派手系が好きな人は注意(かなり眠くなる可能性大)。体調を整えて観た方がいいと思います。
Kanameさん [DVD(字幕)] 5点(2014-06-20 10:04:36)
7.SFのような雰囲気。やっぱり安全ってのはありえないね。注意を促すか?忘れさせるか?難しいですなぁ。
すたーちゃいるどさん [インターネット(字幕)] 7点(2014-02-09 21:20:58)
6.《ネタバレ》 「志」100点、「エンタメ」20点といった感じでしょうか。私はドキュメンタリー映画にもそれなりのエンタメ色を期待してしまう人間ですので、関係者のインタビュー→施設のスローモーション、という延々とした流れはやや残念に感じられました。ただこの話を描くとなると妙に面白気に撮っても浮いてしまうのも事実でしょう。難しいところ。
内容としては、オンカロの職員が程度の違いはあれ、非常に希望的観点で施設を運用していることに心底寒気を感じました。人間というのは矛盾しているようですが論理的に考えれば考えるほど曖昧になるもので、理系では無視できるほど小さな可能性を排除することは良くあります(近似と言います)。インタビュアーは必死に「もしこうなったら?」「もしこんなことが起きたら?」と質問をぶつけますが、答える方は「そんな不確かなことは分からない」「答えられない」と言う。まあこの言い分は理解できなくもない。別に扱っているエネルギーがなんであれ不測の自体というのは有り得るのだから。そのあたりの線引きは人それぞれによって勿論違うでしょう。でも、私としては核エネルギーを扱う時だけは、"万が一"の一を疎かにしないで欲しい。2011年に福島で起きたあの事故はその万が一を軽視した結果という意見もあるのだから。しかもそれが100万年間の話なら?"万が一"の一も積もり積もればだ。
民朗さん [DVD(字幕)] 6点(2013-07-01 22:50:38)
5.《ネタバレ》 電力会社のコマーシャルや誘致関連の広報を見る度「土深くに埋めれば安全なのかよ?!」と、その愚かで無責任な解決策に寒気を感じていました。僕個人がどこに何を叫んだところで何も止められるわけでもないので、大バカ野郎だと思うだけで黙認・・・そんな日々のなかでこの作品に目が留まったのでレンタルしてみたのですが、まずはそれほど大した歌詞でもない歌をバックに意味のないスローモーションや眠くなるようにノロノロ這い回るカメラワークで尺を伸ばしているような作りに幻滅。ドキュメンタリーというのはただそれだけでもかったるいイメージがあるのに、ダラダラやられると余計に辛い。多くの人々に知らせるべきミッションを持つなら、もっと工夫すべきではないだろうか。核廃棄物が無害になるのに10万年かかるということは分かった。「それを地中深くに埋めれば安全なのかよ?!」という誰もが持つ疑問と不安に具体的に迫るものが、あまりにもない。何の材質がどれほどの遮断力と耐久性を持つか、地震や火山活動や地殻変動や腐食などに対してどれほどの数値を持っているのか、そういうところが全く示されない。だいたいウェルズ原作の『タイムマシン』でイメージしてしまうような10万年後の人間(あるいは新生物)の安否より、自分の子供や孫やひ孫の世代にどれだけの安全が保障されるかということのほうが心配なんです。気の遠くなる未来の社会のことばかりずっと言われてもね~・・・百年とか千年は何の心配もないって事ですか???
だみおさん [DVD(吹替)] 4点(2012-05-22 21:11:00)
4.《ネタバレ》 なかなか良かった。2011年だが、震災前の映画。
この映画で問題提起をした人たちは詰めの甘さに臍をかんだのではないだろうか。最終処理場をテーマにし、いつか漏れる。ということにスポットを当てたのは当時画期的だったのかもしれないが現在においてそれはやや的外れであると感じられた。

文明がすっかり滅亡してしまった未来、次の世代の新文明がこの施設を掘り起こしてしまったら?などという事ばかりが論じられているが、今であれば断言できてしまう。こんな想定不足で検証不足なら非科学的すぎて心配してもしょうがない。

作中で以下の点が指摘されているが怪しい。
再処理を完全否定しているが、この施設が完成することよりも先に非ウランベースに乗る。こんな施設を実用化するよりよほど難易度も低い。この施設への口実と取るべきか。
ウランが底をつきる話も出ており、そのことを心配している体を演じていながら、人口増でそれに伴う廃棄物の増加を憂いている。核施設の恐ろしさばかりをあおっている。ONKALOという施設だが、見た限り岩盤を掘削してコンクリート詰めするだけの施設にしか見えない。こんなレベルの土木工事で最終処理場を作って10万年も保つわけがない。核関連の技術は今後急速にウラン脱却に向かうはずで、作っている間に廃止になるのではないだろうか。

不完全な物の告発ではなく、人間が管理している内は完璧だが未来人が開けたら心配であるというスタンスでまとめてしまったのがどうもいけない。
現在の人類は、稼働可能な非ウランベースの炉をすでに持っており、主燃料であるトリウムと同時に他の核物質の燃焼と消滅が可能で、長寿命の核種が出来にくい方式もある。方式による長短があるが、それぞれが実証されていることを素直にわかりやすく問題点も含め告発するべきだったのではと思う。

こういった心配がされた時代はだいぶ昔に過ぎ去っている。すでに既存で既知なのだ。次の世代の方式の心配を告発するべきだったのではないだろうかとも思う。
けど、限られた情報の中で良く作られていて面白かった。
黒猫クックさん [DVD(吹替)] 7点(2012-04-21 03:50:12)
3.《ネタバレ》 演出でと言うか撮影方法でと言うか、テーマはもちろん、絵的にも精神的に怖い話でした。放射性廃棄物の最終処分場、もう作り始めてる割に、危険警告の看板付けるのどうするのの方針もまだイマイチ決まってないし、こんな軽い感じでこれほど重大な話が実際進んでるの?って怖くなりました。改めて、核のゴミが生物にとって安全なレベルに下がるまで10万年って・・。普通に数字で書いてもピンと来ないけど、これって我々人類の歴史に匹敵する数字だし、この処分場耐えられるのか・・。今後を考えると、その間に戦争とか天変地異とか、隕石だったりとか、何が起きるか分からないのにと思うと本当にゾッとした。10万年後を見届けられる人間なんていないのに、この問題を引き継いでいかないといけない我々の子孫可哀そうだ。考えさせられました。  (ちなみにもっとドキュメンタリーっぽい作りかと思ってたので、その意味では意外な構成でした)
ネフェルタリさん [映画館(字幕)] 7点(2012-03-17 18:33:25)
2.《ネタバレ》 フィンランドのオルキルオトに世界で初めて建設されているという放射性廃棄物の処分場。その存在自体全く知らなかったので、とても興味深かったです。地下を採掘して、巨大な街ぐらいのスケールの空間を数キロに渡って構築、完成は2100年頃で、廃棄物の保持期間はなんと10万年という、とてつもなく壮大なプロジェクト。個人的には、放射性廃棄物の危険性うんぬんよりも、インタビューに答えてる人たちが皆、未来の人類に対してすごくペシミスティックに考えてるところが気になりました。このプロジェクトにたずさわる会社の人たちや、放射能の専門家の人とか、そういう人たちがインタビューに答えてるんだけど、皆さん共通してるのは、今の世界や人類は、未来にそのままの形では持続しないという点。フィンランドは数万年後に氷河期になるという話から始まり、未来の人類は今とは使う言葉が違うだろうから看板は絵を描いて伝えるべきだという話から、仮に処分場に未来人が訪れても、我々がピラミッドの建設理由を未だわからないのと同じように理解出来ないだろうと言う話、この100年で2度の世界大戦が起こったのに、10万年も平穏でいられるのかという話等々。そこには明らかに、技術的、文化的に、あるいは人類そのものに対して、持続性を疑問視している様子がうかがえる。おそらくだけど、もし日本でこういう処分場が建設されるとしたら、ああいう「未来の人類」に対しての議論は一切なさそうな気がする。僕個人として、科学技術がそのまま永続的に進歩していくという楽観的見方があるから、インタビューを受ける皆さんの考え方には色々な意味で興味深かった。
あろえりーなさん [DVD(字幕)] 7点(2012-01-29 22:10:36)
1.《ネタバレ》 フィンランドで地下500メートルに原子力廃棄物を埋設し10万年保存するというとてつもない計画がある事にまず驚く。そもそも10万年後まで人類が存在するのか?キリストが生まれて2000年、法隆寺が完成して1400年。「未来人が掘り出したら厄介。」「注意書きを付けておこう。」「絵の方が良いのでは。」等々の議論が科学者間で為される。極めつけは「ネアンデルタール人(1万年前)と我々は意思疎通できるのか?」の発言はショッキング。今、日本では福島原発事故が起こり国民は頭の片隅で怯えながら暮らしている。この映画はドキュメンタリーだが原子力という一歩間違うと人類に制御不可能なモノについて深く深く考えさせられる。
ちゃっぷまんさん [試写会(字幕)] 9点(2011-04-13 16:43:37)
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【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 6.85点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
417.69%
5215.38%
617.69%
7646.15%
817.69%
917.69%
1017.69%

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