ランズエンド -闇の孤島のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ランズエンド -闇の孤島

[ランズエンドヤミノコトウ]
BLOOD
2012年上映時間:92分
平均点:7.00 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
サスペンス
新規登録(2014-02-08)【あろえりーな】さん
タイトル情報更新(2019-08-25)【たろさ】さん
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音楽ダニエル・ペンバートン
撮影ジョージ・リッチモンド
製作総指揮サム・メンデス
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【クチコミ・感想】

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2.《ネタバレ》 アルツハイマーを患う元刑事を父に持つ、兄弟ジョーとクリシー。彼らもまた現役の刑事として、多忙な毎日を過ごしていた。ある日、12歳の幼い少女が無残な惨殺死体となって発見される。すぐに容疑者として逮捕された男は、過去に猥褻事件を起こし、なおかつ被害者のベルトのバックルを保持していた。「こいつが犯人に違いない…」そう確信する兄ジョーだったが、決定的な証拠に欠けるため釈放されることに。人の親として我慢ならなかったジョーは、酒の勢いを借りて釈放された彼を夜の孤島へと連れ出し激しく問い詰めてゆくうちに激高して思わず殺害してしまう。裁きを下しただけだと自分を納得させ、弟と共に死体を処理したジョー。だが、その後、図らずも真犯人が発見されてしまうのだった――。罪の意識に次第に追い詰められてゆく兄弟の姿を丹念に描いた重厚なサスペンス作品。前半、ちょっぴり散漫で分かりにくい演出が続き、「うーん、これはどうなんだろ…」と思って観ていたのだけど、真犯人が逮捕される中盤辺りから徐々に緊迫感が増していき、なかなか良かったですね、これ。過ちを犯してしまう兄弟、崩壊の危機へと向かう彼らの家族や恋人たち、少しずつ疑いの目を向け始める同僚の刑事、そしてアルツハイマーによって意識を混濁させながらもそれでも息子たちを助けようとするお父さん…、各々の思惑が絡み合う先の読めないストーリー展開は見応え充分でした。特に印象に残ったのが、殺された容疑者の母親。かつて猥褻事件を引き起こした息子を、信じてやれなかった自分に自責の念を募らせてゆき、必死に息子を捜してビラを配る姿など見ていてやり切れないですね。次第に狂気じみてゆく兄の精神世界の描写もなかなか好みでした。主要テーマとなるだろう無人島描写が最後まで上手く効果を発揮していないところが、若干気になったけど、重厚なサスペンスドラマとしてけっこう面白かったっす!
かたゆきさん [DVD(字幕)] 7点(2014-04-11 00:14:13)
1.《ネタバレ》 刑事である主人公は、父親から
「犯人を釈放してしまったがために
殺されてしまった女性」の話を1000回も
聞かされているという前置き。
そう、警察としてのそういう不手際が、
被害者を生んでしまったんだという、その
気持ちはよくわかる。だからこそ、
疑いをかけたあの男性に、なんとしても
自白させたかったという気持ちもわかる。
皮肉なのは、その父親が「自分がやった」と
警察に出頭してきて、息子が「自分がやったんだ」
と自白するラストでしょうか。
過去の不手際を二度と起こしたくない、
罪人に裁きをくわえさせなきゃいけない、という
正義心故の犯罪というのが悩ましい。
あろえりーなさん [DVD(字幕)] 7点(2014-02-08 23:34:12)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 7.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
72100.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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