知らなすぎた男のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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知らなすぎた男

[シラナスギタオトコ]
The Man Who Knew Too Little
1997年上映時間:94分
平均点:6.58 / 10(Review 40人) (点数分布表示)
公開開始日(1998-11-21)
ドラマコメディ犯罪もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-03-28)【TOSHI】さん
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監督ジョン・アミエル
キャストビル・マーレイ(男優)ウォレス・リッチー
ピーター・ギャラガー(男優)ジェイムズ・リッチー
ジョアンヌ・ウォーリー(女優)ローリー
アルフレッド・モリーナ(男優)ボリス・ブラバスキー
マイク・ジャスタス(男優)ロジャー・ダゲンハースト
ジョン・スタンディング(男優)ギルバート・エンブルトン
サイモン・チャンドラー(男優)ホーキンズ
ジェラルディン・ジェームズ(女優)ルドミラ・クロポトキン博士
アンナ・チャンセラー(女優)バーバラ・リッチー
アダム・フォーガティ(男優)ニューマン
デクスター・フレッチャー〔1966年生〕(男優)オットー
江原正士ウォレス・リッチー(日本語吹き替え版)
藤原啓治ジェイムズ・リッチー(日本語吹き替え版)
坂本千夏ローリー(日本語吹き替え版)
小形満ボリス・ブラバスキー(日本語吹き替え版)
沢木郁也ロジャー・ダゲンハースト(日本語吹き替え版)
岡和男ギルバート・エンブルトン(日本語吹き替え版)
河合義雄ホーキンズ(日本語吹き替え版)
さとうあいルドミラ・クロポトキン博士(日本語吹き替え版)
川浪葉子バーバラ・リッチー(日本語吹き替え版)
堀之紀セルゲイ・ニコラエヴィッチ(日本語吹き替え版)
二又一成ユーリ / オットー(日本語吹き替え版)
古澤徹ディミトリ(日本語吹き替え版)
弘中くみ子アナベル(日本語吹き替え版)
伊藤栄次コクレーン(日本語吹き替え版)
坂口候一ビル(日本語吹き替え版)
菅原淳一コーバーン(日本語吹き替え版)
定岡小百合フロー・シュースター(日本語吹き替え版)
原作ロバート・ファラー
脚本ロバート・ファラー
ハワード・フランクリン
音楽クリストファー・ヤング
編曲クリストファー・ヤング
ピート・アンソニー
ジョン・キュール(ノンクレジット)
撮影ロバート・M・スティーヴンス[撮影]
製作マーク・ターロフ
アーノン・ミルチャン
製作総指揮ジョセフ・M・カラッシオロ
美術ジム・クレイ〔美術〕(プロダクション・デザイン)
マギー・グレイ(セット装飾)
衣装ジャンティ・イェーツ
録音ドミニク・レスター[録音]
ロビン・オドノヒュー
サイモン・ケイ
その他ピート・アンソニー(指揮)(ノンクレジット)
あらすじ
演劇の都ロンドンへやってきたアメリカの田舎者、ウォレス・リッチー。目的は銀行マンの弟を訪ねて誕生日を祝う事だ。でも大事な商談を控えた弟はダメ兄貴になんて構っていられない。彼を観客参加型サスペンス劇場に連れ出して時間を稼ぐ事にした…はずなのだが、電話の手違いで劇場に来たのは本物の殺し屋だった。その頃ウォレスは知らなすぎたばっかりに、世界的な陰謀渦巻くシナリオなきスパイ戦に巻き込まれようとしていた…。
ネタバレは禁止していませんので
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【クチコミ・感想】

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12
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40.《ネタバレ》  主人公が有能なヒーローであると勘違いされる映画、好きですね。
 「サボテン・ブラザース」然り「ギャラクシー・クエスト」然り。

 そういった訳で、上述の作品を愛する身としては
「何時、主人公が真実に気付いて、慌てふためく事になるのかな?」
 なんて思いながら観賞していたのですが……

 結局、最後まで周りを勘違いさせたままエンディングを迎えたんだから、もう吃驚です。
 さながら「刑事コロンボ」で犯人が捕まらずに、そのまま逃げ切ってみせたかのような衝撃。

 でも、決して「裏切られた」という印象は受けず、完走し切ってくれた事に、心地良い満足感を味わえましたね。
 途中で主人公が真実に気付いた方が、そこから二転三転させてのストーリーを展開させ易いだろうに、あえて初志貫徹してみせたかのような作りは、本当に天晴だと思います。

 ラストのキスシーンの背後で、悪役を乗せたヘリが爆発するんだけど、その事にも主人公は気が付かないまま。
 何かが爆発したかと思うくらいに衝撃的なキスだった、と呑気にヒロインに話す辺りなんて、実に微笑ましい。

 他にも、自白剤を飲まされた主人公が「今日は誕生日だ」という情報を口にした途端、悪役達が反射的に「ハッピーバースディ」と声を揃えて祝福してみせる場面なんかも、お気に入りですね。
 この映画が備えている「愛嬌」を、如実に示したワンシーンだと思います。

 そんな中で、あえて不満点を挙げるとしたら……
 「最後は弟と一緒に葉巻を吸って欲しかった」と、それくらいになるでしょうか。
 序盤にて、葉巻を吸う事が誕生日のゴールであるかのように描かれていたので、その予想が正解であって欲しかったんですよね。
 あとは、主人公である兄に比べると、弟の扱いが不憫だったので、兄弟仲良くハッピーエンドを迎えて欲しかったなと、そう思えちゃいました。

 映画が終わった後も、主人公は周りを勘違いさせたまま、敏腕エージェントとして活躍し続けるのか。
 はたまた正体がバレてしまい、無事に結ばれたはずのヒロインとの仲も危うくなってしまうのか。
 そんな後日談について考えるだけでも、楽しい気分にさせられる一品でした。
ゆきさん [DVD(吹替)] 7点(2016-05-21 05:38:57)(良:2票)
39.そんなー(ばかな)ー!!!という思いが最初から最後まで続く、よくもまあ、こんなにでっち上げることができるものだと感心してしまう(笑)。異国でも言葉が通じる英米ならではの事情もありそうでした。ドタバタ劇がお好きな方にお勧めしたいです。
HRM36さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-01-10 12:54:32)(良:1票)
38.《ネタバレ》 無理無理無理。無理がある。特に、最後浜辺でまだ気付かないのは無理ありすぎ。無理ありすぎなのに、最初から最後までめちゃめちゃ面白い。みんなが、「いったい何者だ。」「スーパーマンか。」と言っている人が、何者でもないのが面白すぎ。友人に胸張って「面白いよ」と薦められる映画ですね。
たきたてさん [DVD(字幕)] 9点(2011-07-06 22:42:40)(良:1票)
37.《ネタバレ》 こういう勘違いものというのは何時気がつくかが鍵となってくると思うのですが、銃をぶっ放して壁に穴あけても異変に気づかない。死体に遭遇しても気づかない。警察に追われても気づかない。弟出てきても気づかない。麻酔薬撃たれて銃で撃たれてもまだまだ気づかない。と思っていたらとうとう最後まで気づきませんでした…ある意味やられましたね。もしかしたらあれから実際に諜報員になった後も気づかないのかも。ということで気づかない以外は良くも悪くも予想通りの展開。一般人が多くいるホテルのあたりからはさすがに白々しくなってきますが、マヌケなコサックダンスで持ちなおします。かつあげ場面やボリスや警察とのやりとり等はなかなか笑えます。ただこれはビル・マーレーじゃなかったら成立しないような気がしますね。
ミスター・グレイさん [DVD(字幕)] 6点(2006-05-11 18:28:24)(良:1票)
36.もちろんビル・マーレーが良いのはあったりまえなんだけど、この作品では特にピーター・ギャラガーの存在を思いっきり誉めてあげたいですね。この人って普通にハンサムボーイでも十分通用するルックスのはずなのに、敢えてダメ男系にものすごく真剣なところが素敵です。この作品でもビル・マーレーを露骨に邪魔にするエリート銀行員の弟役なんだけど、後半はステキに巻き込まれてロシアン・マフィアにボロボロにされています。そういうボロボロの一生懸命さが、決してコメディをナメない彼の一途な役者魂を感じさせてくれて泣かされます。私はこういう巻き込まれ型の不毛なコメディってものすごく好きなので、冒頭、イギリスの入国審査官を相手にマーレーがボケの大連発かますあたりから、後半のロシアン・ダンスまで非常に快調にげらげら笑い続けました。コメディ駄目な人は全然駄目でしょう。「シャイニング」のパロディシーンではちゃんと「Here's Johnny!」と言っているのに字幕は「お待たせ!」だったのでおそらく日本語字幕もあまり期待はできないでしょう。細かいところに映画ネタ山ほど詰まってます。ちゃんとパロディになってます。この映画を愛するためにはある程度ビル・マーレーへの愛情が要求されます。あるのはビル・マーレーの激しい空回りに次ぐ空回り、どこまでもツッコミようのない一人ボケ。それを支えるピーター・ギャラガーの共倒れぶり。のっけから最高にセンス良いフォービートの選曲、オープニングタイトルの素晴らしい出来栄え、真剣にコメディをやろうと思うこの姿勢が素晴らしいです。私はコメディが好き。
anemoneさん 10点(2004-03-09 23:20:55)(良:1票)
35.題名からしてもうツボやってん。知らなすぎって。題名でだいたいストーリーは想像ついてんけど、まんまやった。だから始終映画に突っ込んでた。いや、お前知らなすぎっていうか、気づかなすぎやろって。そんなんが好きな人には多分おもろい。
なにわ君さん 7点(2004-02-24 12:00:24)(笑:1票)
34.スティーヴ・マーティン、ローワン・アトキンソンとは違う二枚目と三枚目の塩梅が絶妙なビル・マーレイ。彼が何時気づくかの興味が尽きること無く画面に釘付けでありました。弟を初めとした脇役陣も生き生きとしており好感。彼の真骨頂とでも言えるコサックダンス with マトリョーシカは爆笑迷シーンでありました。
恥を知らん人間同様に真実を知らない人間が最強であるのを魅せてくれた快作。
オープニングタイトルロールの素晴らしく小粋なところに+1点。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 9点(2023-02-28 19:41:00)
33.《ネタバレ》 とぼけたキャラを演じさせたら右に出る者がいないビル・マーレイが真骨頂を見せてくれます。この頃のマーレイは、80年代の演技から臭みが抜けてきて、現在の様に枯れきった境地に達する前のいわば全盛期だったような気がします。徹底的におバカな主人公がスパイとして大活躍するというのはMrビーンの原型という感じですけど、ローワンアトキンスの『ビーン』とこの映画が同年の製作だというのは興味深いところです。原題からしてパロっているヒッチコックの『知りすぎていた男』とは、ほとんどどこも被らない内容というところもふざけている。最後までマーレイが勘違いしたままで終わっちゃうところも、ある意味いさぎよいかなと思います。でも冷静になるとシュールなほどバカバカしいストーリーなんですが、やはりビル・マーレイ抜きでは成立し得なかっただろうな。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-01-25 22:07:51)
32.《ネタバレ》 冒頭の空港スタッフとの全くかみ合わない会話。もちろん、 本人はかみ合ってると思っています。私的にはもう、これでつかみはOK。そして、弟宅のメイドさんをいきなり抱擁する壮絶な空気の読めなさ。色々とウォレス・リッチーという男を紹介する入り方としては上々で、巻き込まれていることに最後まで気づかない巻き込まれ役、としての資質は充分、ということを概ね理解させていただきました。 もちろん、随所で気の利いたアドリブがパッと出るのも、彼が役者志望の映画好きということで説得力を持たせています。 そしてストーリーについては、皆様が言われている通り。あり得ませんね、堂々たるコメディです (笑) 何しろ弾に当たらないし。でも極めて低確率の超偶然が何十回と続いていく展開であって、決して超常現象が起こるわけではありません。 だからこのストーリーが成立するのは確率0%ではないのが本作の面白いところ。現実でもいつか世界を悪の手から救うのは、意外とこんなヤツ、かもしれません。 さあ、みなさんも一緒に、Let's ポジティブシンキング!!
タケノコさん [DVD(字幕)] 6点(2019-09-29 00:01:13)
31.欧米テイストのコメディなので笑いの感覚は少し日本人とずれるのは仕方なし。でもその笑いのセンスは今までよく見た感じなので違和感はなかった。ゲットスマートはこんな雰囲気だったなあ。設定は面白いけど如何せん細部が何かと強引で荒い。粗過ぎる。芸達者なビルマーレーでもたせたようなもの。これを三谷幸喜あたりにやらせたらもう少し巧くまとめたかも。
タッチッチさん [DVD(字幕)] 5点(2019-09-26 15:45:15)
30.ビル・マーレイって、向こうでは人気のある俳優さんなのか、主演作も結構多いんだけど、
個人的にはやっぱりダメだなぁ。コメディー作品としてのシナリオの出来は
決して悪くないと思うのだが、どうにも今一つ笑えない。彼のポーカーフェイスと、
飄々とした演技がいいのかな? たぶんそこから繰り出されるセリフも面白いんだろうけど・・・。
MAHITOさん [DVD(字幕)] 4点(2012-04-11 20:49:23)
29.笑った。でもビル・マーレーじゃないと成立しないな。
Mazelo Nostraさん [DVD(字幕)] 7点(2011-10-16 10:58:31)
28.アリエナイ展開の連続が受け入れられるのならば、結構楽しく見られると思います。

マジックアワーよりももっとありえない展開です。
Yuさん [DVD(字幕)] 6点(2011-08-23 00:52:10)
27.TSUTAYAで発掘良品コーナーにあったので観てみました。ものすごくつまらなかったです。子供と一緒に観る為、吹き替えで観ましたが、吹き替えわざとらしいし、こういうのは英語そのものの持ち味も影響するんでしょうかね。そもそもギャグなんかは日本語で訳出来ないものもありますし。ジム・キャリーの『ライアー ライアー』なんかは吹き替えでも家族で大爆笑できたんですけど・・・。この作品は子供さえもシラケていました。
だみおさん [DVD(吹替)] 2点(2011-07-07 19:48:36)
26.《ネタバレ》 ロシア民謡の踊り辺りからハラハラしてきました。ヘリ爆破のキスシーンで終わってくれた方が良かったな・・・。
よりさん [DVD(字幕)] 6点(2011-06-04 23:53:58)
25.《ネタバレ》 うーん。いわゆる「外国人のジョーク」を聞かされているような感じでしたね。いや、文字通り、その通りなんですけど。気が利いている風なんだけど、なんかしゃらくさい。ラスト近くには勘違いの連鎖に気づき、冷や汗かきつつも、しらばっくれてうまいことやる、みたいな展開の方が好きですね。
なたねさん [DVD(吹替)] 4点(2011-04-18 21:38:18)
24. 所々、吹き出しちゃうような面白さがあったので、観て良かったと思う。
 
 音楽がいかにもって感じがしすぎて、その辺はもったいなかったなあと。


 



 


タックスマン4さん [DVD(字幕)] 6点(2011-04-11 14:53:34)
23.《ネタバレ》 どこまでも人を小馬鹿にしたような内容で、自分的には日本の三谷幸喜に近いテイストを感じました。最後は本物のエージェントに犬や猫役をやらせて、結局、ちゃんとした奴はいないのか!?って怒りたくなる、でもそこが心地良いのです。ビルマーレイ自身がこういう人なんでしょうか?どこまで地で、どこまで演技か、まるで分からない。映画を観ている我々は、微妙な距離で主役の彼に感情移入できず、ただ失笑するしかないのです。なんでしょうね?この感じ。彼が真面目にコメディアンに徹しているか、精神的に病んでいるのか?多分、自分は前者って気がします。彼はきっと、我々が思うよりずっとすごい人なのかもしれません。でもそんなのどうでもいいのです。そう思う方が彼も嬉しいんじゃないでしょうか?あ~面白かった。
トントさん [DVD(字幕)] 7点(2011-03-03 04:24:28)
22.これは「知らなすぎた男」というよりは「気付かなすぎた男」ですね。アホ丸出しの男を演じるビル・マーレイのとぼけたいい味が出まくりです。ビル・マーレイさえいなければフツーのスパイ映画かな?しかしここに一人乱入して場を乱しまくるビルが素晴らしすぎます。全く気付かない間に陰謀に巻き込まれる、というか陰謀に乱入していくのですが、全く噛み合っていないようでそれなりに辻褄が合っていく様子がとにかく可笑しいし作品のテンポもいいしよく笑わせてもらったし、ホントにくだらないんですが愛すべきコメディでした。ビル・マーレイを主演に選んだことが本作の最大の勝因でしたね。
とらやさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-08-07 17:07:17)
21.《ネタバレ》 ビル・マーレーの底力をみました
spputnさん [DVD(字幕)] 8点(2009-01-12 14:57:17)
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【点数情報】

Review人数 40人
平均点数 6.58点
000.00%
100.00%
212.50%
312.50%
437.50%
5410.00%
6922.50%
71025.00%
8717.50%
9410.00%
1012.50%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review4人
2 ストーリー評価 8.66点 Review3人
3 鑑賞後の後味 8.66点 Review3人
4 音楽評価 8.50点 Review2人
5 感泣評価 Review0人
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