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トップをねらえ!

[トップヲネラエ]
2006年上映時間:95分
平均点:6.00 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
SFアニメ
新規登録(2008-06-16)【マー君】さん
タイトル情報更新(2013-06-24)【イニシャルK】さん
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監督庵野秀明
日高のり子タカヤノリコ
佐久間レイアマノカズミ
若本規夫コーチ
川村万梨阿ユングフロイト
原作岡田斗司夫
音楽田中公平
作画美樹本晴彦
宮武一貴
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【クチコミ・感想】

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8. あしたのジョーという漫画があります。この漫画の中で、ジョーが力石にクロスカウンターを決めた瞬間の一コマ(以下Aとする)と、ジョーが真っ白に燃え尽きているラストの一コマ(Bとする)は共に物凄く強い感銘を受ける画です。でもこの二つの画の性質はかなり違います。Aは漫画以前にイラスト的に優れた画です。だからこのコマ単体を切り取って、あしたのジョーという作品のことを何も知らない人に見せてもその人はきっと「おお!なんだか知らないが異様な迫力のある画だね」とか感銘を受けると思うんです。するとこのコマは必ずしも漫画的に凄い画とは言い切れないんじゃないか?という疑問もなくはないです。一方、Bの方をそこだけ切り取ってやはりあしたのジョーの事を何も知らない人に見せたとしても、多分その人はそんなに感動しないと思うんんです。「ん、なにこれ?練習生の子が疲れてぐったりしてんの?」とか言うだけではないでしょうか。てことはこの画は漫画という流れの中で観たときにのみ❝見えない付加価値❞というやつが猛烈にブワ~ッと吹き出してくる画ということになります。「これがイラストではなく漫画の一コマである必然、意義」とかいうものが凄~く凄~くある画ということになります。漫画的に凄い画とはこういうコマのことではないでしょうか。

 E.T.という映画があります。この映画の自転車のシーンは絵的には大変素晴らしいシーンで私も好きなシーンです。でもこれをあしたのジョーで例えたらAになりますよね。あの自転車のシーンだけを切り取って、何か全然関係のないプロモ映像のワンシーンとして作り直してしまって、で、やはりE.T.の事を何も知らない人(滅多にいないでしょうがw)に観せたとしてもその人は多分「おお!なんてセンスオブワンダーな映像なんだ!」とか感動すると思うんです。てことはこれまた「本当に❝映画的❞に凄いシーンと言えるのか?」という疑問も無くはないわけです。

 第三の男という映画があります。この映画の中でのウェルズの初登場シーンもまた絵的に凄いインパクトがあります。しかし私が思うにこのシーン、下手にストーリーというものが存在し、そのせいで(この画的に)余計な制約が入ってしまう映画の中で観るよりも、何も知らない真っさらな状態でいきなりポンッと観せられた方が「うおお!なんじゃこの男の異様な迫力は! こいつはいったい何者なんだ? なんでこんな笑い方をしてるんだ? 何をしようとしてるところなんだ? そもそもここはどこなんだ? こいつは今までどこにいたんだ? 隠れていたのか? 誰かに追われるような悪いやつなのか? ここからどこかへ行こうとしているところか……」とかあれやこれやの想像力を連鎖反応的にブワブワブワア~ッと刺激されまくる凄まじくセンスオブワンダーな映像になったと思うんです。てことはこれはBとは全く逆にプロモ映像として観たときにこそ本当の真価を発揮する映像なんじゃないでしょうか。

 セッションという映画があります。これのラスト何分かのシーンは上記とは全く逆、つまりBタイプだと思うんです。あのシーンだけを切り取って、やはり何も知らない人に見せたとしてもそんなに物凄くは感動しないはずです。ところがどっこい、これが映画の中で観せられた途端に❝見えない付加価値❞ってやつがギュ~ンと急上昇する訳です。てことは「これが映画のワンシーンである意義」ってやつが凄くあるシーンということになります。「これぞ映画だ!」ってやつです。

 で、このトップをねらえなんですが、この映画のラストシーンもまた明らかにBです。あれ自体を何も知らない人に観せてもそんなには感動しないはず。あの猛烈な感動は映画の中で観たときのみのもの。❝見えない付加価値❞の上昇率がもう半端ないです。


 続く……。
バーグマンの瞳さん [ビデオ(邦画)] 9点(2017-04-08 15:10:45)
7.OVAの方に点数をつけるのなら、自分の好きなものを凝縮したような作品で10点でも足りないんですけどね………この映画単体で見た場合、結局は単なる総集編にすぎません。
 本当に1話、1話細部に至るまでみっしり詰まった作品を、むりやり時間を短縮してつなぎ合わせて映画にすることに何か意味があるんでしょうか?
単なる収益目的にしか感じられません。しかもぬるいぬるいアニメファンにしか通用しない商法。
 宇宙戦艦ヤマトに始まり数十年続く、この消費者を馬鹿にしきった商法、そろそろ「NO」を突きつけるべきじゃないかな
rhforeverさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-07-11 18:02:49)
6.《ネタバレ》 OVAを繋ぎあわせただけの体裁。ラストがいきなりモノクロになったのでテレビが壊れたかと思った。調べたところ元々の作業が間に合わずモノクロで世に出たらしい。映画にするならそこくらいは新たに描き起こさないとダメでしょ。内容は、庵野氏を始めとした当時の若手の製作者が趣味的世界をちゃんこ鍋に放り込んで混ぜ合わせたような印象でした。その悪ふざけ的世界はちょっとしつこい感じはするけど、SFファンだけに通じるような骨太な設定も随所に見られるアンバランスが、その方面のファンには堪らないのだろう。自分にも少しその傾向はありますが。ジョー・ホールドマンの「終わりなき戦い」をモチーフにしたらしいが、意外なことに相対論的時間概念を導入している映像作品は、本作以外には「猿の惑星」くらいしか思い浮かばない。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2011-01-04 15:52:30)
5.OVAシリーズの総集編だけど後半3話分がたっぷり入っていてクドかった。後半3話は展開が似ているから、総集編にしてストーリーだけを繋ぐと盛り上がりのヤマがボケるんだよね。最終話が白黒なのやラフな絵が入るのもOVAだけで充分。ストーリーと画をイチからリメイクしてくれたら傑作映画になるのにね~、エヴァをリメイクするくらいならこちらをやって欲しかったです。
クレイバードさん [DVD(邦画)] 6点(2010-02-07 20:32:17)
4.序盤はテンポが速すぎる印象。中盤以降の盛り上がり方は異常で、自分としては好印象。狙った演出の数々は一見の価値があるのではないかと思います。
もんでんどんさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-10-20 13:53:29)
3.美樹本晴彦と日高のり子というダブル「苦手」要素に加えて、ちょっとカロリー高めのサービスがしんどい。技の名前は叫んだほうが威力が高まるのは、わかりますよ。凝ったSF考証が面白いのも、理解できます。ガイナックスっぽいです。ハイ。嫌いじゃないんですよ。

でも、達成感よりも、観た後に感じる疲労感が…残念。
aksweetさん [DVD(邦画)] 4点(2008-08-03 00:20:44)
2.美樹本晴彦のキャラ,日高のり子の雄たけび,ノリピー主題歌,揺れるオッパイ,明らかに狙っている微妙なBGM,「よくってよ」etc. R35世代のアニメヲタクにとってのドラクエ的作品です.ラストは勿論ですが,最初にガンバスターが登場するシーンが特に好きです.田代艦長「ガンバスターはまだ完全ではないぞ!」
マー君さん [DVD(邦画)] 7点(2008-06-21 14:41:59)
1.う~ん イマイチ、内容が幼稚かな..大まかな設定、登場人物の相関関係など(舞台は違えど)構図は 「エースをねらえ!」 と酷似している..序盤のロボットが腕立て伏せ、ランニング..等々..訓練シーンは 斬新 で ユニーク..しかしながら、今となっては、時代を感じる演出&挿入歌..さらに、アカヌケしないキャラデザイン..辛うじて、ラストが続編 「トップをねらえ2!」 に繋がっているので..一見の価値はあるかも...
コナンが一番さん [DVD(邦画)] 4点(2008-06-19 15:11:46)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 6.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4337.50%
500.00%
6112.50%
7337.50%
800.00%
9112.50%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 7.00点 Review1人
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