少女たちの羅針盤のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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少女たちの羅針盤

[ショウジョタチノラシンバン]
2010年上映時間:113分
平均点:6.00 / 10(Review 11人) (点数分布表示)
公開開始日(2011-05-14)
サスペンスミステリー青春もの小説の映画化
新規登録(2011-05-20)【あにやん‍🌈】さん
タイトル情報更新(2015-02-22)【イニシャルK】さん
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監督長崎俊一
キャスト成海璃子(女優)楠田瑠美
忽那汐里(女優)江嶋蘭
森田彩華(女優)北畠梨里子
草刈麻有(女優)来栖かなめ
黒川智花(女優)広瀬なつめ
塩谷瞬(男優)倭駆
石井正則(男優)平良弘明
金山一彦(男優)武本正弘
清水美沙(女優)江嶋千代子
石黒賢(男優)(特別出演)御蔵総一郎
戸田菜穂(女優)渡見恵子
脚本水島かおり(ペンネーム「矢沢由美」)
音楽佐藤直紀
撮影柳島克己
配給クロックワークス
美術部谷京子
尾関龍生装飾
編集阿部亙英
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【クチコミ・感想】

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1
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11.《ネタバレ》 うーん。まず安っぽい青春ドラマが映画としてつまらない。演出がクッソ寒い。
成海璃子のキャラクターがいかにも。書道ガールに通じる臭さが苦手。
噴水で水掛け合ったり、携帯に無理矢理電話入れたり、貧乏な子が出て来たり
厳しい先生との軋轢に、親の反対に、青春の叫びありで、もうベタな演出のオンパレード。
素人演劇が書きそうな脚本で、背中ゾワゾワもんで見てられないわ。
それでも、ミステリーパートがある。何かをやってくれるかもしれない!
そんな淡い期待はあっさり打ち砕かれました。
デミトリさん [DVD(邦画)] 3点(2017-03-28 00:48:05)
10.見て良かった。ミステリーとしてはガッカリだけど、青春ものとしては悪くない。文字通り、泣いて、笑って、喧嘩して、の成海璃子が青春そのもの! あと、劇中劇ってなんか惹かれる。『櫻の園』思い出しました。
フラミンゴさん [DVD(邦画)] 5点(2013-11-11 07:25:20)
9.少女達が立ち上げた劇団が、なぜあんなに人気が出たのかイマイチ理解出来なかった。が、本気でプロを目指して頑張る姿は輝いていて良かった。ジャンルでいうと青春もの+ミステリーという感じですが、ミステリー部分にあまり期待をすると肩透かしをくうだろう。見所は4人の少女達の演技。青春ものが好きな人にはお薦めだが、如何せん暗すぎる。
ヴレアさん [DVD(邦画)] 6点(2013-10-21 20:56:40)
8.《ネタバレ》  実は、見てる最中はすごく楽しんでたんですよ。4人の少女たちの気持ちのふれあい、すれ違いがリアリティがあって面白くて。いったい、どうしてこのメンバーの一人が他のメンバーを殺すことになってしまうのか?どんな伏線がはられていて、どんな動機によってそんな悲しい結末になるのか?結末が近づくにつれて期待感が高まる一方でした。それが何?あの安っぽい動機、安っぽいトリック。がっかりしました。
 ミステリーのミスリードを完全に否定するつもりはないんですが、これはあまりに酷い。
 ただ、草刈麻有さんがちょっと可愛かったのと、まるでゴリ押ししてる様子がない、
いまどき珍しいお父さんの節度ある態度に+1点。
(邦画でよくありますよね、なんでこんなブ〇がヒロインなのと思ったら両親が有名俳優、女優ってケースw)
rhforeverさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-09-10 10:39:28)
7.話下手な人の話は、とかく長いものです。それは伝えたい事を全て語ろうとするから(自戒を込めて)。思いが強いと説明過多になってしまう心情は理解できますが、実際は逆効果です。相手の心に届けるためには、ポイントを絞り、相手に考えさせ、想像させる余裕を与えることが肝要と考えます。自身の思いを相手の心で再現してもらう余地を用意するのです。それは映画にも言えること。本作の脚本には、その心得が在りました。まるで程よい間隔の庭園の飛び石を踏む心地良さ。肝となるエピソードは丁寧に描きつつも、省略できる説明は大胆にカット。観客は見えない部分を、自身の頭で補足します。観客の想像力を信頼している良い脚本でした。ミステリーとしては真相部分が弱いものの、謎解きのヒント・伏線・ミスリードは存分に織り込まれているので不満は感じません。本格派ミステリーの風格でした。もっとも本作の見所はミステリーパートにあらず。少女たちの心の内を描いた青春ドラマにありました。対立、葛藤、混乱、そして模索…。彼女らは、その未熟な心と体で、もがき苦しみます。でもそれは何かを創造するために必要な痛み。自分の居場所を確保するための試練。決して無駄な苦しみではありません。現状維持に四苦八苦しているおじさんからすると、それはとても眩しく、羨ましい光景に思えました。人間、若いときに、動けるときに、行動しておかないと後悔しますね。忽那汐里や成海璃子ら実力派の若手女優の熱演が観る者の心を打つ、青春ミステリーの佳作でありました。
目隠シストさん [DVD(邦画)] 8点(2012-06-20 21:47:18)(良:1票)
6.青春映画としては8点くらいあげたいのだが、どうしてミステリ仕立てにしちゃったのか?ラストの謎解き部分で作品の質がガクッと落ちた感じ。主演の少女4人はみんな良かった。
フライボーイさん [DVD(邦画)] 6点(2012-04-23 10:38:16)
5.《ネタバレ》 4人の名前に「東西南北」が一字ずつ入っているからといって、なぜそれが『羅針盤』という劇団名の由来となるのか(誰か案内するの?)、イマイチ腑に落ちないにもかかわらずなぜそれがハシャいで噴水に飛び込むという「映画みたいな」行為につながるのか、我々としては、画面の向こう側の人がそう思ってるんだからそうなんだろうと思うしかないわけで、この出来事がこの映画のだいたいを象徴している。

蘭が3人に合流するという、皆が期待するシーンをなぜ飛ばしたのか、意味不明の素人漫才のようなストリート演劇が、なぜ評判となり黒山の人だかりとなるのか、そして肝心要の劇中劇(メインとラストの両方)は、どうストーリーと絡み合いどんな「映画的」効果をもたらすのか、これらは映像による説得力が大きな意味を持つわけで、「原作がそうなんだからしょーがねー」ですましていられる話ではなかろう。それでもなにか諦めたように淡々と撮り続けてしまうのは、「観客」という存在に対してあまりに無責任、もしくは馬鹿にしすぎているというものではないのか。映画は評論家に見せるもんじゃねーぞ。

ただし、廃墟の映画撮影シーンの数々の光のコントラストはたしかに魅力的だし、これからも私の脳に残り続けるだろう。こんなチラ裏に書き散らしたようなアホ脚本ではなくもっと本格的な、濃いい脚本で一度撮らせてあげたらという気も、少しするこた確かである。
アンギラスさん [映画館(邦画)] 5点(2011-06-12 13:03:25)
4.忽那汐里の提案によって四人が公園のブランコに乗る短いシーンは当然ながら原作小説にはない、ロケーションを活かした映画オリジナルのささやかな設定である。

それは四人の一列横並びと、ブランコの振り子運動、そして吊り手を握りしめる拳を映画表現する為のものと思ってよい。

謎解きの理屈は原作の領域に過ぎない。言語の行間を如何に実景化し、如何に画面にのせるかが映画の要であり、この作品はそこが充実している。

岸壁で夕陽に見惚れるシーンの横並び、公園の噴水でのじゃれ合い、衝動的な疾走と絶叫、健気な「手」のアクションなど、小説の記述では成し得ない映画ならではのエモーションにことごとく打たれる。
喜怒哀楽の内心を紋切型の表情演技で表出させない、微妙に屈折やコンプレックスが入り混じる女優たちの思春期の相貌もとてもいい。

四人はあるときはバラバラな方角を向き、あるときは求心的に向き合って手を重ね合い、そして横一列に並んで一方向を見つめる。

座り方、立ち方で各キャラクターの個性差を提示しながら四人を一画面内に収める配置はバラエティ豊かで、かつ的確だ。

舞台上で手を繋ぎ合ってスポットライトを浴びる四人のシルエットの画も美しい。

ユーカラさん [映画館(邦画)] 8点(2011-06-11 20:15:03)
3.《ネタバレ》 「なんで殺人事件なんだろう?」って。羅針盤という4人の少女で構成された演劇集団のうちの一人が死んだ、そして犯人もその羅針盤の中のメンパーらしい、というミステリー要素が核に存在しているので、過去に戻っての物語が、じゃあ一体どういう経緯で壊れやすい繊細な束の間の時を過ごす4人の中で殺人が起きてゆくのだろう?そこにどんな悲劇があったのだろう?って思う訳じゃないですか。結果として青春物語としてのその繊細なひとときと殺人事件とがまるっきり融合していなくて。少女達が演劇集団を立ち上げ、路上ライブ、コンクールへと至ってゆく道はいちいち唐突な展開が多いという難点(省略の妙と言うよりは行間空け過ぎ)がありながらも、とても魅せてくれて、だけど内部で殺人にまで至る、その若さの中での破滅への道って一体・・・って思っていると、実はそこには至らずにアンフェアなミスリードによる陳腐なミステリーの姿が露わになる訳で。メンバーの一人を失った事から続いてゆく喪失と再生のドラマをそこに見る事もなく、もうミステリー部分は全く必要なかった、単にジャマだったんじゃ?と。メンバーひとりひとりが抱えた苦悩、問題、それらがキャストの好演によって痛みを伴って伝わってくるだけに、安っぽいクライマックスの復讐劇からラストにかけての無粋さには頭を抱えたくなるのでした。なんてもったいない事を・・・。
あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 6点(2011-05-21 00:11:22)
2.自分は好きだなあ、この映画。
確かにサスペンスとしては2点くらいの内容なんですが、出てくる女の子がすこぶる可愛いです。
成海璃子はウザいくらいに猪突猛進なキャラにはまっていますし、
森田彩華のボーイッシュさには惚れそうになれましたし(特に中盤のアレは反則)、
草刈麻有も「内に秘めた」演技がうまい、
忽那汐里は死ぬほど萌えます。
書いてて自分が気持ち悪く思えてきたのでそろそろ止めますが、彼女たちをほとんど知らない自分がこんなに魅力的に思えたのです。
これ以上なくアイドルを自然体で、かつ魅力的に表現しています。
観てて恥ずかしいくらいのザ・青春なシーンもいい。劇中劇の内容も面白い。
台詞は女子高生らしい「くだけかた」ですし、体当たりで演技をしてくれるので楽しいのです。
それはミステリー部分の安っぽさ(失礼)を補ってもあまるほどでした。
なのでファンは女房を質に入れてでも観るように。
ヒナタカさん [映画館(邦画)] 8点(2011-05-20 20:47:01)
1.《ネタバレ》 原作は未読。一応誰が誰を殺したみたいに話は進んでいきますが、途中からサスペンス部分がほっポリ出されてしまった感じで、最後の謎解きも取ってつけたような印象になってしまっています。これなら4人の演劇にかける青春ストーリーでよかったような気がします。なんか中途半端。
ハチロクさん [映画館(邦画)] 5点(2011-05-20 17:51:16)
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【点数情報】

Review人数 11人
平均点数 6.00点
000.00%
100.00%
200.00%
319.09%
400.00%
5327.27%
6436.36%
700.00%
8327.27%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review1人
2 ストーリー評価 2.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 2.50点 Review2人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 2.00点 Review1人
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