鮮血の美学のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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鮮血の美学

[センケツノビガク]
(白昼の暴行魔 II/17才・襲われた誕生日)
Last House on the Left
1972年上映時間:85分
平均点:5.09 / 10(Review 11人) (点数分布表示)
ホラーバイオレンス
新規登録(2003-12-27)【腸炎】さん
タイトル情報更新(2012-10-07)【M・R・サイケデリコン】さん
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監督ウェス・クレイヴン
キャストマーティン・コーヴ(男優)
脚本ウェス・クレイヴン
製作ショーン・S・カニンガム
配給日本ヘラルド
編集スティーヴ・マイナー(編集助手)
ウェス・クレイヴン
その他スティーヴ・マイナー(プロダクション助手)
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1
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11.《ネタバレ》 ベルイマンの「処女の泉」がモチーフだそうで、といっても娘を殺された両親が森の中で復讐する、という点が同じだけで件の作品の持っていた宗教的救いなんぞ全くなくただ後味が悪いだけ、という作品です。
とは言え後味が悪いのはこの作品に限らずこの年代に作られた作品の大多数が当てはまるので何とも言えないのですが。
確かに内容は不愉快。現代の視点から見ればそれほど直接的に痛めつけられるというわけでもないのでそれほど陰鬱さは感じないのですが、何か所かはそうしたシーンもあり。
ただ冒頭から「観る映画間違えたんじゃね?」と思ってしまうような牧歌的な始まりをするのと、本筋の内容とは別に挿入されるコメディ要素がどうしてもちぐはぐな印象を受けてしまい、乗り切ることができませんでした。
クリムゾン・キングさん [DVD(字幕)] 5点(2021-07-03 04:18:04)(良:1票)
10.《ネタバレ》 アマゾンで「ヒッチハイク」という映画のレビューを読んでいたら、デビッド・ヘスという人が同じような役を演じていると書かれてあったので観たのですが、犯人のボス役が同じ設定というだけで、「ヒッチハイク」には到底及びません。ベイルマンの「処女の泉」のリメイクとのことですが、公開当時はニューシネマの影響があったのか、中途半端に退廃的で、BGMがミスマッチすぎます。ただ誘拐した女の子二人を森でレイプして、迷子になって行きついた家が偶然被害者の両親の家で、殺害したことがバレて、両親が復讐するだけの内容です。冷たいシーンが続くのに、追いかける警官がガス欠して、ヒッチハイクするシーンにコメディ要素をつけている点など、監督のセンスを疑ったりします。1時間20分ですが、とても長く感じました。つまんなかったです。
クロエさん [DVD(字幕)] 3点(2014-03-01 19:06:03)
9.実話とは謳っているけど、いくら何でもこれはというような脚色が多々あってびっくり。
一応バイオレンス映画なのに、カントリーミュージックみたいなのどかなBGMが浮きまくってて面白いが、ストーリー展開はやたらもっさりしていて、緊張感はまったくといっていいほど感じないです。どぎついシーンもかなり控えめ。
映像の粗さが、少々生々しさを与えてはくれるけど……。
MAHITOさん [ビデオ(字幕)] 2点(2013-03-27 04:14:00)
8.《ネタバレ》 自主映画さながらの俳優・カメラの素人っぽさが普通の映画ではありえない奇特の雰囲気を醸し出す。1時間にわたる何のカタルシスもない展開の後に起こる殺人。その後の衝撃的な展開・・・にもかかわらず全く盛り上がらない(盛り上げる気がない?)物語演出。挙げ句の果てには、所々で明るげな音楽が顔を覗かせはじめる。一体制作者は何を見せたかったのか? その意図を全く汲み取れないこと自体にこの作品の恐怖の本質がある。狂気そのものが垣間見える稀有な作品。おぞまし。
j-hitchさん [DVD(字幕)] 6点(2012-07-22 01:47:40)
7.《ネタバレ》 この映画はベルイマンの『処女の泉』をパクったというのは有名ですが、確かに見比べるまでもなく舞台がほぼ森の中だけ(つまり、低予算で撮れる!)などそっくりです。お父さんお母さんが三人組を簡単に家の中に入れメシまで喰わせるなんていくらなんでもおかしいぞと思いますが、オリジナルがそうなっているので仕方がないわけです。しかしあの『処女の泉』をこんなエクスプロイテーション映画にしちゃって、ベルイマンはどういう反応を示したんでしょうかね。もっとも、『処女の泉』は『羅生門』からヒントをもらったとベルイマンも公言しているわけで、ということは『羅生門』のリ・リメイク(?)でもあるわけです(笑)。 エロもグロも大したレベルではないし、いくら新人監督と言ってももう少し何とかならなかったのかという俳優の演技、この映画が割と高評価されるのが正直自分には理解できないんです。そう考えると、ウェス・クレイブンという人、上手くなったし良くここまで出世したもんです。
S&Sさん [DVD(字幕)] 3点(2012-05-13 23:13:12)
6.《ネタバレ》 エンドクレジットが流れ出して数秒後 ‥ 『なんかスッキリしないね』って嫁。(まあね、気持ちはわかるけど)
『でもまだあの人死んでなかったよね』って嫁。(だれだれだれ? ‥って一体誰のこと言ってんや???)
『ほら、あのチ○コ気持ちよさそうにしてもらってたひと』って嫁。
 「はぁ?? なんで? あいつチ○ポ食いちぎられて死んでたやんか」って俺。(ちゃんと見ていてそうで見ていなかったんかよ おまえ)
『見たよ でもちゃんと死んでないやんあの人』って嫁。
 「なんでや 普通、チ○ポ食いちぎられたんやから死んだに決まってるやろーが!」って俺。
ところがどうして反論してくる嫁、『普通ってなに?あれくらいじゃ死なないでしょ 結局、チ○コやっただけやんね』って嫁。
なんてついには(たかがチ○コみたいなことを)言いだしやがったぞこの嫁。
(おいおい待てよ おまえチ○ポ噛み切られた時の痛みを知らんのか?  知るわけなかろうけどさ)
さらにかぶせてくる嫁、『死んでないよ チ○コ無しでも生きてるよ』って嫁。
(おいおいおいおいおい なんでだよ チンポ噛み切られたんやったら血がジョババババーーッて出てくるやろが 意識もうろうとなってくるやろが 手首どころの騒ぎじゃないだろが そもそも俺だったら出血多量でどうのこうのっていうよりか、一瞬にしてショック死してるかもしれんちゅの。) 
どうやら女子的にはチ○ポに復讐って程度ではすごく物足りなかったらしい。
もとい、どうやら中年女子的にはチ○ポに復讐って程度ではすごく物凄く物足りなかったらしいようです。では、以上。

3737さん [DVD(字幕)] 7点(2011-10-09 13:28:30)(笑:2票)
5.製作ショーン・S・カニンガムに、監督がウェス・クレイヴン(しかもエンドクレジットをぼんやり眺めてりゃ、スティーヴ・マイナーなんて名前まで出てくる)、これが80年代だったら、まるでホラー映画界が総力を挙げて作ったような作品か、となりそうな顔ぶれですが、いかんせん製作72年。みな無名。と言う訳で、いかにもグラインドハウスな香りも高い、クズ映画です。でもクズとは言え、この到底隠しおおせないチープさの中で、しばしば現れる確かな構図に、後の才能の開花を見るような見ないような。内容的には、二人のオネーチャンが変態どもにとっつかまって、変態的にいたぶられて・・・という、まあ変態映画ですが、単なる変態映画に終わらないのが、後半の意外な展開(予想外、というより、まさかこんな予想が当たるとは思わなかった、という意外性)。単なる変態映画じゃないとは言っても、要するに二重の変態映画ですね。この映画、元ネタはベルイマンの『処女の泉』だという説がありますが、この後半については、むしろ『ホーム・アローン』を思い出させるものが。全然違うけど。あと、映画冒頭で「実話に基づく」とか言ってるけど、そんな訳あるか!と言いたくなるのは、内容の残酷性とかについてじゃなくて・・・・・・そんな偶然、あるかい!!(どんな偶然かは、観てのお楽しみ)
鱗歌さん [DVD(字幕)] 6点(2011-09-25 13:53:24)(良:1票)
4.《ネタバレ》 80分ちょっとの映画だが、3時間の大作を観た時くらいの虚脱感。別に退屈だったわけではない。全編を通して描かれる不快極まりない描写の数々に、ホラー映画を見慣れた自分でもさすがに気分が悪くなった。脱獄犯たちの凶行を前半たっぷりと時間を割いて描いているため、後半の怒涛の復讐劇が活きてくる。チェーンソーを振り回す父ちゃんも頑張ったが(『悪魔のいけにえ』より先にチェーンソーを殺しの道具にした作品としても知られている)、色仕掛けで犯人を誘いチ〇ポを食いちぎる母ちゃんが凄すぎる!
フライボーイさん [DVD(字幕)] 7点(2011-08-31 08:41:26)
3.怖い話なのに、所々コミカルな音楽なノリが「2000人の狂人」を彷彿させる。でもこっちのほうが展開がえぐいんで、コミカルな音楽は余計に不快感が増幅されるねん。しかも警察の能天気な一面がさらにむかついてくる。古い映画なので、雰囲気も描写も古臭いがそれが逆に気持ち悪い。とにかくオチまで色んな意味で不快指数上昇。で内容は「発情アニマル」と同じで悪いことした奴の悪さを不愉快に描き最後はぶっ殺す。広い意味でいえば「大魔神」とか「地獄」とかもこーゆうスタンスの映画かも。でも不愉快なシーンがエグく展開も何一つ救いがないので、ひきすぎて悪をやっつけるカタルシスなんてあまり感じなかった。いや、やってもーたれ!とゆう殺意は感じるが、全てが終わった後、なんとも言えない空虚な気持ちなってもーた。そんな映画が観たければどーぞ。あ、不快指数をあげたぶん評価もあがります。
なにわ君さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-06-14 01:07:06)
2.コアなホラーファン、あるいはその業界の人ですら「非常に不愉快」と評するこの作品。ドキュメント『アメリカン・ナイトメア』によればヴェトナム戦争の影響を多大に受けた作品らしく、現実のニュース映像の射殺シーンをなぞるような映像もある。生理的に気持ち悪いというのもあるが、何より脚本にまったく救いがない。罪のない少女が暴行されたあげく惨殺され、少女の両親がたまたま出会った犯人たちに常軌を逸した復讐をするというストーリー。名匠ベルイマンの『処女の泉』という神話的な作品を下敷きにしているとのことだが、宗教的な救済のもたらされる『処女の泉』に対し、本作は「この世に神なんているものか」という呪詛の言葉が聞こえてくるかのようだった。きっと監督は自身のトラウマ、狂気を消化するために、この奇妙な映画を製作せずにはいられなかったのだろう。心的外傷を受けた子供は遊びの中で辛い出来事を再現するというが、ヴェトナムという地獄を経験したあとではこんな形で世界に対する悪意を発散するほかなかったのかもしれない。内容にまったく合っていないコメディの要素を取り込んでいる辺り、正気じゃないなあと思う。
no oneさん [ビデオ(字幕)] 5点(2006-03-18 22:56:24)
1.13金などに続く、スプラッタホラーの元祖、みたいな謳い文句だった。成る程、今思い出しても、ショッキングなシーンがあった。邦題のセンスが光る。やはり観るのは「自己責任」で。
マックロウさん 5点(2004-06-11 13:50:06)
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【点数情報】

Review人数 11人
平均点数 5.09点
000.00%
100.00%
219.09%
3218.18%
400.00%
5327.27%
6218.18%
7327.27%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.50点 Review2人
2 ストーリー評価 3.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 2.00点 Review2人
4 音楽評価 1.00点 Review2人
5 感泣評価 2.00点 Review1人
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