血と骨のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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血と骨

[チトホネ]
Blood and Bones
2004年上映時間:144分
平均点:5.89 / 10(Review 83人) (点数分布表示)
公開開始日(2004-11-06)
ドラマ犯罪もの実話もの小説の映画化バイオレンス
新規登録(2004-06-20)【すぺるま】さん
タイトル情報更新(2024-03-01)【イニシャルK】さん
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監督崔洋一
助監督河合勇人
演出武正晴(演出部応援)
キャストビートたけし(男優)金俊平
鈴木京香(女優)李英姫
新井浩文(男優)金正雄
田畑智子(女優)金花子
オダギリジョー(男優)朴武
伊藤淳史(男優)龍一/金俊平(少年時代)
濱田マリ(女優)鳥谷定子
中村優子(女優)山梨清子
北村一輝(男優)元山吉男
柏原収史(男優)張賛明
寺島進(男優)朴希範
松重豊(男優)高信義
仁科貴(男優)金容洙
トミーズ雅(男優)酒屋の主人
唯野未歩子(女優)金春美
塩見三省(男優)大山(金成貴)
國村隼(男優)趙永生
ガンビーノ小林(男優)キャバレーの男
眞島秀和(男優)鄭烈
斎藤歩(男優)玄昌休
中村麻美(女優)大谷早苗
平岩紙(女優)鳥谷ゆき子
伊藤洋三郎(男優)藤田
森田直幸(男優)金正雄(少年時代)
喜安浩平(男優)徳山
ちすん(女優)
國本鍾建(男優)
飯島大介(男優)
原作梁石日「血と骨」
脚本崔洋一
鄭義信
音楽岩代太郎
佐々木次彦(音楽プロデューサー)
浅梨なおこ(音楽エディター)
撮影浜田毅
製作石川富康
ザナドゥー(「血と骨」製作委員会)
朝日放送(「血と骨」製作委員会)
東芝エンタテインメント(「血と骨」製作委員会)
松竹ブロードキャスティング(「血と骨」製作委員会)
企画泉英次
中川滋弘(企画協力)
松竹
プロデューサー榎望
中嶋竹彦(アソシエイトプロデューサー)
制作松竹(制作協力)
配給松竹
ザナドゥー
特殊メイク江川悦子
特撮岸浦秀一(操演)
美術磯見俊裕
三ツ松けいこ(セットデザイン)
龍田哲児(装飾)
衣装小川久美子(衣裳デザイン)
ヘアメイク豊川京子
編集奥原好幸
録音武進
小野寺修(整音)
松本昇和(録音助手)
照明高屋齋
木村明生(照明助手)
金子康博(照明部応援)
その他岩代太郎(指揮)
文化庁(支援)
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83.《ネタバレ》 シリアスな映像と音楽は素晴らしい。一人の人間の半生を俯瞰的に息子の目から語るという点では可もなく不可もなくといったところ。ただ、割るのに好都合なガラス戸や引っ繰り返されるために置かれているような卓袱台が、お約束のように割られたり引っ繰り返されたりするのは興をそぐ。
ブッキングパパさん [インターネット(邦画)] 4点(2020-05-12 20:50:01)
82.《ネタバレ》 崔洋一監督が「御法度」で俳優として共演したたけしを主演に起用して手掛けた映画。大阪へ渡ってきたたけし演じる在日朝鮮人の男の一代記を描いているが、とにかくこの男 金俊平の横暴で狂暴なキャラが終始際立っていて、演出やストーリー云々言う前にこのパワフルな主人公の存在に圧倒されっぱなしの2時間半で最後まで目が離せなかった。たけしは自身の監督作以外では久しぶりの主演だったそうだが、まさしくこの役はたけししか考えられないと思うほどにハマっていて、たけしなしにはこの映画は成り立たなかったのではと思う。ただ、やはり全体としては長い原作(未読)をがんばって映画にまとめているといった印象で、重厚で見ごたえある内容にも関わらずダイジェスト感が強くなってしまっているのは仕方がないと分かっていてもちょっと残念。とはいえ、連作でこの物語を見たいかと言われてもなにか微妙な感じ。絶対に感情移入できないような主人公なのだが、彼に振り回されるほかの登場人物たちには思わず同情に近い感情を抱いた。とくに、父親である俊平の暴行から逃れるために結婚し、その夫からも暴行を受け、自殺してしまう花子(田畑智子)が哀れすぎる。その通夜にふらりと現れた俊平が娘を出せと暴れるシーンは唯一、この映画の中で主人公の子供に対する愛情を感じさせていて良かった。(ちょっと笑ってしまったシーンでもあるけど。)ほかの出演者に目をやるとのちに「アウトレイジ」シリーズに出演する國村準や塩見三省が出演しているのが今になって見るとなんだかにやにやしてしまった。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 6点(2017-08-15 17:44:51)(良:1票)
81.《ネタバレ》 観ていてはじめからずっと、訳が分からない状態が続く。この男が何を根拠に生きているのか、金、女、血?何がこの男を突き動かしているのか…。訳が分からないままなのに目が離せない。俳優がみな良い演技をしているからか、細部を描いて時代のリアルに迫っているからか、とにかく惹きつけて離さない。日本の東から西を見ると大阪が見える。そのまた向うに朝鮮が見える。父親というもの、血というものが人を支配しているのか…。映画は何一つ明らかにしないまま、男が最後に全財産を共和国に寄付して朝鮮に帰ったというナレーションで終わる。そこで初めて観客は何かを想う。この映画や原作が書かれた時にはまだその惨めさが十分知れ渡っていなかった「北」の悲惨は、原作者や監督の崔洋一をはるかに越えている。
さん [DVD(邦画)] 6点(2014-07-05 16:34:41)
80.《ネタバレ》 たけし演じるクソ野郎が憎たらしくて、早く死んでくれないか、酷い目に合ってくれないかと思いながら観た。家族を含むほぼ全ての周りの人物も同じように思っていただろう。
葬式での乱闘シーンは、ラン島の隅っこで遺体を移動させる人々やら、何で殴りあってるかわからないような人々も「本気」の顔をしているので圧倒されて、笑ってしまった。そういう細かい部分で芸が細かいので退屈しない。
もう少したけしのキャラクターに奥行きがあれば、もっと名作になっただろう。在日朝鮮人という設定上「ただの怪物」で終わらせてしまうのは勿体ない。
松重豊が何で、あんなにも彼の面倒を見続けたのかがよくわからなかった。
すべからさん [映画館(字幕)] 7点(2014-05-03 15:20:54)
79.『ゴッドファーザーPARTⅡ』でしょうなあ。船でニューヨークならぬ大阪にやってくるところから始まる移民のドラマ。ほとんどオープンセットで展開するのは好み。でも長編小説の映画化はどうしても、エピソードの並列になってしまう。連続ドラマにこそ向いている。「弦楽のレクイエム」調の音楽で、人々はこうして生きたという鎮魂のようでもある。立つ人々の印象が強い。喧嘩を見守って立つ人々、警察の前で待って立つ人々。当事者ではないことにホッとしつつ、当事者を取り囲んで生きてきた無名の人々の厚み、というか。首吊った田畑智子の図がなにやら神々しかった。パゾリーニの『テオレマ』の屋根に、こんなの浮かばなかったっけ? そういう部分部分で息を呑む瞬間はあった。豚の解体。
なんのかんのさん [DVD(邦画)] 6点(2013-09-30 09:37:22)
78.北野さんのことは好きではなかったのですが、この作品で見直しました。
勝者のみが正義ではない今の日本は本当にありがたいです。
こねさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-10-30 21:34:58)
77.話自体はとても重厚で、見応えのある内容。
だが、ビートたけしがミスキャスト。
これが最大の致命傷。

そして、見ていて楽しい内容ではない。
一人の化け物を扱った一代記として、ただ鑑賞するだけの作品。
にじばぶさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-10-22 01:29:33)
76.《ネタバレ》 仕事、子作りなど狂ってるほどアグレッシブルなたけし。たけしはクレイジーな役が合う。ただ内容はなにを伝えたいのかよく分かりませんでした。
とむさん [DVD(邦画)] 4点(2012-03-27 00:55:50)
75.痛い。が、見続けてしまう。そして、考えてしまう。
lalalaさん [DVD(邦画)] 6点(2011-11-07 16:23:31)
74.監督と俳優の「父」観への共感から生まれた作品かも。好きな作品ではないけど、否定はできない。

おばちゃんさん [DVD(邦画)] 6点(2011-08-14 19:49:17)
73.ストーリーや演出云々というより、とにかくこの主人公の男が凄まじくパワフルで、
ただ圧倒されるばかりだった。たけしにはぴったりの役柄で、鬼気迫る演技を見せてくれる。
あとは嗜好の問題。人間が持っている醜い欲望を、すべてあからさまにしたようなキャラなので、
ほとんどの人が、かなり嫌悪感を抱くのではないかと。まあ、二度と観ることはないだろうな。
MAHITOさん [DVD(邦画)] 5点(2011-08-13 10:39:21)
72.少し長かったし、結局何が言いたかったかは私には分からなかった。たけし以外が演じていたらあの理不尽さに不快感を憶えただろうと思うあの人物の一生に、恐ろしさと哀れさぐらいしか感じれなかった。
なこちんさん [DVD(邦画)] 5点(2010-12-21 06:38:15)
71.たけしの凄みを感じさせる演技。
他キャストも申し分ない演技で、ひとりの恐ろしい男とそれに振り回され続ける人々を充分に表現出来ている。時折目を背けたくなるほど、痛々しいシーンもあり、部分部分で観ればかなり強烈な印象を持った映画ではある。

しかし、観終わってみて頭に残るのは、理不尽なまでのあらゆるもの(金、女など)への暴力描写、それに連鎖する不幸ばかりで、原作未読のためか、一体この映画で監督はいちばん何を言いたかったのかが理解出来なかった。
単に「怪物のような男が存在した」ということか?

在日朝鮮人という重みのあるバックボーンと、
主人公がいかにしてこんな怪物のような人間に至ったか
それらをもっと深く丁寧に描いてくれても良かったのではないだろうか。

逃れられない悲しみは連鎖していくが、登場人物に感情移入出来ず、もう一度鑑賞する気にもなれない原因はそこにあるように思う。

役者陣がかなり体を張った演技をし、映像、音楽ともに素晴らしい出来であるために、凄く惜しいというか勿体ないというか。

おーるさん [DVD(邦画)] 5点(2010-01-02 16:47:05)
70.《ネタバレ》 なにか出来事が起きて、それにたいして人間たちが一喜一憂(本作ではほぼ憂)をリアクションするというだけで2時間以上押し通す映画。金俊平というよりも、金俊平に翻弄され続けた女性たちにいたく感情移入する。田畑智子を泣かすやつはおれが許さない。
no_the_warさん [DVD(邦画)] 8点(2008-12-31 03:53:40)
69.昭和の中頃の市井にあった愚かさや不条理がストレートに表現されている。土地柄や時代が自分の幼少期とかぶっており、誇張とは思えないシーンもあって引き込まれた。当時のご近所にいた嫌いなオヤジを合体させたら、確かにあーいうオヤジが出来上がったと思います。理不尽が服を着て歩いているようなオヤジです。この映画から自分は思想的なものは何も感じなかったが、その冷徹な目線がどうしようもなく哀しい生き方しか出来ない男の輪郭を鮮やかに描き出していて、重苦しい見応えがありました。あの男の一代記として、このタイトルは秀逸だと思います。
アンドレ・タカシさん [DVD(邦画)] 8点(2008-09-06 23:55:39)(良:1票)
68.暴力・金・女で固められた主人公・金俊平のインパクトは強烈で役者・ビートたけしの熱演がひかりました。長い時間でも金俊平のバイオレンスな生き様を鮮烈に描かれていたので飽きませんでしたが人それぞれの好みでしょうが僕個人では好きです。刺青の若やくざを演じたオダギリジョーも非常にかっこよかった。
mighty guardさん [DVD(字幕)] 8点(2008-08-23 09:56:53)
67.だらだらと起伏のないそれでいて強烈な映画でした。
あんなものは確実に心に残りますよ。
チビすけさん [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2008-05-19 01:46:26)
66.《ネタバレ》 後味はよくないし、楽しい場面も全然ないし、憂鬱の感じが支配する内容だけど、最後までちゃんとみれました。そう考えるとそう悪くない映画なのかもしれない。最後の北朝鮮での場面って必要かなあ?
紫電さん [DVD(邦画)] 5点(2008-04-14 22:37:07)
65.たけし、おっかねー。
Yoshiさん [DVD(邦画)] 5点(2008-03-19 20:35:31)
64.《ネタバレ》 観ている間は悪夢を見ているような気分。傍若無人な親父がむかついてむかついて。
たけしがやってくると「うわー!みんな逃げろ!」と心の中で叫んでしまった。
だんだん親父が年老いていって、大暴れしたあと、崩れるように倒れたときは「ざまあみろ」と思ったね。
家の中を壊しまくるシーンが爽快。
eurekaさん [DVD(邦画)] 7点(2008-03-15 16:24:41)
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【点数情報】

Review人数 83人
平均点数 5.89点
011.20%
122.41%
222.41%
311.20%
444.82%
51922.89%
62024.10%
72530.12%
878.43%
922.41%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review5人
2 ストーリー評価 6.14点 Review7人
3 鑑賞後の後味 4.50点 Review8人
4 音楽評価 6.00点 Review4人
5 感泣評価 3.50点 Review4人
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