悪魔の水車小屋のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。 > english page

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 ア行
 > 悪魔の水車小屋の口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

悪魔の水車小屋

[アクマノスイシャゴヤ]
The Devil's Mill
(Certuv mlýn)
1949年チェコ上映時間:21分
平均点:7.50 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
ホラーアニメ
新規登録(2004-11-30)【かんたーた】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督イジー・トルンカ
脚本イジー・トルンカ
美術イジー・トルンカ
あらすじ
田舎にオルゴール弾きのおじさんがやってきた。戦争で治らない傷を負った(らしい)おじさん。美しい夕暮れの中、家もなく、食べ物もなく、ただただ野山を歩いて行くおじさん。あっ、水車小屋があったっ! よかったなあ、長い間使われてないみたいだし今夜はここで泊まっちゃおう! …でも、この小屋には先客が棲んでいたのでした…。セリフ一切なし。丁寧にアニメートされた人形の動きだけで、傷病退役兵を表現してしまった驚愕の短編。映像詩人トルンカの美学に酔いたま~い。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
2.『都会の牙』に続き、かんたーたさんエライ! よくぞトルンカ御大を登録してくれました!(←超面倒臭がり) この作品はトルンカ作品の持つ「アニメーションはこうあるべき」という哲学のようなモノがにじみ出ていますよね。前半で「ちゃんとリアリズムもできるんだよ~ん」と丁寧な撮影をしておいて、後半のポルターガイスト魔物バトルでは「でもやっぱり本当にモノを動かすのは観客の想像力なんだよ」とばかり、詩情と怪奇現象を両立させる。記号的・合理的・論理的な画面造りに傾斜していったアメリカのアニメが忘れたものが、トルンカ(と彼のあまたの弟子たち)の映画には普通に息づいています。観客が想像力を尽くして積極的に《観る》という楽しい作業をする事で、彼らの作品は初めて《完成》するのです。
エスねこさん 7点(2004-12-18 15:55:47)
1.《ネタバレ》 トルンカの作品を観たのは今回が初めてだけれど、何よりもまず驚いたのがこれが短編アニメであるにも関わらず劇映画と変わらぬ迫力と演出力を持っていること。特に後半の水車小屋での影の使い方には度肝を抜かれた。人形の動きはほぼ完璧と言っていいほどの高い完成度を誇っており、さすがはパペットアニメーションの巨人と呼ばれるだけのことはあると思った。物語の方はミステリアスな雰囲気が良く本気でゾクゾクさせられる。悪魔のメタモルフォーゼから終盤にかけての怒涛の展開は、CGなどでは表すことの出来ない独特の生々しさが滲み出ていて良かった。
かんたーたさん 8点(2004-12-18 11:52:41)(良:1票)
別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 7.50点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7150.00%
8150.00%
900.00%
1000.00%

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS