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東京五人男

[トウキョウゴニンオトコ]
1945年上映時間:84分
平均点:6.00 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
公開開始日(1945-12-27)
ドラマコメディミュージカルモノクロ映画特撮もの
新規登録(2008-12-03)【にじばぶ】さん
タイトル情報更新(2017-11-25)【イニシャルK】さん
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監督斎藤寅次郎(演出)
キャスト古川緑波(男優)古川六郎
横山エンタツ(男優)横山辰五郎
花菱アチャコ(男優)藤木阿茶古
田中筆子(女優)藤木の女房
高堂国典(男優)善良な百姓
鳥羽陽之助(男優)軍需工場の社長
江藤勇(男優)髭の生えた検査員
藤間房子(女優)耳の遠い老婆
原作本木荘二郎
撮影友成達雄
製作本木荘二郎
東宝
配給東宝
特撮円谷英二(特殊技術 クレジット「円谷英一」)
編集後藤敏男
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【クチコミ・感想】

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4.《ネタバレ》 関西人としては、エンタツ・アチャコの漫才が見られたのが嬉しいです。大きな流れはありますが、エピソードをコント風につなげた形。今見てもけっこう笑えます。特にエンタツ・アチャコが風呂で歌うところは、今の漫才でもありそうなネタです。
話としては、政府(GHQ?)から何か出ているんじゃないかと思いそうな内容ですが、ヤミ屋がはびこる時代に作ったというのは、なかなか天晴れ。「みんなの配給品はみんなのもの」というセリフは、配給品を「税金」に替えれば現代でも通用しそう。金持ち百姓の嫌みっぷりとか、戦後まもなくの映画とはいえ侮れません。当時の東京の様子を知る資料としても一級品でしょう。
アングロファイルさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-08-06 07:52:58)
3.《ネタバレ》 笑わせようとする部分はそうでもないのだが、それよりも、焼野原でのバラック生活とか、配給やヤミ物資のやりとりなど、生活描写の1つ1つがいちいち生々しいのです。そこで変な事件やアクシデントに走っていないところが、かえってある種の熱気をそのまま伝えています。終戦後半年でここまでの作品を作っていたというのも驚き。
Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2012-08-06 03:02:59)
2.その後の復興なった歴史を知っている者から見ると、焼け跡の風景に爽やかな解放を感じられるが、当時まだ前途真暗だっただろうから、ここに描かれる未来への希望は必死なものだったんだろう。それをコメディとして提示したとこに、庶民の底力への信頼が感じられる。中心になっているのは、不正を憎む素朴な正義感ね。ちょっと前まで異常な正義の時代が続いていて、「正義」に対する拒否反応や疑心暗鬼があってもおかしくないのに、とても健全に「正義」を信じている。というか、あの狂った正義の時代を越えて、最後にこういう素朴な正義があらゆる倫理の基礎になるべきだ、という考えに至ったんでしょうなあ。満員と行列に代表される世相描写も、同時代ゆえの手応えがある。強欲農家のシーンなどシュールな味わい。部屋の間の壁がひっくり返るようなドタバタもある。私の場合、戦後のイメージはもっぱら黒澤映画のギラギラとした世界で形作られてきたが、こういう爽やかな戦後風景もいっぱいあったんだなあと、新鮮だった。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 7点(2012-04-23 10:24:49)
1.《ネタバレ》 戦後の貧しい生活を下敷きにしたミュージカル喜劇。
ロッパ、エンタツ、アチャコ、と喜劇役者揃い踏みだ。

極貧の生活と荒廃した街という厳しい状況下の中で、明るく歌い騒ぎまくる。
なんと、能天気な作品だろうか。
にじばぶさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2009-03-04 23:26:17)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 6.00点
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200.00%
300.00%
400.00%
5250.00%
600.00%
7250.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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