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ソーシャル・ネットワーク

[ソーシャルネットワーク]
The Social Network
2010年上映時間:120分
平均点:6.54 / 10(Review 149人) (点数分布表示)
公開開始日(2011-01-15)
ドラマ青春もの実話もの伝記ものネットもの
新規登録(2010-09-21)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2023-04-09)【イニシャルK】さん
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監督デヴィッド・フィンチャー
キャストジェシー・アイゼンバーグ(男優)マーク・ザッカーバーグ
アンドリュー・ガーフィールド(男優)エドゥアルド・サベリン
ジャスティン・ティンバーレイク(男優)ショーン・パーカー
アーミー・ハマー(男優)キャメロン・ウィンクルボス / タイラー・ウィンクルボス
マックス・ミンゲラ(男優)ディビヤ・ナレンドラ
ルーニー・マーラ(女優)エリカ・オルブライト
ジョセフ・マッゼロ(男優)ダスティン・モスコヴィッツ
ラシダ・ジョーンズ(女優)マリリン・デルピー
ジョン・ゲッツ〔1946年生〕(男優)マーク・ザッカーバーグの弁護士 サイ
デヴィッド・セルビー(男優)ウィンクルボス兄弟側の弁護士 ゲイジ
アーロン・ソーキン(男優)広告会社の重役
エマ・フィッツパトリック(女優)シャロン
ダコタ・ジョンソン(女優)アメリア・リッター
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ(男優)社交クラブ(フラタニティ)の男
ブレンダ・ソング(女優)クリスティ・リン
ジェイソン・フレミング(男優)(ノンクレジット)
小松史法エドゥアルド・サベリン(日本語吹き替え版)
浪川大輔ショーン・パーカー(日本語吹き替え版)
四宮豪ウィンクルボス兄弟(日本語吹き替え版)
小川真司〔声優・男優〕サイ(日本語吹き替え版)
小島敏彦ゲイジ(日本語吹き替え版)
甲斐田裕子新人弁護士 マリリン・デルピー(日本語吹き替え版)
島香裕ハーバード大学学長 サマーズ(日本語吹き替え版)
加瀬康之ディビヤ・ナレンドラ(日本語吹き替え版)
東條加那子クリスティ・リン(日本語吹き替え版)
木下紗華アメリア・リッター(日本語吹き替え版)
脚本アーロン・ソーキン
音楽トレント・レズナー
アッティカス・ロス
挿入曲ザ・ビートルズ"Baby, You're A Rich Man"
撮影ジェフ・クローネンウェス
製作マイケル・デ・ルカ
スコット・ルーディン
コロムビア・ピクチャーズ
製作総指揮ケヴィン・スペイシー
制作グロービジョン(日本語版制作)
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
美術ドナルド・グレアム・バート(プロダクション・デザイン)
衣装ジャクリーン・ウェスト
編集カーク・バクスター
アンガス・ウォール
録音デヴィッド・パーカー[録音]
日本語翻訳松崎広幸
その他スティーヴン・ソダーバーグ(スペシャル・サンクス)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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149.《ネタバレ》 頭が悪いせいか内容をよく理解できなかった。
さらに理解できなかったのは面白さ。
この内容のどこに面白さがあったのか。
Facebookって今は廃れたけど、なんで廃れたのか。
全てがよく分からない。
にじばぶさん [インターネット(字幕)] 2点(2023-12-11 21:33:41)
148.《ネタバレ》 facebookの創設秘話。主人公は創設者マーク・ザッカーバーグ。私が、個人的にfacebookに興味がなく、当然ザッカーバーグにも興味がないことから、見るのが遅くなってしまいました。facebookのサービス自体に興味がなくても、その周辺には何かしら面白いことがあるかなと、思い直して見たわけですが、結果的には、あまり楽しめませんでした。facebookの成長過程を追う過去パートと、facebook創生期にアイデアを共有していた元同志達から訴えられ、いくつかの係争をかけもちでこなす現在パートとが、交互に切り替わりつつ進んでいくのですが、現在パートの係争は簡易的なもので、張り詰めた緊張感が感じられず、メリハリ面では、あまり効果的ではないように思いました。同じ係争を複数抱えていることで言えば、某巨大掲示板の元管理人なんかの方が、よほどネタとして面白い気が。しかし、アメリカの映画に出てくるアジア系の女って、化粧の派手さが独特で不快ですよね。一体全体どこから来るセンスなんだろう・・・。ヤマンバくらいに振り切れていれば、笑える分だけまだよいのですが・・・
camusonさん [DVD(字幕)] 4点(2023-04-23 15:52:37)
147.《ネタバレ》 日頃お世話になっているFacebookの創業秘話です。
分かってしまえば若者らしい単純な興味から生まれたに過ぎないのですが、確かYouTubeも最初は出会い系のようなものを作りたかったのだと聞いたことがありますし、必要は発明の母とはよく言ったものです。
映画の中でのマークはお世辞にも褒められた人間像には描かれていませんが、最初の一歩を踏み出すその勇気と才能はやはり称賛すべきものだと思いました。実話ベースの話が好きなので少し甘めの評価で。
めたもんさん [インターネット(字幕)] 6点(2021-12-21 00:44:35)
146.《ネタバレ》 はい、今更ながら、Facebookの使用用途と人気の秘密が何なのかをこれを機に正確な答えが知りたく《Facebookとはなんぞ?》で検索してみました。以下、①②③と抜粋してみました。

①、Facebook, Inc.は、カリフォルニア州メンローパークに本社を置くアメリカのテクノロジーコングロマリットである。
 @はい、そうですか。

②、もともと大学の友人同士をつなぐ、コミュニティーを作るために開発されました。気軽に友人の動向が見れて、返事が出せるという「ツナガル」ツールです。
 @そうでしょうね。もう少し詳しい御説明が欲しいなあ。

③、Facebookは世界的に最もポピュラーなSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のひとつです。SNSが人々の日常に深く浸透した存在となるにあたり、大きな役割を果たしたFacebook。2019年時点で月間アクティブユーザー23億人という巨大プラットフォームです。
Facebookの大きな特徴は、ハンドルネームの使用が一般的だったほかのSNSとは異なり、実名での登録がベースになっていたことでした。このような実態のある個人ベースのつながりが拡大して、現在では企業の利用も当たり前のものとなっています。
 @はい、分かりましたよ。真面目なご回答ですね。ありがとうございます。

だがしかし、本作の劇中内ではマークとエドゥアルド・サベリンが語っていましたね。
これぞ、“交際ステータス”となり、“興味あるコト”を調べ、“セックスする相手はいるか?”、を確認し、そしてそれこそみんなが何より知りたい情報で、その情報の中心となるのが ザ・フェイスブックなんだと。だから出会いを求めてみんながこのサイトにやって来て・・ですと。
そして、エドゥアルドが言う「女とヤる」➡️ マーク「そう最高だ」ですと。
 @ ということは、つまりはそれなんですよね。この会話には少なからずガッカリいたしましたか。そこは創設者からのメッセージとして、少し位はオブラートに包んでおくべきだったんではないのかと。

さてと、そんな本作なんですが、只今2021年であり、既に10年も経過した今、未来の者として私なんかが観賞するに至ってるんですが、なるほどですね、作りは面白いです。スピード感が半端なく一気に観れる。
ファーストシーンがマークとエリカで始まり、ラストシーンもマークとエリカで終わる。だからエンドロールのクレジット順では、マークの次に来るのがエリカ様。はい、それはもうご納得でしたよ。その順番、すごくごもっともなことであったと思います。
3737さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-10-10 00:30:13)
145.《ネタバレ》 フェイスブック創設時の仲間割れのお話、主人公が天才的プログラマーなのは判るが
人間的には魅力は無い
草のつるぎさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-06-21 13:22:20)
144.《ネタバレ》  SNSは基本やらない。株や投資もしていない。そんな自分にとって専門外すぎる映画。
 ただこんな素人の自分でも、少しは勉強になるかも。後学のために。それぐらいの気持ちで見ました。結果、ようわかりませんでした。素人お断りの作品であることは間違いないようですね。ストーリーについていけない部分、理解仕切れていない部分が少なからずあります。
 『エドゥアルドが口座を凍結。それに怒ったマークたちが株の追加発行をやってエドゥアルドの株の保有率を下げる。持ち株を希薄化されたエドゥアルドは共同創始者なのに役員を外される。』ということで合っていますか?
 実話ですから仕方ないのですが、誰にもなびかないマークが何故ショーンにだけ惹かれるのか。エドゥアルドはマークが嫌われ者だったときからの友人でずっとマークを支え続けてきた良き理解者であったのに、なぜこんな仕打ちを受けたのか。納得のいく説明がないまま、事実だけを淡々と見せられて、まるで古い新聞記事を読んでいるようでした。
 ただ今までフェイスブックに興味がなかった私が興味を持ち始めてしまったので、そういう人が増えるだけでもこの映画は成功なのかもしれません。むしろこの映画自体がフェイスブックの宣伝媒体になるとマーク・ザッカーバーグが捉えていたとしたら、文句のつけようのない合理主義者です。
 とは言え、この作品には私がふだん映画に求めるものが、何ひとつありはしないんですけどね。
たきたてさん [ブルーレイ(字幕)] 3点(2019-07-15 13:06:53)
143.FB創設時の天才プログラマーの話。スピーディーな展開で面白かった。IT時代と言われるが、こやつらが本当の億万長者ですな。サラリーマンなんか一生やっとれんなーと思ってしまった(汗)
SUPISUTAさん [DVD(字幕)] 7点(2019-03-09 22:13:30)
142.《ネタバレ》 主人公、マーク・ザッカーバーグ。かのハーバード大屈指の天才であり、やがてネットビジネスの寵児となる者。しかし、その人間性は「問題アリ」で、個人的には絶対に関わりたくないタイプ。でもこうして客観的に見ているだけなら楽しく退屈させない人間なので、映画のキャラクターとしては最高かも。 Facebook創設の歴史は確かに興味深い。しかし、この映画には実はもう一つのテーマがあります。本作は、百の屁理屈を並べる凡人たちよりも、金のなる木に群がる凡人たちよりも、(何かを初めに) 創作した者こそが最も偉大、、という、古今東西、あらゆる分野における「創作者」たちへのリスペクトである、と思っています。もちろん、Ⅾ・フィンチャー監督ご自身による、「幾多の映画評論家よりも "映画監督" こそが偉大である」というメッセージが暗に込められています。 世界中のユーザに異性と出会う機会を与え、Facebookを通じて多くのカップルも誕生したと思います。その創設者自身が目の前にいる意中の女性を落とせないとは、笑っちゃいけないけど皮肉なお話でした。しかし、ネットビジネスにおける偉大な人物、それが実は恋に彷徨う等身大の一人の若者だった、、彼に愛着がわくような締め方には "人間愛" があってよかった。 個人的には、過去と現在を延々と繰り返す手法は苦手なこと、そしてこういった映画は公開当時、つまりFacebook全盛期に観てナンボでしょう、という思いはあります。 以下余談。 出演した俳優たち、ジェシー・アイゼンバーグ、アンドリュー・ガーフィールド、そして、ルーニー・マーラですか。当時はそこまで有名ではなかった認識ですが、特に本作以降、役者として大成したように思います。今改めて、Ⅾ・フィンチャーの役者を見る「慧眼」は素晴らしいとしか言いようがありません。
タケノコさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2018-11-28 23:00:32)(良:2票)
141.《ネタバレ》 FB誕生を元に様々な人間模様を描いた作品。最初は面白そうだったけど、だんだんと白けてしまって。惰性で最後まで見ました。
ゆっきーさん [DVD(字幕)] 6点(2018-05-04 13:31:10)
140.《ネタバレ》 FBが日本で流行っている頃、(2011年?)に鑑賞したときは、特に印象に残りませんでしたが、再鑑賞して、評価一転。
おもしろいよ!これ!演出が上手で、スピーディーで引きこまれます。
マークと、ショーンの会話(最初の会合、クラブでの会話)でショーンが早口で頭のキレの良さが伝わってきます。
物語の終わりも好き。
元恋人エリカのFBに友達申請して、何度も承認されたか更新ボタンを押しているところ・・。FBやったことある人なら、同じ経験があるんじゃないでしょうか?

余談ですが、FBって今でも若者はやってるんですかね。
最初は周りのみんなやってたけど、今はほとんど更新してないよ・・・・。
FBの前は、mixiが流行ってました。(その頃は招待制度)なつかしい。
へまちさん [インターネット(字幕)] 9点(2017-12-29 13:50:26)
139.脚本、演出、カメラワーク、照明、どれを取っても全体的に品質は高い。しかし、WebやSNSの興亡の歴史を知らないものが見ても楽しめるものか、また、facebookを使っていないものが見ても楽しめるだろうか、そこが気になった。どのWeb企業もそうだと思うが、成功者は成功すべくして成功したように見えるが、それはあくまで結果論だと思っている。当時、friendster, myspaceなどSNSはしのぎを削っており、当サービスがいかにしてタイミングを掴んだのかなどが個人的には気になるが、そこはあくまでエンターテイメント性を求め、よりドラマチックなストーリーに焦点を当てたのだろう。とは言え、IT企業を描いた映画の中ではピカイチの出来栄えであるから、この世界で食っていく人は見ておいて損は無いと思う。
よこやまゆうきさん [インターネット(字幕)] 7点(2017-05-26 02:35:11)
138.《ネタバレ》 FBの元祖。天才はブッとんでいるなあ、といい意味で感銘。
圧倒的な才能を持っていたらこうも孤高に生きられるのか。少し羨望。
フィンチャー監督の落ち着いた静かな見せ方が見事にマッチしていた。
カジノ愛さん [インターネット(字幕)] 6点(2017-05-18 22:14:43)
137.《ネタバレ》 何も面白い部分が見当たらない・・
フェイスブックが何なのか知らないし興味も無い。お金持ちになった若者の話てだけ?
自分はリアルな人間関係だけで不足も無いし、新しい出会いとかメンドクサイし、
SNSとかに期待しない世代は、お呼びで無い映画なんでしょう。
創業者がトラブルで訴訟になるのは、本人の資質によるものが大きいし、支持でも不支持でもない。
映画にするほどの事件でもないし、なんだかなあ。
いずれ、ネットで個人名出して、身体的な事を書き込んでしまうのはサイテー野郎でしょ。
謝罪すりゃえーのかよって、もう終ってるし。
てか、こんな映画作られてしまって、ザッカーバーグはどう思うのだろうか? どうでもいいか・・
記憶に残ったのはガーフィールドって、首が長いんだなあて事かな
グルコサミンSさん [DVD(字幕)] 4点(2017-04-12 20:43:31)(良:1票)
136.facebookにもマネーゲームにもカレッジライフにも興味ない自分のような人間を、どれだけ楽しませてくれるだろうと思ってみていました。
登場人物のキャラに興味を持てる人がいなかったので、ふ~んという感じで見ていました。
なのでふ~んと思った分5点。
omutさん [インターネット(字幕)] 5点(2017-03-03 11:08:05)
135.フェイスブックはそれなりにお世話になってます。別にとりたてて好きだとか、使いやすくてクールだとかはありません。ハサミとかと同じ感情です。あるから使うみたいな。びっくりしたのは映画の中のザッカーバーグが、めちゃ嫌な奴で描かれてたこと。最後の態度でも全然好きにはなれません。映画は時系列が複雑で、メインのザッカーバーグが嫌な奴で、てゆーか、各登場人物それぞれに距離感をもって公平に描かれているので、なんか誰にも好感がもてない作りになっていて、それでも最後まで集中して見せる不思議な映画でした。ただ僕的には観終っても、あー、嫌な話だったとしか、心に残らなかったです。
なにわ君さん [DVD(字幕)] 5点(2016-10-21 09:36:58)(良:1票)
134.《ネタバレ》 評価に迷う作品である。観る時間帯(深夜か?昼間か?)体調によって5点にしたいときも9点にしたい時もある(5点以下は評価欄に投稿しない事にしている)。「成功企業の内幕は意外とこんなものではないか?」と思っていたのだが「やはりそうなのか?」と合点がいった作品だ。最後にFacebook, Inc.(実際は)の設立に関わった者同士でその権利を巡って裁判闘争になるのだが、システムのアイデアを出した者、金を出した者、拡販する助力をした者、実際にシステムをコーディングした者、達の主張をほぼ公平に描いたドキュメンタリー映画と言ってよいと思う。最後は知っての通りシステムをコーディングしたマーク・ザッカーバーグの勝利になるのだが。Facebook, Inc.がよくぞ公開中止の圧力を出さなかったものだと思う。しかしそうならなかった所をみると映画で描かれている様な事が決して事実ではないという事があちこちに示唆されているからだと思う。例をあげると映画の後半最後に新米弁護士から「ウィンクルボス兄弟を嫌いなのか?」と聞かれる部分が出てくる。彼は即座に否定して「彼らにとっては自分が思い通りにならなかった最初の相手だったから」と即座に分析している所などは「彼が決してオタク坊やではない」と舌を巻く部分だった。
アマデウスga好きさん [地上波(字幕)] 6点(2015-08-18 12:35:36)
133.出だしも含めてハイペースの会話は巻き戻しながら鑑賞。主人公は嫌な奴だがどこか憎めない。フェイスブックのきっかけも映画もユニーク過ぎる。
マンデーサイレンスさん [DVD(字幕)] 8点(2015-08-16 22:26:09)
132.《ネタバレ》 見始めて少し経ってから、「フェイスブックの映画だ」と気付きました。
フェイスブックそのものに興味は有りませんが、ジェシー・アイゼンバーグの演技に説得力を感じて作品に引き込まれていきました。

主役の彼が演じるマーク・ザッカーバーグがフェイスブックを立ち上げるきっかけや拡げて行く理由の殆どは負の感情から来ています。
物事の行動原理は主に欲望や感情に起因していますが、天才が世の中の新しい常識を創るような発明も凡人と何ら変わらない理由がきっかけとなっているのは面白い所です。
バーニングマンというアートイベントも彼女に振られた男の行動がきっかけで始まったという話も思い出しました。

そんな天才マークが作中唯一表情を緩める相手は友達のエドゥアルドでも彼女のエリカでもなく、ナップスターを立ち上げた山師のショーンです。
エドゥアルドがフェイスブックを単なるビジネスツールと考えていたのに対して、ショーンはフェイスブックを『クール』なものとして捉えています。
マークにとって彼のプライオリティの頂点に位置するフェイスブックを肯定し、その本質とも言える部分を見抜く事の出来るショーンは最高の理解者と言えたのではないでしょうか。
また、マークにとっての『クール』とは彼の最大のコンプレックスで、フェイスブックに『クール』を見出したショーンに無意識のうちに傾倒していくのは極めて自然な事だと思います。
ショーン・パーカーは欲しがっている相手に最も欲しがっている物を与える天才として描かれています。
彼の周りにいつも女の子が居るのも納得です。

物語はフェイスブックの成功の過程と並行して、この3人にウィンクルボス兄弟を加えての醜い人間ドラマを描いています。
フェイスブックを立ち上げた理由がもっと社会的に意義の有るものだったらここまで酷い事にならなかったのではないか等と甘い理想論の様な考えを抱かせる程に彼等の争いは虚しく映ってしまいます。

ジェシー・アイゼンバーグの演技や編集、音楽、タイムリーな話題性等の優れた要素を軸にテンポ良く色々なイベントを矢継ぎ早に見せてくれますが、正直内容的には見終わってからも印象に残るものは余り有りませんでした。
脚色はされているものの実話という事で話に惹きつけられますが、もしフィクションだと仮定してしまうと物語自体はそれ程魅力のあるものではないように感じます。

作中では上記の登場人物の中でもエドゥアルドが最も好意的且つ良心的に描かれていると思います。(マヌケな部分はありますが)
マークと彼の間の示談条項は非公開で彼は本作の監修に携わっているとの事です。
条項内容に映画製作等があった場合、他の関係者を除外しての単独検閲権限も含まれていたのではないかと勘繰ってしまいます。
しってるねこのちさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-06-15 19:06:26)(良:2票)
131.《ネタバレ》 フェイスブック創立の経緯が、単なるサクセス・ストーリーでなく緊張感、高揚感たっぷりの人間ドラマとして描かれています。ハーバードの名門クラブの話やベンチャー企業の巨額の富を数人で独占していく様子を見ていると、格差と独占に執着する人間の本性に嫉妬のようなむかつきを感じます。フェイスブックをめぐる訴訟も最後に示される和解結果によればそれぞれがそれなりの金額を手に入れたようで、中身を確認せずにサインして負け犬になってしまった温室育ち風のエドゥアルドも報われたということですか。どこまで脚色されているのか知りませんが、ガールフレンドや親友をはじめ人に対してどこかアスベルガーっぽく接する主人公のキャラクターにはなかなか共感しづらいものがあります。テンポの速い会話と回想シーンの繰り返しにちょっと疲れますが、冒頭から結末までダレる事のない展開は見事だし、時代を象徴する作品をしっかり堪能することができました。
ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 10点(2015-05-12 23:40:59)(良:1票)
130.実際のザッカーバーグがどんな人物像かは知らない(原作はほとんど創作)。幽霊みたいにあやふやな男を作り手と共に探っていく。膨大な情報を2時間にまとめたフィンチャーの手腕はピークに達し、ダークに作り込まれた世界観も相まって完成度は高い。しかし、何だろうこの虚しさは。フェイスブックが如何に大きくなっても現実的な手ごたえが感じられず、ただすり抜けていくだけ。いくら彼が孤立したところで共感出来る出来ない以前に実感が湧かないので、興味すら薄れてしまった。フェイスブック利用者かインターネットの向き合い方次第で印象はかなり違うかもしれない。
Cinecdockeさん [映画館(字幕)] 6点(2015-01-10 19:18:54)
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【点数情報】

Review人数 149人
平均点数 6.54点
000.00%
100.00%
210.67%
342.68%
4128.05%
51510.07%
64026.85%
74026.85%
81912.75%
91510.07%
1032.01%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.81点 Review11人
2 ストーリー評価 6.25点 Review20人
3 鑑賞後の後味 6.15点 Review19人
4 音楽評価 6.50点 Review16人
5 感泣評価 3.45点 Review11人
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【アカデミー賞 情報】

2010年 83回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞ジェシー・アイゼンバーグ候補(ノミネート) 
監督賞デヴィッド・フィンチャー候補(ノミネート) 
撮影賞ジェフ・クローネンウェス候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)トレント・レズナー受賞 
作曲賞(ドラマ)アッティカス・ロス受賞 
音響賞デヴィッド・パーカー[録音]候補(ノミネート) 
脚色賞アーロン・ソーキン受賞 
編集賞カーク・バクスター受賞 
編集賞アンガス・ウォール受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2010年 68回
作品賞(ドラマ部門) 受賞 
主演男優賞(ドラマ部門)ジェシー・アイゼンバーグ候補(ノミネート) 
助演男優賞アンドリュー・ガーフィールド候補(ノミネート) 
監督賞デヴィッド・フィンチャー受賞 
脚本賞アーロン・ソーキン受賞 
作曲賞トレント・レズナー受賞 
作曲賞アッティカス・ロス受賞 

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