噛む女(1988)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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噛む女(1988)

[カムオンナ]
1988年上映時間:102分
平均点:6.67 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
公開開始日(1988-07-01)
ドラマサスペンスエロティック
新規登録(2011-02-04)【R&A】さん
タイトル情報更新(2012-10-28)【イニシャルK】さん
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監督神代辰巳
キャスト桃井かおり(女優)古賀ちか子
永島敏行(男優)古賀雄一
平田満(男優)山崎光太郎
加藤善博(男優)角田祥平
竹中直人(男優)上村
大江徹(男優)包丁を持った男
余貴美子(女優)海老野早苗
楠田薫(女優)文江
前川麻子(女優)角田梢
戸川純(女優)理恵
芹明香(女優)追われる女
絵沢萠子(女優)飲み屋のおばさん
脚本荒井晴彦
音楽小六禮次郎
撮影篠田昇
プロデューサー山田耕大
配給日活
編集鈴木晄
照明川島晴雄
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【クチコミ・感想】

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3.《ネタバレ》 永島敏行演じる主人公はアダルトビデオ会社を経営してて、ちょいと女性の扱いに荒いところがある。言ってみれば趣味と実益の境界が曖昧になってる、職業的エロオヤジ。
そうなると何となく、ロマンポルノの巨匠・神代辰巳監督にこの主人公の姿を重ねてみたくなったりもするのですが、多分そういう見方は適切じゃない気もする。しかしそれにしては、ラストの不思議な情緒は、一体何なのか。
ラストでこの不倫サスペンスの事件の真相が明らかにされ、こういう「真相の暴露」はしばしば映画を味気ないものにしがちなんですが、この作品はそうはなってません。事件の意外性よりも、人間の意外性、とでも言いますか。だからこその、余韻。
しかししかし、タイトルが『噛む女』で、実際、主人公が女性に噛みつかれるんですが、一体どういうワケで噛みつくんだか、よくワカラン。ははは。このワカラナサが、いい。
鱗歌さん [インターネット(邦画)] 8点(2022-02-21 22:46:40)
2.《ネタバレ》 桃井かおりが絡んでいることはなんとなくわかったので、終盤は「ああ、やっぱり」という感じでした。桃井かおりを起用して、あのまま終わるはずないですからねぇ。でもいまひとつ好きになれないし、自分の守備範囲外の映画という印象でした。
ramoさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2011-11-15 12:30:32)
1.恋焦がれたはずの女なのに妻にした途端に男にとって女ではなくなる。なんとなくわかるような気もするのだが、この映画の主人公はかなり露骨。いい女とそれなりの地位と金を手に入れて、もうそこで安泰、あとは惰性の人生を送るだけ、そんな生きる屍のような男を永島敏行が好演。この男の全てをさらけ出させる「心の声」という神代演出との相性もバッチリ。妻役桃井かおりもいい。噛む女は余貴美子。噛むたびに場内爆笑。お話は正体不明の余の存在によってホラーの様相を帯びるはずなんだけど、この噛む行為によってそれを回避する。一端ホラーへと流れたほうが結末に意外性があるだろうし一般受けするはずなのに神代はストーリーとか観客を騙すとかにはあまり興味がないらしく、ひたすら古臭いストーリーをなぞってゆく演者たちの動きを捉えてゆく。ちなみに主人公が学生時代に撮ったとされる自主映画はゴダール『気狂いピエロ』のパクリだ。主人公曰く好きな映画の寄せ集めなのだそう。映画が大好きな頃があって、女を綺麗に撮っていた頃があって、そして今は大好きだったはずの映画を金にする制作会社の経営者という主人公の生い立ちをさらっと見せているのもうまい。
R&Aさん [映画館(邦画)] 7点(2011-02-18 15:01:08)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 6.67点
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200.00%
300.00%
400.00%
5133.33%
600.00%
7133.33%
8133.33%
900.00%
1000.00%

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