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THE GREY 凍える太陽

[ザグレイコゴエルタイヨウ]
(ザ・グレイ(ソフト題))
The Grey
2012年上映時間:117分
平均点:5.13 / 10(Review 23人) (点数分布表示)
公開開始日(2012-08-18)
アクションドラマサスペンスアドベンチャー
新規登録(2012-07-29)【ヒナタカ】さん
タイトル情報更新(2015-03-19)【+】さん
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監督ジョー・カーナハン
キャストリーアム・ニーソン(男優)オットウェイ
フランク・グリロ(男優)ディアス
ダーモット・マローニー(男優)タルゲット
ダラス・ロバーツ(男優)ヘンリック
ジョー・アンダーソン〔男優・1982年生〕(男優)フラナリー
ノンソー・アノジー(男優)バーク
ジェームズ・バッジ・デール(男優)ルウェンデン
大塚明夫オットウェイ(日本語吹替版)
浜田賢二ディアス(日本語吹替版)
小形満タルゲット(日本語吹替版)
脚本ジョー・カーナハン
撮影マサノブ・タカヤナギ(高柳雅暢)
製作ジョー・カーナハン
製作総指揮リドリー・スコット
トニー・スコット
ロス・ファンガー
配給ショウゲート
特殊メイクハワード・バーガー
グレゴリー・ニコテロ
K.N.B. EFX Group Inc.
特撮ハワード・バーガー(クリーチャー効果スーパーバイザー)
その他ロス・ファンガー(ユニット・プロダクション・マネージャー)
あらすじ
アラスカの石油採掘現場で作業員たちの安全確保のために狼を狩るオットウェイ。彼は愛する妻を失ったことで生きる気力を失っていた。そして、仕事も一段落という時に、作業員とともに現地を離れる飛行機に乗り込んだ彼は墜落事故に遭遇してしまう。極寒のアラスカ山中で奇跡的に助かったのは彼を始めとするわずか7人。周囲を雪に阻まれ、しかも獲物を狙う狼の群れが…。生き残りを賭けた彼らの戦いが始まる。
ネタバレは禁止していませんので
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12
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23.冒頭、主人公がボソボソと湿っぽい独白が続いて、一体コレはどういうオハナシなんだよ、ちっともラチがあかんわい、と思おうかとした矢先、唐突に主人公の乗った飛行機が事故を起こし、雪山でのサバイバルに突入。埒が明かないどころか、むしろ性急過ぎる印象。もうちょっと前フリがあってもよろしいかと。
で、外は猛吹雪。よくこんな撮影したな、と思わせるものはありますが、よほど撮影が大変だったのかどうなのか(?)、意外に見栄えがしないのが残念。この後、物語は襲ってくる狼との戦いとなるのですが、この辺りの描写も画面をゴチャゴチャさせて、いかにもゴマカしました、という風に見えてしまうのがますます残念です。そういうゴマカシっぽい描写はその後もあちこちに見られ、さらには、主人公の人となりがあまり描かれていない分、物語にも厚みが生まれず、どうにも淡泊な感じがしてしまいます。
ただ、その路線を最後まで貫いたおかげ、といってよいのかどうかわかりませんが、終盤が近づくにつれて独特の詩情のようなものが生まれてきて、「この物語、最後はどうなってしまうんだろう」というのとは違った着地点にもってきたのは、何だかウマイことやったな、と。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-08-04 21:51:48)
22.《ネタバレ》 引っ張るだけ引っ張って、なんだよ、結局誰も助からないのかよ!と言いたくなる映画(苦笑)。 そもそも何故、明らかに人間側が不利な森に行くのかもわからん。どう考えても狼には森がいいよなぁ・・・つか狼ってあんなに人間を襲うものなのか???  なんかただただ残念な印象でゴザイマス
Kanameさん [CS・衛星(字幕)] 2点(2018-09-24 18:47:19)
21.《ネタバレ》 狼と人間の極限バトルみたいなのを期待してみると、なかなか裏切られる素敵な映画です。
致命的な欠点として、極寒で全員がもこもこに服を着てフードをかぶっているうえに画面が暗く、しかも常時雪が降っていて全員がおっさんなんていう状況のために、最初に7人?くらいしかいないのに、主人公と常に文句を言ってるよくいる反骨キャラ以外のおっさんの区別がつきません。
残り5人だか4人くらいになってくると一人を描く時間も長くなりエピソードも多少増えるのでやっとこわかるようになるんですが、その時点でもう何人も死んでます。この人達の存在意義ってなんなんでしょう。まさに「無駄死に」です。
まぁ基本的には極限の状況の中一人ずつ死んでいくよくある映画なんですが、この映画の場合は英雄的な自己犠牲でかっこよく死んだりするわけではなく、状況の中で一人ずつがただ無力に死んでいくだけです。
この映画の中の狼は、大自然の力を象徴した死刑執行人みたいな位置づけで、もはや人間がまともにバトルする対象でもありません。

これアクション映画的なものを期待したらだめで、生きる希望を失って自殺しようとしてた男が、極限状況の中で逆に生きる気力を起こし最後は勇敢に神の誓いの象徴的な狼のボスと戦って死ぬまでを描いた、なんだろう?ある意味哲学的宗教的人間ドラマみたいな映画なのですが、おそらくこの映画を観る多くの人は、そんな映画を観たかったんじゃないと思います。
こんな全編鬱々として地味で圧迫感のある映画を観たかったんじゃないと思います。

この映画の悲劇はそのミスマッチにあるんじゃないでしょうか。
あばれて万歳さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-03-02 10:50:22)
20.《ネタバレ》 飛行機が雪原に墜落、生き残った人々が寒さやオオカミと戦いながらサバイバルする映画。設定は面白いし、飛行機が墜落するとこなんて、臨場感あってよかったんですけど、全体的になんだかまったりしてまして、途中、ちと時間気にしちゃいました。主役のリーアムニーソンが奥さんに先立たれて人生に絶望しているって設定なんですが、ことあるごとに、その奥さんとのベッドでのゴロゴロ思い出シーンが入ってきて、いや、もう、それ、さっき見たし、もう悲しいのはわかったから、そない、なんべんも見せんでえーよってなってきて。まったりするなー。展開は、案の定、一人また一人と脱落していくんだけど、なんか怖いとかあんまり感じないねんなー。やっぱまったりしてるからか。オオカミがジョーズとかの動物モンスターっぽく描かれているのはいいんやけど、なんかこう群れで襲ってきてるとゆう躍動感あるシーンが少ないせいか、こちらもまったり感でまくり。なんだ途中から子供頃の思い出の詩とか出てくるのも、中途半端な芸術感。最後のほうでもやっぱ奥さんの映像が出てきちゃうんだけど、こっちの気持ち的には無感情。きっとあれだ寒さで観てる俺も心が凍っちゃったんだな。
なにわ君さん [DVD(字幕)] 3点(2016-09-24 00:29:25)
19.《ネタバレ》 想像していた感じの内容ではなかったのは確かだ。遭難するというくらいの情報しか持たずに観始めたがサバイバルの末の生還劇をやはりどこかで期待していたのかも知れない。

ああいう環境で遭難したのだが寒さや飢えが最大の敵ではない。彼らの最大の敵は狼だ。彼らはメカのように一人ずつ生存者を殺そうとしてくる。だがああもきっちりと単調に一人ずつ死んでいく姿を見せられるとただの理由付けのようにも感じられるのが残念だ。生還劇ではないのだと途中でなんとなく感じたのは生還劇らしからぬ死に方を見せられたからだが、ならばこれは一体どういう作品なのだろうかと観終わって考えた時「無意識の内に死に場所を求めていた主人公」に生存者たちが巻き込まれているようにも見え改めて救いが無いと思った。

こういう作品にしてはちと長いとも感じたし恐らく観返すことはないだろう。
さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-10-03 02:49:34)
18.《ネタバレ》 敵は寒さと狼。しかしそれ以外の要因で人が死んでいくのが残念。木から落ちて足挫いて歩くのを諦めたとか、何というかこう、色々と残念。なかなか緊迫感があって狼も怖かったのでチョイ甘加点。
にしきのさん [地上波(吹替)] 6点(2015-01-28 06:28:16)
17.《ネタバレ》 特攻野郎Aチーム THE MOVIEみたいな感じの映画かと思いきや、サバイバルアクションなのかと思いきや、かなり哲学的な内容でした。監督の作家性にフィットしていないのではないかと思いますね。リーアム・ニーソンがどうこうより、テーマ設定が失敗しているんじゃないかと。アクション俳優化したリーアム・ニーソンと、かつてのリーアム・ニーソンを融合させようとして失敗した感じです。
カニばさみさん [映画館(字幕)] 5点(2015-01-06 23:15:19)
16.《ネタバレ》 映画を盛り上げようとするかのごとく無謀な行動をとる主人公。リアリティの無さ、緊迫感のなさで退屈そのものでした。リーアム・ニーソン、終わったか。
Robbieさん [CS・衛星(吹替)] 3点(2014-01-02 16:31:45)
15.《ネタバレ》 長過ぎます。それだけは間違いないと思う。
絶望的な状況の中、おそらくはベストの選択ではない雪中行軍の道を選ぶ男たち。平静を装っていても明らかにパニック状態にある彼らは、ことごとく無茶で危険な選択を繰り返し、一人また一人と絶命していく。ところどころに散見されるエンターテインメントならではの非現実的な演出に目をつむっている限り、この作品に流れる緊張感や絶望感は極めて現実的と思われます。ラストシーンの主人公の選択も、ある意味現実味があるのではないでしょうか?(例のカットは不要です。)
と言う訳で高評価したいけれど、やっぱり長い。長過ぎます。

ちなみに、最近ありがちな「やっぱり事故で死んでました。天国に行くための最後の試練がこれです。」みたいに受け止める方もいるのではないでしょうか?だからこその神との対話?私は現実モノとして受け止めましたが…。
タコ太(ぺいぺい)さん [DVD(字幕)] 7点(2013-10-20 12:26:14)(良:1票)
14.《ネタバレ》 極寒の雪山に飛行機が墜落、生き残った男たちが、襲いくる狼の群れから逃れ決死の脱出を図るお話。以上、終わり。という、超シンプルイズベストな映画でした。場面の98%が雪山と森で、可愛いおねーちゃんどころか女性は一人も出てこず、放送禁止用語を連発し下ネタばっかり話すむさ苦しい髭モジャの中年男ばかりが出演(もう画面から加齢臭が臭い立ちそう笑)という、それだけ聞くととてもつまらない映画のように思えるけれど、やっぱり映画って優れた脚本と演出力さえあればいくらでも面白くなるという見本のような作品でした。極限状況に置かれ、時には反発しあいながらも力を合わせて必死に困難を突破しようとするのだけど、人間は常に弱い生き物で周りの困難ばかりか己の弱さによって身を滅ぼしてゆく男たち。美しい自然がもたらす脅威、人が生きる理由、そして神の不在。エンタメ映画として充分な水準を保ちながら、そんな深淵なテーマをも内包したなかなかの秀作だと僕は思います。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 7点(2013-10-04 22:40:31)
13.《ネタバレ》 過酷な状況に対する姿勢を描いた映画だとは思いますが、この作品は容認したくありません。生き残るために最良の手段を取っていると思えないからです。何十人もの人を乗せた飛行機の墜落事故です。嵐が吹き荒れている日は無理でも、すぐに救援が来ると考えるのが普通で、移動は失策だと思う。狼への対応を考えても、遮蔽物の無い雪原で襲われるよりは良かったと思う。崖からのジャンプは自殺行為にしか見えません。最も疑問を覚えたのはやはりラストシーンです。主人公は生き残る為に狼との決戦に臨んだはずです。でも、そのシーンは彼が何度か口にした「最強の敵ともう一度闘って勝てるなら、今日死んでも構わない」と云うフレーズ(詩だったかな…)に従ったように映されます。ここに違和感ありありです。命を賭ける闘いというのはあるのかも知れないが、「勝つためなら、死んでもいい」は土壇場の投げ遣りで、あのシーンにはそぐわない。生存を諦め、潔く死を受け入れたように見えました。結果は別にして、過程や姿勢を尊重するのであれば、河原で座り込んだ仲間を放置すべきじゃなかったとも思います。潔く生還のカタルシスを描いてくれた方が納得しやすかったです。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(字幕)] 2点(2013-08-29 01:54:54)
12.《ネタバレ》 『生きてこそ』のような映画化と思っていたら、狼との対決するサバイバル映画だったので以外な感じを受けた。
しかし、狼が生きている人間を好んで襲うなんてことがあるのだろうか? 死んだ人間をくらうのはある程度わかるが・・・
あきぴー@武蔵国さん [DVD(字幕)] 5点(2013-08-20 01:29:53)
11.てっきりサバイバル映画かと思ってました。もちろん、その要素が強いことには間違いないのですが、メインテーマはまるっきり違いますね。その割にはメッセージ性が薄く、どっちつかずになってしまった感が否めません。雪山の中、とっても厳しい撮影だったに違いありませんが、その苦労の割に、出来に関してはもう一つといったところです。
shoukanさん [DVD(字幕)] 4点(2013-08-11 14:05:00)
10.《ネタバレ》 よくわからない映画だった。オオカミの恐さは伝わってきたが、それ以外は…。ただ見張りがゲームやってるのには笑えた。
ぷるとっぷさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2013-08-09 23:07:13)
9.《ネタバレ》 石油採掘場で狼退治の仕事に携わる射撃のプロ、オットウェイが、
人生に絶望して銃自殺を図るという意表を突く冒頭部分から、
翌日乗った飛行機が墜落してしまうという意外な展開へなだれ込む。
幸運にも軽症で済むが、奇跡的に助かった7人に猛然と吹雪と狼が襲いかかる。
生きのびるためにどういう行動を取るのか?
突如自然の脅威にさらされ、極限に追い込まれた人間の心理状態を描くのが主題。
最も予想外だったのは、オットウェイは狼退治のプロなのに銃を使わないこと。
自分のライフル銃を雪中に発見するが、壊れていたようで、捨ててしまう。
これでは、狼退治の専門家で射撃のプロという設定が無になってしまう。このことが最後までひっかかった。
散弾銃の弾を枝につけて武器にする場面があるが、結局使わない。
彼が人生に絶望したのは愛する妻が死んだから。父も母も既に亡く、天涯孤独だ。
そんな彼が極限のサバイバル経験と他の生存者との交流を通じて、生きる勇気と希望を取り戻す魂の再生物語とも思ったが、それも違った。
彼は最初から十分なリーダーシップを発揮し、他者の面倒をよく見、声をかけ、励まし、狼を度々撃退するなど、大活躍し、心の弱さは微塵も感じられない。以上述べたような演出にはなはだ疑問を感じる。
言いたい事の焦点が絞られていないのではないか?
生存者は一人一人と消えていくが、彼らの人生が観客の心に重くのしかかるわけではない。
彼らの反応、行動は想定内で、これといった印象も残さず、「型どおり」に消えていく。
狼の恐ろしさはよく描けているが、ところどころに作り物めいたところが見え、恐さは薄らいでいった。
普通に考えれば、飛行機の残骸でシェルターを作って立てこもり、救出を待つのが正解と思う。
あの状況で森に逃げ込む人は、まずいないだろう。
狼から必死に逃げたあげくに狼の巣にたどり着くという皮肉な結末を用意した意図は何だろうか?
人生には逃れられない運命があり、結果はどうであれ、最後まで諦めずに戦うことが人間として最も勇気ある行動だ、とでもいいたのだろうか。死者の財布を持ち帰る美談があるが、重くかさばるので、写真と免許書類だけでよいと思った。
自然の猛威を示す映像は申し分なく、狼との戦いも迫力がある。何より音響効果が素晴らしい効果をあげている。なので一見の価値あり。
よしのぶさん [DVD(字幕)] 7点(2013-08-04 09:01:15)(良:1票)
8.《ネタバレ》 (重大なネタバレあります。鑑賞後にお読みいただければ幸いです。)………主人公は最期の最後に望みを叶えました。飛行機事故で生き残ったのは、彼の願いを叶えるために神様がロスタイムをくれたようなもの。主人公は否定しましたが、本作に神様は存在したのだと思います。そもそも、生きている事こそが奇跡。命尽きるその時まで、あなたならどう生きるか?の問いかけでした。勝つための武器というより抵抗のための爪を装着し、決着の刻に挑む主人公。真っ直ぐな瞳に吸い込まれます。ここで終幕。唸りました。この瞬間に辿り着くためだけに、これまでの苦難があったということ。エンドロール後のワンカットは不要でした。むしろ無い方が良かったかもしれません。でも救われました。彼は満たされた心で愛する人の元へ逝く。突然の飛行機事故のインパクトから、VSオオカミVS風雪の極限サバイバルまで、一気に作品世界へ引き込まれました。効果的だったのは手持ちカメラによる接写とブレ画像。アクションを誤魔化すための安易な演出手法として用いられる事が多い気がしますが、本作の場合は一味違いました。上空で、水中で、息の詰まる感覚を味わえました。音響も臨場感抜群です。回想シーンの使い方も上手い。愛する人との幸せな時間から一転、地獄の現状へ。視覚インパクト大。主人公が感じたであろう衝撃と絶望を見事に表現していました。事故直後の危機感覚異常と判断力欠如、ザバイバーズギルトが重なった“通常ならばあり得ない”決断の数々にもリアリティがあったと思います。言うならば陸上版『オープン・ウォーター』。真夏の日本公開も納得の凍える映画は、熱かった。
目隠シストさん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2013-05-27 20:12:28)(良:1票)
7.《ネタバレ》 犬に本気で走られたらどんだけ速いか知ってる人は、この映画で狼に追いかけられて走って逃げるシーンで気が抜けるかもしれません。川に落ちて水浸しになって、震えてもいない主人公に「どういうこと?」と思う人も多そうな気がします。そういう嘘っぽさゆえに7点が限界ですが、生き延びるためにこれ以上もう歩かなくていいと諦める男のリアルや、主人公が(信じていない)神に「インチキ野郎」と叫ぶシーンが好きです。大自然は休暇のキャンプなら美しい景色に癒されもするでしょうが、本当の自然というのは、とっても心細く淋しい雰囲気が漂っていると感じることがあります。この作品の自然景観には、その寂しさが出てるなぁと思いました。
だみおさん [DVD(吹替)] 7点(2013-05-06 21:46:52)
6.久々に観てしまった、勘違い映画..作者は、哲学的だとレベルの高い秀作だと思っているのか?..う~ん、予告編にダマされた..これは、小説のような文字で読むべき作品でしょう..実写映画には向かないと思う..わざわざ映像表現する必要があるのか?疑問だ..その証拠に、全編ツッコミどころ満載..細かい部分の、演出がダメダメ..リアリティーがまったく無い..例えば、主人公達の言動に必然性が感じられないし..オオカミの描き方(生態)が無茶苦茶..物理的現象も無茶苦茶..なんで、生き残った奴らは、無傷であんなに元気なんだ..もっと軽傷者から重傷者までたくさん出てもおかしくないのに..白黒はっきりしすぎ..あんなしょぼい手作りらしきロープを使って、しかもジャンプして、崖を渡れるか?..大の大人があんなぶら下がり方で、あの距離を移動できるのか?..自分の体重を支えるだけでも大変なのに、握力がどれくらい持つかやってみたらいい..雪原の中を長い距離歩き、疲れ果てているのに..オオカミが襲ってきたら、「急げ、走れー!」って、雪の上を、走るなー!雪の上を走れる訳ないだろー !歩くだけでも大変なのに..有り得ない..あんなに寒いのに、軽装で、焚き火をしているとはいえ、何日も夜を越せるのか?凍傷にならないのか?薪はどこから?簡単に火が付くの?..極寒の地の川に飛び込んで、なんで平気なの?..オオカミの群れは、なぜタイミング良く、高い知能があるかのように、襲ってくる?..制作側の都合に合わせているのが見え見え..父親が残した詩..よく分からない、意味不明..映像で言えば、亡くなったと思われる妻?のシーン、あちらこちらに出てくるけど、何を狙ってる..編集のセンス悪すぎ..CGのオオカミが、バレバレ..リアリティーのかけらも無い..映画として、ストーリーもさることながら、すべてにおいて稚拙で観るに耐えない..得るものが何も無い..残念...
コナンが一番さん [DVD(字幕)] 1点(2013-04-26 19:37:46)
5.《ネタバレ》 鑑賞していて、なによりもまず寒さがひしひしと伝わってくる作品でした。なんかもう、見てるこっちまで末端冷え症になりそうな勢い。そしてリーアム・ニーソンの素晴らしい演技。悲しみに打ち拉がれる男、狼と対峙する男、皆を諭す頼もしい男、表情の一つ一つで雄弁に物語る。ただ、冷静に考えてみると、結局オットウェイの判断は正しかったのか?っていうところがどうも疑問。結論としていえば、森の中が狼の巣窟だったのに、そこに行けば逃れるかもと言い出して先導してたのがオットウェイだし。狼の登場の仕方はかなりホラー的で、下手な化け物映画なんかよりもよっぽど怖いです。暗闇の中で目が光る画や、吹雪の中でぶわっと出てくる画、そして突然襲いかかる展開等々。マイナス点は、身体に即席紐括り付けて崖を飛び越える展開はちょっと無理があるような気がしたし、足が木に挟まって絶命しちゃうとか、順に一人ずつ死んでいくのも多少御都合主義に感じた。でも、エンターテイメントとしてみれば凄く面白かったです。生きるか死ぬかの瀬戸際で見せる、男達の行動。歩くのを諦め、この風景は俺のもんだ~って言いながら握手し別れるシーンが印象深かった。
あろえりーなさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-02-26 21:59:46)
4.《ネタバレ》 ジョー・カーナハンは本質的な構成力や演出力は高いものの、直近2作(『スモーキン・エース』『特攻野郎Aチーム』)においては練りすぎ、余計な要素を加えすぎという印象がありました。サービス精神に溢れた娯楽作を作りたいという思いを持った監督さんのようなのですが、残念ながらその路線には向いてないように見受けます。。。
そこにきての本作ですが、”文明から切り離された人間vs狼の群れ”という、徹底的にムダを削ぎ落とした内容としており、『NARC/ナーク』で見せた荒削りのドラマがここに復活しています。自殺願望のあった男が重大な危機に直面して生存本能を剥き出しにするという物語には燃えさせられるし、登場人物の過不足ない配置にはカーナハンの構成力の高さを実感させられました。大自然の容赦のなさを充分に描ききった演出力にも脱帽であり(これが出来ていない映画は意外と多いのです)、『NARC/ナーク』以降の作品の中では、間違いなく最高の出来だと思います。少なくとも、前半部分は。。。
後半部分では、作品が叙情的になりすぎます。90分で一気に描くべき内容を120分に引き伸ばしているため、クライマックスに向けて畳み掛けるべき部分が妙にチンタラしているのです。しかも、クライマックスをぼやかすという構成にも首を傾げます。この映画の骨子は伝統的なマンハントものであり(『プレデター』とまったく同じ構成をとっている)、ならばクライマックスの直接対決にアクションとドラマのすべてが集約されるはず。そこをぼやかしてしまったのでは、映画全体がまったく締まりません。素材は良かったのに、またしても味付けで失敗したようです。
ザ・チャンバラさん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2013-02-14 22:03:39)
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【点数情報】

Review人数 23人
平均点数 5.13点
000.00%
114.35%
228.70%
328.70%
4313.04%
5417.39%
6313.04%
7730.43%
814.35%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 2.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 5.50点 Review2人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 7.00点 Review1人
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