岸辺の旅のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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岸辺の旅

[キシベノタビ]
Journey to the Shore
2015年【日・仏】 上映時間:128分
平均点:6.67 / 10(Review 15人) (点数分布表示)
公開開始日(2015-10-01)
ドラマ小説の映画化
新規登録(2015-09-14)【ユーカラ】さん
タイトル情報更新(2017-07-02)【+】さん
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監督黒沢清
キャスト深津絵里(女優)薮内瑞希
浅野忠信(男優)薮内優介
小松政夫(男優)島影
村岡希美(女優)フジエ
奥貫薫(女優)星谷薫
赤堀雅秋(男優)タカシ
蒼井優(女優)松崎朋子
柄本明(男優)星谷
高橋洋〔俳優〕(男優)
原作湯本香樹実「岸辺の旅」
脚本宇治田隆史
黒沢清
音楽大友良英
佐々木次彦(音楽プロデューサー)
撮影芦澤明子
製作佐々木史朗〔製作・1939年生〕
博報堂(「岸辺の旅」製作委員会)
ショウゲート(「岸辺の旅」製作委員会)
ポニーキャニオン(「岸辺の旅」製作委員会)
WOWOW(「岸辺の旅」製作委員会)
配給ショウゲート
特撮浅野秀二(VFXスーパーバイザー)
美術安宅紀史
衣装小川久美子(衣装デザイン)
編集今井剛
録音松本昇和
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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1
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15.浅野忠信が何とも言えず飄々としてて、これで実は死んでるだなんて、到底思えない(笑)。死というものがまるで大した事件じゃないみたいに語られる、その一方で、深津絵里は旅先でそうとは知らず不用意な行動をとっては叱られてしまう、日常の方がよほど事件が多いワケですな。まさかこの人に、こんな些細な(と思っていた)行動で叱られるなんて。
映画観てる我々からすると、唐突に登場した浅野忠信、どういう人なんだろうと思っていると、旅先それぞれで「異なる人物」になってみせ、何者なのやらさっぱりわからない。でもこれ、一種の「昼間のパパは~ちょっと違う~」ってヤツ、ですかね。違うけど、でもパパは確かにパパなんです。
さまざまな一面を見せるけど、やっぱり夫は夫。と思ったときが、別れの時。派手な濡れ場という訳じゃないけど、印象的なラブシーンでした。
映画に何度か登場する、風に揺れるカーテン。これだけしっかり揺れられると、逆に揺れていないカーテンが妙に不気味だったりします。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2018-06-30 01:46:58)
14.とてもファンタジーな設定ですが、人間の死・現実的な人間の感情と良い感じで噛み合わさっていて面白い。
とはいえちょいちょい意味がよく分からないところもあるので消化不良でした。でも雰囲気は好きです。
さわきさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2018-06-03 21:17:37)
13.フランス的視点が乏しいのか持って回ったようなお話に居心地の悪さがつきまといます。陳腐な設定も細部がアバウトで、見終わった後に思わず「だから?」とか「それで?」とか言いたくなるような映画です。
ProPaceさん [CS・衛星(邦画)] 3点(2018-05-12 23:08:55)
12.死者と向き合うという設定の中で独特のものを出している。
物語に入っていけるかどうかは、主に見る側の状況にも委ねられるかもしれない。
もっとピアノや曲がクローズアップされてもいいな、と感じた。
simpleさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2018-05-12 22:51:05)
11.《ネタバレ》 設定は実に魅力的ですし、例えば、霊力が解けた(?)後の朽廃した室内とか、手紙で喧嘩した後に現実の生々しいやりとりに当たり前のように帰って行くとか、演出が冴えている場面もあるのです。何がいけないかって、聞いてて恥ずかしくなるような説明台詞ばかりの脚本。そして、全員共通ののっぺりした平坦な演技。つまり、結局は頭で考えた中身にしかなっていないのです。
Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2018-05-12 00:23:10)
10.《ネタバレ》 う〜ん、かなり人を選ぶ作品ではありますね。
生きている人も死んでいる人も、ほとんど区別がつかない大変不思議な映画です。
私のように頭の固い人間は、こういうタイプの作品をすんなりと楽しめない。
グタグタ考えず、ラブストーリーとしてすっと受け入れるのが一番なんでしょうけど。
なんなのこの会話は、とか、なんか音楽に違和感があるなとか、そういうこといちいち思っちゃう。
深津絵里は肌の白い女優さんだから、ひょっとして彼女も実はとかそういうオチかなとか
最初いちいち思っちゃって、ダメですね私のような映画狂は(笑)。
あろえりーなさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2018-05-08 19:43:47)
9.《ネタバレ》 いいですねぇ。設定はブッ飛んでいて演出は落ち着いていて。
浅野さんの飄々とした感じがたまらない。
深津さんもその世界に触れる感じがなんともはや。
こんな映画の話を見た。という満足感がありました。
ろにまささん [CS・衛星(邦画)] 8点(2017-09-17 08:45:39)
8.《ネタバレ》 う~ん、実に味わい深い。生きている人間が、死んだ人が死んだという事実を受け入れるのに、これほど時間と精神の彷徨を要するものかと唸ってしまう。真面目な人ほど、そこに時間がかかる。そういうことを、この映画はCGなど使わず、おどろおどろしくもせず、非常に人生賛歌という味わいで、静かな演出で料理してる。深津絵里がまた、この身勝手(だけどチャーミングで魅力的)な男に先逝かれて、ぼうっとしてる女性にはまり役だ。黒沢監督、慧眼ともいえる。お盆に鑑賞するのにいい映画かもしれない。
トントさん [DVD(邦画)] 8点(2016-07-09 19:12:51)
7.深津絵里がとてもいい。
ステキな金縛りでもよかったけど、今回もいい。
黒沢清ってトウキョウソナタがまぐれヒットで、まったく期待していなかっただけに、
今回の映画の出来はうれしい限り。
miumichimiaさん [DVD(吹替)] 8点(2016-05-07 16:40:10)
6.ドラゴンボールで例えれば、占いババに頼んで、ちょっとの間 蘇らせてもらってる話なんですね。
ケンジさん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2016-04-21 21:16:05)
5.《ネタバレ》 まず、幽霊にも色んなタイプが居るという解釈が面白い。
浅野忠信演じる幽霊はとにかく人間臭い。こんなに生活感のある幽霊は初。こういう設定の話って大抵、近い人にしか見えないとか色々制約があるのが常だが、この映画では誰にでも見えるし、喋るし、電車に乗るのも切符が必要、と幽霊なのにあまり得する事がない。
でも、たまに悪い幽霊が居たりして、あんたはこの世に未練があって引きずり込もうとしているだけだ。と他の幽霊に説教したりする所が面白かった。じゃあ自分はどうなんだとツッコみたくなったが、どうやらこの幽霊は分をわきまえているらしいのだ。なるほどねぇ。
ヴレアさん [DVD(邦画)] 7点(2015-12-02 23:31:32)
4.《ネタバレ》 美しい切り紙の花園をゆっくりと浮かび上がらす光。村の集会所で一つずつ灯る天井の照明。ピアノの場面における人物の立ち位置と構図。等々、映画というよりは舞台劇宛らの演出の数々がとても印象的であり、同時にこの映画そのものが、この世に未練を持ったまま死んだ霊たち、成仏できずに"境界線"を彷徨う霊たちに、どうか安らかにあの世に旅立てるようにと、まるで彼らの為にお膳立てされた大がかりな舞台装置のようにも感じました。その彼らの未練とは決して怨恨に起因するものではなく、育んだ"愛"が本物(真実)であったのか、それを生前に確信することができなかったこと。彼らは死してなお、愛を確かめるために彷徨い続ける。そして瑞希と優介がとうとう触れ合い交わうことによって、彼が本当にもう一つの世界に旅立った光景から、やはりこの映画は本質的にはただ愛を描いただけの物語である、と言いたい。個人的には理解するよりも感覚で感じるべき映画と思っていて、私はあの世から見た光景と現実の曖昧さにふわふわとした浮遊感を感じ、鑑賞後に残る憂いの余韻はなぜかとても心地よかったです。
タケノコさん [映画館(邦画)] 8点(2015-10-07 00:36:01)(良:1票)
3.《ネタバレ》  予告編は黒沢清監督らしからぬハートウォーミング夫婦モノ路線風なイメージを漂わせていて、ここに至って一体どうしたの?って思っちゃいましたが、フタを開けてみれば『回路』の姉妹編と言ってもいいような紛うことき黒沢清作品でした。
 死と孤独に囚われ続けた作品群の系譜から見てこれは必然と言っていいような到達点にも思えます。

 ボンヤリとした、表情のハッキリとしない、何を考えているのか判らない恐ろしさ、それはこれまであちら側の存在に現れていたのですが、この作品ではそれが曖昧になっています。表情を持ったあちら側と表情のボヤけたこちら側があり、明確な意志を持ったあちら側と意志のハッキリしないこちら側があり、あちら側とこちら側とで光と影が移ろいゆき、その曖昧な境界線が生む空気が独特の匂いを生みます。

 シネスコ画面の片側に寄った被写体と、反対側に空いた空間に存在する空気。窓、カーテン、風、そこに居る何か、居ない何か。不安や緊張を煽る筈のそれが、でも今作に至って、もはや心地良さすら感じるのは何故でしょう? そして逆にいつもは癒しのイコンのような蒼井優が、自己の生を主張するかのような彼女が不安で不気味な存在と感じるのは何故でしょう? それは死の孤独を越えた世界が見えるから? 或いは生の中の絶望的な断絶が見えるから? それとも孤独を中心に据えた概念の中では生も死も大きな差のないフィールド上に存在しているから?

 旅の終わりは海。道の途切れるところ。その狭い入り江が決して「解放」ではないその先の世界を示すようで寂寥感を漂わせます。

 黒沢清監督の創造する美を表現する言葉が思いつきませんが(「頽廃的」っていうのもなんか陳腐で違うかなぁ)、その沈んだ空気に身を委ねるのが心地良い一編でした。って、心地良い黒沢清監督作品っていうのは、ちょっとやっぱりこれまでと違うのかな?
あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 8点(2015-10-05 22:17:16)(良:1票)
2.今まで霊をこちら側から撮っていた監督が、ついにあちら側からこちらを撮っているという感覚になった。
霊を恐怖の象徴でなく、救い、癒しの象徴として描いていること。生きている人間(瑞希や朋子)の中に恐怖を感じさせていること。作品全体を包む幻想的な雰囲気、町並みからそれを感じた。
死者と生者が境目なく存在する世界の舞台の中で、監督自身が、どこか人間と距離を置き世界を俯瞰して見つめる生者でも死者でもない存在になってしまったとさえ感じた。その変化にはさびしさも感じたが、今までのどの作品よりも優しく、温かく、懐が深い作品だった。
ちゃじじさん [映画館(邦画)] 8点(2015-10-04 08:19:08)
1.《ネタバレ》 並みの演出家なら、過去のフラッシュバックをジャンジャン繰り出すのだろう。その類は一切やらないところはさすが。
小松宅のシーンで、浅野忠信が「怖い夢だった。」と過去形の語りを始めるとカメラがゆっくりと彼の顔に寄っていく。
ほとんど回想突入のパターンなのだが、カメラは彼の背後にあるドアの曇りガラスに映る影のほうに対象を移す。

あくまで現在進行形でドラマを語る。これもまた監督にとっては倫理感みたいなものなのだろう。

これ見よがしでない実演奏の提示、三人のレイアウト、ショットの持続と照明が見事に決まったピアノシーンが美しい。

そして風があり、滝があり、カーテンの揺れがあり、森の霧がある。

直近の侯孝賢と比較してしまうのは酷だろうけれど、あの山を立ち登る濃霧を見せられた後でこの申し訳程度の霧はどうしても見劣りしてしまう。
『リアル』であれだけの霧をやっているのだから。

ドラマの性質ということもあろうが、カレンダーで年月を提示しつつも携帯電話を一切出さず、それでいて違和感をまるで感じさせないのも流石。
山麓のシークエンスでは、深津絵里はモンペ姿。ラジカセや時計印マッチや小学校のレトロ感がなんともいい味を出している。

そして監督がメロドラマと語るだけあって、ラストの浜辺で響く波音の演出が素晴らしい。
ユーカラさん [映画館(邦画)] 8点(2015-10-03 22:35:11)
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【点数情報】

Review人数 15人
平均点数 6.67点
000.00%
100.00%
200.00%
316.67%
416.67%
5213.33%
6213.33%
716.67%
8853.33%
900.00%
1000.00%

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