何者のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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何者

[ナニモノ]
2016年上映時間:98分
平均点:6.59 / 10(Review 29人) (点数分布表示)
公開開始日(2016-10-15)
ドラマ青春もの小説の映画化
新規登録(2016-07-17)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2024-01-27)【にじばぶ】さん
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監督三浦大輔
キャスト佐藤健(男優)二宮拓人
有村架純(女優)田名部瑞月
二階堂ふみ(女優)小早川里香
菅田将暉(男優)神谷光太郎
岡田将生(男優)宮本隆良
山田孝之(男優)サワ先輩
土村芳(女優)
原作朝井リョウ「何者」(新潮文庫)
脚本三浦大輔
音楽中田ヤスタカ
作曲中田ヤスタカ「NANIMONO(feat. 米津玄師)」
主題歌中田ヤスタカ「NANIMONO(feat. 米津玄師)」(ワーナーミュージック・ジャパン)
米津玄師「NANIMONO(feat. 米津玄師)」(ワーナーミュージック・ジャパン)
撮影相馬大輔
製作市川南〔製作〕
東宝(映画「何者」製作委員会)
電通(映画「何者」製作委員会)
朝日新聞社(映画「何者」製作委員会)
東宝映画(製作プロダクション)
企画川村元気
プロデューサー川村元気(プロデュース)
山内章弘(エグゼクティブ・プロデューサー)
配給東宝
特撮大屋哲男(テクニカルスーパーバイザー)
衣装伊賀大介(スタイリスト)
録音加藤大和
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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12
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29.《ネタバレ》 まさか、どんでん返しがあったなんで、予想してなかったから、結構、ドキってしちゃった。就活を通じての人間ドラマ部分も、新鮮で面白かったです。就活の時の頃を思い出しました。あと、演劇をかじっていたので、劇団まわりのディティール部分も、そうそう、こーゆうのアリガチとかリアリティをもって観れました。ほんとうは嫉妬したり、うらやましかったり、でもそんな自分の心を認めることがカッコ悪いと思い、観察者となりツイッターの裏アカでマウントをとることで、なんとか自分の心を安定させるってゆうのは、ちょっと極端だけど、似たような感覚って、誰にでもあるじゃないかな?って、マウントをとってく感想で、ごめん。
なにわ君さん [インターネット(邦画)] 10点(2022-04-13 20:05:09)
28.《ネタバレ》 これ、意外と好きかもしれない。

個人的に就活というものは、人生においてあまり重要ではないと思っているので(就職してからの方が大事)、見ている途中は「なんだかなぁ」と思っていたけど、終わってみると、色々考えさせられるなぁ、という感想に変わった。

頭の中で色々考えているよりも、不完全でもいいから、一歩を踏み出してみよう、まずは行動してみよう、そんなメッセージ。
動き出さなければ何も始まらない。
確かに、そうだ。

失敗を恐れずに、何かを実際に始めること。
そうすれば世界は広がり、未来はおのずと開かれる。

(P.S)エンドロールでながれる主題歌がとても良い!
にじばぶさん [インターネット(邦画)] 7点(2021-07-25 16:42:49)
27.《ネタバレ》 「学生たち」が「社会人」になるまで、或いはなろうとするまでの過程を描いた映画。主に五人ほどの男女たちが彼ら彼女らの就活をする中で、「なぜその仕事に就きたいのか」「自分は何がやりたいのか」「今まで自分は何をやってきたんだろう」ということなどを自問していく。
今どきっぽいところとして、就活にTwitterやFacebookのことがたくさん出てくること。その会社に行った先輩のTwitter見るとか、採用担当とFacebookで繋がるとか、真剣に就活してる学生は本当にああいうこと色々考えるんでしょうね。
劇中にところどころ主役の拓人くん(=佐藤健さん)がTwitterでつぶやくシーンがあります。実際随所随所でしょっちゅうスマホをいじる彼。何をしていたのかは終盤明らかになりますが、これが何とも痛々しい。目の前で一緒に頑張ってるはずの仲間をこき下ろしたり、自分はまるで彼らを上から見ているかのような「評価する傍観者」視点でのつぶやきは本当に痛々しかった。
最終的にはそれも含めて一つの「劇」として映画は締め括られますが、ここまで「就活」というものにスポットを当てた話も珍しいですよね。そういう意味では新鮮だった。

就活。自分はしたことありませんが、見ていて一度就職試験でグループディスカッションなどやってみたいような気持ちになりました。今の自分ならどんな話ができるだろう、どんな風に自分をプレゼンできるだろうかを試してみたいと思いました。

劇中の観月(有村架純さん)が拓人に言ったセリフで、「自分の人生の中にドラマを見つけて主役になれる」というのがありました。
自分も自分の人生にドラマを見つけてしまうタイプなので、なんだかこの言葉がよく分かってしまいました。それが自分の場合良い方に働いているかは分かりませんが、心に残ったセリフです。
TANTOさん [インターネット(邦画)] 6点(2021-06-16 23:36:29)
26.《ネタバレ》 令和版「就職戦線異状なし」という趣。
就活のリアルが感じられて良かった。
でも話は「認められる」というのはどういうことか?という方に話が行くのが新しい。

この青年も、演劇やってて、カミソリのような批評にグサリと来たんだろうなぁ。
それで自分の身を守るために、観察者になった。
しかし、だからこそ彼が演劇に向き合ってこその就活の勝利ではないかなぁ?
(上から目線ですね‥スイマセン)

でもどんな批評も対象を殺す、って何かで読んだけど、
愛のあるレビューを心がけたい。
トントさん [DVD(邦画)] 7点(2020-03-22 20:42:00)
25.《ネタバレ》 スピード感があって、一気に観られた。それは、どこかしら自分の奥底の暗い感情に受け入れられるものがあるのかもしれない。この類の話は社会に出てもあります。分析屋さんどこにでもいますね。就活2度目、その目線で冒頭から観ると、主人公の違和感がしっくりきますね。
ラグさん [インターネット(邦画)] 7点(2019-09-23 21:31:24)
24.「拓人、ほんとお前は何者なんだ…」という感じの映画。もうホラー、誇張されすぎた就活映画かと。
はりねずみさん [DVD(邦画)] 3点(2019-07-07 14:58:24)
23.「就職活動」というものをしたことがない。
今現在職に就いているわけだから、正確にはそれをしたことがないというのは間違いかもしれないが、この映画のメインストリームに描きつけられている、いわゆる“新卒採用”向けの活動をしなかったという意だ。
ただし、だからと言って、この映画が表現する鋭利で毒々しい「棘」が突き刺さらないわけがなかった。

観よう、観ようと思いつつ、長らく逃げ続けてきた映画だった。
もしも、もう少し若い頃にこの映画を観たならば、この作品から飛び出してくる棘は心の奥底まで突き刺さり、僕は、もっと分かりやすくボロボロになっていたことだろう。
今、このタイミングでこの映画を鑑賞し、あまりに辛辣な描写に痛みを覚えながらも、まだ平静を保っていられることは、幸か不幸かどちらだろうか。

少し、自分自身の話をしたい。
高校を卒業して、大学には行かず、東京の専門学校に進学した。「映画製作」の職に就きたいという夢を持ち、それを実現させるための進路だった。専門学校に2年間通い卒業したが、映画製作の現場には就職しなかった。業界の特性上、明確な就職活動的なプロセスは無かったし、映画製作の現場の猥雑で古臭い価値観は自分には合わないと思った。フリーターとニートで数年過ごし、その間に地元に帰り、今の会社に就職したのが13年前。
思い返せば、僕にとっての「20代」は、本当に地獄のような日々だった。
自分がやりたいことと、やったほうがいいことと、やらざるを得ないことが、バラバラで全く一致せず、体が動かず、結局「何も」行動することができなかった。
只々、朝が来る恐怖の中で眠り、その日一日を何とか自分の中で誤魔化して、生きてきた。

先に、「就職活動をしなかった」と記したが、既にここにも、自分自身に対する誤魔化しを孕んでいる。
就職活動をしなかったのではなく、“できなかった”のだ。映画業界に就職しなかったのではなく、“できなかった”のだ。
当時、SNSはまだ普及していなかったので、僕は、日々の自己満足と逃避の理由を、日記やブログに書き連ねていた。

愚かだったとは思う。でも、今となっても、その日々を否定することはできない。当時の僕にとっては、本当にそれが精一杯だったからだ。
そして、その上に、今の自分の人生が展開しているということも否定しようがないからだ。

この映画に登場する4人の若者(就活生)は、四者四様に痛々しく、愚かしい。正直、見ていられない。
でも、僕は、この4人の誰のことも、上からの目線で否定することなんてできない。間違いなく、彼らは僕自身だからだ。
こうすればいいのに、こう考えればいいのに、と今の僕が、当時の僕(=彼ら)に意見することは、まったくもって無意味だと思う。
「青春」という言葉で表現するには、あまりにビターで世知辛いが、かけがえのない若き煌きが存在するように、取り返しのつかない若さゆえの「闇」も確実に存在するということ。
そして、その闇にとりつかれ、押しつぶされることすらも、若者の特権なのだと思う。

登場人物の心情のみならず、鑑賞者の心情までも“丸裸”にする、とても危険な映画である。ただ、「就職活動」という経験の有無など関係なく、すべての“大人”に観てほしい映画でもあった。

たとえ地獄のような日々でも、それでも何とか生き続けてみれば、「悪くないな」と思える日がくる。そのことだけは、当時の自分自身に言ってやりたい。
鉄腕麗人さん [インターネット(邦画)] 10点(2019-05-05 18:12:26)
22.映画は真面目、丁寧に撮られていてますが、セリフや話の展開が少し大人向けではありません。原作が良くないのかもしれません。青少年が青少年向けに作った話です。
紫電さん [ブルーレイ(邦画)] 3点(2019-04-08 14:40:58)
21.最終的には自殺でもするんじゃないかと思ったが、何も分からないまま終わってしまった・・・。Twitter依存しすぎーーー。
ケンジさん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2019-02-07 21:55:44)
20.《ネタバレ》 「自分もかつて痛い若者で、痛い就職活動したなあ」、そんなことを鮮明に思い出させる映画。
それだけで確実に5点以上。
でも、もう一度見るのはつらいから6点止まり。
でも自分は、この主人公ほどはひどくなかったなあ。
目の前で話している友人の悪口をリアルタイムでツィッターで上げるとか、そりゃ人としてどうかと思うわ。
こんなんでよく友達できたなあ。
あとねえ、就職活動は友人と一緒にはやらないほうがいいと思うぞ。
「自分が内定ゼロで、友人が第一志望内定」なんて状況になったとき、心から友人を祝福できるか?
その自信がないんだったら、友達なくす前に無理にでも一時的に離れるべきと思うけどね。
まかださん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2019-02-05 23:13:30)
19.《ネタバレ》 途中まで、なんて薄っぺらい映画なんだろう、最低点に近いかも...とか思っていたが、終盤で一転する。
オチとしては難しいが、人の一面を垣間見ることは出来る。それぞれの人物をもっと掘り下げることも可能だが、この展開の中でそこまでの余裕はなかったと思う。
別アカウントに対する里香の「何度も見て覚えてしまった...」も哀しい。悪い意味で気になって仕方ない同士か。
simpleさん [インターネット(邦画)] 6点(2019-02-03 17:33:54)
18.就職活動に伴う感情の変化や人間関係の揺らぎなんて、どの時代でもたいして変わらない。それよりSNSで人と容易につながれるようになっても、それで幸せになれるとは限らないところが難しい。
nojiさん [インターネット(邦画)] 6点(2019-01-29 00:03:10)
17.《ネタバレ》 仕事柄共感してしまう部分が多かった作品。
誰しもが心の奥に秘めている感情をストレートに表現している点が良い。

音響、美術、映像がスタイリッシュで今っぽい作品。
バッジョさん [DVD(邦画)] 6点(2018-06-08 21:20:15)
16.たしかに、若い頃、こんなことを考えていました……。
時が過ぎて忘れてしまったことを思い出しました。

若者のかっこわるいところを含めて表現しています。
この映画、私は好きです。
海牛大夫さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2018-04-12 22:30:54)
15.《ネタバレ》 なかなか刺さるものがある。みんな痛々しい自分を曝け出して少しずつ前に進むのに、主人公はそんな人間を「寒い」と一蹴する。踏み出してもいないのに一歩引いたポジションでそんな寒い奴らを客観的に見ている自分がクールと勘違いしてる主人公を見ているとなかなか自分自身に刺さる。救いは授業中ふと振り返っても目が合うことはなかった、思いを寄せる彼女が、実はずっと自分を見ていてくれたこと。タカヨシに向けて言った厳しい言葉も実際は主人公に言ったのかもと考えると、こみ上げるものがある。恋は成就せずとも好きな人に自分の存在を肯定されるのは本当に幸せなことだと思う。ひとつだけ理解できなかったのは、有村架純を二回フルやつとかおらず。
遠州さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2018-03-20 20:26:40)
14.《ネタバレ》 主人公は周囲の人を落として相対的に自分の尊厳を保ちたかった。それは矮小なプライドで、主人公がそれに気付くことが本作のテーマだったと思います。現代的な青春映画、ってところでしょう。
そんなお題目より、私は匿名性と記名性でテキストの性格が変化するところに引っ掛かりを覚えました。それは本作と云うより、原作読後に強く感じたことです。主人公がツイッターにアップしていた「批評」は独りよがりな部分はあるけど、批評とはそんなものだと思います。このサイトのレビューだって彼のツイートと同類です。でも、それは世間的に許容されている。批評が過激な批判にならない限りは、ある程度の放言が許されるのがネット上の匿名コミュニケーションだと思います。ところが、その匿名性が消えた途端に批評は「悪口」に様変わりします。特に近い距離にいる人に対する批評は嫌味や中傷と受容される。面と向かって大声で他者を批判する習慣が薄い日本人にとって、彼がやっていたことは不道徳な行為のようです。でも、発言者の素性が知れた途端に発言内容の意味性が変化するって不思議だと思いませんか?
感じたことを誰に対してどこまで口にすれば良いのか。あるいは事なかれを装い無言が良いのか。コミュニケーションの難しさの本質的な部分に触れている作品だと思います。レビューから逸脱気味ですが、そんなことが気になった作品でした。
もうひとつ余談。学生時代、コンパの席などで将来の志望が話題になったとき、私は「何になるかは分からないけど、何者かにはなりたい」と言っていたことを思い出しました。私が云うところの「何者か」はジャンルは限定しないけど、そのジャンルでは一目置かれる人物って意味でしたね。大望(でも無いかw)を抱くのは若者の特権。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2018-03-06 00:07:35)(良:1票)
13.《ネタバレ》 他人が苦労して作った物を隠れて批評するしか能の無い自分のメンタルをグリグリえぐられましたわ(笑)
悔しいから7点あげちゃおう。
デミトリさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2017-09-07 23:52:03)
12.《ネタバレ》 就活の苦しさを良く表現できてたと思います。
とくに目的意識のない者には、身につまされる内容だったと思います。
そこにSNSを絡めたサスペンスミステリー的な味付けは、どうだったかな。
小細工無しでドーンと勝負して欲しかった。
若手の良い役者さんズラリでしたからね。
少し惜しかったかな。
ろにまささん [CS・衛星(邦画)] 7点(2017-09-03 20:45:18)
11.原作の小説は既読。
映画も悪くはなかったけど、小説を読んだときのほうが面白かった。
飛鳥さん [DVD(邦画)] 6点(2017-08-28 20:12:31)
10.《ネタバレ》 閉塞された空間に捉われ続ける若者たち。それはアパート、面接会場、大学の喫煙室、電車(さらには窓に映った拓人と瑞月は窓枠にも捉えられる)、タクシー、直接的描写はないが履歴書の証明写真など。
そんなあらゆる閉塞性の中で、ツイッターという特権的な立場から、他者を批評し俯瞰した視点を保つ事で、何者でもない自分のアイデンティティを何とか維持する拓人。
物語の終盤。他者を見ていた、批評していた者(拓人、映画の観客)が、見られる、批評される者になる瞬間。客観性が崩れる瞬間。抽象的なものが視覚化されていく。
それは劇場(演劇)となり、面接となり、ツイートを受け取る側のダイレクトな反応(理香)となる。
拓人のアイデンティティは崩壊し、面接の中で彼の本音が溢れ出す。
その時、それまで正面から客観的に拓人を捉えていたカメラは、彼の背中を押すような主観的なものとなり、拓人自身は閉塞されたビルから、光輝く解放的な外へと踏み出していく。
ちゃじじさん [DVD(邦画)] 7点(2017-08-15 18:55:55)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 29人
平均点数 6.59点
000.00%
100.00%
200.00%
326.90%
400.00%
500.00%
61241.38%
71137.93%
826.90%
900.00%
1026.90%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.66点 Review3人
2 ストーリー評価 6.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 6.66点 Review3人
4 音楽評価 6.50点 Review2人
5 感泣評価 5.50点 Review2人
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