ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

[ワンスアポンアタイムインハリウッド]
Once Upon a Time in Hollywood
2019年【米】 上映時間:159分
平均点:7.18 / 10(Review 34人) (点数分布表示)
公開開始日(2019-08-30)
ドラマ犯罪ものバイオレンス
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監督クエンティン・タランティーノ
キャストレオナルド・ディカプリオ(男優)リック・ダルトン
ブラッド・ピット(男優)クリフ・ブース
マーゴット・ロビー(女優)シャロン・テート
アル・パチーノ(男優)マーヴィン・シュワルツ
ダコタ・ファニング(女優)スクィーキー・フロム
ブルース・ダーン(男優)ジョージ・スパーン
ルーク・ペリー(男優)スコット・ランサー
エミール・ハーシュ(男優)ジェイ・セブリング
ティモシー・オリファント(男優)ジェームス・ステーシー
ダミアン・ルイス(男優)スティーブ・マックイーン
カート・ラッセル(男優)ランディ
デイモン・ヘリマン(男優)チャールズ・マンソン
レベッカ・ゲイハート(女優)ビリー・ブース
脚本クエンティン・タランティーノ
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
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12
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34.《ネタバレ》 歴史的背景も勉強したが、映画の中で復讐したの?私には合わなかった。
ビアンキさん [映画館(字幕)] 4点(2019-10-22 17:05:25)★《新規》★
33.《ネタバレ》 タランティーノ映画って娯楽作というには難解ではないけれどリテラシーが必要で、好きではあるけれどその尺の長さなどで若干気がひける部分がある。まぁデスプルーフの前半部分がトラウマなのだ。

そんな訳で今回はアメリカン時代劇といっても69年。落ち目な俳優のディカプリオと付人で貧乏スタントマンのブラピが主人公だ。
そんな彼らの営みの一部を切り取った本作はタランティーノらしい洒落た選曲と、個性的な編集で賑やかに見せてくれる。

役者としては問題ないが感情的で子供の前でも泣いてしまう情緒不安定なディカプリオは今回でまた役者として好きになるし、飄々として喧嘩も強いブラピの一挙手一投足がどこまでもカッコ良くて男なら憧れてしまう。そんなコンビは映画小ネタも交えており観ていてとにかく楽しい。
途中に入る大脱走の主役になるディカプリオには笑ってしまいました。似合わないっ!
ブラピとブルース・リーの戦いも最高です。

そしてブラピがヒッピーのコミューンに行くシーンもディカプリオが西部劇の撮影をやっている裏で、モノホンの西部の町(みたいな状況)にいる対比も良かったですね。

それともう一人の主人公はマーゴット・ロビー演じるシャロン・テート。
彼女は実在したカルトの集団により殺害されてしまう悲劇の人物だ。
終盤は彼女の殺人事件にスポットが当たるが、そこはタランティーノの世界。またしてもやられました。
まさかのディカプリオの家もついでに襲撃することになるという選択の末、たまたまいた最強のブラピの圧倒的に暴力により返り討ちに合うシーンは痛快の一言。おまけに火炎放射器まで出てきたときには吹き出してしまいました。

そんなこんなでシャロンは無事でめでたしめでたしというまさかのオチで幕が閉じる本作。
タランティーノのほとばしる映画愛と自分の理想をぶち込んだ素晴らしい世界を見せてもらいました。やっぱり凄いぜ!
えすえふさん [映画館(邦画)] 7点(2019-10-07 22:47:28)
32.《ネタバレ》 タランティーノ作品にしては、個々のキャラクター設定が薄い感じ。見ていて飽きないのだが、見終わったあと、印象に残る登場人物や場面がない。私の中では、タランティーノ復活とはなりませんでした。
カワウソの聞耳さん [映画館(字幕)] 5点(2019-10-04 08:35:40)
31.《ネタバレ》 タランティーノ作品にしては残酷描写や下品なシーンが少なく、
殆どの場面が、ただただ明るい、キラキラしている。
デカプリオとブラッドピットが2人でわちゃわちゃしているだけで見ていて楽しいのに、
そこにパチーノやカートラッセルが出てくるし、
マックイーンとブルースリーが絶妙なそっくりさん加減で、
見ていてニヤニヤが止まりませんでした。
それだけに、最後に起こるであろう悲劇を考えると、尺の長さもあってか鑑賞中はこの明るさを素直に喜べないというか
常にドキドキさせられました。
ガツンと来るシーンはそんなにないんだけど、、
やはり主演2人の演技と存在感がたまらんです。
南雲しのぶさん [映画館(字幕)] 8点(2019-10-01 18:15:03)
30.《ネタバレ》 ポランスキーのナインスゲートとタランティーノのパルプフィクションは好きな映画だ。
ポランスキーは少女淫行事件で米国入国したら収監されちゃう身。この映画の中でそれをパロッてたのはポランスキーをバカにしているのかそれともポランスキーはハメられて罪はないのだと言いたいのか、よくわからなかったが、
隣のポランスキーの奥さんシャロンテートに、ヒッピーを痛快に惨殺した後に招かれる場面はやっぱりタランティーノはポランスキーが好きなんだなと。
西海岸の雰囲気がよく描かれていた。
小鮒さん [映画館(字幕)] 7点(2019-09-29 00:17:29)
29.予備知識無しでの鑑賞。
実話物なのか男同士の友情物なのかジャンルも分からなかったし、エピソードもコロコロ変わるのでどういう映画なのか図りかねついていけない部分もあったが、物語ラストの全てを帳消しにするような事件に全て持って持っていかれた。
個人的には傑作のB級映画かなと思う。
misoさん [映画館(字幕)] 6点(2019-09-27 23:21:22)
28.《ネタバレ》 久しぶりの映画館鑑賞。
楽しめました。
ただ賛否が分かれそうな映画でした。
まず予備知識としてシャロンテート殺人事件の概要を知っておく必要がある。
知らずに観ると面白さが激減する。
あとはダラダラと進むタランティーノ節と古き良き時代のハリウッド描写が楽しめるかどうか。
終盤近くまでそんなに盛り上がる場面がない。
そういう意味では雰囲気映画かも。

楽しめる人だけ楽しんでって!という姿勢を感じる。
タランティーノはほんとセンスある。
ブラッドピッドはかっこいいしディカプリオの演技すごかった。
SASUKEさん [映画館(字幕)] 8点(2019-09-27 01:25:45)
27.《ネタバレ》 ディカプリオにブラピにタランティーノに涎が出てくるような豪華演出。
ベテランの味のある演技に、これで飯三杯は食えてしまう。
前半は睡魔の襲うような退屈な展開ではあったが、最後のバイオレンスがスッキリそしてカッコいい。
タランティーノのセンスのある世界観が炸裂過ぎて、マニアあるいは歴史に精通していないと細かすぎて分からない部分も。
マンソンファミリーやヒッピーの予備知識をつけて鑑賞すればもっと楽しめるはずだ。でも十分堪能。
Mighty Guardさん [映画館(字幕)] 6点(2019-09-20 20:57:56)
26.《ネタバレ》 これから観る方はシャロン・テート事件をしっかりググってから観たほうが良いですね。挿入歌のストーンズ「アウト・オブ・タイム」が頭から離れない。
kaaazさん [映画館(字幕)] 8点(2019-09-17 17:29:54)
25.《ネタバレ》 感情表現が全開のディカプリオ。現実を冷静に眺め適応するブラピ。それぞれが得意とする役柄が、見事に劇中のキャラにマッピングされて、非常に魅力的な作品に仕上がっています。南カリフォルニアの明るい日差しと樹木が香るドライな夜など、羨ましいほどまでに恵まれたハリウッドの自然の中で、物語はサスペンス調に進行していきます。歴史の結末を知っている視聴者にとっては、最後までどうなるかハラハラの展開ですが、史実を脚色して痛快な結末に仕上げ、ある種の爽快感を私たちに残してくれた監督の手腕はさすがです。こんなことができる映画、やっぱり大好きだなぁと改めて感じさせてくれる逸作でした。ディカプリオとブラピの境遇の差、全盛期を懐かしむディカプリオ、そして汚れたスポーツカーを楽しそうに運転するブラピが印象的でした。ヒッピーの奔放・軟弱な生活とブラピの強靱な肉体を対比する中、最後は意外な結末を迎えます。こんな時代があったなぁ・・・確かにワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド。何から何まで最高でした!
windanceさん [映画館(字幕)] 8点(2019-09-16 20:17:44)
24.《ネタバレ》 予備知識なしで観てしまいました。タランティーノ作品が好きな方には少し物足りないかもしれません。159分の長尺ですが、タランティーノ監督の作品だと不思議と退屈しないんですよね。ダラダラと続く長ーい会話なんかはもうおなじみだし、作中のBGMの選曲も相変わらずセンスが良いです。最後の13分については、ぶっ飛んだ展開で大満足でしたが、やはり実際の事件について事前に知っておいたほうがより楽しめますね。
たけたんさん [映画館(字幕)] 6点(2019-09-16 06:06:27)
23.タランティーノの作品はだいだい2回観ないと私は細かな話しが繋がってこないのだが、本作もやはり同様だった。しかも長いので面白い言いまわしや展開があっても、途中何度かなんでそうなるの?というのがあり、なかなか難解な作品である。そもそも何故ブラピをあの娘はアジトに連れて行ったのか?奥で寝てた人はなんだったのか?あの家が襲われる理由もよくわからない。ブラピが暴れたのの復讐?二大俳優は共にさすがの演出だったのでこの点数です。情報無しで観に行かない方が良いかも。またビデオ借りてそのうち観直すか・・・。
SUPISUTAさん [映画館(字幕)] 6点(2019-09-15 21:34:00)
22.★60年代の黄金期(?)ハリウッドの裏話。雰囲気が忠実に再現されてて面白かった。ただやっぱり2時間40分は長い。 ★映画が好きでハリウッドが好きで知識があって、という人は退屈しないと思うけど、そうでない人には辛いだろう、タランティーノ節も今回は控えめだったし。 ★ただマンソン・ファミリーとシャロン・テート事件のことはなんとなくでも知っといたほうがいいと思う。要はこれが物語のクライマックスなのだから。とはいってもそこに至るまでマンソンやシャロンのことが詳しく語られるわけじゃないけど。 ★最後の残虐シーンは逆に笑ってしまった。ほんとにあんなもの個人で持ってたのか!ハリウッド怖いわ(笑)。ブラッド・ピットはやっぱカッコいい。只者でない雰囲気もあるし。ディカプリオ、NGを連発するシーンも、その後の人質脅迫シーン完璧に演るとこも凄かった。彼を慰めた子役の女の子って、誰なんだろう。どうでもいいことだけど、ボーイング旅客機とポルシェのデザインって昔から変わらないね。その二つの乗り物が出た時だけあれ、現代?と不思議な感覚になった。 ★貶しではない、正味、という意味で、わざわざ映画館でしゃっちょこばって見なくてもいい作品。映画が一大娯楽だった昔じゃなく、現代だからこそ、そこそこ大画面のモニターとかあれば家でカウチポテトでいいかな、ということで、5点。
wagasiさん [映画館(字幕)] 5点(2019-09-15 10:56:00)
21.《ネタバレ》 当時のハリウッド!街並み。建築。サイン。風俗。クルマ!そして音楽!!そして雰囲気!!映画”ララランド”より、こっちの方がよっぽど”ララランド!!”でした。私にとっては。。。。  (ロサンゼルス。今行ってみても、そんなに変んないんだよね、、、、)この作品のちょうどこの頃、マックイーン!そしてブルースリー!がハリウッドで燦然と輝いて出てきたんだなー、、、、、この二人は現在でも、さらに輝きを増しているなあ。この事件の詳細はしらないので、警察がみんな帰った後に、茂みに隠れていたカルトにやられたのか!!!と思っていたら、THE END!!そうじゃないみたいね、、、、、、
追加!それから、映画”大脱走”で他の俳優にも何人かヒルツ役のオファーがあった。なんて、クソみたいこと言っていたが、冗談も休みやすみだぜ!っての!!
天下のスティーブマックイーンが、とにかく、”俺様野郎!!”で、元少年院上がりで、海兵隊に入っていて、銃器がいじれて、機械がいじれて、アクターズスタジオ出身で、そしてクルマ、バイクの技量がプロなみで、自らバイクでの脱走を製作側に進言したこと。そしてそして、ファッションセンスが超突き抜けていて、あのカッチョいいA2ほか”大脱走ルック”を自らプロデュースしてんだ!どんな作品でも、どっかの俳優たちと違って、製作側のあやつり人形には、決してならなかったから、あの名作”大脱走”があるんだ!
男ザンパノさん [映画館(字幕)] 7点(2019-09-15 00:16:15)
20.《ネタバレ》 大好きなタランティーノ監督の9作品目。三年前にパルプフィクションにハマり、タランティーノ作品全てを鑑賞し、満を持して劇場に足を運んだ。
結論から言えば肯定的ではあるが絶賛には遠い評価だった。
今回の作品はタランティーノの懐古主義的な側面がかなり前に出た。映画オタクのタランティーノが渾身の力で再現した煌びやかな1969年のハリウッド。そこにはタランティーノの映画愛が詰まっている。しかし、この映画を本当に楽しむには沢山の知識が必須である。当時の映画や音楽、テレビに至るまで様々なコンテンツが散りばめられている。まだ学生である私はスティーブマックイーンの大脱走やブルースリーといった有名どころは知っていたが、やはりそれ以外の事はあまり馴染みがなかった。それ故、いつもタランティーノの作り上げる世界は大好きだが今回はそこまで魅力を感じなかった。そして、シャロンテート殺害事件に関する情報も確実に頭に入れなければならない。私はカルト教祖チャールズマンソンの信奉者がシャロンを惨殺した程度の知識で映画を観た。しかし、この時代のことをよく知らない自分にとってはこの殺害事件が華やかなハリウッドにどれほどの影を落としたのかということはどうしても身に染みて分からない。こうしたことを知っておくと本作品でタランティーノが自身が映画の中で大好きなハリウッドのために起こした奇跡の凄さがもっと実感できるだろうと思った。
本作品と同様に過去の負の歴史にタランティーノが映画中で復讐を試みたイングロリアスバスターズとジャンゴはそれぞれナチスと黒人差別に対する復讐であり、事前知識もなく世界中の人々が胸糞の悪くなる事柄を敵としている。チャールズマンソンの事件はそれら2つに比べると知られていない。
つまりこの映画にはそれなりの知識が必要ということ。だから、これらの知識を持ち合わせていないと本作の魅力に気づくことは難しいと思う。これに限らず様々なジャンルに置いて映画は無知には非情である。
それ以外にも自分の中で消化不良感を生み出したのはタランティーノらしさが今作品では抑えめだと感じたからだ。もちろん、リックが大脱走の主演候補だったという話やブラピVSブルースリー、子役の少女に慰めてもらう泣き虫ディカプリオとかタランティーノらしいシーンも多くあった。あと、タランティーノ組のマイケルマドセンやゾーイ、カートラッセルもチョイ役だったが出演してたのも嬉しかった。タバコの箱が画面に出てくるたびに確認していたレッドアップルもエンドロールでようやく登場!
しかし、よく見られる章立てや時系列入れ替えによる脚本の面白さ、フルスロットな会話劇にしょうもないけど魅力的な無駄話、個性豊かな脇役たちといったタランティーノの持ち味が他作品に比べると弱いなと感じてしまった。パルプフィクションのハンバーガーやボスの妻へのマッサージの話、ジャンゴのKKKの衣装の話並みのインパクトのあるシーンもなかった。
キャラについてもブラピもディカプリオも良いけど、パルプフィクションのジュールスとかイングロリアスバスターズのランダみたいな強烈キャラに比べると見劣りするかなと感じた。ただ、これまでのタランティーノ作品にはほとんど見られなかった登場人物の心情の緻密な描写が印象的だった。キルビルからジャンゴまでメインは復讐であり、登場人物はそれぞれ強い復讐心の一心で行動していた。今回、ハリウッドで徐々に居場所を失うリックの葛藤や苦悩がタランティーノ風にユーモラスに描かれていて新鮮だった。これまで顕著だった奇抜で少し現実離れした世界観よりも彼の愛するハリウッドの再現を優先したのだろう。再現度の高いハリウッドよりもいつも通りのキレキレの会話と巧妙な脚本を期待していたというのは正直な感想であった。
そしてもう一つ期待していたカタルシスはラストのラストでついに解き放たれた。ブラピと犬が壮絶な闘いでマンソンファミリーをボッコボッコにして最後にディカプリオがイングロリアスバスターズを思わせる過去の出演作品が伏線となり火炎放射器で業火を浴びせる。まさに最高の爽快感でありこれぞタランティーノと最後にいわせてくれた。これを待っていたと。ラスト13分は圧巻だった。
ラストは満点だったけど、自分の知識不足とタランティーノらしさ控え目によりこの点数にした次第です。
タランティーノは本作品での引退もあると語ってるとか。これで引退は絶対にやめてほしい。タランティーノは言った。『映画は自分の為に作っている。役者や映画製作の様々なスタッフはその手助けをしてくれているという位置づけだ。』だから自分の作品に自信があるし確固たる信念がある。私はそんな彼の新作を何年かかっても待ち続けるしかない。
whoopiさん [映画館(字幕)] 6点(2019-09-13 16:06:58)
19.《ネタバレ》 私はタランティーノの映画が好きである。過去作品もほとんどが映画を観る喜びを与えてくれるものだった。だから今回も160分あろうともタランティーノで退屈などありえないと楽しみに映画館に赴いたのである。だけど、どうしたことでしょう。たしかに眠くなったりはしなかったけど、「ああ面白かった」というには程遠い観賞後感だったのだ。
いつもながらのタラ節で、しつこ・・丹念な行動描写が多重に繰り広げられるけれど、それはクライマックスの打上げ花火のために必要なムダ、いや細部描写なのだタランティーノ作品にとっては。だから「映画史を塗り替える13分」を信じて観続けたんだけど結果ぽかん、としてしまってね。私はシャロン・テート事件もチャールズ・マンソン事件も知識として持っていた。だから監督のやろうとしたことは判るけれど。
タランティーノ、偉くなりすぎたんだよ。大物俳優らが次々と自分の作品に出たいと言ってくれて予算もたくさん組める。だから自分の趣味語りが止まらなくなってる。聞かされている相手がどのあたりまで興味を持ってくれるか的確に計れなくなってる。ディカプリオの劇中劇などは、ほんと半分の尺で良いくらい。それに恒例のクライマックスの血祭りだけどあそこで笑いが止まらなかったという感想を散見するけど、マジですか。キル・ビルでルーシー・リューの首がハネられるのはなんともなかったけど、今作ブラピが女の髪を掴んで壁に執拗に顔を打ち付ける描写はただのDVに見えて引いたんだが。暴力描写の匙加減も、計算がずれてきてないだろうか。
tottokoさん [映画館(字幕)] 6点(2019-09-12 15:17:26)
18.《ネタバレ》 レオ様とブラピ、2大スター初共演。舞台はむかしむかし、その昔のハリウッド。懐かしみを感じるオンガクと共に、シャロン・テート惨殺事件に向けて物語はだらだらと進んでいく。ブラピとブルース・リー崩れがタイマンのシバき合い。そして訪れるその時。だけど襲われたのは、「あの人」の隣に住むアイツら。殺陣シーンはまさに狂乱のタランティーノ劇場。予想外の結末。ハナシと違えぞっ。
獅子-平常心さん [映画館(字幕)] 6点(2019-09-08 00:27:13)
17.“クソったれ”の俗物だらけのこの街で、強欲と虚栄に塗れた“モノ(即ち映画)”が、時代を越えて、価値観を越えて、生み出し続けられている。
数多の作品と俳優が生まれては、ガムの様に噛んで吐き捨てられる。なんて儚くて、なんて愚かしいのだろう。
ただね、それでも、この街と、そこに生きる人間たちと、彼らが生み出す「映画」が大好きなんだから仕方がない。
このクソ素晴らしい“ハリウッド”に愛をこめて。
by クエンティン・タランティーノ
 
 
と、タランティーノ監督が高らかに言い放ったかどうかは知らないけれど、結論から言うと、この作品は世界一“映画愛”に溢れた映画監督による、“映画愛”に満ち溢れた傑作だと思う。
僕は、クエンティン・タランティーノには遠く及ばないけれど、“映画愛”を自負する者の一人として、この映画を否定できるはずも無く、立て続けに2度映画館に足を運んだ。
 
タランティーノ映画ならではのバイオレンス描写や、マシンガンのような台詞まわしを期待してこの映画を見進めていくと、面食らうことは先ず間違いない。
二度鑑賞し、冷静に振り返ってみても、この映画の大半は「何も起こっていない」と言わざるを得ない。
1969年のハリウッドを舞台に、落ち目のテレビスターと、彼の相棒兼専属スタントマンの平坦で自堕落な日々を、ひたすらに、そして恐ろしいまでの丁寧さで描いていく。
 
極めて単調な映画のように見みえるのに、この映画は最初から最後まで少しも退屈ではなく、161分の上映時間は瞬く間に過ぎ去る。
それは丁寧に描きぬかれた一つ一つのシーン、一つ一つのカットが、あまりに愛おしいからだ。
そして、テレビスターも、スタントマンも、映画監督の隣人も、その妻も、プロデューサーも、子役も、若手カンフー俳優も、ヒッピーも、善人も、悪人も、この映画に登場するすべての人物が映画を愛してやまないからだ。
 
単調に見えるストーリーテリングの末、溜まりに溜まった鬱積と暴力性が唐突に弾ける様に、短くもこの上なく激しいクライマックスを経て、本作は終幕する。
あまりにも爽快で、あまりにも馬鹿馬鹿しいその顛末が、同時にとても刹那的で感慨深い。
 
そこにあったのは、映画を愛するタランティーノ監督の「やさしい嘘」と、現実に対する「復讐」だった。
 
テレビスターのリックは酒に溺れて、そのまますべてを失ったかもしれない。
スタントマンのクリフは激情的な暴力のしっぺ返しを受け、命を落としたかもしれない。
そして、隣人のシャロン・テートは、狂ったカルト集団に襲われ惨殺されたかもしれない……。
 
現実世界の理不尽な暴力を、映画世界だからこそ許されるさらに激しい暴力で返り討ちにした後、主人公は隣人に招かれ、身重の彼女を優しく抱擁する。
不幸な事件なんてまるでなかったかのうように、クエンティン・タランティーノは、「映画」で「映画」を抱きしめ続ける。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 9点(2019-09-07 23:28:13)
16.《ネタバレ》 監督の優しさが溢れ出た新たな傑作だ。基本的な展開は「ジャンゴ」や「イングロリアスバスターズ」と同じと捉えて良いだろう。歴史の中で悲運の人生を送った方々の想いをタランティーノが遂げる作風である。ただ今作はより個人的なお話なので感情移入もしやすい分、見終わった後は本当に複雑な気分になるだろう。作品全体のリズム感は「ジャッキーブラウン」が一番近いのかもしれない。ストーリーが動き出すのは上映開始後2時間ほど経ってなので、この辺りはヘイトフル・エイトっぽい。となるほど今までの監督フィルモグラフィーの様々な要素を併せたような作品だ。本当に世界観がある映画というのは、いくら上映時間が長かろうがいつまででも観ていられるものだと思うが、本作も途中からもうストーリーなんて展開しないでいいからこの人達の生活をこのままずーっと観ていたいという気持ちになってくるのが不思議だ。それくらい1969年のハリウッドに没頭させてくれる。シャロンにもう一度命を与えたかった、普通の生活をさせてあげたかったという監督の言葉が全てだと思うが、当該監督の作品から優しさをこんなに直接受け取ることができる日が来るとは。ブランディが良く躾されていることや(ブランディは最後に大活躍)、途中途中でブラッドピット演じるクリフがとんでもない身体能力の高さを示すシーン(ベランダに登るところetc..いちいち面白い)など、クライマックスに向けての伏線もバッチリ。賛否両論分かれる作品だと思うが、今までの当該監督作品が好きな方はきっと気にいるだろう。点数は一度鑑賞時点でのものだが、もう一度観たらあと1点くらい上がりそうだ。
rain on meさん [映画館(字幕)] 8点(2019-09-07 10:39:53)
15.《ネタバレ》 アル・パチーノ扮するプロデューサーから現実を突きつけられリック・ダルトンは泣く。とにかくよく泣く。自分が読んでる本の主人公と自分を重ね合わせ子役の前でも人目もはばからず泣く。台詞をとちりまくって激高し、その後気を取り直して見せた会心の演技を称賛され泣く。そうかと思うと隣に今注目の監督ロマン・ポランスキーとその妻が引っ越してきたことを知りテンションが上がって機嫌を直したり、まさに感情の生き物と言える人物だが愛らしく憎めないキャラクターにディカプリオは作り上げている。

クリフ・ブースはまさに無敵の男。ブルース・リーを車に叩きつける男なんて無敵以外の何者でもないのだが(車がメチャへこんでて爆笑)、これがメチャかっこいい。一挙手一投足にカッコよさと色気を感じさせる程のブラッド・ピットのハマり具合。男女問わず惹きつけられるのではないか。

主演二人の演技力とスター性を思う存分発揮した幸福な初共演。この二人がとにかく良い。落ち目の俳優リック・ダルトンとそのスタントマン クリフ・ブース。この二人の仲睦まじい感じがとにかく観ていて楽しいのだ。リックの出演したテレビドラマをピザとビールをつまみにワイワイ騒ぎながら観るところとか観ているこちらが思わずニヤニヤしてしまう。


ポランスキー夫妻が登場した時から始まる惨劇へのカウントダウン。しかし、「イングロリアス・バスターズ」でも見せたようにタランティーノの前では史実すら吹き飛んでしまう。

無敵の男のところへ踏み込むマンソン・ファミリー。そして、とどめの「マクラスキー 14の拳」。あまりにも痛快なラストに思わず爆笑してしまうと共に安堵もする。そう思わせるのはシャロン・テートの日常を魅力的に描いたからだろう。映画館へ出演作を観にいく彼女。ポスターの前でポーズをとる彼女。自分の演技への観客の好反応に無邪気に喜ぶ彼女。こんなかわいらしい人が惨劇に会わずに済んで良かったと心底思うのだ。

もちろんこれはフィクションだ。でも、いいじゃない。映画の中くらいこういうことがあってもさ。タランティーノが作り上げたキャラクターがラストに隣人とあいさつを交わす。粋だし愛情がつまってる。こういう形の映画のマジックもあるんだなあ
さん [映画館(字幕)] 8点(2019-09-07 00:44:24)
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【点数情報】

Review人数 34人
平均点数 7.18点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
412.94%
5411.76%
6720.59%
7617.65%
8926.47%
9617.65%
1012.94%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 5.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review2人
4 音楽評価 7.00点 Review2人
5 感泣評価 Review0人
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