フォードvsフェラーリのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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フォードvsフェラーリ

[フォードバーサスフェラーリ]
Ford v. Ferrari
2019年【米】 上映時間:153分
平均点:6.84 / 10(Review 25人) (点数分布表示)
公開開始日(2020-01-10)
公開終了日(2020-05-02)
ドラマ
新規登録(2019-11-28)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2020-09-28)【かたゆき】さん
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監督ジェームズ・マンゴールド
キャストマット・デイモン(男優)キャロル・シェルビー
クリスチャン・ベール(男優)ケン・マイルズ
ジョン・バーンサル(男優)リー・アイアコッカ
カトリーナ・バルフ(女優)モリー・マイルズ
トレイシー・レッツ(男優)ヘンリー・フォード
ジョシュ・ルーカス(男優)レオ・ビーブ
レモ・ジローネ(男優)エンゾ・フェラーリ
レイ・マッキノン(男優)フィル・レミントン
ノア・ジュープ(男優)ピーター・マイルズ
平田広明キャロル・シェルビー(日本語吹き替え版)
宮内敦士ケン・マイルズ(日本語吹き替え版)
坂詰貴之リー・アイアコッカ(日本語吹き替え版)
恒松あゆみモリー・マイルズ(日本語吹き替え版)
廣田行生ヘンリー・フォード(日本語吹き替え版)
木下浩之レオ・ビーブ(日本語吹き替え版)
脚本ジェズ・バターワース
配給20世紀フォックス
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【クチコミ・感想】

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12
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25.実話ベースの、これだけの内容を2時間半にまとめるのは大変だし、レースシーンなど含めて当時を再現力は凄いです。俳優たちの演技力も最高で熱いです。でも、クリスチャン・ベールが主演ということで期待が高かったせいか、ちょっぴり期待はずれでした。主役のケンのキャラクターがあまり好きなタイプの人物ではなかったので、感情移入しづらかったのかもしれません。レースシーンは迫力ありましたが、レースの状況がちょっとわかりにくかったように思います。まあ、でもまあ普通に面白かったです。
ぽじっこさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-10-17 11:17:42)★《新規》★
24.《ネタバレ》 1960年代、ル・マン24時間耐久レースに挑んだフォード・モーターのレーサーやエンジニアたちの悪戦苦闘を実話を基に描いたヒューマン・ドラマ。主演を務めるのは、実力派のマッド・デイモンやクリスチャン・ベール。監督はエンタメ映画職人、ジェームズ・マンゴールド。いやー、もう車好きの車好きによる車好きのための映画でしたね、これ。車好き――特にアメ車好きには堪らないであろう描写のてんこ盛り。んでも演出的には手堅く纏められており、車にそんなに興味のない自分でもそこそこ楽しんで観ることが出来ました。子供のために危険を顧みずに頑張る父親というのはベタですけどやぱ燃えますね~。あくまで裏方に徹したマッド・デイモンもいい味出してました。ただ、明らかに長ーい!もう少し短くスリムに纏めてくれても良かったのでは。そこまで車好きではない自分は中盤から延々と続くレースシーンにちょっとダレちゃいました。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 6点(2020-09-28 14:02:09)
23.タイトルは『フォードvsフェラーリ』であって、実際に題材もそうなんですけれども、でも何かちょっと違う。
高級車フェラーリに大衆車フォードが挑む、という図式だけど、では一種の「下克上」かというと、むしろ正反対。資本力ではフォードの方が圧倒的で、金に飽かせてル・マンに乗り込んでくる。
主人公のひとりであるマット・デイモンはまだしも、もうひとりの主人公であるクリスチャン・ベールはカツカツの生活を送っていて、このフォードとフェラーリとの対決の物語において、当然、中心的な存在になるのであろうとは予想されるものの、いくら物語が進めども、いつまで経っても蚊帳の外。本人が偏屈なこともあって、なかなかこの対決に絡めず、見てる我々もヤキモキする。
だから、これは、クリスチャン・ベール演じるケン・マイルズにとっての、「下克上」の物語。
いくつかのレースを経て、クライマックスである本番のル・マンが近づいてきても、「さあ、いよいよ!」などと煽るような演出も無く、むしろ淡々と開始しちゃうのですが、それは逆に言うと、迫真のレースシーンの演出に自信があってこそ、とも言えるでしょう。いざレースが始まったら、その緊迫感に、目が釘付け。
レース会場でもヘリで移動したりと、何かと派手なフォード2世。打倒フェラーリに向け、フォード側のチームとしてレースを戦う主人公ふたりだけど、本当に彼らを理解する者は、本当にレースを愛する者は、一体誰なのか。
この映画には、夕日や夕暮れのシーンが、再三登場します。もともと“黄昏”の映画なんですね。で、ラストはケン・マイルズの家の前。そういやこの芝生の前でかつて、ふたりは取っ組み合いしたんだっけ、などと思うと、観ている我々もどこか、懐かしさのようなものを感じてしまう。
夕日。
鱗歌さん [DVD(字幕)] 7点(2020-08-24 20:38:37)
22.《ネタバレ》 2時間半が苦もなく、すんなり観られた。
男くさい話で、苦いラストにもじんわり来た。

レース上のライバルは、フェラーリなのだが、敵はあっさり途中で全車リタイア。
どっちかというと、フォードの会社内部の男たちの軋轢という内容だった。

クリスチャンベールが渋い。
この渋さ、「ライトスタッフ」のサムシェパードを思い出した。
孤高のヒーローといった感じで、カッコいい。
トントさん [DVD(字幕)] 7点(2020-08-22 20:00:19)
21.《ネタバレ》 高級車がレースするおバカ映画化と思っていたら、まじめなドラマ。
フォードがレースに参戦する経緯や、二人の男のドラマが熱い!。
これは映画館でみたかったな~。

奥さんが車をぶっ飛ばすシーンと、練習中に炎上するシーンが印象に残っています。
へまちさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2020-08-14 20:50:43)
20.高評を目にし 鑑賞..予想していたものとは 全然違ったストーリー..フォードがこんなかたちで ル・マン24に参戦したなんて、知らなかったので..なかなか 面白かったです~ シナリオも 演出も 無難に手慣れていて、映画として合格点! 車好きなら 誰でも楽しめます~ オススメ!
コナンが一番さん [DVD(字幕)] 8点(2020-07-19 13:19:44)
19.《ネタバレ》 とても面白かったです。
フォードとフェラーリでかつてこんな戦いが繰り広げられていたんですね。
おっちゃんたちの、プライドをかけたガチバトル。見ていて熱くなります。
会社としてのプライドもありますが、経営者や技術者、レーサーとしてのそれぞれのプライド、
また米国人としてのプライドもありますね。
にしても、クリスチャン・ベイルは本当に役者。カメレオン俳優の妙技です。
あろえりーなさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-06-30 18:58:45)
18.《ネタバレ》 タイトルはやや誇大広告気味で、フェラーリ側の視点はほとんどないんですね。なるほどヨーロッパ圏ではルマン’66というタイトルで公開されたらしいとか
商売としてお上手といいますか、ルマン’66でお客は呼び込み辛いでしょうからね
本作のクライマックスで出される無茶な命令もこういう営業上の理由あってのことですから、内容を如実に表したメタいタイトルともいえましょうか
ルマン’66といっても単純にレースを楽しむ映画ではないんです。
販売競争では最初からフォードの圧勝で話にならないのでそこは描かれないかと思いきや、実はそれがいかにレースに影響を与えているかを描いている映画です
一つは、身内のねじ込みによる妨害です。もう一つは、モータースポーツのリザルトにまで影響を及ぼす資本力です
どうしても勝ちたいフォード側は、レギュレーションのグレーな部分を用いてでも勝ちにいきます
しかも、主役である二人が率先してこれを実行したのです
これは、フェラーリ側の指摘でオフィシャルに処分されそうでしたが、一応シェルビーの反論で事なきを得たように見えますが
実際はフォードの資金力を前にオフィシャルが強く物言えずに引っ込めたんだろうと考えられます
名門のフェラーリの指摘ですから、普通のチームならあっさりと失格になっていたでしょう
契約社会では資本力を背景にロビー活動をおこない、自分たちの有利になるようにレギュレーションを変更させて勝利するのを正しいこととしています
途中フォードの社長はヘリで食事に行ってしまい、フェラーリとの資金力の違いを誇示しています
シェルビーは、金では勝利は買えないと言っていました。純粋なのか欺瞞であるのか
確かに実際にトップチェッカーが必要ですが、はたして全く金の影響がないわけではなかったようです
ところどころ皮肉っぽくてやや滑稽な描かれ方をする契約社会の駆け引きがかなりのウェイトを占め、それにまつわる悲喜こもごもでドラマを形作っています
前半はかなり面白かったです。エンツォ・フェラーリの策に乗せられて怒りからルマンでの復讐を誓うあたりは燃える展開です
中盤社長をGTに乗せてショックを与え、条件を取り付けるシーンではかなり前のめりになりました
面白いと、思います
うまシネマさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-05-17 18:51:03)
17.《ネタバレ》 同年代のヨーロッパライトウエイトスポーツが好きな人間です。アメリカンマッスルはあまり詳しくありませんが、評判通り素人にも分かり易くて迫力満点の映画でした!

シェルビーとマイルズの友情に重きを置いたような流れでしたが、そう考えるとチョット二人の関係が浅すぎるような気がしました。フォード勢がル・マンで優勝するまでに複数年かかっていますが、彼らが長きに渡って苦労を共にしてきた親友には見えないのが残念なところです。(嫁との中途半端なシーン、フォード上層部の冗長なシーンなど脚本の甘さが目立っており、せっかくの映画を中途半端に長くそして散漫にしてしまっているような気がします)
そもそもですが、映画一本で複数年の時を表現すること自体が難しいでしょうから、やはりできればもっとメインレース付近に的を絞るとか、あるいはマイルズを引き抜いた直後のGT40開発にフォーカスするとか、もう少しやりようがあったのかもしれません。

映像的には迫力満点なシーンが沢山ありましたが(自宅シアター鑑賞)、「ここで引いてくれ!」というようなシーンでもカメラが引かず、終始個人戦の抜き合いを見せられます。ル・マン24時間耐久レースは長丁場なので、抜き合いというよりは孤独な旅を意識した壮大な映像が見たかったところです。そういった意味では若干残念な気持ちも残りました。
レース終盤のマイルズの心境と映像表現は素晴らしく、マクラーレンとの同時フィニッシュの裏側は素晴らしかった。総合的にはよくまとめられていますが、若干長さも感じてしまったのでもう一度見るか?と聞かれたら少し悩ましい作品です。(車好きなので少し甘めの点数です)
アラジン2014さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-04-04 11:25:03)
16.《ネタバレ》 俳優の熱演とレースの迫力で面白かった、のだけれど、終わってみたらたくさんのモヤモヤが・・・。まず、レースシーン。たしかに迫力十分でこの映画の一番の見所だとは思うのですが、「見せ方」がNASCAR的なアメリカン・モータースポーツの見せ方を踏襲してて、ちょっと「ルマン」とは違うような。要するに、ギリギリに接近してのオーバーテイクとクラッシュのシーンが見せ場の中心で、24時間「耐久」レースであるルマンの戦略性やメカニックの重要性は軽視されてしまっている。実は優勝したマクラーレンはちゃんと24時間耐久レースをしていたのに、フォードだけが違うレースをしていて、だから結果がああなった、ようにも見えてしまうのだ。その考えでいけば、あのブレーキを交換してしまうという戦略はやっぱり論外。限界があるブレーキで24時間どう走りきるのかの戦略なのに(実は、あれでレース後失格になるという結末だと思っていたけど、違っていて驚いた)。これって、要するに実はモータースポーツに対する敬意にも欠いていて、アメリカ的な論理を押し切ってしまうのが、あまり愉快ではない。それから、ドラマ部分。主人公2人のあいだの論理の対立や葛藤のようなものはほとんどなく、唯一ぶつかった最初のレース遠征の件も、予定調和過ぎる「殴り合い」で解決・・って。結局、2人のあいだに「生き方」の違いが見られないから、レースカーの開発や出場に向けてのドラマ部分が全く盛り上がらない。ここで盛り上げ役になったのは、いかにも悪役の副社長なんだろうけど、組織の論理というよりはケンへの私怨で動いているように見えて、残念さを増幅させる。じゃあ、ドラマ軽視、レース文化軽視でも主人公2人のレース映画としての爽快さを優先させたのかと思えば、ルマン以後の顛末があまりにバタバタと進んで感情移入する間もなく終わってしまう。これだったら、レースで終幕して、その後は実話ものにありがちな字幕で説明でもよかったような。全体として、マンゴールドの演出は冴えていたと思うけど、脚本が稚拙で映画全体としてもったいないという、よくあるマンゴールド映画のかたちに落ち着いてしまったのが残念。
ころりさんさん [映画館(字幕なし「原語」)] 5点(2020-02-23 23:14:42)(良:1票)
15.遅ればせながら、「フォードvsフェラーリ」を観て来ました。
これって、ただのフォード礼賛のヤラセ映画なのかな?
 
史実に基づいていて、なかなかおもしろかったです。
確かに、GT40ってクルマは美しくて魅力的で個人的に大好きなクルマです。
出来れば、GT40の設計段階からのクルマ造りを見たかったですねえ。
 
で、映画ですが、思ったほど迫力・臨場感が無かったですねえ。
この映像(レースシーン)をみてスゴイという人は、S・マックイーンの「栄光のル・マン」をみて欲しいです。
初めて劇場のスクリーンでこの映画を観たときは(リバイバル上映でしたが)ドキュメンタリーさながらの荒い映像にうっとりしました。
私は、「栄光のル・マン」の方がはるかに迫力があったように思いました。
 
とりあえず、シェルビーやマイルズに関しての情報を確認してみようと思います。
ミスプロさん [映画館(字幕)] 6点(2020-02-09 10:43:12)
14.《ネタバレ》 クリスチャンベールの職人気質がカッコ良い。フォードvsフェラーリの邦題だが内容はフォードの社風を変えていくのが目的みたいになっていると思える。レースが始まるまではなかなか熱くて面白いが、レースはイマイチ。フェラーリが不甲斐なさすぎですね。尻つぼみなのが残念。
SUPISUTAさん [映画館(字幕)] 6点(2020-02-02 00:05:45)
13.良くも悪くも(悪くはないか...)テーマが明確な映画。レースの迫力は史上最高と言えるが、それ以外はまあ普通。人によって多少評価は変わりそう。
そして、最後の最後まで「フォード」という会社は好きになれない。
simpleさん [映画館(字幕)] 7点(2020-01-30 22:19:10)
12.クリスチャン・ベールの存在感がすごい。カーレースに駆ける情熱、その圧倒的なパワーがスクリーンを通して活き活きと伝わってくる。
カワウソの聞耳さん [映画館(字幕)] 7点(2020-01-29 08:44:30)
11.《ネタバレ》 主人公たちとの対立役は殆どフォードの副社長に集約されてるし(副社長役の人厭味ったらしい演技がうまかった)
話が分かりやすいように整理されてる(結構史実と違うみたい)ぽいのでレースや車の知識が無くても楽しめます。
車や企業間の対立よりも親子の絆の方が本筋に思えました。
副社長とケン・マイルズの顔合わせも不幸な行き違いだし(自分の事だけならあそこまでへそ曲げなかったでしょう)
エンツォ・フェラーリの不用意な一言も…特に米国だからだろうが、やっぱり他人の親子関係には不用意に言及しない方が良いんだな。

レース中に互いに横見るのは無いわって思ったけどまぁわかりやすい演出でしょう。
嫁さんが暴走運転して亭主に自白させるのってよく見るけどあちらのお約束のネタなんでしょうか?そういえば嫁さんも横見てた。

最後に、当時のモデルとなった本物の皆さんの写真がスチールのように映し出されるんですが、
ケン・マイルズそっくり。似すぎです。クリスチャン・ベールって凄い役者ですね。
パンフに良いエピソードいくつか載ってたんで購入お勧めしておきます。

本筋と全く関係なくて恐縮ですが、アイアコッカ役の方が一目見た時から
どうしても小林薫に見えちゃって、渡辺謙みたいにハリウッドデビューか!みたい


な訳ないけど、吹き替え時はぜひ小林薫様にお願いしたい。
あひる隊長さん [映画館(字幕)] 7点(2020-01-28 23:57:48)
10.《ネタバレ》 作品の中身云々の前に、まずはこの様なマニアック極まりない題材がこれだけの大作映画となり、こうして劇場公開された事に感謝したい。
私の様なモータースポーツ好き達に取って、ルマン24時間耐久レースに於けるドラマは数多く有り各年代毎にそれぞれ話題に事欠かないのだが、
中でも本作で取り上げられた1960年代後半のまさしく「フォード対フェラーリ」の物語は、
カリスマ性充分な絶対王者たるフェラーリに挑むその姿、なかでも当時のアメ車らしからぬモダンなデザインのフォードGT40の姿とあいまって、
リアルタイムで体験していない年代でも伝説の如く常に語られている。
これを映画館の大スクリーンで観賞出来るとは、車好き・モータースポーツ好きに取ってこれ以上の幸せがあるだろうか?
一般受けが難しい事は判りきっている筈なのに、本作の制作にGOを出した人達には感謝しか無い。
肝心の映画の中身そのものは、残念ながら10点満点ではない。
8点の中身は主演陣の熱い演技と、クリスチャン・ベイル演じるケン・マイルズと言う、今迄あまり日の当らない
どちらかと言うと不遇の扱い・日陰者的存在だった稀代のレーサーの一人にスポットライトを当てた事に関して。
この手の物語りには主人公と相対する強力なライバルの存在が不可欠だが、本作の場合は題名の通り
フェラーリが本来その役目を担うべき所だが、フォード経営陣が主人公達の直接のライバルの様な位置付けであり、
肝心のフェラーリは下手したらイタリア政府から訴えられるんじゃないかと思える位に良い所無しのケチョンケチョンな扱い。
なので物語の構造としては及第点しか与えられない。
おりしも、日本時間2/10に発表されるアカデミー賞作品賞に本作がノミネートされた、
欧州列強にアメリカ企業が挑む姿がアカデミー会員の心の琴線に触れたのだろうか。
作品賞獲得は正直難しいと思うが、受賞の有無に関わらず私はIMAXの大スクリーンでもう一度、
フォ-ドとフェラーリのユノディエール(ルマン・ブガッティサーキットの数kmに渡る直線)での
チキンレースを堪能しようと思っている。
たくわんさん [映画館(字幕)] 8点(2020-01-27 13:31:27)(良:1票)
9.《ネタバレ》  私は仕事がら、中間管理職であるシェルビー(マット・デイモン)に感情移入して観たのですが、そうすると、この映画ってタイトルに偽りあり! で、フォードvsフェラーリというのはフレーバーに過ぎなくて、本当はフォード vs クリスチャン・ベイル&マット・デイモンなんじゃないかと思いました。

 なので、レースの話はおまけで、メインはフォードという、どうしようもなく腐敗した巨大組織の話という認識(レースに勝つ・名誉を得る、という観点で)。

 ぶっちゃけ、あのさんざん嫌がらせをしてくるレオ・ビーブって、現代の価値観で言えばパワハラ上司以外の何者でもないのですが、いちおう映画上の言い訳は、ケン・マイルズ(クリスチャン・ベイル)が技術は素晴らしいがとても独断的で合わない人にはとことん合わない性格で、加えて、レオ・ビーブとの最初の遭遇が最悪の印象になってしまったのを引きずって、あの映画中のような対応ばかりになってしまったのは、巡り合わせと人の相性の問題で仕方ない、という見せ方になってて、今だと明らかにパワハラで労基の監査を入れる案件と思うんですけど(証拠がバリバリあるし)、まあ当時はそういう権力の横暴が放置されてたのでしょうがなかったのかなあと、思えなくはない。

 で、この映画で一番のハイライトと思うのはシェルビー(マット・デイモン)が、上が埒が明かないので、会長のフォード氏に直談判したところと思います。

 これが、普通のエンタメであれば、上の経営者層の人は、人格者で、しかし常に多忙を極めて主人公側に配慮できてなかったが、直訴で状況改善される、とかになると思うんですが、この話では全然そうならない(笑)。上司がろくでもないパワハラする組織で、なんでそんなひどい上司がまかり通るのかといえば、その上の上の経営者層がろくでなしだからである(ただし、人前に立つ関係で、体裁を取り繕って偽装するのだけはうまい)、という現実の腐敗組織のあるあるがまさに体現されていて、それが毒素のようにじわじわ効いてきて、最終的に悲劇的な終わりになる。

 シェルビー(マット・デイモン)も、あまり良い管理者とは言えなくて、自らル・マンに優勝した経験があり、命がけでやる気概のある者でないと勝利できないとわかってるのに、いざ管理職になると、上からの支持を唯々諾々と受け入れて初回のレースではケン・マイルズを外し、最後のレースではやっとケンが仕事に専念できるよう防波堤の役割をするよう、かなり改善するんですけど、最後のいざという決断の時に、自分では何も決断をせずに、上からの支持をケンにすべて伝えた上で、最終決断をケンに丸投げする。

 いちおう

「担当者に決断を任せる、という決断をする」

という言い訳をしていて、以前の、担当者に話を聞きもせず決定するのよりは改善しましたが、本来、管理者のやるべき仕事って何かっていうと「決断すること」であり、担当者はその決断に従って全力で問題解決するという役割分担があり、それができない場合はせめて担当者と話し合うべき(特にシェルビーは、どうするのが良いと思うという意見を述べるべき)……ということを何もせずに結局決断を担当に丸投げしていて、現代の価値観だとそういう一番やるべき仕事の決断をせず、丸投げする、仕事しない管理者のことを「土管(俗語)」とか言うんですが、まさに仕事しない無能な上司をやってる。

 ただ、当時だとあそこまでの譲歩が限界だったのかな、というのはわからなくもないです(一応後で悔いてはいるし)。

 その腐敗しきった組織の中で、記録に残らない最大の功労者のケンの話を掘り起こしたのは、すごいと思って、終わりもあれ以上ないかっちょいい終わりで、良かったです。

 いろいろグダグダ書きましたが、組織の話として非常に面白かったということです。
simさん [映画館(字幕)] 8点(2020-01-25 05:39:57)(良:1票)
8.《ネタバレ》 アメリカの映画館で観ました。何も考えずに楽しめました。ただこの映画に関しては映画館で観てなかったらもっと点数低かったかもしれません。
なすさん [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2020-01-25 04:13:29)
7.この映画、前評判が高くて、そういうのに限ってつまらなかったりするんですけど、評判どおり面白い。特に車好きでない自分でも、レースシーンは手に汗握ってしまいました。物語全体が、割と明るい雰囲気で、見ていてハッピーな気分になれるところも良かったです。
shoukanさん [映画館(字幕)] 7点(2020-01-24 22:54:37)
6.《ネタバレ》  判るわー、ル・マンはしばらく走ってないけれど、ミュルサンヌコーナーでのブレーキングはかなり勇気が試されるわよねー(もちろんゲームでのハナシ)とか、そんなに回転数を上げたいならHONDAのVTECエンジンを使えばいいじゃない、9000回転なんか楽勝よ(登場はこれより25年くらい先のハナシだわ)とか、アホなコト考えながら楽しんでたけれど、でも楽しめたけど色々ひっかかった、みたいな映画だったわ。

 まずいちばんひっかかったのがフェラーリがただのマヌケな悪役。あんた、フォードなんてマスタングとフェスティバくらいしか知らないわよ、ってゆーかフェスティバ作ってたのはマツダだわよ、フェラーリなんかテスタロッサとかF40とかF355とかエンツォとか名車いっぱいあるのに、そのフェラーリをバカにしてるの?みたいな。まあ、市販車じゃなくてレースでのハナシだし、フォードも企業としては悪として描かれてたのだけどもね。
 でもフェラーリのピットクルーのバカっぷりは、デイモンがいちいちやらかす小賢しいマネ(ストップウォッチとかナットとか)も含めて見ていて決していいキモチはしないわ。
 この映画はそういうノイズがいっぱいあって、ストイックなベールと対比させ存在を浮き上がらせるための手段ではあるのだけど、あくまで雑音は雑音なので鬱陶しいのよね。
 それは彼を取り巻くもの総て、そう、フォードの姿勢やフェラーリの在り方、デイモンのキャラだけじゃなくて、彼の奥さんや子供の存在にまで及ぶわ。夕暮れの親子のシーンなんて素晴らしい空気感だったりするのだけど、基本は彼の周囲がいちいちしゃしゃり出てきてノイズとなって翻弄されてるの。なんだか気の毒だわ。
 そういうゴタゴタしたシーンを置くのなら、一方でもっともっとベールとマシンが対話するシーンに拘りまくって欲しかったわ。
 エグゾーストノートとロードノイズに包まれたコクピットで感じる高速の世界、それは音響過剰気味な109二子玉川のIMAXでも満足できるレベルではなくて。彼が独り解放される世界の美しさ、それをキッチリ対比できていたら、って。もっとフェティッシュで良かったと思うの。

 CGであり得ない走り方してまーす、って状態ではなくて、キチンと路面を捉えて走行してる画です、って、そういうのはとても良かったのだけど、全体的には「会社の意向」で娯楽映画としての作りを求められてるようなカンジがして、まあ及第点的実話映画でしたわね。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 6点(2020-01-23 20:11:35)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 25人
平均点数 6.84点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
514.00%
6728.00%
71248.00%
8520.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.50点 Review2人
2 ストーリー評価 7.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 7.66点 Review3人
4 音楽評価 6.50点 Review2人
5 感泣評価 7.00点 Review2人
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【アカデミー賞 情報】

2019年 92回
作品賞 候補(ノミネート) 
音響賞 受賞音響編集賞
編集賞 受賞 
録音賞 候補(ノミネート) 

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