映画ドラえもん のび太の新恐竜のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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映画ドラえもん のび太の新恐竜

[エイガドラエモンノビタノシンキョウリュウ]
2020年上映時間:110分
平均点:5.00 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
公開開始日(2020-08-07)
公開終了日(2020-12-16)
SFコメディアドベンチャーファンタジーアニメシリーズものファミリーTVの映画化漫画の映画化
新規登録(2020-01-04)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2023-03-08)【イニシャルK】さん
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監督今井一暁
藤子プロ(監修)
水田わさびドラえもん
大原めぐみのび太
かかずゆみしずか
木村昴ジャイアン
関智一スネ夫
木村拓哉ジル
渡辺直美ナタリー
遠藤綾キュー
釘宮理恵ミュー
小野大輔恐竜博士
神木隆之介ピー助
悠木碧たまご探検隊隊長
三石琴乃ママ
松本保典パパ
高木渉先生
間宮康弘ゴル
萩野志保子出木杉
原作藤子・F・不二雄
むぎわらしんたろう(まんが)
脚本川村元気
音楽服部隆之
作詞桜井和寿「Birthday」/「君と重ねたモノローグ」
作曲桜井和寿「Birthday」/「君と重ねたモノローグ」
編曲Mr.Children「Birthday」/「君と重ねたモノローグ」
主題歌Mr.Children「Birthday」/「君と重ねたモノローグ」
撮影熊谷正弘(監修)
製作藤子プロ
小学館
テレビ朝日
シンエイ動画
小学館集英社プロダクション
アサツー ディ・ケイ
企画藤子プロ
プロデューサー川北桃子
配給東宝
作画今井一暁(絵コンテ)
山口晋(原画)
後藤圭二(原画)
美術松谷早苗(色彩設計)
編集小島俊彦
録音田中章喜(音響監督)
北田雅也(効果)
その他丸山宏一(おまけ映像)
山口晋(おまけ映像)
東京現像所(ホストプロダクション)
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1
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7.《ネタバレ》 ピー助はずるいなぁ。そして使い方がもったいない。もちろんメインじゃないんだから出しゃばってはいけないのでしょうが、それにしては物語の大事な役割を担うことになるのは納得がいかない。その他はオープニングに主題歌が流れないだと!?とか、キムタク!?とか、意表はつかれましたが、物語のその後を考えなければきれいにまとまっているのではないでしょうか。
いっちぃさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2022-12-29 00:04:25)
6.《ネタバレ》 製作者のインタビューによると本作のテーマは「多様性」らしい。であれば、本作で描いていることは「多様性の全否定」だろう。

のび太は逆上がりができずに仲間外れにされると感じている。そして、キューが仲間と思っていた動物から何の前触れもなく攻撃を受けたのをのび太は見て、「空を飛べないから」キューが仲間外れにされたと感じる(なぜかそう思ったかは分からんが)。そして、自分の姿に重ね合わせたのび太はキューに空を飛べるように強要する。ここからは完全なるスパルタ教育である。

本作には逆上がりができないことも、空を飛べないこともダメなこととして描かれ、それを受け入れるキャラクターは誰一人として登場しない。もし多様性について描きたいなら、のび太が逆上がりができないことも、キューが空を飛べないことも周囲が受け入れるべきだろう。結局、「他の子ができるんだからあなたもできるようになりなさい」という話になっている。体が小さいとか運動が苦手という理由で悩む子供は世の中にたくさんいるだろう。そういった子供たちに「他の子ができているのに君はなぜできないの?気合と根性さえあればできるでしょ。あと、練習は1人で頑張りなさい」と言っている作品になってしまっている。

のび太の友達は何人もいるのに、なぜ誰一人としてのび太に逆上がりのコツを教えたり練習に付き合ったりするという描写すら入れないのか。ここ最近のドラえもん映画って「友情」を前面に押し出していたと思うが、なぜここにこれほど無頓着になれるのか。そして、最後にのび太が逆上がりに成功して映画は終わる。本作を見ている子供で逆上がりができなくて悩む子供は「のび太ができたのに、僕(私)はできない。このままでは周囲に認めてもらえないかもしれない」と思ってしまうぞ。多様性なんて何一つ考えていない製作者のただの根性論。2020年という時代に作られたのが信じられない愚作。
TOSHIさん [インターネット(邦画)] 0点(2022-07-07 22:54:59)(良:3票)
5.《ネタバレ》 なかなか良かったんじゃないかなと思います。
なんか勝手にリメイクかなと思ってたので、「あれ、ピー助じゃないの?」なんて
思ったんですが、実はオリジナルストーリーでありました。
んでその新しい恐竜であるキューとミューが実に可愛らしいんですよね。
そんでのび太くんとキューがシンクロしていきまして、お互いに頑張るっていうね。
友情を見せられまして、やればできるんだぜ、みたいな教訓を、視聴する子供達に教えていく内容です。
自分が子供に帰った感覚で見るとですね、これは良い出来栄えだろうなと素直に思いました。
あろえりーなさん [DVD(邦画)] 7点(2020-12-17 19:53:51)
4.子どもと観に行って、子どもは楽しかったよう。大人としては特に盛り上がるわけでもなかった。
nojiさん [映画館(邦画)] 3点(2020-09-09 22:55:23)
3.「科学」とは、“未知”なるものを想像し、探求することだと思う。

未だ知らぬモノやコトを追求し続ける学問である以上、導き出されていた事実が、新たな探求によって訂正されたり、覆されたりすることも当然起こり得る。
そういう観点を真摯に踏襲したこの映画は、稀代のSF漫画家が生んだ「ドラえもん」の冠に相応しく、極めて科学的な秀作だったと先ず断言したい。

昨年の春に前作「のび太の月面探査記」のエンドロール後に映し出された次作のインフォメーションを観た時には、正直、「また恐竜か」とは思った。

思わずそう感じてしまうくらいに、ドラえもんファンにとって「恐竜」という題材は王道的だ。
ドラえもん映画の第一作が「のび太の恐竜」であることは言わずもがな、声優陣が一新された新映画シリーズにおいても同作のリメイクである「のび太の恐竜2006」が一作目であったことからも、ドラえもんにおいて「恐竜」という題材が原点であることは明らかだろう。

それ故に、「またか」という新鮮味に欠ける印象を持ってしまったことは否めない。
「無知」を承知で言うと、「新恐竜」というタイトルに対しても、「のび太の恐竜」の更なる新バージョンかとやや懐疑的に捉えてしまっていた。

そして、映画の冒頭、今作はまさに「のび太の恐竜」のプロットを辿るような既視感を、我々オールドファンに与えてくる。無論、疑念や不安は益々増大した……。

が、それらはすべて自分の「無知」故の安直な所感であり、製作陣の巧みなミスリードだった。

先ずは「新恐竜」という言葉に対しての己の無知と誤解を恥じたい。
「新恐竜」とは、6500万年前に恐竜が大量絶滅したというかつての定説に異を唱え、一部の種が環境に適応し、鳥類などに進化をして地球上に生き続けたという新たな考察を指す言葉だった。
恐竜が鳥に進化したという説については勿論知っていたが、「新恐竜」というワードを把握していなかったことが、自分の中で誤解に繋がってしまったようだ。

だが、その誤解により、製作陣のミスリードにまんまとハマってしまったことは、今作のエンターテイメント性を堪能する上で、幸福なことだったとも言える。

「のび太の恐竜」のプロットを三度踏襲するようなストーリーテリングと、のび太が育てた恐竜たちとのウェットな描写に対して、少々テンションが落ち始めた頃に、今作は、劇的な転換を見せてくれる。

それはまさしく、“ミッシングリンク”をこの作品が見出した瞬間だった。

「恐竜たちを元の時代に返す」という既視感に溢れた物語が、新しい科学的知見に基づいた「生物の進化」を描き出した壮大な物語に転じる。
のび太が救ったのは、双子の恐竜ではなく、この星の進化そのものだったわけだ。

少年の小さな勇気と優しさが、あまりにも大きな時流を生み出す。
これぞ「科学」、これぞ「SF」、これぞ「ドラえもん」だと思った。


F先生が描き出した「のび太の恐竜」が名作であることは勿論揺るがない。
ただ、かの作品が、科学的空想(SF)の物語である以上、科学の進化に伴う事実とされていたことの変遷は不可避だ。
恐竜はもっとカラフルだったかもしれないし、酸素濃度の高い世界で人間は生きられないかもしれない。そして、恐竜は鳥に進化して今も生き続けているのかもしれない。

そういう新しい考察に目を輝かせることこそが、F先生が愛した「SF」の醍醐味であり、「ドラえもん」の世界観だろうと、改めて強く思う。


その偉大な原作者に対するリスペクトを根底にしきつつ、新しい時代に相応しい「SF」を導き出した今作の製作陣を称賛したい。
「新恐竜」と題しながらも、あの愛すべき“フタバスズキリュウ”をエモーショナルに登場させてくれた心遣いに、涙が止まらなかったことは言うまでもない。
鉄腕麗人さん [映画館(邦画)] 8点(2020-08-30 22:36:14)
2.《ネタバレ》 幼少期からドラえもんが大好きで、今は子供と一緒に鑑賞しているのですが、今回は50周年記念作品でスケールがでかいわりにはストーリーが非常に雑で、かなり薄い作品に思えてしまいました。
映像美は確かに素晴らしいものがあるのですが、途中から大きな移動を伴ってるのに、捕まったジャイアンスネ夫をほったらかしにしたり、せっかくのバンダナを全然使わなかったりと、なんでこうしないの?という部分がすごく多いです。
あとあの箱庭空間にキューとミュー以外の恐竜達も集めるとなると、彼らが鳥類へ進化する、という点からのブレが生じます。
タイムパトロールの存在意義も薄く、突然ジャイアンとスネ夫を捕まえた意味がわかりません。彼らにはのび太達が失敗するから歴史改変に影響がない、等の考えはなかったのでしょうか。そしてあの箱庭は大きさの調整機能は壊れてるのに天候調整機能は1億年経ってもまだ使えて、さらに恐竜を滅亡させるほどのディープインパクトにも耐えられるってのはさすがにおかしいかなと。
感動を煽るシーンだけやたらとボリュームを上げて煽ってましたが、ツッコミどころが多すぎて何にも思えませんでした。あの巨大翼竜はなんだったんだ?とかドラえもんの道具とはいえ子供向け映画で動物にチョコ食わすの?等の細かいツッコミも多数。序盤も学校外でののび太をバカに書きすぎてて、明らかにちょっとヤバい子供です。藤子不二雄の描くのび太はあんな子供ではなかったと思います。
せっかくの周年作品ですし、もう少しドラえもんらしくシンプルなストーリーで、丁寧に作ってほしかったなと思います。
Fukkyさん [映画館(邦画)] 3点(2020-08-13 06:15:24)(良:1票)
1.《ネタバレ》  名作「恐竜2006」の続編となる映画。

 本作を手掛けた今井監督自身「恐竜2006を手掛けた渡辺歩さんは、僕が尊敬し憧れてやまない監督」「あの作品が無ければ今の劇場版ドラえもんは存在しない」「子供だけでなく大人も『映画』として鑑賞できる作品になった」と絶賛している品の続編であるだけに、確かな意気込みが伝わってきましたね。
 とにかく映像と音楽のクオリティが素晴らしいし、脚本の川村元気氏と話し合い作り上げたというストーリーに関しても、非常に練り込まれていたと思います。

 何せ、これまで頼もしい味方だったTPが敵に回り「のび太が時空犯罪者として逮捕されそうになる」という衝撃の展開まで描かれていますからね。
 滅びゆく恐竜達を救おうとする終盤の展開は、ともすれば「竜の騎士」の二番煎じというだけで終わってしまいそうなものなのに、そこに独自の要素をアレコレと盛り込んで、全く新しい魅力を感じさせる品に仕上げてみせたのだから、お見事です。

 一応、上述の「竜の騎士と展開が被っている」部分。
 それから「恐竜2006の『続編』であるにも拘わらず、まるで『リメイク』に思わせるようなミスリード展開があった事」「キャラデザが月面探査記より微妙に思えた事」「オープニング曲が流れない事」など、細かく言えば欠点になりそうな箇所も幾つかあるんですが……
 それ以上に「キューは滑空する翼竜ではなく、羽ばたいて空を飛べる始祖鳥だった」と判明する場面の爽快感。
 「のび太達が冒険していた島の正体が分かる」までの脚本の巧みさなど、長所の方が圧倒的に眩しくて、霞んじゃいます。

 それと、本作の好きなポイントとしては「主人公の『努力』が濃密に描かれている事」も挙げられそうですね。
 これまでのドラ映画って、尺の都合もあるにせよ、主人公のび太が努力して何かを身に付けるとか、そういう展開って殆ど無かったんです。
 精々が魔界大冒険の「スカートめくり」くらいであり、あれが完全にコメディタッチに描かれていた事を考えると、真面目な面持ちで何度も諦めず挑戦し、傷付きながら「逆上がり」に挑んで見せるのび太の姿は、本当に新鮮に感じられて良かったです。
 これも恐竜2006以降の「僕も頑張る、とピー助に約束してみせたのび太」だからこそ、また「キャラクター達が傷付き血を流す描写を、原作同様に描くようになった」からこそ出来る展開であり、非常に味わい深い。
 思えば原作コミックス第一巻にも「人にできて、きみだけにできないなんてことあるものか」とドラに励まされ、特訓の末に竹馬に乗れるようになるのび太って場面がありましたし、本作が紛れも無く原作漫画「ドラえもん」の魂を受け継いだ品である事を実感させられます。

 そもそも前作の月面探査記では「これまで舞台になった事が無い月が舞台である」という分かり易い斬新さがありましたが、本作はその点不利であり「これまで何度も舞台になってきた恐竜達の時代の話」なんですよね。
 それでも、そんなハンデをものともしないというか、むしろ逆手に取って「生まれ変わったピー助との再会」という、これ以上無いほどの劇的な展開に繋げてみせたんだから、もう脱帽です。

 鳴き声を聞いた時点で(もしや……)と思っていましたが、スタッフロールにて「ピー助/神木隆之介」の表記を目にした際には、本当に声が出そうになったというか、涙が溢れて止まらなくなったくらい。
 本作のノベライズを読んだ時点でも(これ、神木隆之介ボイスだったら良いのになぁ)と思いつつ、やはりそれは諸々の理由で難しいんじゃないかと諦めかけていただけに、まさかの神木ボイスであった事、そして別れの場面でも登場させ「恐竜は滅びていない。ピー助も生き続ける」と伝えてくれた事に対する感激というか……
 作り手の皆さんへの「ありがとう」という気持ちが抑え切れなくて、ひたすらに「涙」という代物でしか感情を表せなかったんですよね。
 ドラえもんを好きで良かった、映画館に足を運び続けて良かったと、そんな事をしみじみ感じられた瞬間でした。

 なお、来年の映画は山口晋監督による「新・宇宙小戦争」であるみたいで、これまた期待が高まりましたね。
 原作漫画の「市民による武力革命」を映像化してくれるかどうか、戦車のカラーリングを原作準拠にしてくれるかどうかと、色んな面で注目しつつ、また来年の公開日を楽しみに待ちたいと思います。
ゆきさん [映画館(邦画)] 8点(2020-08-07 12:42:44)
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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 5.00点
0114.29%
100.00%
200.00%
3228.57%
400.00%
500.00%
6114.29%
7114.29%
8228.57%
900.00%
1000.00%

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