ドリアン・グレイの肖像(1945)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。 > english page

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ドリアン・グレイの肖像(1945)

[ドリアングレイノショウゾウ]
The Picture of Dorian Gray
1945年上映時間:110分
平均点:7.00 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
公開開始日(1949-05-24)
ドラマホラーサスペンスモノクロ映画小説の映画化
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キャストジョージ・サンダース〔男優〕(男優)ヘンリー・ウォットン
ドナ・リード(女優)グラディス・ホールウォード
アンジェラ・ランズベリー(女優)シビル・ヴェイン
ピーター・ローフォード(男優)デイヴィッド・ストーン
原作オスカー・ワイルド「ドリアン・グレイの肖像」
音楽ハーバート・ストサート
撮影ハリー・ストラドリング
製作パンドロ・S・バーマン
配給セントラル
美術セドリック・ギボンズ
エドウィン・B・ウィリス(セット装飾)
ヒュー・ハント[美術](セット装飾)
編集フェリス・ウェブスター
録音ダグラス・シアラー
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2.1972年版鑑賞済で展開は織り込み済み。全編に亘って細部まで作り込まれた端正なモノクロ画面に見惚れました。初めて目にするハード・ハットフィールドの無機質な美しさが忘れ難い。ジョージ・サンダースはナイスキャスティング。持ち味である天下一品の嫌らしさを本作でも発揮しておりました。「顔は自ら作り上げるもの」が思い浮かんだ印象深い逸品。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 8点(2021-02-23 01:09:54)(良:1票)
1.《ネタバレ》 シンプルかつ静謐な雰囲気、そして終始能面の様に無表情なドリアンの様子は、ゴシック・ホラーな文芸映画として原作の持つ文学的な趣を最も的確に作品に取り込んでいる様に思われます。

特に、本コンテンツが描き出さんとする「恐怖」の本質的な部分の表現は的確だったと思います。自らの魂の堕落が具現化・可視化されるということの苦悩と、そしてそれに伴って自分の肉体の方が虚構・抜け殻と化すことの恐怖というものが本作からは大いに感じ取れたというか。その意味でも優れた文芸映画だと言ってよいのではないでしょうか。

前述どおり全体的には非常に静かな作品でショック描写等も控えめですが、肝心のその場面だけカラーにしてハイライトした肖像画の醜悪ぶりはかなり鮮烈でした。画自体の芸術性というものもかなり高く、これも好かったと思います。
Yuki2Invyさん [DVD(字幕)] 6点(2021-01-18 19:09:09)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 7.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6150.00%
700.00%
8150.00%
900.00%
1000.00%

【アカデミー賞 情報】

1945年 18回
助演女優賞アンジェラ・ランズベリー候補(ノミネート) 
撮影賞ハリー・ストラドリング受賞 
美術賞(白黒) 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1945年 3回
助演女優賞アンジェラ・ランズベリー受賞 

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