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10ミニッツ・オールダー イデアの森

[テンミニッツオールダーイデアノモリ]
TEN MINUTES OLDER: THE CELLO
ビデオタイトル : 10ミニッツ・オールダー GREEN
2002年スペインオランダフィンランド上映時間:106分
平均点:6.06 / 10(Review 18人) (点数分布表示)
公開開始日(2003-12-20)
ドラマシリーズものオムニバス
新規登録(2003-11-27)【すぺるま】さん
タイトル情報更新(2011-08-07)【S&S】さん
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監督ベルナルド・ベルトルッチ「水の寓話」
マイク・フィギス「時代×4」
イジー・メンツェル「老優の一瞬」
イシュトヴァン・サボー〔監督〕「10分後」
クレール・ドニ「ジャン=リュック・ナンシーとの対話」
フォルカー・シュレンドルフ「啓示されし者」
マイケル・ラドフォード「星に魅せられて」
ジャン=リュック・ゴダール「時間の闇の中で」
キャストヴァレリア・ブルーニ・テデスキ(女優)「水の寓話」
ドミニク・ウェスト(男優)「時代×4」
ダニエル・クレイグ(男優)「星に魅せられて」
ブランカ・カティッチ(女優)「星に魅せられて」
マイケル・ラドフォード「星に魅せられて」
脚本ベルナルド・ベルトルッチ「水の寓話」
マイク・フィギス「時代×4」
イジー・メンツェル「老優の一瞬」
イシュトヴァン・サボー〔監督〕「10分後」
クレール・ドニ「ジャン=リュック・ナンシーとの対話」
E・マックス・フライ「啓示されし者」
マイケル・ラドフォード「星に魅せられて」
アンヌ=マリー・ミエヴィル「時間の闇の中で」
音楽ジョスリン・プーク「星に魅せられて」
撮影ダニー・コーエン[撮影]「時代×4」
ラホス・コルタイ「10分後」
配給日活
美術マイケル・ハウエルズ(プロダクション・デザイン)「時代×4」
字幕翻訳石田泰子
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1
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18.《ネタバレ》  『星に魅せられて』・・・SFチックでわかりやすいストーリーで、個人的には一番面白かった。こーゆー短編を見たかったのですが、さすがにこの内容では物足りないので4点。
 『啓示されし者』・・・誰目線でナレーションやっているのかと思ったら、『蚊』かよ!4点。
 『水の寓話』『老優の一瞬』『10分後』・・・何が言いたいのかよくわからない。3点。
 『時間の闇の中で』・・・ホラー?ドキュメント?本物の映像混じっている?正直全く何が言いたいのかわかりませんでしたが、映像の破壊力が凄かったので2点。
 『時代×4』・・・もう全然わかりません。目が痛くなりました。0点
 『ジャン=リュック・ナンシーとの対話』・・・最高につまんない。人生で最も長く感じた10分。映像化する意味がありません。0点
 平均して四捨五入すると多分3点ですが、あえて切り捨て御免の2点で。
たきたてさん [DVD(字幕)] 2点(2016-03-02 05:00:32)
17.《ネタバレ》 嫌いな監督と知らない監督ばかりでしたが、さて評価は如何に。①ベルトリッチ まさに『ベルトリッチ版“胡蝶の夢”』東洋の昔ばなし風で自分にはいちばん親しみを感じたエピソードです。8点②マイク・フィッギス 本作の中でいちばん斬新なアイデアで撮られていますが、イマイチ自分には合わなかったです。5点③イジー・メンツェル 「顔に歴史あり」というところでしょうか。このピーター・ローレみたいな顔したチェコの老優のことを知っていればまた感慨が深かったんでしょうが。6点④イシュトヴァン・サボー まさに「人生10分先は闇」ですね。技術的に難しかったかもしれませんが、できれば10分間ずっとワンカットで撮って欲しかったところです。6点⑤クレール・ドニ 予想外の駄洒落オチに唖然・呆然。5点⑥フォルカー・シュレンドルフ 「哲学する蚊」を見せられてもねえ。4点⑦マイケル・ラドフォード 10分で判るアインシュタインの相対性理論。悲しきタイム・パラドックスです。7点⑧ゴダール 良くも悪くもゴダール節炸裂、まあ観る前から予想した通りでした。たしかにこんなパワーを持った映画作家はもう現れないかもしれませんね。5点  というわけで、平均をとって四捨五入、評価6点ということで。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-08-07 01:16:33)
16.《ネタバレ》 合わないのではなくつまらない、と言わせてもらいます。
一番良かった、というかマシだったのが「水の寓話」。
人生色々あってふと森の中を歩いていたら、いつか見たオヤジに出会う。水を求めて彷徨ってそこで過ごした時間は一体何だったのだろうという不思議な話。それはいいのですが、奥さんが破水したとか、新しく買った車をダメにしたりといった一節はインパクトに欠けるし、かといって日常の平穏さが出たというものでもない。水を求めて歩き回り、そこで紆余曲折を描かなければならないのだけど、そこのセンスの問題。
「ジャン=リュック・ナンシーとの対話」は、二人がそこで話していた会話の内容通りの状況になり、そこから期待したが・・・。
ゴダールの短編も、内容はつまらなかったけど、作品から発せられるエネルギーのようなものは感じ取れました。
他は論ずるに及ばず。
やっぱり、「パリところどころ」とか「七つの大罪」とかを見ちゃうと、どうしてもその差を感じてしまう。自分には、その凄く大きな差を感じさせられてしまうだけの映画、にしかなりませんでした。
もっつぁれらさん [映画館(字幕)] 4点(2010-01-05 00:38:24)
15.映画に前衛的なものを求めない自分にはどうしてもこの点数。これは映画なのか?
マリモ125ccさん [DVD(字幕)] 4点(2008-02-08 04:20:39)
14.イジー・メンツェルの「老優の一瞬」が個人的にはベスト。
にじばぶさん [映画館(字幕)] 7点(2007-09-20 23:26:02)
13.平均点方式で行きますか。願いましては…。

「水の寓話」3点:おいおいまた東洋趣味すか。
「時代×4」9点:4倍濃厚で最高。マイフェイバリットな引き込まれる映像。
「老優の一瞬」5点:本作を基準点としました。お手本的逸品。10分で終わる『ニューシネマ・パラダイス』ですな。
「10分後」8点:やるなサボー! あんたが長回しで来るとは思わなかったよ。
「~との対話」7点:正直よくわかんなかったんだけど、一番印象に残る。
「啓示されし者」4点:展開は面白いが、ナレーションは不要では?
「星に魅せられて」7点:正直面白くないんだけど、そのストレートっぷりでサービス点。
「時間の闇の中で」2点:こらこらこらこらこら!

…しめて、この点になりました。
エスねこさん [DVD(字幕)] 6点(2006-06-03 18:15:49)
12.ベルナルド・ベルトルッチの物語に安心したのも束の間、マイク・フィッギスの前衛狙いに嫌悪感を覚え、イジー・メンチェルの人生コラージュで気を取り直し、イシュトヴァン・サボーの1カット・カメラ・ワークに感心した所、クレール・ドゥニの小難しい禅問答が虚しさを漂わせ、フォルカー・シュレンドルフの悪い意味での初々しさに鼻白み、マイケル・ラドフォードのストレートな短編SFを懐かしく感じる。そして誰も着いて行けないジャン=リュック・ゴダールの俺流芸術が止めを刺して終わる。「人生のメビウス」と違い、作家性ばかり強調する作品が多いので、こっちは概して退屈です、4点献上。
sayzinさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-11-15 00:09:56)
11.「メビウス」に比べると「10分」という概念に囚われすぎて、やや頭でっかちになってしまったのでは…という印象。ラドフォード監督のSFが良かったです。相対性理論の説明で子供の科学雑誌とかによくあるネタながら、これを真正面から扱ったものを初めて観ました。
番茶さん [DVD(吹替)] 6点(2005-08-28 22:19:37)
10.水の寓話が良かった。
やっぱトラボルタでしょうさん [DVD(字幕)] 8点(2005-05-15 14:35:33)
9.「水の寓話」10分の限られた物語で時の概念を覆す上手いオチ、流石です。「時代×4」4回見たら判るのかな?「老優の一瞬」走馬灯とはこんな感じで見られるんでしょうか?「10分後」全然印象に残っていない。「ジャン=リュック・ナンシーとの対話」これがゴダールかと思ったら違ってた。「星に魅せられて」これまた時の概念を覆す相対性理論なSF。「時間の闇の中で」正直ズルイ気もするが、何をやってもゴダールな訳です。
亜流派 十五郎さん [DVD(字幕)] 6点(2005-04-16 17:07:13)
8.「人生のメビウス」よりも“時間”をより深く突き詰めたような作品群。観る前に一番興味をひいたのがベルトルッチ。壮大で長尺というイメージを持っているのでどんな短編になるかワクワク。

■「水の寓話」一番解かりやすく“時の流れ”を魅せてくれます。作品は10分ですが撮影時間は長かったろうなぁと思いました。時の流れを現す細かな描写に手抜きがありません。
■「時代×4」それぞれをワンカットで撮った4分割の映像は正直見ていて疲れました。一人の男が少年期、青年期、中年(?)期の自分とともに同じ家の中を移動していくのを4つのカメラが追います。面白い試みだとは思うんだけど一度に4つの画面は見れません。
■「老優の一瞬」一人の老優のアルバムを見て時を長く刻むことの意味深さを感じました。
■「10分後」これもほとんどワンカット。“ほとんど”というのは最後ちょこっと編集されてるから。10秒くらいオーバーしたんだろうか?おしい!でも見応えのある長回しです。
■「ジャン=リュック・ナンシーとの会話」列車の中での時間の過ごし方。会話が無くても快適な時をすごすこともある。
■「啓示されし者」なんで蚊なの?(笑)
■「星に魅せられて」時間の残酷な一面を見せる。
■「時間の闇の中で」・・・凄い!!10分の中に「○○の最後の瞬間」と題した10の超短編。自分の作品も含めた様々な映像を引用しながら美しいピアノの音色にのせてそれぞれの“時間の終わり”を見せる。10コ目の“最後”は当然「映画」。スクリーンが映像を拒んでいる。

総評、平均点では付けません。最後にアレを見せられたんじゃね。
R&Aさん 8点(2005-03-09 13:33:21)
7.ベルトルッチと蚊のやつ(タイトル何だっけ)以外どうでもいいような作品だった。個人的に一番好きな蚊のやつはこれこそ短編映画という感じで意表を突いてる。ベルトルッチのは「水の寓話」というだけあってミステリアスな仕上がり。
c r a z yガール★さん 7点(2005-02-08 09:02:12)
6.割と素直なつくりの人生のメビウスに対して、これはやけに哲学的というか、芸術的というか。10分てこんなに長いのか、と実感した。最初のベルトリッチ作品だけは良かった。
ラーションさん 6点(2005-01-22 17:23:35)
5.「水の寓話」優しさ溢れる世にも奇妙な物語のようで、素敵な話でした。「時代×4」ごめんなさい、スルメ焼いてました。「老優の一瞬」ごめんなさい、スルメ食ってました。「10分後」ありきたりすぎて、なんでこんな作品作ったんだろうって感じでした。「ジャン=リュック・ナンシーとの対話」話が難しすぎたけど、最後哲学者が私の人生を大きく変えたのはいつも突然の出来事だったと語った直後に、ずっと二人の対話を聴きながら風景を眺めたり、タバコを吸っていた黒人さんが入って来て、銃でもぶちまかすのかと思ったら、黒人さんは快適な旅だったと話し、ナンシーと楽しそうに会話していたジャンは長旅だったと微笑を浮かべながら答えたのがすごく印象的だった。。!「啓示されしもの」蚊の視点で描かれたどうでもよさげな映像と興味をそそる考察、そして、最後に衝撃が待っていた。「星に魅せられて」アンドロイドの女性(2146年でもやはり女性は使われる側なのか、アンドロイドの少年とかなら一層感慨深かったかも)の不自然すぎる笑顔、シスターの横暴さ、老人の一言、10分の中でこの3つの非常に面白い要素を詰め込んだ旨さが光っていた。「時間の闇の中で」鳥肌が立った。
ジャイロボーラーさん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-01-09 02:53:21)
4.「水の寓話」なにかを心に残してくれる、豊かな作品。「時代×4」ウザい。「老優の一瞬」画が綺麗だな~・・・以上「10分後」サスペンスの導入部って感じで、ありきたり。「ジャン=リュック・ナンシーとの対話」欠伸欠伸首!「啓示されしもの」発想が面白い。こんな作品こそ、短編の醍醐味。「星に魅せられて」壮大な物語の、素敵な一角を切り取った様な暖かさ。それと対照的な画面の冷たさがイイ!「時間の闇の中で」すごいのかすごくないのか、哲学的なのか何も考えていないのか、影像美なのか手抜きなのか、凡庸な私にはサッパリ判らない一遍。・・・・・・・・色々あるけど、トータルとして見ると、5点以上はつけられない。やっぱり私はフツーの映画が好き!
ともともさん 5点(2004-08-07 10:54:44)
3.ベルトリッチ9うますぎ、音楽もいい/フィッギス5このテは格好良くないと/メンツェル7羅列の喜び/サボー3/ドゥニ3興味のない会話+とってつけたラスト/レンドルフ8洒落てる/ラドフォード6真面目な作品/ゴダール8素敵/平均6.125/全体の並びはよい/色々視点がバラケタのはよい
馬飼庄蔵さん 7点(2004-04-16 13:57:20)
2.《ネタバレ》 巨匠知らずの私にはありがたい作品集。なによりも先ず、ゴダールに出会えたことに大感謝!!本物のピカソのゲルニカを観た時と同じ衝撃を受けた。映画が私の中で初めて芸術になった。①ヴェルトリッチ=朝起きれなかったので観れませんでした。トホホ…。②フィギス=所謂ヌーヴェルバーグを彷彿とする。4分割の画面が何によって結ばれているのか、何によって関連づけられているのかを読み取る迄が、監督とのコミュニケーションとして面白かった。しかし、肝心の中身はイマイチでした。③メンツェル=言葉は無い映画。記憶は言葉を常に伴わない。それ故記憶は映像は映像としてよみがえり、言葉は言葉としてよみがえる。記憶の中の映像に、今の自分が言葉を与える。意味を与える。そんな感情を沸き起こさせる10分でした。パンフレットにも似たような事がかかれていたので、観手に映像のみで、これだけダイレクトにメッセージを伝える事が出来るとは、この監督たいした才能だとニヤリとしてしまう。天才。④サボー⑥シュレンドルフ⑦ラドフォード=脚本上で10分間の視点の追求をしていた。。⑤ドゥニ=哲学者の言葉は、文章で読むよりも、本人が語る声を聞くことで、表情を見ることで、遥かに知性と優しさを感じる。哲学的健全性がまた素晴らしい。外に立つ黒人(エトランゼとしての象徴)が知的好奇心の目の輝きを持って対話を聞いているのが素晴らしいエッセンス。叙情的な10分が素敵でした。和やかなオポチュニスト同士であんな会話をしたいなあ。思考をゆだねる快楽。⑧ゴダール=出会えた事にただ感謝。何なんだこの絶対性は。このパワーは。私のアイデンティティーを沈黙させるこのエネルギーは。最後の人形とカーニバルの衣装の様な映像の芸術性、ゴダールを怪物だと思った。だが、旧時代の、冷戦時代の人間であるとも感じた。政治的で絶対正義主義で破滅的。20世紀の象徴の様な芸術家。21世紀のゴダールはこれから現れるのだろうか、存在するのだろうか。期待したい。
夢の中さん 10点(2004-02-22 14:00:48)(良:1票)
1.TVのチャンネルをチャカチャカかえてたら、結局なに見たのかよくわかんなかったって感じに近いかも。
mimiさん 5点(2004-01-28 23:08:19)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 18人
平均点数 6.06点
000.00%
100.00%
215.56%
300.00%
4316.67%
5211.11%
6527.78%
7316.67%
8316.67%
900.00%
1015.56%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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