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美しき小さな浜辺

[ウツクシキチイサナハマベ]
UNE SI JOLIE PETITE PLAGE
1948年
平均点:6.67 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
ドラマ
新規登録(2004-03-12)【東京50km圏道路地図】さん
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キャストジェラール・フィリップ(男優)
ジュリアン・カレット(男優)
マドレーヌ・ロバンソン(女優)
音楽モーリス・ティリエ
撮影アンリ・アルカン
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3.《ネタバレ》 フランス人って、雨が降っても滅多に傘を差さない国民っていうのは知ってました。降っても霧雨で、濡れてもすぐ乾くから?というのが理由とかなんとか。さてさてこの映画は、全編を通じて霧雨どころか土砂降りに近いような雨模様。それでも主人公たるJ・フィリップ氏は傘を一切差さない。意地?でも全身濡れそぼりながら、小さな浜辺や納屋やらホテルの周辺をひたすら歩き回る。「傘を差す」という行為は男子たる沽券か美学に係わると思っての事なのか、どうなのか。我がニッポン国でも「男の日傘」がこの夏からぐっとポピュラーになった現在、おフランスの傘事情にも、この時代から多少変化はあったんでしょうか?鑑賞中、映画の胆である主人公の過去についての謎ミステリー要素そっちのけで、「フランス人と雨傘」に関することばかり考えておりました。レビュー数1500本弱にして、ジェラール・フィリップ主演映画、初めての鑑賞。思ってたよりもずっと痩身繊細な役者さんでした。「女を抱く」より「女に抱かれる」方がキャラクター的に似合う印象。そういう意味では、同時期にアメリカで活躍したモンゴメリー・クリフトにも通じるような。
放浪紳士チャーリーさん [DVD(字幕)] 7点(2024-07-28 21:44:37)
2.《ネタバレ》 冒頭に戦災孤児について記されており、監督が彼等への激励を籠めた作品にも思えます。ジェラール・フィリップが何者かが早くに分かり彼を追ってきた男がどう絡むのか興味を惹かれました。全編で降り続く雨の中傘もささずに歩くジェラール・フィリップのやるせなさは、ジーン・ケリー「雨に唄えば」の濡れて行こうや! とは対極な姿でフランス映画界の至宝が魅せてくれます。訪れた時点で覚悟を決めていたかのような結末が堪りません。湿度100%ながら見応えある良作。
The Grey Heronさん [インターネット(字幕)] 7点(2022-05-30 14:11:37)
1.《ネタバレ》 傷つきやすく繊細で、絶望・孤独から死を選ぶ主人公と、「愛なんて存在しない。絶対に信じるな。利用しろ」と言い放ち、強かに生き続ける別の男。人間の弱さと強さ。どちらもひとつの生き方なのだろう。惜しい点として、主人公の殺人に至る背景・経緯の描写がちょっと弱い感じがした。
東京50km圏道路地図さん 6点(2004-03-13 15:45:18)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 6.67点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6133.33%
7266.67%
800.00%
900.00%
1000.00%

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