鬼婆のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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鬼婆

[オニババ]
ONIBABA
1964年【日】 上映時間:103分
平均点:7.00 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
ドラマホラー時代劇モノクロ映画
新規登録(2004-05-10)【亜流派 十五郎】さん
タイトル情報更新(2014-07-31)【イニシャルK】さん
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監督新藤兼人
キャスト乙羽信子(女優)義母
吉村実子(女優)
佐藤慶(男優)
殿山泰司(男優)
宇野重吉(男優)鬼面の武将
田中浩(男優)騎馬侍
松本染升(男優)落武者
田中筆子(女優)老婆
脚本新藤兼人
音楽林光
撮影黒田清巳
製作絲屋寿雄
近代映画協会
配給東宝
美術新藤兼人
岡本太郎(題字)
録音大橋鉄矢
その他キヌタ・ラボラトリー(現像)
あらすじ
南北朝の戦乱の世、民衆は飢え都は荒廃した。芒ケ原に住む中年の女とその息子の嫁は、そこに流れてくる落武者を殺し、武具類を奪っては武器商人に売って生活を支えていた。或る夜、若い男が戦場から帰り、中年の女の息子が死んだと告げた。
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8.とあることからアイスランドのミュージシャンであるビョークについて調べていたら、彼女は幼少のころに本作品を見て日本に強い興味をいだいたとどこかに書いてあった。
不覚にも本作品の存在を知らなかったため、さっそくレンタルして鑑賞してみたら驚いた。
アイスランドに暮らす5才の娘の目に、この作品はいったいどう映ったのだろうか?ビョークのこれまでの人生の中でおそらく何の接点もなかったであろう遠い東の島国の、その社会の最底辺に暮らす母娘。しかも時代は室町時代。映像はモノクロ。5才のビョークにはこれが時代劇であるということは理解できていなかったと思われるので、(当時の)現代日本のドキュメンタリーとして映ったハズ。
これが私だったら、興味を抱くどころかトラウマになって、こんな悪夢のような国(日本のことです)には一生関り合いになりたくないと思ったに違いなく、おそるべしビョーク。
また、ビョークは1965年生まれらしいので、幼少というからだいたい1970あたりにこの映画を観たことになる。この時代に、黒澤でも溝口でも小津でもない監督の作品が外国に輸出され、アイスランドの一般家庭で普通に鑑賞できるようになっていたことにも少なからず驚いた。
で、この作品の感想ですが、これまで新藤監督作品をスルーしていてどうもすみませんでした というのが答えです。
la_spagnaさん [DVD(邦画)] 8点(2018-08-30 22:12:45)
7.《ネタバレ》 一面にひろがる芒の原にモノクロ画像、いかにも近代映画社の映画という感じだが、見る者を引きつける力は十分、飽きさせない。タイトルのイメージからもっとおどろおどろしいホラーかと思ったら、ほどよい社会派映画でもある。
荒んだ戦乱の世で苦しむのは一般庶民、男手を失っても生きていくためには盗み人殺しも仕方がないのか。そこへ紛れ込んだ息子の仲間、鬼の面をかぶった落ち武者を巡っての物語はおもしろい。ラストはほぼ予想はできるが・・・。
ESPERANZAさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-08-24 07:09:19)
6.婆ぁ婆ぁ言われてたけど、あの胸は婆ぁの胸じゃないよ。
ケンジさん [DVD(邦画)] 6点(2012-05-11 22:07:40)
5.鬼婆と言えば、旅人を襲う山姥を思い浮かべるが、
こちらの作品は人間の三大欲求でもある食欲、睡眠欲、性欲を追求した内容で、
鬼にも似た人間の本能や醜さをとことん描いた作りになっている。
"生きるために、人間辞めて獣になりますか?"といったキャッチフレーズがぴったり。
乙羽信子はびっくりするほどの汚れ役で女優魂を感じたが、
吉村実子もいかにも昔の女の人といったルックスで、こちらも中々良かった。
佐藤慶はまるで竹中直人みたいだったが、彼の存在があることで凄まじい展開を見せてくれます。
ラストの演出はお伽話のようになってしまい、「ん?」と思ったけど、テーマは十分伝わる。
よくこんな映画作ったなぁと感心はしたが、もう一度観たいとは思わないな。
MAHITOさん [DVD(字幕)] 6点(2011-08-01 08:18:03)
4.《ネタバレ》 新藤兼人監督が鬼女伝説を元に手がけた時代劇。見る前はいかにも地味な映画で少し退屈するかもと思っていたが、確かに新藤監督らしいオールロケ作品で金がかかってなく地味ではあるものの、見ていてだんだん引き込まれた。「鬼婆」というインパクトの強いタイトルで、実際物凄く恐ろしい内容なのだが、その恐ろしさというのが、鬼婆のそれではなく、人間のエゴとかそういうものであるあたりが実にリアルに描かれていて衝撃的だった。乙羽信子、吉村実子、佐藤慶という濃すぎる主演の三人の演技にも力が入っており、三人とも熱演しているが、特に乙羽信子のこういう恐ろしい演技は初めて見るような気がして、非常にインパクトがあり、しばらくは乙羽信子を見るたび思い出してしまいそう。宇野重吉演じる武将が穴に落ち、乙羽信子から鬼の面が外れなくなった時点でラストは予想がついてしまったが、それでもラストは鬼になってしまったという理由だけで吉村実子演じる嫁(こちらもインパクト絶大。)からも逃げられてしまう乙羽信子が自分では顔が見えていないのもあって哀れに思えて仕方なかった。先ほども人間のエゴが恐ろしいと書いたが、まさにこれは人間の心の暗部を鋭くえぐった社会派映画の傑作であると思う。白黒であるというのも効果的だった。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 8点(2010-10-28 00:13:15)(良:2票)
3.実に恐ろしい映画です。個人的には結末が弱いように思いましたが、とにかく眼が釘付けとなりました。乙羽信子、吉村実子、佐藤慶の汗したたる裸体が説得力あります。人の心の暗部に迫る力作。
ジャッカルの目さん [DVD(邦画)] 7点(2008-11-17 00:22:41)
2.久々に日本映画で衝撃を受けた。モノクロなのが気にならないくらいストーリーが素晴らしい。正直、鬼婆というとキチガイじみた老婆を想像していたけど、この映画では哀れというかかわいそうというか。音楽が意外に良かったです。(期待度:3)
明日ネコになるさん [ビデオ(邦画)] 8点(2007-04-01 23:23:18)
1.映画の大半がススキか葦の原っぱで撮影されていて、すごく金が掛かって無さそうでありながら、エゴは人間を鬼にするのがスッキリ描かれている。
亜流派 十五郎さん 6点(2004-05-15 19:01:43)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 7.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6337.50%
7225.00%
8337.50%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review2人
2 ストーリー評価 6.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review2人
4 音楽評価 5.00点 Review2人
5 感泣評価 5.00点 Review2人
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