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コメント数 1963
性別 男性

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1.  現金に体を張れ 《ネタバレ》 
流石、キューブリック、登場人物の画き方、時間の使い方、短い時間の中で犯罪における結末の悲劇というものを描き切る。上手い演出である。犯罪映画と言うと、最後は必ず犯罪者の結末についてもしつこく描く監督が多いのに、この監督はそうはしない。あそこで終わりだから良いのである。ただ残念なことがある。競馬場を犯罪の場所にするというのだけは競馬ファンとしてはいただけない。競走馬を撃って殺す。あれはかなり残念です。面白い映画であるけど、面白ければ何でも良いというわけではない。動物を撃ち殺すシーンだけは私としては邪魔です。それ以外では作品全体の特に後半の緊張感の凄さは今時のやたらと無駄に長いだけの作品にはない凄み、面白さがある。キューブリックだからって苦手という人もこの映画なら観ても楽しめるはずですし、犯罪映画好きなら最低、一度は観るべき映画であると思います。
[DVD(字幕)] 7点(2010-12-25 14:32:59)(良:1票)
2.  刑事ジョン・ブック/目撃者 《ネタバレ》 
ハリソン・フォードと言えば「スター・ウォーズ」シリーズや「インディ・ジョーンズ」シリーズというのが一般的な意見かもしれないけど、私は違う。私にとってのハリソン・フォードと言えばこの映画がベストである。どこまでも人間臭く、そして、優しさに満ち溢れている。そんな人間臭い男、しかも刑事役である。これが何とも良い味、出しているし、正に刑事であり、刑事役がこの俳優には本当によく似合う。この映画はサスペンスでありながら単なるサスペンスというよりは社会派のドラマとして見応え十分な映画になっているし、見せ方も上手い。まずは駅のシーン、少年がトイレで目撃してしまう殺人シーン、ここは何度観てもドキドキしてしまいます。見つからないように少年に「頑張れ」てついつい言いたくなってしまう。そんな少年がハリソン・フォード演じる刑事に初めて犯人が黒人の刑事である事を教える場面の演出が上手い。声も台詞も一切無しで子供の眼、それを見て察するハリソン・フォード、このやりとり、台詞になど頼らないで見せる。映画的なワンシーンである。この映画、始まって直ぐに犯人を観ている私達に教えてしまいます。そうすることでこの犯人がどのようにして捕まるのか?という興味、更に目撃者の少年が犯人に見られていた事を知ってしまうと、果たしてこの少年はどうなる?という二重の興味が沸いてきます。この演出などを観るとピーター・ウィアー監督が「刑事コロンボ」のファンなのかもしれないという興味も沸くなど、色んな興味がこの映画を観ていると沸いてきます。そういう興味深さを感じさせるという上手さ、単なる刑事ものにあらず、しっかりとした人間ドラマとしても見せてくれるという意味でも評価したいと思うし、そして、何よりも映像の美しさと音楽も心地良くて好きです。最後に好きなシーンを他にも挙げるとすれば、ハリソン・フォードとケリー・マクギリスがダンスをするシーン、そして、皆で家を建てるシーン、犯人との戦いに勝った後のハリソン・フォードと少年が二人、背を向けて座っている後姿など好きなシーンがとにかく多くて、そんな訳でとにかくこの映画が私は大好きだ!
[DVD(字幕)] 9点(2009-10-15 21:43:52)(良:1票)
3.  軽蔑(1963) 《ネタバレ》 
ポールとカミーユの二人がベッドに横たわりながら話をしている。カミーユが私のどこが好き?この何とも異様な会話、そこには言葉なんかでは言い表せないものがあるように見える。あのカミーユ(ブリジット・バルドー)の後ろ姿、悩ましいお尻に眼が釘付けになってしまう。あれほどまでに愛しあっていた二人が何かのきっかけで女の方から男に対して「もう、愛してない」というようなことを言う。(態度ばかり見せる)男は何故か解らずにその理由を知ろうとし、何故なのかとその理由を問う。それもしつこいほどに聞こうとする。それが女にとっては男の嫌な部分、それこそこの映画のタイトルにもなっている「軽蔑」を意味しているように、あの青い海をはじめとする映像が全てを語っているようである。それにしてもこの映画のブリジット・バルドーのお尻、お尻、最後までお尻が頭から離れない。何だかこんなアホなことを書いてると、それこそ私自身が「軽蔑」それそうだ。
[ビデオ(字幕)] 7点(2009-08-13 10:27:58)
4.  決断の3時10分 《ネタバレ》 
やったあ!近所のレンタル屋さんには置いてないし、売ってもいないからAmazonで買うことにして、昨日お願いしといたのが今日の夕方に届いた。いや~これは本当に傑作です。既に皆さんのコメントがあまりにも素晴らしいので、これ以上何を書けば良いのやら?とにかくオープニングからこれぞ西部劇ていかにも雰囲気、あまりにもかっこ良くてしかもやたらと哀愁漂うメロディ、そんな素晴らしいメロディが流れる中、空にそびえる白い雲、画面の遠くから画面手前へと沢山の馬に引かれながら馬車に乗ってやってくる男達、大量の牛の群れ、これこれこれです。西部劇てのはこれですよ。煙の立ちこむ中での男達が言葉も言わずに視線だけ交わしている。最初に言葉を発する男、ダンの渋さとかっこ良さ、一見二枚目でどう見ても正義のヒーローぽいこの俳優グレン・フォードに悪役をやらせるというその着目点が良い。そうそう、ぐるぐるさんが書かれているあの場面、良いねえ!酒場でのシーンの女エミーを前に大勢の男達がやって来て酒を飲むシーン、ここでの男達の煙草の吸い方までやたらかっこ良くて、かっこ良い代表と言えばダンの男の優しさ、更にそんなダンを最後は自らの命、危険を承知の上に守って列車へと乗せて消えていくベン、二人(ベンとダンを乗せた汽車、それを見送る奥さんと保安官、そこで空からの大量の雨、まるであの雨が二人のその後の幸せを祈っているような何とも言えない気持ちの良さ、気持ちの良い男二人の友情と女性達の美しさと美しいメロディ、モノクロの画面もこれまた素晴らしい。それにしてもこれほどの傑作なのに私を除いて7人しかコメントがないなんて、勿体無い。もっと多くの方に見て貰い、昨日から関東エリアでは公開中のリメイクを見た人、そうでない人、これから見ようと考えている人達にもみんなに見て欲しい。そして、西部劇の素晴らしさを体験して貰えたらと思う。皆さんのコメントが本当に素晴らしすぎて私にはもう皆さん以上の素晴らしいコメントを書くことが出来ないが、とにかく素晴らしい映画です。
[DVD(字幕)] 9点(2009-08-09 21:13:53)(良:1票)
5.  ケープ・フィアー
怖い。怖い。そして、しつこい。物凄い執念のロバート・デニーロ!この諦めない姿勢を少しでも学びたいとは思うけど、こうはなりたくはない。ここまでしつこいと流石に冷める。このロバート・デニーロのしつこさは閉店の音楽が鳴って、もう皆、帰っても最後までしつこく打ち続けるパチンコ屋の客みたいだ。
[映画館(字幕)] 6点(2008-10-06 23:01:36)
6.  ゲッタウェイ(1972) 《ネタバレ》 
これはもう、何と言ってもスティーブ・マックイーンがかっこ良い。とにかく全てにおいて本当に男の中の男っぷりを遺憾なく発揮している。黒いスーツ姿に銃を構える姿のかっこ良さときたら、男の私が観ても惚れ惚れしてしまうぐらいのかっこ良さ、スティーブ・マックイーンの魅力の一つに渋さ、そして、クールであること。また愛する者(女)への愛情表現の仕方も何もかも本当に渋くてかっこ良い。そんなスティーブ・マックイーンが連れ添う女(自分の女房)アリ・マッグローと手を取りながらゴミ回収車の中から脱出する場面なんて、本来なら汚く見える場面なのに、それが驚くほど美しく見えるのは、これはイチにもニにも監督であるサム・ペキンパーの美のセンス、それは殺しの場面においても同じで最近の映画の多くに見られるやたらリアルなだけで美というものを感じないものとは一味も二味も違う一つの絵のような映像の美しさ、殺しのシーンをいかに美しく描くかということ。その意味でこの映画の殺しのシーンはどれも美しい。一つだけ例を挙げるとマックイーンをはじめ、男達が銃を撃つ時は血は出るものの、大げさには映さずに何気に映すだけ、更にアリ・マッグローが男に対し銃を撃つ時にはけして、近くでは映さずに遠くから映す。女性に対するいたわりを感じることが出来ます。そのいたわりについても言わせて貰うと血が出ているアリ・マッグローの額を優しく拭いてあげるスティーブ・マックイーンの男らしさ、優しさ、これは単なるアクションものを超えた愛する者通し、男と女の再生ドラマ、ロードムービーでもある。
[DVD(字幕)] 8点(2007-10-29 22:25:49)(良:1票)
7.  激突!<TVM> 《ネタバレ》 
若き頃のスピルバーグの才能を示した傑作!この映画の凄いところ、良いところは見せない演出!つまり同じようなことが「JAWS」にも言えることなのだが、トレーラーの運転手の顔を見せない演出が素晴らしい!だからこそ最後まで緊張感のある映画になったと思います。それともう一つ!トレーラーを追い越した男が追い越したトレーラーに追い掛け回されるというこれほど単純な設定でも撮り方によっては傑作が作れるということを証明した傑作です。
[DVD(字幕)] 9点(2005-06-10 21:35:42)
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